書くとココロが軽くなる
はじめる

#小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

『人って死んだら星になるんだって』

君のそんな一言を聞いた時

僕がもっと違うことをしてたら


君は今隣にいたかな

何て、ふと考えてしまう





君と僕は

そう

全く違う世界に住んでるようだった



人と話すことが苦手な僕は

いつも1人だった



でも、彼女は

みんなをまとめるリーダー

簡単に言えば、中心人物だった


そんな君と僕の関係性は

〖クラスメイト〗

ただそれだけだった



ある日

夜に少し外の風に触れたくなって

外へ出た



そして、近くの

川沿いへ向かった



川沿いに着くと

そこには、先客がいた




目が離せなかった




そして、いつもはしない行動をとった




「大丈夫ですか?」




僕の声に少しびっくりして

振り返った彼女は

僕のクラスメイトの中心人物だった




いつも笑顔の彼女が

泣いている



その姿を見て

咄嗟に声を掛けていた自分に驚く




『大丈夫だよ

どうして、君はここに?』


「外の空気に触れたくて」


『そうなんだ

ここね、こうやって寝転がると

空の星が綺麗に見えるんだよ』


ほら、君も

と言わんばかりに君は

自分の隣をポンポンとした



「うわぁ」



僕が声を漏らしてしまうと

彼女は楽しそうに笑った



さっきまで泣いていたのは嘘かのように


「どうして、泣いてたの?」



聞いてはいけないのは

わかっていた



でも、聞きたかった




『人って死んだら星になるんだって』





ドクンッ

心臓が大きく揺れた




なんて答えていいのか

いつも人と話さない僕には

全く分からなかった




『急に変な事言ってごめんね

忘れていいよ』



少し辛そうに笑う彼女が

とても、弱々しく見えた



「もし、本当に人が死んで星に

なるんだったら素敵だなって思う」



『え?』



「だって、星って綺麗で

沢山あるけどそれぞれ少しずつ

違う

それって素敵じゃね?」



『確かに。そうだね

でも、皆に忘れられちゃうかも』



「そんなわけない

君はみんなに好かれてるから

みんな絶対に忘れないよ」



『そうかな』



「うん、絶対」



『じゃあ、君は?私の事忘れない?』



「もちろん。

絶対に忘れないよ」



『そっか。』


そう言ったあと彼女はいたずらっ子の

ように笑った



『でも、

誰も私の話なんて言ってないからね』



「そうだな」



僕もつられて笑った


君の嘘に気付かないふりをして







それから何ヶ月かして


君はこの世を去った




あの時

僕が違うこと言っていたら

君は僕の隣で笑ってくれていたのかな




なんてふと思う




でも、君はもともと僕とは

違う世界に住む人だ


そんな人とそんな関係になれるわけ

ない




相当な馬鹿じゃ無ければ

そのくらいわかる




でも、今でも期待してる

僕がいる




僕は相当な馬鹿なのだろうか




綺麗な夜空に浮かぶ星の中に

他の星より綺麗に輝く星が見えた




『ねぇ、忘れてない?』

君の声が聞こえたような気がした



「もちろん」





『今だから言うけど

私ずっと君のこと好きだったんだよ』




君のいたずらっ子の様な

笑顔を思い出しながら




僕はこれからずっと涙を我慢しながら



生きていく事だろう

風早 翔夢・3日前
ポエム
小説
夜空に浮かぶ君の顔






『ないのは君の自由だけ』






生クリームを絞ったのは、生まれて初めてだ。


器用なので「まあ出来るだろう」と甘く見ていた。あ、いや別に、ケーキと甘いを掛けている訳けではなく。


しかしまあ、やってみるとかなり難しい。まずスポンジに生クリームを塗るのだが、まずこの時点から難しい。


均一な厚さにならないのだ。ガッタガタになるのだ。僕は改めてパティシエの偉大かを知った。


そしてデコレーション。これがめちゃくちゃ難しい。心が折れるレベルで難しい。


生クリームを絞って、その上にいちごをのっける。なかなか上手くいかない。


お菓子作り初めてで、ショートケーキはさすがに難易度が高すぎたか。クッキーとかから徐々にレベルを上げていった方がよかったかもしれない。


作り終わって脱力した僕は、ぼんやりとそんなことを思った。ショートケーキを作るためだけに買ったレシピ本には、ケーキ以外のレシピだって載っている。


色々とチャレンジしてみるのもいいかもしれない。難しいけど料理はわりと好きだし、何より君の喜ぶ顔を想像したらショートケーキなんて100個でも1000個でも作れそうだ。



最後に『お誕生日おめでとう』のプレートをのせる。これでようやく完成だ。



出来を見て、ひとりで頷く。初めてにしては奮闘した方ではないだろうか。



着用していたエプロンを脱いで、キッチンを出る。



ソファに座る君。後ろ姿に声をかけるが、君は振り返らない。


控えめに肩を叩く。ぴくりと君が反応し、怯えたようにこちらを振り返った。


「ごめん、驚かせた?」


慌てて手を引っ込める。君は何も言わず、ただ静かに僕を見つめ返した。


「ごめんね。おやつ、用意できたよ」


君はかったるそうに立ち上がる。この頃、君は弱り、痩せていっている。僕はそれが心配で仕方ない。


今日は君の誕生日である。少しでも君が元気を出してくれればいいのにな。


そんなことを考えながら、ダイニングへ移動する。


だるそうにしながらも、席についた君の姿を確認する。「ちょっと待っててね」と声をかけ、キッチンへ。


試行錯誤しながら作り上げたショートケーキ。きっと君も喜んでくれるだろう。


君の笑顔を想像する。最近はめっきり拝むことが出来なくなった君の笑顔を、間近で見てみたい。


キッチンからダイニングへ移動しながら、僕は、ゆるむ頬を抑えきれなかった。


「おまたせ」


テーブルの上に、ケーキを置く。


君は静かな瞳で、それを見つめていた。



「ケーキ作るのって、思ってたより難しいんだね。口に合えばいいんだけど」


君がちらりとこちらを見る。にっと笑って見せれば、君はすぐに視線を逸らした。


「お誕生日おめでとう」


僕がそう言った途端、君の表情に動きがあった。


感情がなかった瞳に、色が戻った。光を帯びた瞳は、いつぶりに見たものだろう。


目玉を落っことしてしまいそうなほど見開かれたそれに、僕が映る。



微笑みを深くしてみると、君の肩が震えた。


こんな君を不思議に思いながらも、僕は色々と準備が足りないことに気づいた。


お皿もフォークも、ロウソクもない。君にケーキを見せたいという気持ちが先走り過ぎたかもしれない。


「取り分けるお皿持ってくるね」


そう言って席を立ち、君に背を向けた瞬間だった。


ぐちゃり、と嫌な音がした。恐る恐る振り返る。


一番最初に視界に飛び込んできたのは、床に落ちた無残なケーキ。


あれだけ工夫したデコレーションも全てぐちゃぐちゃになって、床を汚している。


立ち上がり、肩で息をする君を見る。


手のひらにクリームが付いていることから考えるに、君がケーキをテーブルから落としたのだろう。


拒絶を、痛いほど感じた。


君がゆらりと顔を上げる。目が合った。


軋んだ心に気づかないフリをして、僕は微笑む。



「落ちちゃった?大丈夫?怪我とかない?」


「・・・ないで、」


「ケーキはまた作ってあげるからね。2回目は、さっきのより上手くできるはずだし」


「ふざけないで!」



君の叫び声が響いた。弱った君に、まだそんな大声を出せる気力があることに驚いた。


「こんなもの要らない!」



君が立ち上がる。泣きそうなのを必死に抑えている、そんな顔をしていた。


「どうしたの、急に」


「こんなもの、っ!」



床に落ちたケーキを、君は何度も足で踏みつける。息を切らし、髪を乱して、何度も、何度も。


鋭く、君の名前を呼ぶ。君の肩がぴくりと動いた。


その肩を両手で強く掴む。ハッとした表情の君に、僕は穏やかに笑いかける。



「大丈夫?疲れてるんじゃない?休む?」


「っ、触らないで」


「いいから」



暴れる君を、半ば強引にソファに寝かせる。横になって睨みつけてくる君にブランケットをかけてあげた。


「待ってて。今、ココアいれてきてあげる」








マグカップにココアを入れ、あたためた牛乳で溶かす。


くるくるとスプーンでかき混ぜている最中、僕は戸棚の奥にある物の存在を思い出した。


なるべく使いたくはなかったけど、致し方ない。


僕は、君のことが本当に好きなんだよ。


戸棚を開けて、瓶を取り出す。ジッと注意書きをよく読む。


そして僕は、蓋を開けて、適当にマグカップに振り入れた。






「お待たせ。ココアだよ」



君に持たせる。渋々と言った様子で、君はマグカップを傾けた。


どうやら落ち着いたようだ。いつも通りの君に戻っている。


「・・・さっきはごめんなさい。せっかくケーキ作ってくれたのに」


しゅんと肩を落とす君。今にも泣きそうに、瞳がゆらゆらと揺らぐ。


それを見て、僕の胸は見事に撃ち抜かれた。


僕は何度も、何度でも君を好きになるのだろう。


「いいんだよ。君のためならいくらだって作ってあげるから」


努めて優しく、穏やかにそう言う。心からの本心だ。

君のためなら何だってする。安っぽいラブソングみたいだと笑われたっていい。


「ありがとう」


君が控えめにお礼を言う。


君が望むのなら、僕はなんだってやるし、なんだって捧げるよ。


君の髪へ手を伸ばす。先程のせいで、美しい髪が乱れている。


優しく髪を梳く。何度かそれを繰り返せば、美しい黒髪は綺麗に整った。


「でも、ケーキがないとなると、君への誕生日プレゼントが何も無いね。何か欲しいものある?」


君の瞳が、ほのかに輝いた。僕はその意味を取り違えた。


「・・・散歩、したい。ずっとここにいたら気が滅入っちゃうわ」


弱々しくも、強い意志をはらんだ声だった。


君の願いなら、なんだって叶えてあげたいけれど。


「・・・その願いだけは聞けないよ。ごめんね」


君の肩が震えた。そして僕から視線を逸らす。


じゃあ、と絞り出すように言った。


「じゃあ、またケーキを作って。チョコレートがいいわ」


「勿論。ゆっくり休んでてね」



キッチンへ向かう。大人しくなった君を横目で見てから、僕はエプロンを着用した。


チョコレートケーキはどう作るのだろう。レシピ本のどこに載っていただろう。


そんなことを考えていた時だった。



廊下を、君が走り抜けた。



ハッとして振り返る。レシピ本を放り捨てて、君の後を追う。


そんなに長い廊下じゃない。すぐに君の姿が視界に入った。



裸足のまま君は三和土におりる。そうだ、君の靴は全て僕が捨ててしまったんだった。



だって、君にはもう必要ないでしょう?



君がガチャガチャとドアノブを上下させる。「開いてよ!」と君の悲鳴が虚しく響く。


無駄なのに。僕はゆっくりと君に近づく。振り返った君が、青白い顔をした。


どうにもならないのに、足掻く君が可哀想で、可愛かった。


金魚鉢の中の金魚。囚われているとは思わず、彼らはそれを自然として受け入れる。


優雅に泳いでいるだけで、彼らは褒められ、様々なものを与えられ、愛でられる。



君も、そうであればいいのに。


抗うのをやめてしまえば、傷つくこともないのに。



僕はあえて、そこでピタリと歩みを止めた。



君との距離は3メートルと言ったところか。手を伸ばしても届かない。でも、すぐに君は僕の手の中に堕ちる。



何とか扉を開けようととする君。やがてその場に倒れ込んだ。


不自然に切れた息。君は、その理由を理解できないほど愚鈍ではない。


「あんた、あの時・・・」


「うん。ごめん。薬、盛っちゃった」


大丈夫。死にはしないよ


僕が君を死なせるわけないでしょう。


にっこりと微笑んでみける。君が顔を強ばらせた。その額には玉のような汗が浮かんでいる。


「美味しいものをたくさん作ってあげる。あったかい寝床だって用意してあげる。君の望むもの、全て僕が君に捧げるよ」


言い終わると同時に、君は意識を失った。閉じられた瞼から一筋の涙が流れた。


両腕で君を抱き上げる。頬に唇を落とした。


























『君を誘拐して、初めての秋が来ましたね』

舞雪・3日前
小説
創作
舞い落ちる雪のように
えっ、何これやばい。史上最高に雑じゃない?だって最後の場面が書きたかっただけだもん。でもさ、最後だけ書いてもアレじゃん。色々と伏線とかがあっての最後じゃん。だから書くしかないじゃん。でもさ、私はさ、最後のとこだけ書きたかったんだよ。最後の場面だけ書きたかったのに。書くのめんどくさいのに描きたいと思ってしまうのは小説の恐ろしいところ。読み返すの怖いから、誤字脱字、文がおかしいところ山ほどあるだろうけどしりませんもう。ふんだ。数学の勉強するし
私、誘拐好きだな・・・
落ちたケーキは私が美味しくいただきました
もうそろそろテスト勉強に専念しなければ
駄作しか書けないんだ

明日の世界が君に優しくありますように

柊木・2日前
これは作り話です
小説
題名
明日の世界が君に優しくありますように
汐見夏衛
読みたい





『すれ違いの悲劇』







気がつくと男は、あの橋の上にやって来ていた。

とうの昔に日は暮れ、底冷えするような風が男の首筋を撫でる。


昨夜の悪天候が嘘だったかのように、空には見事な月が浮かんでいた。


男はそれに視線すら向けず、ひどくゆったりとした動作で欄干に足をかけた。


もう指一本動かすことすら億劫で仕方ない。


出会ったその瞬間から、女が男の全てだった。


苦しく辛い日々を乗り越えるのことが出来たのは、彼女がいたからこそだった。


女の存在は、当たり前のように男を生かしたのだ。


女の隣に居られないのなら、生きている意味など最早ない。


立ちはだかった身分の壁。


ようやくのことで連れ出したというのに、こんな結末はあんまりじゃないか。


男には、世界が自分たちを引き剥がそうと躍起になっているように感じられた。


それが、身分違いの女を愛した罪だとでも言うのか。


生きて、隣にいて、一緒に歳を重ねることを願うことすら許されないのか。


欄干の上で立ち上がり、目を閉じる。


瞼の裏に、女の姿が浮かび、一瞬で消えた。耐えられない。




いっそのこと、全てを終わらせてしまおう。




男はこの世に未練など一切なかった。


男の愛していた世界は、

たった一夜で壊れてしまったのだから。


男はなんの躊躇いもなく1歩踏み出した。


水面がゆらゆらと揺れた。





















『女は、どこか遠くで水飛沫のあがる音を聞いた』

舞雪・13時間前
小説
創作
舞い落ちる雪のように
数時間後には消します
いや意味わからんわ。書きたいとこだけ書いたらやっぱ意味わからんわ。いやだって、めんどくさい・・・ゴホンゴホン!こう見えてテスト前なんで。そしてこう見えて進学校生なんでテストはマジ死ぬ気でやんなきゃだめなんで。勉強してきますからあなたさまが持っている想像力を総動員して読んでください意味分かんなかったら聞いてくださいね解説します反省
舞い落ちる雪のように
ポエム

あなたは天使でした。



ひとびとのところへ

幸せを運ぶのがあなたの仕事です。



あなたはひとびとに幸せを運ぶ時

とても暖かい気持ちになるのですが


なぜでしょう……その瞬間

虚しさが込み上げるのです。




だけどその気持ちにあなたは

気付かない振りをしていました。






あるとき、とても貧乏な格好をした、

人間の少年に出会いました。




その少年にあなたは

一瞬で恋に落ちたのです。



見てくれはとても貧乏そうだし

体にはあざだらけでとても汚れていたけれど


瞳はとても美しい少年で

あなたはその目を見ているだけで

心の隙間がゆっくりと埋まっていくように

満たされるのでした。




あなたは彼を見つめ続けました。




彼はちいさな箱の中で暮らしていました。

その箱は家族という箱でした。



けれどもその箱はなんだかとても歪で

彼は幸せそうには見えませんでした。



時折彼が口にする、「やめて」という声を

父親は力でねじ伏せました。



時折彼が願う「愛して」という声を

母親は冷たさで死せました。



あなたはなんとか

彼に幸せになって欲しいと思い

生きた幸せを色々と考えました。




誰かの優しさを与えました。

彼は笑顔になりました。


でも石のようになった心は

ちっとも動かなかったので

幸せは長くは続きませんでした。



父親と母親の行為をやめさせようと

まずは彼らに天使の息を吹きかけ

幸せになってもらいました。


すると、彼らはますます

少年には見向きをしなくなりました。




そんなある日のことでした。




死神が彼の事を

見つめている事に気がついたのです。



あなたは、死神に近づき尋ねました。



「ねえ、あの子を連れていくの?」

「ああそうさ」

「…やめて、お願い」

「すまねえがそれは出来ない。魔界で決まったことさ」

「彼はこの世の幸せを知らないの」

「あいつは前世の業で幸せになれないだけだ、まだ償いきれていないから、魔界へ連れていくのさ、来世もきっと幸せなんてひとつもないさ」

「そんな…前世なんて、今の彼には何の記憶もないのに」



魔界とは、地獄の事でした。


どうして何もしていない彼が

地獄へいかなくてはならないのでしょう。




「お願い死神さん、彼を助けて」



あなたは死神の闇のマントを

つまみながら懇願しました。



何度断られても食い下がるあなたに

ついに死神は言いました。



「あーもう面倒くさい天使だな。俺の仕事は変わらない。時間になったらあいつの魂と体を切り離して魔界に持っていくだけさ」


「そんな…」


「でも、その前にあいつがどっか行ってしまうのは俺にはどうしようもねえことだ」


その言葉を聞いたあなたは、気付いたのです。

それは死神の遠回しな優しさでした。



「死神さん…ありがとう」

しっしっ、と死神は手を振りました。




あなたは少年の元へ降り立ちました。



彼は汚れた座敷に横になっていました。

唇は渇き、身体中で呼吸をしています。



もはや、最後のときまで

そう時間は残されてはいないのでしょう。




あなたは

彼に優しく声をかけました。



「辛かったね」

「………だれ」

「私は天使だよ」

「………迎えに来たの?」

「このままここに居たい?」




「………ううん、もういい」




もういい、


その言葉が零れ落ちるまで

少年は一体どれ程の苦しみを

背負ってきたのでしょう。




涙が溢れそうになるのをぐっと堪えて…

少年の頬にキスを落としたあなたは

その耳もとにささやきました。



「私が天国に連れて行ってあげる」



少年にはもう

うなずく力もありませんでした。



あなたは意を決すると

ためらいもなくあなたの背中にはえている、

翼の片方をもぎとってしまったのでした。



とてつもない痛みが

体を駆け抜けましたが


そんなことはもう

気にはなりませんでした。



もぎとった翼を少年へ近付けると

その魂は身体から剥がれ落ちます。



そして翼は彼の魂の背中へ

潜り込むようにくっついたのでした。



「……僕……どうしちゃったの」

「まだ、体……痛い?」

「あ………痛くない、や」

「よかった」



肉体から抜け出た魂の体には

あざもなければ、傷も、

涙のあとすらありませんでした。



あなたは心底ほっとして

少年に手を伸ばします。



「さあ、一緒に行こう」

「うん」




少年は差し伸べられた手をとると


1、2、3


家のベランダから

あなたと共に飛び立ちました。





片割れをなくしたあなたの翼は

バランスを無くして

上手く飛ぶことが出来ません。



しかし、少年と手を取り合うことで

彼に分け与えた翼に助けられました。




少年とあなたは風を切って

高く舞い上がりました。



高く、高く、高く


もっともっと高く…



そしてついに

天国へと舞い降りました。




やがて、あなたと少年は

神様に呼び出されます。



お叱りを受けるのだろうと

あなたは覚悟していました。



何故なら天使にとって

翼をなくし飛べなくなるということは

神様から与えられる天使の仕事を

放棄するということなのですから。



でもあなたには

ちっとも後悔なんてありませんでした。




御前に膝をつくと神様は

まずあなたへと告げました。




「魔界の仕事を取り上げたのか」

「はい、その通りです」

「どうして業のある者に翼を分けてやったのだ」


「それは、彼が私に温かい気持ちをくれたからです。彼をどうしても救いたかったのです」


「それは天使の仕事を失うことになってもか」


「はい、後悔はありません」


「ほう」


神様は視線を少年に移してこう問いました。


「下界での暮らしはどうであったか」

「…辛くて、苦しくて、悲しかった」



でも、と少年は付け加えました。



「片方の翼をもらった時、…今まで欲しくてももらえなかったものに、満たされた気がします」


少年は僅かに笑んで

確かにそう言ったのでした。


神様は「ほう」そう唸って

再びあなたに視線を流し微笑みます。



「どうやらお前は最後の仕事で、至極の幸せをこの少年に与えたらしい。褒美を与えたい。しかし、お前はもう天使には戻れない、ならば新たな道をやろう」


「新しい…道」


あなたは少年の手のひらを

きゅっと握りしめました。












地球に新しい命が産まれました。


二つ、産まれました。



「おめでとうございます」


「おめでとうございます」



全く違う土地で



二つの命が産まれました。



二つに分かたれた一対の翼を探すこと。


それが二人の新しい道でした。


険しく苦しい道になるかもしれません。



それでも、あきらめずひたむきに


歩み続けたふたりが出会い


手を取り合うことが出来れば


永遠の幸せが約束されています。




その物語のスタートは、


とある日の

赤ん坊の泣き声がこだまする

幸せな昼下がりのことでした。



――――――

皆さんとのコラボ企画第4弾♪

Raimu・Ackemannさんからの


お題「翼」で書き上げた、


天使の翼のおはなしです


楽しかったっすーー♪


ただ長くごちゃごちゃになっちゃって


人に見せるようなものではない気が…



でもせっかく書いたんで載せちゃいます


1人でもいい、心に響くものに


仕上がっていたらうれしいっす


(*´ω`*)


幸介でした♪

ひとひら(NEW一言に色々書いてあります)・16時間前
幸介
幸介によるみなさんとコラボ企画
幸介による小さな物語
幸介による疲れた人へのメッセージ
泣き声
一緒に書きましょ♪
スタート
天使
独り言
天使のお仕事
幸せ
虐待
ポエム
ネグレクト
温もり
死神
魔界
天国
地獄
一人じゃないから
生命
やり直し
輪廻転生
物語
小説
1人じゃないから


『どんな運命に阻まれようとも
  僕は君を愛し続けるよ___』



僕は悪役だった。


でも、悪役に必要な

"憎しみ""恨み"といった感情を

生憎僕は持ち合わせていなかった。


要するに、出来損ないだ。


出来損ないの僕の扱いは、とても酷いものだった。


弱虫な僕は、毎日が恐怖でしか無くて。

もう逃げ出してしまいたかった。


嫌だ、逃げたい、辛い。


どうして僕が

憎しみや恨みといった感情を持っていないだけで


こんなにも辛い思いをしなければならないのか。

それは簡単な理由だった。



__この世界が、狂っていたから。



この世界には『正義』と『悪』の人間が居た。


それは生まれつき決められていて

いわば『運命』と言ったところだ。


運命は変えられない。
 

それは、出来損ないに生まれた僕が

一番分かっているはずなのに


それでも僕は、変わる筈の無い運命が

きっといつか変わることを

信じていた。



それは紛れも無く僕が



__叶わない恋を、してしまったから。

 

ほんの些細な事だった。

ただ町中で、君と目が合っただけ。

それだけの事だった。


それなのに。


それ以来ずっと、君を視界の何処かに探してた。

感じたかった。あの出会いが嘘じゃないことを。


でも。


僕が君に恋をしてから、数カ月経った頃

君が『正義の人間』であることを知った。

 
 嗚呼、もうこの恋は。

 この止められない想いは。

 行き場を無くして

 ただ僕の中に

 あり続けるだけなんだ。

 
消したくても、想いは消せなくて。

嫌になるほど、好きで、好きで。

なのに叶わない。

 
「嗚呼神様は、いつだって理不尽だ。」

 
涙と共に、掠れた声が漏れた。

それと。

泣いても泣いても溢れ出てくるのは

君への愛。

 
ひたむきに愛しても叶わない。



"だったらいっそ
 君を連れ去ってしまおうか"



そんな考えが頭をよぎって。


気が付けばもう、弱虫な僕は消えていて。

口には薄っすらと笑みさえ浮かべていた。



君の住んでいる城の場所も知ってる。

君が好きなドレスの色も

君が好きな花の種類も


全部全部知ってるから。愛してるから

なんて、格好いいことは何一つ言えないし



そもそも話した事だって無い。

でも。



"逆らう運命の数だけ
 僕には愛があるから"


 
やっと見つけた君の姿。

君の隣には知らない王子様。


でも、それでもいい。

ただ一瞬だけでも。

ほんの少しだけで良いから__


君の手を優しく、そしてもう二度と離れないよう

強く、強く掴む。


そして、全速力で駆け出す君と僕。

君はやっぱり戸惑った顔をしていて。

 
もう戻れない。せっかく君に会えたのに

後戻りなんて、格好がつかないだろう?


あと少しだけでいいから。

もうそれ以上は、欲張りなんてしないから。


君と僕の、未来を駆けさせて___

和月@低浮上・12時間前
小説
ポエム
運命
月光に想いを紡いで
月下の軌跡
独り言
和月
創作
感想欲しいです((
贈り物

全部、全部

否定されるなんて思いもしなかった











最初から、全部間違ってた

生まれてきたこと

今まで育ってきたこと

この家にいること

この学校にいること

彼女がいること

いじめられていること

日本にいること

この世界にいること

この世にいること


全部全部、神様の悪戯に過ぎなかった__





僕は性同一性障害だった

そのおかげでみんなには馬鹿にされてきた

それで今まで生きてる事

否定されていく。

リスカしてアムカして

自殺未遂もして

それは誰のせいでもない

はずだった








日々の暴言

暴力

痣を誰かに見られると

またバカにされる気がしたから

必死でかくしてた







彼女がこんな僕にいること。

それはたったひとつの幸せだった

僕は体は女、だった

それをみんな認めてくれなかった

ただ1人、君だけが

僕を認めてくれた____









沙良。

沙良。

サラ。

その名前を呼んでくれたのは君だけ

馬鹿

クズ

アホ

それが俺の別名。












プリ撮って

SNOW撮って

USJ行って

一緒に住んで

結婚する

それが君とのスケジュール。

大好きな君だから

早く会いたい。

1日が終わるのは遅い

だから

少しでも早く

1日を終わらせること。

それが君との約束















1人にしないで

俺を、1人にしないで


そこに一筋の光が差し込んだ











君という光を







僕は掴めたんだ____

零兎 無浮上 詠人真 起床・12時間前
小説
零兎

ー悲報ー

文ストの小説は一時休載と
させていただきます(泣)

理由は入院していて漫画が手元になくて
お話が書けないからです

検査に異常がなかったらあと2週間ぐらいで
退院出来るそうなので退院したら
また始めます

すみませんm(*_ _)m

--------キリトリ線--------
なので暇な時にオリジナル小説やります

林檎飴‪ஐ‬⑅*.・2日前
独り言
ポエム
謝罪
小説

天使の眩耀 第三羽

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ただいまー」
「おかえりーまーちゃん!ママ六時半に出るから、チビたちお願いね。後、お風呂沸かしてー」
「はーい」
私は、学校から帰って来たら、お風呂を洗って沸かすのが日課のようになっている。
親は共働き。四歳と五歳の妹と、6歳の弟がいて、お母さんはお父さんが帰って来る前に仕事に行ってしまう。
私は急いで靴を脱いで、お風呂場に向かった。
妹たちはおとなしくテレビに夢中になっている。
一日はすぐに終わってしまう。
あたふたしているうちに、いつの間にか11時。
明日寝坊しないように急いでベッドに入った。

続く…

oreo🎼・3日前
天使の眩耀
第三話
第三羽
ましろの本棚
小説
物語


⚠この話には
ドロドロ系要素が含まれています
大丈夫な方はスクロール↓

















アイビー
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡story24

実架は後ずさった

実架】や、めて…、違うの…。

私は実架の手を掴んで
学校から出た。
空き地にたどり着き、私は
ゆっくり振り返った

望憧】ほんと、
手間かけさせないでよね

そしてポケットから取り出したのは…
ポケットナイフだった

実架】ひぃ!!

望憧】全部あんたが悪いんだよ。
私の事馬鹿にして…、裏切った。

実架】馬鹿なんてしてないよ!!

望憧】でも裏切ったでしょ?

実架は言葉を詰まらせた。

望憧】私の中では同じこと同然。
はぁ、もう終わりにしよ。

そう言うと、刃を実架の方に向けた

実架は呆然と私を見ていた

そしてその刃を実架の胸に突き刺した

…ごめんね、私のためなのよ。

この手段でしか、私は…
私を止めることができない。

実架は苦しそうに血を吐き出した

そして何度も深く刺すと、
実架は静かに息を引き取った。

…終わった。

ナイフを手から離した

そして実架の手に握らせておいた

私はその場から逃げ出した

そして次は…。


流麗くん、貴方の番だよ。

△ To be continued △
♡♡

麗苑・2日前
小説
アイビー♔
第5章_みんなのキモチ

幼い頃の母親の記憶は

優しくて手が温かくて

抱きつくと優しい匂いだった



『戦争が始まるんだよ』

『せんそー?』

『そうだよ、戦争だよ』


ご飯は少なくなった

冷めた小さなお芋が一個

たまに何も食べれない日があった


“その日”に

お母さんは部屋の電気を消した




『しーっと、静かにするんだよ』




よく分からなかった

ただお母さんの腕に抱かれていた




じかんが経ってから

耳が痛くなるくらいの大きな音がした


お母さんは窓から外を見た

私もとっさに外を見た

外は熱かった

赤かった



お母さんは必死になって

私を抱えて走った


途中で遠くから変な音がした

あと、すごく変な匂いがした



お母さんの『はぁっはぁっ』って声

すごく辛そうだった


とちゅう、人が赤くなるのを見た









神様はいつもたすけてくださる

いつもみていてくださる

善良なひとのもとに行き

幸せをあたえてくださる



__どれ程の時間がたったか覚えてない





私はお母さんの後ろをついていっていた


お母さんは変な歌をうたってた


お母さんはもう私を抱えられないから


私はあるくしかなかった




『お母さん、おてて平気?』




お母さんはずっとうたってた





神様はいつもたすけてくださる

いつもみていてくださる

善良なひとのもとに行き

幸せをあたえてくださる





その後にお母さんはじめんに座った

その後たおれた

変な歌はそこでとぎれた



『お母さん、お母さん』



お母さんはなんで

返事をしてくれないの?


お母さんはなんで

またギュッてしてくれないの?




お母さんの上に乗っかって

泣き疲れて寝た













それから私は大人になった。



神様はいつも助けて下さる

いつも見ていて下さる

善良な人のもとに行き

幸せを与えてくださる





結局神様なんて居ないんだ

どれだけ善良に生きていたって

神様は見ていてくださらないから

自分は自分で守るしかないと知った




小狐が一匹、

親狐の後ろをついて行っていた




『お母さん、戻ってきて』

『お母さん、帰ってきてよ』





透き通った川が歌っていた

透き通った空が笑っていた。

桃瀬 百恵__ .・12時間前
いつかのあの日
めっちゃ省略したから色々おかしい
独り言
ナル自作小説
自作小説
小説
戦争
ポエム

あの、誰かオススメの本あったら教えて下さい!
因みに、私が好きな小説家の方は、東野圭吾先生、東川篤哉先生、島本理生先生、湊かなえ先生です!
この先生方の小説も大歓迎ですが、他の先生の小説も読んでみたいので、よろしくお願いします!
贈り物待ってます~!

彗星∅・*:。✡*:゚・2日前
読書
小説
オススメ
誰でもいいから贈り物して
東川篤哉
東野圭吾
湊かなえ
島本理生

恋は、わたあめのよう

ふわふわのそれは口に含むと、

じんわりと甘く消えるように溶ける。

でも、実際は、そんなに甘くない。

甘くてしょっぱい不思議味。

朔來・3日前
小説
こっちを向いて
恋をして
好きな小説の一部
少し変えた
綿あめ
わたあめ
不思議

君と私、遠いMemories 2話

ーこの記憶、この桜に置いておこうー

はぁ。

教室に入ったあと私はどうしたんだっけ。

恥ずかしすぎて記憶がないなあ…

ただ下を向いてうなだれる様に指示された席に座った、それだけだ。

そしてこの席は私にとって都合が良かった。

窓際の桜の木が見える。

この桜を見ているふりをしていれば私は気まずい空気を乗り越えることができる。

まぁ…

桜と言っても紅葉なんだけど、、

*☼*―――――*☼*―――――

「…い」

「…おい」

「なあ、転校生」

やっと一難を乗り越えたと言うのに。

急なイケボに私は変な声をあげた気がする。

「お前さ、自己紹介してないよな?」

あっ、と口を動かしぱくぱくしていると向こうから自己紹介してきた。

「俺、平石惟桜」

平石。

その言葉にどこか引っ掛った。

「ひ、ひらいしいお君?よろしくね」

「いやおい、お前が紹介しないと意味ないだろ」

2度目のうっかり。

私…私の、名前は。

「深井万桜」

あー、なんで、ぱっと出てこなかったんだろ。

「まおちゃんか、よろしく」

その時に見せた笑顔は天使そのものだった。

「なんか、俺の名前に似てるね」

「確かに」

なんだか仲良くなれそうな予感__



『…皆の惟桜君に近づかないで?』
*☼*―――――*☼*―――――
贈り物2個、好き30で続く


初連載第2話です…個人的には、成長したような‪w

由紀夏✩.*˚🌻『ぱりんこと麦茶の最高のコンビに気づいてしまった』・1日前
君と私、遠いMemories
NOTE小説部
遅くてすいません
小説
紅葉
連載

ー夢彼ー
前回までのあらすじ
主人公柚香(ゆづか)は、翔央(しょう)という彼氏に出会った。翔央は、茶髪で、背が高くて、オシャレでイケメンだった。
柚香は、本当に翔央の彼女だと信じられなかった。だけど、柚香は、彼のことを知りたいと興味を持ち始めた。
その時、アラームが鳴った。
これは、ただの夢だった。
詳しくは、
夢彼1話を見てください!
(タグ付けてあります)

ー第2話ー
ーあの夜俺は不思議な夢を見た…

俺の目には、
いつも通っている街が見えた。
だが、
俺の隣には見知らぬ女がいた。
その女は、
いきなり俺に名前を聞いてきた。
俺は、混乱状態の中、
「俺は、翔央。
それより、お前は誰だ?」
そう俺は、答えた。
その女は、
「翔央…。酷いよ!私は、君の彼女なのに…。忘れるなんて、酷い!私は、柚香だよ…。思い出した…?」
と答えて、泣いてしまった。
(俺は、柚香を泣かしてしまった…。知らない女を泣かせて、俺はどうしたらいいか…。よし、俺は、決めた…)
「そうだ。俺は、お前の彼女だ。だけど、俺はお前のことは覚えてない。これでも、俺の彼氏でいてくれるか?」
と俺は答えた。
(もちろん、これは嘘だ…。だけど、知らない女を泣かせられない。そして柚香爽やかで、見た目もそこそこだし、嫌いじゃないな。もっとあいつのこと知りたいかもしれん。)
柚香は少し戸惑いながらも
「翔央…。ありがとう…。翔央は私のこと覚えてなくても、私が思いださせる。翔央大好き。」
俺は、なぜかドキッとしたんだ。
出会ったばかりの柚香に。
だって、俺のことそんなに愛してくれるし…。
俺は、少し顔が赤くなった。
柚香は、「照れているの?」
って言ってきた。
俺は、とっさに
「別に、照れてねぇし。」
って言ってしまった。
多分、
照れていることバレただろう。
柚香が何かを言っているが、アラーム音みたいな音が邪魔をして聞こえない。




ブーッブーッ…。
ブーッブーッ…。
俺は、目が覚めた。ハッとした。
さっきのはただの夢か。なんだ、夢だったのか。
柚香って本当に誰なんだろうか。
不思議な夢だな…。




次回予告
翔央と柚香は、
目が覚めてこの話は
夢だと気づいたが、お互い、相手のことが頭から離れず…。

柚月希☽・:*・2日前
ー夢彼ー
ー夢彼ー第1話
ー夢彼ー第2話
柚レモン文庫
小説
柚月希☽・:*

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