#好きな人

花の数だけ言葉があるけれど、

"愛してる"くらい僕に言わせて

貴方のことを知ったとき、

貴方に恋した私に出逢った

好きな気持ちを運ぶのは

風でも心でも運命でもない

僕の言葉だ。"君が好き"

帰り際
好きな人と挨拶できたから
今日は最高の1日だった

静寂の秋天に孤独が鳴る

君の温もりは日々の幻

出逢えた奇跡にありがとう

さよならと言ったのは14歳の私

おはようと言うのは15歳の私

貴方の知らないところで

私は1つ大人になります

嬉しかった日も
悲しかった時間も
全部が纏まったその先で
未来のあなたが笑っていられますように

貴方が頼ってくれるだけで、

貴方が助けを求めてくれるだけで、

貴方限定の魔法がかかるの

満天の星屑を集めて、花束にして

月だけになった夜空を眺めながら

"月が綺麗ですね"と君に告げよう

大人になって恋に落ちても

何故だろう

青春の面影が光る

恋に落ちることはきっと

もっと簡単だっていいはずだ

思い描いていた未来はどこへ

ひとりぼっちな世界には

眩しさが足りなくて

あんなに嫌いだった自分の名前も声も


君があまりにも愛おしそうに見つめるから

あなたが照らしてくれるから

迷うことはない