はじめる

#夢小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全485作品・

‎⑅⃝ ꒰*.+゚ 夢小説 *.+゚꒱‎ ⑅⃝



※注意🚨⚡

︎︎⚪嘴平伊之助くんに心当たりがある方
⚪夢思考などに理解が無い方
上記に当てはまる方は閲覧をおすすめできません💦






💭half Anniversary💭




『伊之助ちゃん!!ハーフアニバーサリーだよ!!!!!』


そう唐突に切り出したのは、他でもない、私だった。



「はぁ?」とでも言いたげな目で、私を睨みつけているのは、私の大好きな彼。




『今日ね!50日!私たちが付き合って、50日!!』


興奮している私とは裏腹に、眠たそうな目をこちらに向ける伊之助くん。





『あ、嘴平って記念日とかどうでもいい系人間?』


『記念日とかどうでもいい系人間……ってなんだよ。』


『いやこっちが聞きたいんだけど、』



なんて、いつもと同じような、カレカノには到底思えない会話ばかり。




『んで、記念日だから、どーしたんだよ、なにかして欲しいことでもあんのか、?』



あれ、気のせいだろうか、伊之助くん、なんか今日優しい。


異様に私に冷たい伊之助くんが、、、、優しい。




『記念日ってすげぇ……。』


『は?』


『あ、なんでもないっ!え、えっとね、、』


『そろそろ時間切れになるけど、』


『ままままって!伊之助くん!』



あ、やっぱりこの呼び方したらちゃんと話聞いてくれるんだ、なんて思いながら、


私は必死に小さな脳みそで考えていた。




『伊之助ちゃんを!抱きしめたいです!』


『って言いながらお前今俺の事抱きしめてるけど、』




たぶん伊之助くんのことが愛おしすぎて体が勝手に動いちゃったんだよ、なんて


口が裂けても言えないけれど。






ふいに、頬に暖かいものが触れた。



『え、その感触、伊之助くんの唇。』



『なんで感触でわかるんだよ。』


ちょっと引いたような顔をして見つめてくる君。




でも、やっぱり何も言わなくても君は、


私がして欲しいことの倍以上のことをしてくれるって、今日改めて思えたことが、


嬉しくて仕方なくて、


いかにも「きもちわりぃな」と言いたげな目さえも愛おしく感じてしまう私は、



もう、すでに君の虜なんだって、


そう思えた、記念日。

✟ ✡ 橙華 ✡ ✟ 明日鬼滅見に行くっ・2020-09-29
inosuke×yuna
夢小説
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記念日

*⑅୨୧ 夢小説 ୨୧⑅*


※羽風薫に心当たりがある方
 夢思考に理解がない方
上記の方は閲覧をおすすめできません。





┯とある日の“かおゆな”┯



「きゃぁぁ!もう無理!しんど!はぁ好き!」


数秒に1回と言っていいほどの頻度で叫び、

1人でブツブツ呟いている、、、私。



「なーに叫んでるのー??」


久しぶりの甘い声にビクッと跳ねてしまう。


「んんん?!その声!薫くんでしょ?!」

「せいかーいっ♪」


そういえば薫くんに合鍵を渡していたことをすっかり忘れていた。




『私がお姉様の心を盗んでみせます…!』


そうこうしているうちにKnightsの推しくんがかっこいい言葉を発すものだから、

私は完全にそっちに目が釘付けになっていた。



「んああかさくん!なんなの!もう盗まれちゃってるよ?!」


視界の端に、こちらを見つめる綺麗な顔があることに……気づくのと同時に抱きしめられていた。



「え、薫くん……??」


「こういう気持ちを、嫉妬っていうのかな」


「……?」


「なーんてね?」



いかにも悪戯っ子と言った笑みで私の顔を見つめてくる君。



「薫くんさ、だめだよそういうの。」


「え?」


「好きでもない女抱きしめちゃうとかだめだよ。」



私の言葉のせいか、薫くんはなぜか落ち込んだような目をしてしまった。



「……薫くん?」


「俺はゆなちゃんのこと…好きなんだけど?」



わかるぞ、わかる。私は騙されない。


こうやって彼はたくさんの女の子をおとしてきたのだろう、恐るべしイケメン。



「はいチャラ男さんはさようならー」

「えー本気なんだけどなー?」

なんて、いつもの会話を繰り返しながら、私たちは楽しい時間を過ごした。





…………抱きしめた時の瞳が、いつもと違う、本気の瞳をしていたのは、


気のせいと言うことにして。

✟ ✡ 橙華 ✡ ✟ 明日鬼滅見に行くっ・2020-09-23
夢小説
夢思考
同嫁拒否
同嫁断固拒否
同担拒否気味
kaoru×yuna

夢小説 ໒꒱· ゚


※夢思考に理解がない方
直井文人に心当たりがある方
上記の方は閲覧をおすすめいたしませんっ。







┯ ~彼なりのご褒美?~ ┯



じーーーーーーっ


そんな効果音が付きそうなくらい、彼を凝視しているのは、

そう、テスト終わりのご褒美を欲しているから。


だけど、まっっっったくこちらに視線を投げてくれない彼に対して、

ついに耐えきれなくなった。



『なーおーいーくん!!!』


「ん?」


『まだですか!!!』


「なにがだ?」


そんな可愛いキョトン顔をされても私は揺るがない、そう決めて彼を睨もうとするが、

彼の整った中性的な顔を睨むのは私には不可能だった。




『んへへ~相変わらず綺麗なお顔~へへ』


「勝手に見つめて勝手に叫んで勝手にデレデレするな。
 神である僕にそんな勝手な態度を取ると痛い目を見るぞ?」



いつもの私を蔑む言葉だって、1週間ぶりとなると、ご褒美にしか思えない。


いや、私にとっては1週間ぶりじゃなくてもご褒美だが。




『……って!!!そうじゃなくて!!ご褒美待ちなの!』


「?ご褒美ならもう与えただろ。」


『え、いつ?』


「今喋ってやってるだろ。これがご褒美だ。神である僕と低能な貴様が話せているんだ。
 これがご褒美以外の何になる?」



あ、そうだわ。そういえばこの人こういう人だったわ。うん。


『そ、そうだね……。こ、これが、、、ご褒美……うん。』



そうブツブツ呟いて、私は部屋を出ようとした。

でも、彼の綺麗な声がそんな私を引き止めた。



「ちょ、ちょっと待て。どこに行くつもりだ?」


『え?日向くんのとこ。日向くんもね、ご褒美あるからがんばれって、テスト前言ってくれたの!』


「行くな。」


『うん。……ん?って、え?なんで?』



彼の相変わらずの命令形には慣れているが、なんだかいつもと様子が違う気がした。




『直井くん?どしたの?』


「いいからここにいろ。神の命令に逆らう気か?」


『……だってご褒美終わったんでしょ?それなら私は日向くんのとこに……』




そう言って今度こそと部屋を出ていこうとした私を引き止めたのは、

驚くことに、彼の華奢な腕だった。


『え、な、直井くん?』


普段、全く私に触れてくれない彼が、私に触れている。


嬉しくて、思わず上がってしまう口角を元に戻そうと必死に感情を抑えながら、

私はいたって冷静を装って彼を見つめた。



『……………』


「そ、その、ご褒美は、、終わって、ない……。」


『へ、?』


「今日だけ特別に、抱きしめてやってもいい。」



少し頬を赤らめながら言う彼を見ていると、

もしかしたら脈アリなんじゃないかと錯覚してしまいそうになる。



数秒間の沈黙。


だけど、彼はまだ突っ立ったままだ。



「おい、まさか僕からするとでも?」


『え、違うの?!』


「思い上がりすぎだぞ、貴様。」



だ、だって!“抱きしめてやってもいい”って!その言い方は直井くんからするやつじゃん!

と反抗しても彼は微動だにせず、突っ立ったままで、、。



『じゃ、じゃあ、私から、しましゅ……噛んだ。』


「こういう時噛むなんて、貴様らしいな……。…ほら、こい。」



そう言って珍しく微笑んでいる彼に、思わず勢いよく抱きついてしまいそうになるのを抑え、

ゆっくりと抱きしめた。


そんな私の腰に、慣れない動作で手を回してくる彼に、少し安心する。




『ねね、直井くん。』


そのまま想いを伝えそうになり、急いで口を噤む私。



第一、期待しちゃいけない。


この抱擁は、そういうのじゃない。


“テスト終わりのご褒美”なのだから。




だけど、このままこの幸せな時間が続けばな、なんて思った私を彼は強引に引き剥がした。


「長い、離れろ。」


『え、待って、短い。てかせっかく雰囲気良かったのに!!』


「黙れ。」



いつもはそれで終わるはずなのに、彼はこちらに不敵な笑みを見せ、そのまま立ち去って行った。



『期待……させんな、ばか。』

✟ ✡ 橙華 ✡ ✟ 明日鬼滅見に行くっ・1日前
naoi×yuna
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ガチ恋

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に485作品あります

アプリでもっとみる



私の推し様の中で、

ストーリーで匂わせして、
私の事不安にさせそうなの
誰だと思いますか?

私と推し様は付き合っています。


というか、例のあの曲に合わせて
失恋系の夢小説書きたいな~と思ってるので、
書いて欲しい人教えて。

音 街 に こ・3日前
質問
夢小説
本垢のトークでも贈り物でも








夢小説注意🥂𓂃𓈒𓏸𓍯







ある日私は奏汰くんとお家デートをしていた時のこと

私『奏汰くんゲーム持ってきたの、だから一緒にゲームしない?』

奏汰「げーむですか?なんだか『たのしそう』ですね~♪どんなげーむなんですか?」

『えーっとね、海の中を冒険するゲームなんだ、奏汰くんこういうゲーム好きかなって思って(*´ー`*)』

「うみのなかをぼうけんするげーむですか、なんがかぼく『わくわく』しちゃいます♪」

『でしょでしょ!後ね、なんかバトルモードってのもあるらしくて罰ゲームありで勝負してみない?負けたら勝った人の言うことを聞くっていう罰ゲームとか!』

「なるほど、いいですね!じゃあさっそくやりましょう~♪」

実は私…物凄くゲームが苦手である。
だけど奏汰くんはゲーム初心者っぽいから余裕だと思っていた、この時までは…

『え、嘘でしょ…奏汰くん…強すぎない!?』

そう、見事に敗北したのです…。( ;꒳​; )

「『らくしょう』でした~♪」

『奏汰くん…罰ゲームはやっぱり無しで…』

「みゆからいいだしたんですから、いまさらなしにはできません。(⑉・̆н・̆⑉)」

『はぁ…じゃあ何かお願いしたい事とか、何か欲しい物買って欲しいとか、なんでも言ってください…。』

「じゃあ…ぼくがいま『いちばん』ほしいものをおねがいしてもいいですか?」

『奏汰くんが本当に欲しい物だったらね、』

「ぼくみゆがほしいです。」

『え?奏汰くんどうしちゃったの?急にそんな事言い出して…』

「そのままのいみですよ、ぼくはみゆがいま『いちばん』ほしいです」

『しょうがない…罰ゲームだし、今回だけね…///』

この後めちゃくちゃs(((((ごめんなさい黙ります

マイ(:]ミ+*・+.@NOTE辞めようかな笑・2020-09-22
夢小説
夢女子
深海奏汰
残念ながら健全ではない😇







夢小説です💍𓂃𓈒𓏸𓍯








これは私と奏汰が付き合う前の話

私『そういえば、奏汰くんって好きな人とかいるの…?』

奏「すきな『ひと』ですか…すきなひとならいますよ♪」

そっか…そうだよね。奏汰くんにも好きな人…いるよね……。その好きな人が私だったら良かったのに。

『因みにその好きな人ってどんな人なの…?』

「おさかなさんがすごくすきなすてきな【
『ひと』ですよ♪」

『そっか…。』

これで確信を持てた。奏汰くんの好きな人が私じゃないって事を…実は私も魚は好きだが奏汰くんには魚が好きなことを伝えていない。

「みゆは『ほんとう』に『どんかん』ですね…」

『ど、鈍感!?どうして急に私が鈍感って言われてるの!?』

「そういう『ところ』ですよ」

「え…?奏汰くんそれってどういうこと…?詳しく説明を…」

全く理解が出来なかった。奏汰くんの言ってることが、

「つまり、その…ぼくのすきな『ひと』はぼくのめの『まえ』にいるってことですよ…それぐらいわかってください。」

『奏汰くんの目の前にいるって事はつまり…えっ?』

「まだわからないんですか…?」

『い、いや流石に理解出来たけど…ちょっとびっくりしちゃって…。』

「それで、『へんじ』はどうするんですか?」

『へ、返事って今ここで!?こ、心の準備をさせて!?』

「わかりました、すこしだけ『待ち』ます。」

あ、少しだけなんだ…。

『心の準備、出来たよ…』

「それで、『へんじ』は…」

『わ、私も…奏汰くんの事が….好き///(小声)』

「ごめんなさい…よく『きこえません』でした…。」

『だ、だからっ私も奏汰くんの事が好きなの!(大声)』

「きゅうに『おおごえ』ださないでくだだい、うるさいです…。」

『へ、返事したよ!?///それで奏汰くんはどうするの…///』

「ぼくたちは『りょうおもい』だから…」

『そうだよ…///』

「だから、ぼくと『つきあってください』」

『そんなの「はい」以外選択肢無いじゃん…。…よろしくお願いします…///』

その後2人仲良くお互いの家に帰ったのはまた別のお話( ˇωˇ )

マイ(:]ミ+*・+.@NOTE辞めようかな笑・2020-09-25
夢小説

🌹ここはどこ🌹




-----------------




私が目を覚ますと美しい顔が目の前にあった。


冠を被った赤い髪の男の子が


横になった私を見つめている。


「あれ?私...」


赤と白に統一されたすごく綺麗な寝室に私は寝ていた。


「大丈夫かい?」


男の子が話しかけてくれる。


「あ、大丈夫です。ありがとうございます。」


どうしてこの子はこんなに心配そうな顔で


私を見つめるんだろう。


「あの、どうかされましたか?」


「いや、なんでもないよ。すまないね。」


どうしてそう悲しそうな顔をするんだろう。


今私が疑問に思ってることを口にする。


「あの、ここはここはどこですか?」


男の子はすごくびっくりした顔で私を見る。


「...」


男の子は今にも泣きそうなくらい目に涙を貯めている。


どうしたんだろう。


「あ、もしかして私酷いこと言ってしまいましたか...?」


私はすごく罪悪感に満ちていた。


「...だ、大丈夫だよ。」


そこに緑色の髪と目にハートマークのある男の子、


目にスペードマークのある男の子、


前髪を上げている男の子が入ってきた。


「リドル、監督生は大丈夫か?」


監督生?誰だろう。それ。


早く学校に行かなきゃな。でも行きたくないなぁ。


どうせ行っても...


「あれ、私...」


私は気がついたら泣いていた。


不安と恐怖で脳が混乱したんだ。きっと。


5人が慌てたように心配してくれる。


急に赤色の髪の男の子が私を抱きしめる。


知らない男の子だったから私はとっさに逃げようとした。


でも何故か身長が低いのに暴れても逃げ出せない。


私は諦めて1時間ほどその男の子の胸で大泣きしていた。


あとの4人の男の子はただ私たちを泣きそうな目で


見つめていただけだった。


すると赤色の髪の男の子が私に急に話しかけてきて、


「覚えていないのかい?ここでのことすべて。」


男の子も泣いていたみたいで、声が震えていた。


「ごめんなさい。何も...」


「そうかい...」


私はここでの事を全て教えてもらった。


私が魔法が使えないのに魔法学校に召喚されたこと。


グリムという猫の監督生を努めていたこと。


ハーツラビュル寮という寮に住んでいたこと。


私がこうなってしまったのは戦いの時に相手の魔法が


私に当たってしまったかららしい。


「そして...」


赤色の髪の男の子は急に顔を赤くして話をしてきた。


「君は僕の...」


もう少しという所で「また今度言えそうな時に言うよ。」


と言われてしまった。


なんて言おうとしていたんだろう。

💚高橋(ユギ) すみれサマ¨̮♡︎DD化・2020-09-16
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リドル・ローズハート
トレイ・クローバー
エース・トラッポラ
ケイト・ダイヤモンド
デュース・スペード
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🎀夢小説🎀








『赤が重なる時』








彼と出会ったのはまだ長袖が必要な時期だった。
闇夜の中空を舞う花弁と小さく灯る炎
桜の匂いに交じって鼻腔をくすぐった煙草の匂い
あの日のことは色褪せることなく私の中に残ってる。



「学生さんか?こんな時間に珍しいなぁ」

「……夜風にあたろうと思って」

「せやけどこないな時間に女の子が1人で歩くっちゅうのは危ないやろ」

「別に、護身術は心得てますから」


聞きなれない関西弁。
ここに来て数年は経つが関西弁の人に会ったのは初めてだ。
彼が最近こちらにきた人物なのか
それとも私が気づかなかっただけなのか
どちらにせよ物珍しいことに変わりはない。


「ちょっと時間ある?」

「…なんでですか?」

「折角やしうちの店寄って行かへん?」

「怪しいお店なら断りますが」

「そんな怪しい店とちゃう、健全なお店や」


ふーとタバコの煙を吐きながらこちらに手を差し伸べてくる。
取らない、という選択肢もあったはずだ。
何時もならこんな怪しい誘い断るはずなのに
夜桜特有の雰囲気のせいなのか、はたまた
なれない煙草の香りに誘われてか
躊躇うことなくその手を掴んだ。


「ほな、ここがうちの店」

「BarHOMRA」

「そ、なかなかえぇ店やろ」

「怪しくないって言いましたよね?」

「おぉ言うたで、なんも怪しくない店やないか」

「私は未成年です。未成年相手にBarを紹介しますか?普通」

「別にジュースもあるけど」

「そういう問題じゃなくて…!」


私の話なんて聞く耳ももたずグイグイと店内に押し寄せられる。
ドアベルの音ともに中に入れば
世界から切り離されたような場所が広がっていた。


「…すごい、」


Barなんて初めて入ったけど独特な空気と
お酒の甘い匂い、薄暗い照明全てがあわさって異質な世界をつくりあげていた。


「せやろ、俺の自慢の店やからなぁ」


自慢げに腕を組む姿もこれなら納得だ。
今日は定休日らしく店内に人はいない。
案内されスツールに腰をかける。


「で、お嬢さん何飲みます?」

「何がありますか?」

「ある程度のもんなら用意できると思うけど」

「じゃあ水で」

「ふっ、なんやそれ」

「こんな時間に甘い飲み物飲んだら太りますから」

「そないな事言うたらこんな時間に起きてるのも肌に悪いで?」

「それとこれとは別なんです」


苦笑しながらも水を渡してくる。
お洒落なグラスに入れられた水はどこかいつもと違う味がした。
きっと気の所為なんだろうけど。


「名前、なんて言うん?」

「…めろ、柊めろです」

「めろちゃん、か。ええ名前やな」

「別に、普通ですよ。」

「そんな謙遜することないやろ」

「貴方は?名前、なんて言うんですか」

「草薙出雲。出雲って呼んでや」

「…よろしくお願いします、草薙さん」



ほんまつれないなぁ…なんて肩を竦めて笑う姿も様になる。
きっと何人もの人がこうやって彼の虜になってきたことだか想像するのは他安かった。


時計を見れば11時を指す針。



「私、そろそろ帰りますね」

「もう帰るん?」

「時間見てくださいよ、もう11時です」

「じゃあ送ったるわ。ちょっと待ってな」


大丈夫です、なんて言う隙を与えてくれない。
急いで店内の戸締りを始め私の前に手を差し出してくる彼。



「お手をどうぞお嬢さん」

「…ありがとうございます」



申し訳程度にその手を掴み彼のエスコートに付き従う。私が手を掴むのを確認して満足気に笑うその表情。彼の思うつぼだと思うと少し癇に障る。


「この道をまっすぐ行って三本目の角を左に曲がってください。そしたら着くので、」

「なんや、意外と近いんやな」

「そう、ですね。でもあんなとこにBarがあったなんて初めて知りました」

「いつでも遊びに来てもええから」

「…気が向いたら行きます、」

「約束やで」

「あ、ここです。ありがとうございました」

「それじゃ、お休みな」



ドアを開けて車から降りれば冷たいよ風が頬を撫でる。
さっきまで体内に残ってた温もりが指先からどんどん消えていく。まるで夢を見ていたとでも言うように。


もう一度だけ車にお辞儀をして玄関に向かった。
きっともう会うことは無い赤のクランズマンさん。

柊 めろ・2020-09-17
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夢小説








⋆͛夢小説注意⋆͛








今日は待ちに待った大好きなアイドルのライブ!いざしゅっぱーつって出掛けようとしたら、マヨイくんが抱きついて来て動けません、、、

私『マヨイくん、お願いだから離してぇぇぇぇぇ!!!』

マ「絶対嫌ですぅぅぅ!!」

『マヨイくん…本当に私の事が好きなら離して、、、今日は大事な日なの…』

「じゃあみゆさんも本当に私のことが好きだったら行かないでください…」

『家に帰って来たら好きなだけ甘えていいから…本当に今だけだから…』

「1秒でもみゆさんがいないと不安になります…。」

困った、、、マヨイくんよ、、どうして当日になって引き止めるの、、、

『こうなったら最終奥義を使うしかない…』

私はマヨイくんの弱みを握っている…だから私は最終奥義を使うことにした、、、

『マヨイくん!一瞬だけこっち向いて!』

「はい…なんでしょうか…」

(チュッ

『行ってきまーす!』

こうして何とか私は逃げ切る事が出来た。

この頃マヨイくんは大変な事になっているとは知らずに、、、

礼瀬 マイ(:]ミ*.・+.・*・2020-10-05
夢小説








『この届かない愛に終止符を』








疲れた
脳内に突発的に現れた言葉。
朝からくだらねぇ揉め事を起こされ溜まった書類の作業、戦闘具の手入れに部屋の掃除、それからついさっき聞いたメロの話。


正直にいえばもう勘弁してくれ、としか言いようがない。
次から次へと降ってくる話はどれも想像の斜めをいくようなものばかりでどれだけ時間があっても処理しきらねぇ。




「寿命があと3年だと?」


誰に聞かれることも無く盛れた言葉。
あまりにも突飛な話に頭が追いつかない。
そもそもなんでエルヴィンは俺にこの話をしてきたんだ。
あいつと俺は特に関わりがあるわけでもねぇ。共通点なんてただ所属兵団が同じだけ。朝飯を食う時に顔を合わせるか合わせないかくらいの仲だ。




だがそれより不可解なのはそんなあいつの事をいちいち気にかけてる俺がいること。
この気持ちが何なのかなんて考える必要は無い。明日なんてもんが確証されない俺たちにそんな暇は与えられる訳もなくただ任務を全うするだけだ。




「リヴァイ兵長のそばに置いてください」


さっきのあいつの言葉が離れない。あらかたエレンの監視任務に就きたいとかそんなことなんだろうが、言い方ってもんがあるだろう。





「リヴァイ、入るよ」



ノックもなしに聞こえた声。嗚呼めんどくせぇなあ




「何の用だ」

「リヴァイも聞いたんだろ?メロの話」

「…あぁ。いつから此処は厄介事の引受所になったんだかな」

「ははっ、ほんと問題児ばっかだよ」


珍しく疲れきってるのか乾いた笑みを張りつけたままソファーに腰を下ろす。勢いよく座るな、埃がたつだろうが。



「エルヴィンも酷だよね、意見を聞かせろだなんてさぁ!第1何の意見なのかも教えてくれないし」

「あいつの事だ。また何かろくでもねぇ事を考えてるんだろう」

「…リヴァイはさ、どう思う?」

「どうって何がだ」

「メロのことに決まってるだろ!」

「元々俺たちの命だって長くはねぇ、いつどこで何が起きるかわからねぇからな。3年より先に逝っちまう可能性もあるかもしれねぇ」

「そっちじゃなくて!!これだよこれ!!」

「あぁ、このバカみたいな桁数の討伐数か」

「これをメロがやったって本当に信じれるかい?」

「…あいつの体格や技術からしたらどう頑張っても考えられねぇだろ」

「しかも、憲兵団が隠してたんだからねぇ」

「ちっめんどくせぇな」

「その割には随分仲良くしてるじゃないか」

「…どういう意味だ」

「メロとだよ。リヴァイって人と余り関わらないだろ?だけどメロにはよく構ってるところを見かけるからさ」

「気の所為だろ」




ハンジの瞳が鋭く俺の方を見る。
何かを考えてるような射抜くような、普段ならしない表情に真意が汲み取れない。

数秒の間の後大きな溜め息が聞こえた。


「まぁどうしようがリヴァイの勝手だけどさ、
あの子と重ねてるつもりならやめてあげなよね」

「だからてめぇはさっきからなんの話しをしてやがる」


俺の返事が気に食わなかったのか人を小馬鹿にしたような表情で見てくる。今すぐにでもそのメガネをぶち破ってやりたい。

じゃあまた明日、なんて勝手に部屋を出てく姿がさらにムカついた。なんだあいつは勝手に来て勝手に出ていきやがって。人の話を聞く頭もねぇのか。



ようやく静かになった部屋。冷静になるために深呼吸をすればまた脳内で繰り返されるメロの言葉。



…なんでこんなにイライラすんだ

マシュ・2020-10-13
この届かない愛に終止符を
夢小説


꒰ 君のために ꒱


⚠戦隊 夢小説注意
赤い虎さんとのちょっとしたお話。

+夢小説、夢思考
+半nmmnの二次創作
+自己満

上記の3つにご理解がない方は
Uターンをお願い致します🙇🏻‍♀️

不快になられた方はミュート推奨です。






━━━━━━━━━━










「ジャンくんっ!」


私がそう彼を呼ぶと、明るい髪のその人は
こちらに振り向きパァっと顔を明るくした。


「にこか!なんだ?なんか用か?」

「はい、これ、なつめちゃんに教えて貰って作ってみました…、」


こちらに駆け寄ってきてくれたジャンくんに、
なつめちゃんに教えて貰ったそれを差し出す。


「あっ、これ、豚の角煮か!?」

「初めて作ったので上手くいってるか分からないですけど、」


そう、彼の大好物である“豚の角煮”。
初めてなつめちゃんから食べさせて貰っていた時、その美味しさにとても驚きながらも、美味しそうにしていたのを覚えている。


「ジャンくんにはいつもお世話になっているので…ありがとうの気持ちを込めて作ってみました。」

「、じゃあこれ、にこが俺のために作ってくれたってことか?」

「ふふ、そうですね」


ジャンくんのためですよ、と言って笑うと彼の顔が、またパァっと明るくなる。


「~~っ!俺めっちゃ嬉しいぞ!ワキワキだ!!」

「あはは、味に自信はないですけど…笑」

「違うぞ、そうじゃない。」


私が苦笑いを浮かべながらそう言うと、ジャンくんは私の言葉を遮るように、真剣に告げる。

あまりに凛とした声に、思わず、え、と顔をあげると、
彼の瞳が私を捕らえていた。


「これが美味いとか不味いとかそうじゃなくて、いやそりゃ、美味い方がもっとワキワキだけどそういうんじゃねぇんだ。

にこが俺のために作ってくれたって事が俺、嬉しい。」


柔らかく笑いながら言うジャンくんに、私の方が嬉しくなってしまう。

彼の笑顔につられて私も笑っていると、ジャンくんがさらに続ける。


「それに、俺のためってことは、角煮作ってる間、
にこが俺の事考えてたってことだろ?
てことは、その時間は俺がにこのこと独り占めできてたってことだろ?」

「なっ…」


ニッ、と笑ってそう言う彼とは逆に、
私の顔にはカァァッと熱が集まるのが分かる。


「ま、豚の角煮なんて作ってなくても、にこはいつでも俺のだけどな。」


彼の長い指がするりと頬を滑る。

その感触に、私は身体は思わずビクンと小さく跳ねてしまった。

恥ずかしさに先程まで合っていた目を逸らす。


「にこ、こっち見ろ。」

「恥ずかしい、です... っっ!?」


指が顎に触れ、半ば無理やり顔の向きを変えられる。


ちゅ、

「大好きだぞ。」

「!!!???」


彼の唇が私のおでこに触れたのは、ほんの一瞬。
それでも、私の体温を再び上昇させるには十分すぎた。

ジャンくんの指は、
もう一度私の頬を愛おしそうに撫で、離れた。


「よぉーしっ!食うぞ!角煮!!」

「っあ、はい、!」


そう言うと、テーブルの上にあった角煮に、一直線に向かうジャンくん。

子供のように角煮を頬張る彼を見てると、ついさっきまでの凛とした姿はどこへやら。

まぁ、これがジャンくんのいい所でもあるのだけれど。


ふふっ、

「ジャンくん、」

「ん?なんだ?」


ちゅっ、

「っ!?!?⸝⸝⸝」

「私も、大好きですよ。」



私はこれからも、

大好きなあなたの為に_。






Fin━

音 街 に こ・2020-10-11
赤色の虎と恋した世界
にこの綴る夢世界💍
夢小説
夢小説💍
夢女子
夢思考
夢思考💍
リアコ
ガチ恋
同担拒否
同担断固拒否
同嫁拒否
同嫁断固拒否
量産型ヲタク
量産型オタク
特撮
スーパー戦隊
獣拳戦隊
獣拳戦隊ゲキレンジャー
特撮女子
ちなみにワキワキとは、ジャン語で、わくわくするとか、そういう意味です。

「起きてくださーい!‪💢ったくもぉ、
朝ごはん冷めちゃうっスよ!」

今日も朝から私の自称ママが
部屋に来て起こしてくれる。
私は朝が苦手だからアラームかけても二度寝するから。

「うん...............Zzz…」

「寝るな‪!💢💢」

「もぉ~!.........」ポスッ

「なにー?......ってわぁ!?ちょっと!」

なかなか起きない私にラギーくんが私の上に跨って
顔を撫で回してくる。ラギーくんの手が暖かくて
優しくて、すごく心地いいから
また眠ってしまいそうだった。

「ラギーくんくすぐったいよ...」

急に手を離したと思ったら緩い恋人繋ぎをしてきた。

「ど、どう...」

私がまだ全部を言い終わる前にラギーくんの頭が
私の顔の横にあった。私がぽかんとしてたら
急に私の耳元に囁いてきた。

「餌がぼーっとしてたら
飢えたハイエナに食われちまうっすよ?」

そういうとラギーくんは首筋に噛み付くようなキスをした。

「ぅあ!痛いっ...」

「いいッスね...その声...笑」

「待って今から学校...」

「起きるのが遅いあんたが悪いんスよ、」

「待ってそれだけはかんべn...」

このあと2人仲良く遅刻しましたーーーー。

💚高橋(ユギ) すみれサマ¨̮♡︎DD化・2日前
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らぎーくんとわたし








『この届かない愛に終止符を』







…腰まで伸びた髪を頭の高い位置でひとつに括る。
新しいシャツに着替えて皺や汚れがついてないことを鏡でよく確認する。きっとあの人のことだ、少しでも汚れがあればまた不機嫌になられるかもしれない。


ハンジさんが手当してくれた手を見て少しだけ勇気を貰う。
肺いっぱいに新鮮な空気を取り込む。大丈夫、大丈夫だ。










ノックは3回。それ以上は許されない。
それから叩く時は静かに、此処に来た時に何度も言われて耳にたこが出来るかと思った。



「…入れ」


ゴクリ、唾を飲み込む音が廊下中に響き渡るような変な感覚に襲われる。いつもならなんとも感じない彼の低く冷たい声が今じゃこんなにも怖いだなんて、


「失礼します」

「メロか、何の用だ」

「先程の無礼を謝りに来ました。いくら感情的だったとはいえ上官に対するあの態度は度が過ぎたと反省しています。いついかなる時も冷静な判断を下すべき兵士としてあるまじき行動でした」



沈黙が痛い。書類の上を走るペンの音。窓から吹き込む風の音。書類を置いた音。些細な物音ですら響く。

つま先だけを真剣に見つめる。怖くて頭があげられない。今彼はどんな様子なんだろう。怒ってる?それとも冷めた目で見下してる?どっちにしろなんの反応もないのが一番の恐怖なことに変わりはない。


「…顔を上げろ」

「…え、」

「さっきのは俺も悪かった」

「なんで、謝るんですか」

「お前がどれだけ真剣に兵団のことを思い尽くしているのか、だなんて少し考えればわかる事だ」

「ですが、」

「俺が悪いと思った、ただそれだけだ。それに関してお前がどうこう思う必要はねぇ。分かったらとっとと部屋に戻って鍛錬でもしてろ」

「…わかりました。
あと、兵長一つだけ頼み事を聞いていただけないでしょうか」

マシュ・2020-10-10
この届かない愛に終止符を
夢小説





『この届かない愛に終止符を』







「それで、何があったのか教えてくれるかい?」




ハンジさんの優しい口調に少し戸惑う。
冷静になってみれば私が一方的に感情的になっただけで兵長はずっと理性的だった。
何を話すべきなのか、どう説明すべきなのか。


堂々巡りから抜け出せない私の前にカップが差し出された。


「話しにくいなら無理に話さなくてもいいんだよ
ただ、すごい辛そうに見えたからさ、」


ね?と語りかけるハンジさんは変人と称される普段の姿とは似ても似つかなくてその温かさに堪えてた涙が溢れてくる。



「は?!えっ、ちょっと急に泣くのは勘弁だって!!」


困ったなぁなんて慌てる様子がまたおかしくて今度は笑ってしまう。
表情がさっきから目まぐるしく動く私はハンジさんから見たら百面相のように見えるかもしれない、なんて考えれば頭の中にあったモヤモヤも薄れてて幾らか気が楽になった気がした。




「お茶いただきます、」


カップに注がれた深いオレンジ色。
喉の奥の乾きを潤してくれると同時に体の奥からじんわりと温まって頭も冷静になってく。




「エルヴィン団長に、言ったんです。リヴァイ班に入れてくれって」

「…うん」

「でも、断られて、兵士に向いてないって言われて、」

「それはまたリヴァイも酷いこと言うねぇ」

「今思えば売り言葉に買い言葉みたいな部分があったのかもしれません。けどあの時はその言葉に全てを否定された気分で、多分怖かったんだと思います」

「怖かった…?」

「約立たずって思われるのが、もう私には此処しか居場所がないからどうしても必要とされたくて、エレン・イェーガーの監視任務に私が着けば皆から信用してもらえるんじゃないかって焦ってて、」

「それは違う。リヴァイ達は決してメロのことを信用してないわけじゃない。もう此処は君の居場所なんだから、誰も君を余所者だなんて思いやしないよ」

「ありがと、ございます」



ハンジさんの言葉が一つ一つが胸に刺さって自分の行動の愚かさと礼儀の無さに恥ずかしくなる


「私、ちゃんと謝ってこようと思います」

「うん、リヴァイもきっと分かってくれるさ」



もう一度お礼をして部屋を出る。
多分顔は涙でぐしゃぐしゃだし洋服も血が着いてるかもしれない。
1度着替えてから兵長の部屋に向かおう。それから団長にもさっきの無礼を謝ろう。

















「メロ・デーア。先天性の白皮症であり稀血。それらが運悪く混じり合い長くてもあと3年の命…か」




書類を読み上げ盛大に溜息を吐く。
そりゃリヴァイが戦場に出したくない、だなんていいたくなる気持ちも分かる。
だけど彼女は自分の命を人類の勝利のために捧げた。その意思は誰よりも強く重いものだ。きっと私たちの言葉なんて届きやしない。無論私たちに彼女の想いを阻害する権利なんてないのだが。



「…はぁ、どうしたものかねぇ」



「ハンジ、私だ。入るぞ」


3回のノックの後部屋に入ってきた彼。少し困ったような表情をしてるのはあの二人の喧騒に巻き込まれたからだろうか。



「エルヴィンから来るなんて珍しいじゃないか!何かあったのかい?」

「この資料を見てほしい」

「…それは」

「メロに関する過去の資料だ」

「…?彼女の資料はもう随分と前に貰ったけど」

「憲兵団が隠蔽していたものだ。先日偶然引き渡されたらしくな」


その偶然の裏で一体どんなことが起きていたのか…なんて考えるのはやめよう。これ以上下手に頭を突っ込んだらどうなるかわかったもんじゃない


「これは、」

「こんな爆弾を隠していたなんて思いもしなかった」

「はははっ、爆弾なんてもんじゃないよこれは」

「早急に目を通してくれ。明日、君の考えを聞きたい」


話はそれだけなのか、足早に出ていく後ろ姿に開いた口が塞がらない。
ほんとに、ややこしい事になりそうだなこれは。

マシュ・2020-10-09
この届かない愛に終止符を
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『この届かない愛に終止符を』




チャンスというのは突然訪れるものだ。
私が兵長にした提案が団長に伝わったのか兵長個人の案なのかはたまた偶然なのか、
理由はなんにせよエレンに近づけるのは良かった。




「…あの、メロさん?」

「えっと、聞こえてますか…?」

「おい馬鹿野郎」


勢いよく叩かれ体が傾いた。
叩かれた方を向けば目だけで人をころせそうな兵長と心配そうにこちらを伺うエレンがいる。


「なんで叩かれたのか納得いきません」

「てめぇなアホみてぇなズラしてるからだろ」

「エレンの観察をしてました」

「なんで俺観察されてるんですか?!」

「貴方がイレギュラーな存在だから」




うぇぇぇなんて微妙に困った表情をうかべる。
こう見てるとほんとどこにでも居そうな青年にしか見えないのに。彼が巨人になるだなんて、想像もできない。


ご飯は普通に人間用でいいのか
体に異変をきたすことはないのか
巨人化の時意識はあるのか
体を操る感覚はどんな感じなのか
手を噛みちぎる、ってのはどんな感じなのか
巨人化の後は空腹感とかあるのか
人間を食べるって概念はあるのか
そもそもなぜ巨人化になれるのか
巨人を駆逐したいって思いの中自分が巨人になるのはどうなのか



もっとまとめて質問しようと思ったのに
いざ本人を目の前にしたらどんどん疑問が思い浮かんでくる
何から聞こう、なんて聞こう、質問を絞らなきゃなのに、絞ろうとすればするほど疑問は増えていって


「…ほらさっさと来い部屋を案内する」

「はっはい!」

「…めろ、てめぇもだろ」

「え、あ!はいっ」


また呆然としていれば今度は呆れてため息をつく兵長の姿。失礼な人だ。これでも真剣に考え事をしているのに


「ここがてめぇの部屋になる」

「また地下ですか…」

「当たり前だろ」


案内されたのは埃臭くてじめじめとした地下室。
兵長に見えないように嫌そうな顔をしてるのがバレバレだ。陽の光に当たることも許されないような部屋。確かにこんな部屋で生活だなんてごめんだ、だがしかし


「私もこの部屋を希望します」

「却下だ」

「何故ですか。まだ何も言ってないのに、」

「どうせてめぇの事だまたくだらねぇ事を考えてんだろ」

「エレンの監視をするには近くの方がいいと思いまして」

「誰もてめぇを監視役にした覚えはない」

「じゃあ私がここにいる意味はなんですか!」

「そんなの自分で考えろ」

「じゃ、じゃあ隣の部屋でいいので!!」

「…そいつに聞け」

「えっ俺ですか?!」

「てめぇの同室になるんだ。最終的にどう思うかはお前次第だろ」

「いや、俺はどっちでもいいと言うか、」

「じゃあこれで決まりですね!宜しく、エレン」


後悔しても知らねぇ、そうエレンに呟く声が聞こえたがどこに後悔する要素があるのか理解できない。





「夕飯まで各自休んどけ明日から庭掃除やらなんやら仕事があるからな。休める時に休め」

「はい!」



敬礼をして兵長が部屋へ向かう後ろ姿を見届ける。
各々が自室に向かっていく。最後にエレンが抜けてからようやく肩の荷がおりた気分だ。

一体あの中で何人の人が私との間に境界線を張ってるんだろうか。考えても意味の無いことだし、もう気にしないと決めたはずなんだけどそう簡単に人間変われるわけも無い。



ただ、少し居心地が悪い。
特殊精鋭部隊にいるメンバーの4人は同期らしい。
というか同期だ。皆は私のことを知らないだろうけど、私は彼らのことを嫌という程知っている。
だからか、どうしても訓練生の時の記憶が蘇ってくる。


やめよう、私は私の任務を全うする。それだけ、



「メロさん!まだここに居たんですね」

「エレン、何か用があったの?」

「あ、はい!少しお話したいと思って」

「エレンが、私に?」

「ちょっと聞きたいことがあったんです」

「私に答えられることならなんでもいいけど」













「メロさんて何者なんですか?」

マシュ・2020-10-15
この届かない愛に終止符を
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