︎︎・2025-07-26
心に穴が空いた
ヨルシカ
忘れたい脳裏を埋めきった青空に
君を描き出すだけ
ずっと叶えたかった夢が
あなたを縛っていないだろうか
底の抜けたカップで愛を呑む君に
気づかないフリして心を注いでる
喉が渇くとか
心が痛いとか
人間の全部が
邪魔してるんだよ
追いつけないまま大人になって
君のポケットに夜が咲く
僕の苦しさが月の反射だったらいいのに
ずっと叶えたかった夢が
貴方を縛っていないだろうか?
それを諦めてもいいと言える勇気が
少しでもあったら
喉が渇くとか 心が痛いとか
人間の全部が邪魔してるんだよ
体温を分け合ったはずの彼女は
朝になったら、
見知らぬ花弁と化していた。
最低だ 最低だ 言葉なんて冗長だ
君の人生は月明かりだ
有りがちだなんて言わせるものか
最低だ 最低だ
笑われたって仕方がないわ
最低なんて語呂だけの歌詞だ
人生、二十七で死ねるなら
ロックンロールは僕を救った
考えるのも辞めだ!どうせ死ぬんだから
今も、愛も、過去も、夢も、
思い出も、鼻歌も、薄い目も、夜霞も、優しさも、苦しさも、花房も、憂鬱も、あの夏も、この歌も、偽善も、夜風も、嘘も、君も、僕も、青天井も、
何もいらない
八月、某、月明かり/ヨルシカ
ねぇ考えなくてもいいよ
踊り始めた君の細胞
この音に今は乗ろうよ
乗れなくてもいいよ
これから先のもっと先を
描いた地図はないんだろうか?
笑え、
真面目な顔で澄ましてる
実はあんたもまともじゃないのさ
朝の報道ニュースに
いつか載ることが夢だった
その為に包丁を研いでいる
いつかとても
追いつけない人に出会うのだろうか
いつかとても
越えられない壁に竦むのだろうか
いつか貴方も
それを諦めてしまうのだろうか
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わっていく
ゆっくりと変わっていく
アルジャーノン/ヨルシカ