浅黄・2025-09-07
天国への案内人
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軽やかな足取りの君
続く影を踏み歩く僕
もしも叶うなら君と
同じ光に成りたくて
昨日と今日の境い目で
私は未だ動けずに居る
何処を向いても貴方の
痕跡が残っているから
水を湛えた視界に映る景色が
生まれたての様に綺麗な理由
土砂降りの雨を宿した双眸は
雑踏の中誰の眼にも映らない
かけがえのない
君との一瞬を
限りある永遠に
留め置く為に
目蓋を瞬かせて
誰にも奪われないよう
君との一夏を反芻する
痛みが生じるからこそ
何時までも新鮮に香る
心から笑えて素が出せる
ありのままの私で居られるのは
君のおかげだから本当にありがとうね
小さなことで良いから
君との咲かせた笑顔を幸せと気付いて
私の宝物にしちゃいましょう
あちらこちらで擦れて
滑らかになった破片は
何処へも流れゆかずに
時々胸の中でさざめく
孤独と嫉妬に笑顔は消えて
甘酸っぱい妄想に涙を落とす
いつの頃からか暗夜に安らぎを灯した
黎明に歌う鳥の声が痛かった
貴方の飾らない笑顔が好き
四季折々の表情は私を魅了するから
永遠に変わらずにいつまでも
その笑顔を私に見せてほしいの
暁に滲んだ過去の傷跡
飛び降りようともがいた夢の跡
馬鹿にされたのが嫌だったから
痛みごと抱えるのが楽だった
こんな棘さえも私の一部だから
いちいち君の反応を気にしてる私
予想外に君が私を振り回してきて困るの