#友達

ひとりで居ると溢れる涙も

君となら自然と笑顔になれるから

私の居場所をくれてありがとう

私という人生の物語に

君というかけがえのない存在が必要だったの

待つことも大事って言うけれど

待つことを楽しめる程強くはなれない

そんな器が広ければ悩んでないよ

出逢えた奇跡にありがとう

待つこと程辛いことはないんだ

でも時間が経てば状況が変わって

結果的に私にとって味方してくれることある

遠いあの日


立ち昇る入道雲と

肌をさすような日差し

アスファルトの焼ける匂い

ちびちびと飲む残り少ない水筒の水

夏の暑いやら涼しいやらの音たちが

五感を刺激するあの夏の日



君と交わした他愛もない夏の約束は、

ひとつも果たせず秋空に消えた

空は繋がってるから

君の笑顔を思い描く

幸せだったらいいな

笑ってたらいいなって

そんな世界を思い描くんだ………

貴方の飾らない笑顔が好き

四季折々の表情は私を魅了するから

永遠に変わらずにいつまでも

その笑顔を私に見せてほしいの

笑顔から少しずつ透け出す本音

上げられる口角と揺れる瞳の奥

脆さすら愛しく感じる私の負け

空に伸ばした手が空気をなぞる

届かぬ想いは指先に残ったまま

抜けた先のトンネルには

明るい幸せがまってるのかな

天使みたいだなんて笑ってた

本当にいなくなると知らずに

少しでいいから味わってほしいの

君が吐き出す愛なら飲み込むから

君が見ていた世界を知らない

心が温まる瞬間も心臓の鳴り方も

逃げたい戻りたい光の過去へ

消えない消せない貴方の面影