#同性愛

花香り鼻をはらりと蔓延り

うろこ雲が似つかず青空を

繕う向こうは何があるのかな

花宮

男

ピアス　香水　

夜行性

1番欲しいものは
いつだって
手に入らない。

母さんに、自分がレズビアンってことと女の子と付き合いたいってことを打ち明けたら、
「今はなんでも自由な時代やからね、いいんじゃない」
って言ってくれた。
たまになんなこいつって思うときもあるけど、こういうところは最高の親やなって思う

受け止めきれない過去を
誰かに話しても仕方ない。

どこにも行かないのは
どこにも行けないから。

手を差し伸べて欲しいのではなくて
隣にいて欲しい。

どうしたって
貴方を繋ぎ止める自信が無いの。

とめどなく溢れるこの感情が

あなたをいつか幸せにできる日まで

元彼から性被害受けてやっと別れられて、けどまだ怖くて怖くて恋愛なんてもうしないって思ったよ。

なのに先輩に出会って、毎日可愛いかっこいいって思っちゃって隣に立つだけでドキドキしてちゃん付けで呼んでくれるのが大好きでもう頭がおかしくなりそう、

"恋"とは認めないけど、特別なんです

1番可愛い姿で会いたいのに

1番着飾らずに会いにいける

一方的な「好き」は迷惑でしかないから
この気持ちは一生伝えません。
先輩と同じ学校、同じ部活、名前を呼んでくれる、一緒に帰れる、それだけで十分なんです、

あなたのために嘘をつけるほどの愛でありたい

あなたがひまわりのように笑いかけるたびに

私は太陽にでもなったつもりで、

私が私である意味を抱えていられる

あなたが私が知らない私を知っていることで

それだけで心が暖かくなるようなそんな人

ひとり眠れない夜があるなら

あなたのおかげで食べれるようになった

野菜の数でも数えよう

苦しいだけの想いを
棄ててしまいたい


もっと傷つくように
痛いと泣きじゃくれるように

偽りのキスを

肺に映った貴方の香水が

貴方が吐き出す甘やかな毒が

私の中に影を落として熱を咲かせる