はじめる

#小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全11576作品・

ドライフラワーのように
枯れないように
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


『さよならを』











ねぇ!別れよ

既読11:24 分かった










さよならの言葉は



元気なあの子らしかった



別れの時くらい



もっと、悲しんでほしい



そんな我儘言っちゃダメだよな



自分で、言って悲しくなる









「元気ないな」








心配そうに、でも面倒くさそうに



ゆーくんは言う



「ゆーくんはさ、
彼女に元気に別れを告げられたことあるか?」



「俺、彼女いないもん」



「お前には分からないよな」


外は雪が降ってる



俺は涙の跡を隠すように


昇降口を出た


あの頃は幸せだった



日曜日になるとLINEがくる




「暇なんだけど、デートしよ」



あの子は、一言余計なんだよな


でも、そんなあの子が大好きで



「どこ行く?水族館?」って



水族館に行くのが当たり前かのように



僕は返信する


「大丈夫?」ってゆーくんの言葉で

我に返る




「たっくんさ、水族館行こ」



「急にどうした?」



「なんか、行きたくなった」



連れて来られたのは


毎週のように


来ていた清華水族館






"思い出がドライフラワーのように
ずっと残りますように"






どデカく入口にある



「行くよ」



手を引っ張るゆーくん



まだまだ子供だなって



笑えてくる








「たっくん、綺麗だよ」









『綺麗だね、見てみてサメがいる!
あと、エイもいる!』



元気なあの子を思い出す


ダメだ、ゆーくんにあの子を重ねてしまう




『たっくん、好き
来週も来よう』


でも、その来週がくることはなかった




「たっくん、次、公園行こ」

「そろそろ、帰らないといけないよ」

「いいから、行くよ」


元気だな

違う、俺が元気ないから無理してんのかな


ゆーくんは


いつも、クールな子


朝、抱きしめると


「おはよ」って笑ってくれるけど


俺以外が抱きしめると


素っ気なさそう


俺、特別なのかな


そう考えると嬉しかった






公園につくと



ブランコに乗りながら



「あのさ、忘れなくていいと思う」



「え?」



「忘れようと思うと忘れられないからさ」












「俺さ、思い出をドライフラワーにするって
かっこいいと思うんだ」








「ゆーくん、ありがとう」


顔も
声も
忘れられないけど
全部、大好きで
でも、嫌いになりたくて

忘れられるまで
思い出としてとっておこう

ドライフラワーのように

桃瀬 梭杯『低浮上』・2日前
『さよならを』
ドライフラワー
小説
片想い
好きな人
失恋
この僕に愛を

ある日、君は僕に問い質す。



「君は、あたしの事、愛してくれないの」

『うん』
身支度をしながら
僕は適当に返事する。




「あたしは君を愛しているのに?」

『うん』

「そっか。分かった。」
俺はすぐ様、部屋を出た。

















 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 22:01
__________________

明日、会えない?
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄







君からの通知。
うざったくて横にスライドした。












 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 22:52
__________________

新くん、大丈夫?
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





心配性の君は
僕に何度も連絡を入れた。















 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:02
__________________

ねえ、何してるの?
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄












 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:02
__________________

返信してよ。
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄










 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:03
__________________

新くんってば。
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄









 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:03
__________________

起きてるんでしょ?
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄










 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:03
__________________

もういい。拗ねるもん。
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄










 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:04
__________________

まさか、寝ちゃった?笑
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄









 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:06
__________________

おーーい、起きてよおおお
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



ここで君からの
小刻みな連絡は途絶えた。





































 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 23:28
__________________

ごめんね、新くん
おやすみ。
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


何かを察したかのように君は
連絡してこなくなった。












明くる日の朝、君は僕に連絡を入れた。





 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○○○ 7:43
__________________

昨日は、楽しかった?
今日はあたしの相手してくれる?
__________________
mute chat | reply
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄








僕はreplyを押し、
今気づいたかのように、
まるで昨日のことを隠すかのように
君へ返信する。









__________________

ごめん何の事、?
送信
もちろん。
__________________

| | | |
記号 | あ | か | さ | 取消
| | | |

| | | |
左へ | た | な | は | 右へ
| | | |

| | | |
数字 | ま | や | ら | 空白
| | | |

| | | |
あA | 小 | わ | ? | 改行
| | | |













こうして僕はまた今日も
誰かの為に服を脱ぐ。













快楽だけを求める僕と
僕からの愛を求める君。
お互い都合の一致で
ただ、1晩一緒に過ごすだけ。











これなら誰も、傷つかない。
そう、誰も。

左沢 從( '-' )フハッ✨・2日前
君に溺れることが出来たなら…
タグ借りた
おっと、俺の苗字がポロリ
いや、でも直すのだるいからもういいや
暇人極めた俺氏
実話
あるセフレとの話
今はセフレいません
小説

小説




僕は、あいつが嫌いだ








『嫌いなあいつ』




「おはよー優希」


「おはよ、たっくん」

何気ない会話

だが、僕はこいつが嫌い

「今日もなんかあったんだな」

ほらな、まただ

「なんもないよ」

どうか、バレるな

「抱きしめてやるよ」

「嫌だよ」

僕は、昨日

彼女に振られたばかり

何もしたくない

学校だって休もうと思った

でも、振られたぐらいで

男が学校休むなんて

弱いと思った

「あのさ、昨日のゲームやった?」

僕は話題を変える

「あーうん。あんまり面白くない」

「で?話そらすってことは
なんかあったんだな」

「なんもないよ、別に」

「さては、絢香に捨てられたんだ」

「うるさい」

だから嫌いなんだよ

僕は、泣きそうになった

絢香との思い出とか

声とか

顔とか

優しかったなって

教室には居られない

泣いてるなんてバレたら迷惑だ

僕は、保健室に行くために

廊下を走った

息が出来なくなるくらいに




保健室の男の先生は言う

「彼女に振られたか?」

「だったら、なんですか?」

反抗する

だって、この先生

僕の叔父だし

彼女いるのもすぐバレた

彼女がいることなんて

両親も知らないのに

最悪な日だ

2人に見透かされた

「僕さ、死にたい」

咄嗟に出た言葉

「そんなに良い奴だったのか?」

たっくんは保健室の入口で笑ってる

「なぁ、先生
女は星の数ほどいるよな?」

「そうだな 」

2人で笑う

「ベットで寝かせて」

「そろそろ、帰れよ」

「親に会いたくない」

「いつもの公園行くぞ」

僕らは、いつもの公園に行った









絢香をブロックしますか?
はい いいえ










この画面から動けない

「あのさー俺と付き合えば?」

たっくんがブランコに乗りながら言う









ん?

は?

え?

「とうとう、頭壊れたな」

「俺、本気なんだけど」

「やめろよ」

「男子と男子が付き合って
何が悪いんだよ」

「悪いだろ」

「まぁ、いいじゃん」
「付き合って」

まぁいいかな

僕、モテるし

少しだけ、付き合ってやるか。この遊びに

「殺すなよ」

「分かってるよ」

僕らは、たっくんの部屋に行った

「僕が受け?」

「当たり前だろ、女々しいんだから」

「僕、可哀想」

それから、キスして

あーだこーだして

疲れきった

「俺のことさ、本気になれよ」

「そんな簡単になれるかよ」

「まず、絢香とのLINE消せ」



「僕のことさ、飽きたら捨てろよ」

「それは、50年後の話かな?」

「冗談はやめろ」

「50年後は分からないよ
同性婚認められてるかもしれん」

「僕ら、結婚すんの?嫌だね」

「うるさっ」

それから抱きしめられた

「我慢すんなよ」

「うるさい…」

それから、貯めてた涙

全部出した


こいつは、僕を見透かす

嫌いな奴

大嫌いなやつ

でも、僕は唯一

素を出せる人

これから、好きになりたい


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
大人の表現入っててすんません
自分で書いててよく分かってないです

ここまで読んだなら
感想くれるよね?

桃瀬 梭杯『低浮上』・2日前
『嫌いなあいつ』
感想くれるよね?
小説
独り言
片想い
好きな人
この僕に愛を

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[幸せの星は]




















ある日突然、




星の世界に、君がいた。




星の世界。




死んだ人の世界。




今の、私の世界。




「こーくん」




目の前の男の子に、私は呼びかける。




「こーくん、死んだの?」




するとこーくんは目を開いた。




「世羅?」




驚いた顔をしていた。




「ここどこ」




「星の世界だよ」




こーくんは辺りを見回す。




「僕、死んだの?」




私はこーくんに手を伸ばす。




触れるはずの頬をすり抜け、




私の手は宙を切った。




「あ、こーくん、死んでない。




幽体離脱的な何かかも」




「あー、車に、轢かれたんだっけ」




どうでも良さそうに彼は言った。




なんでまあ、そんなに落ち着いているんだろう。




「こーくん、死にたかったの?」




「違うよ。ただの事故。




僕はまだ死にたくないし」




皮肉めいた言葉だ、と思った。




「世羅」




「なに?」




「なんで死んだの?」




なんで死んだの?




そりゃあ、




「死にたかったから」





















『こーくん、こーくん。




ねえ、知ってる?




星の世界にはね、




幸せが住んでるんだよ』




『本当?』




『そうだよ。おかーさんが言ってたの』




『へぇ、じゃあせーちゃん。




僕達は、一緒に幸せになろうね』




『うん! 約束ね』





















どこかから、




思い出の遠くから、




意味の無い約束が聞こえた。




果たされなかった約束が聞こえた。




「世羅は、後悔してないの?」




「してないよ」




「じゃあ、いいや。




暇だし、案内してよ」




「いいよ」




私はこーくんをつれて、




星の世界を散歩した。




星の世界は、本当に自由な世界だった。




欲しいものはなんでもあった。




嫌いなものは何一つなかった。




生きづらさなんてこれっぽちもなかった。




でも、




どこか寂しかった。




「こーくん、こーくん」




「ん?」




「ずっと、一緒にいたいよ」




「僕、そろそろ帰るよ」




見ると、こーくんが薄くなっていた。




そうだ。




こーくんは死んだ訳では無いのだ。




この世界の住人ではないのだ。




こーくんの手が離れる。




私はこーくんを掴む。




何にも触れずにすり抜ける。




どこか、心が冷たい。




心が、寒い。




「待って。待ってよこーくん。




寒いよ。寂しいよ」




「ごめんね」




「なんで、こーくんが謝るの」




こーくんは泣きそうな目をしていた。




「会いに来て、ごめんね」




こーくんは言った。




_世羅は、後悔してないの?




してるよ。




「こーくん、行かないで」




「僕は、生きるよ」




「嫌だよ」




「ごめんね」




こーくんは優しく微笑む。




「世羅、後悔してないんでしょ。




幸せになってね。




世羅の幸せを願ってる」




違う。




私、後悔してる。




私、こーくんがいなくなるのは、嫌だよ。




「私、こーくんが好きだった」




思えば、人生初の告白だった。




もう、人生終わってるけど。




「うん。知ってた」




他に何か言ってよ。




こーくんはそれ以上何も言わない。




そしてそのまま、私に背を向けた。





冷たい人だと思うだろう。




でも私は、彼を知っている。




彼の優しさも、




彼の寂しさも知っている。




「こーくん。




寂しい思い、させてごめんね。




勝手に、約束やぶってごめんね。




幸せになってごめんね」




幸せには、なれなかったけど。




こーくんは何も言わない。




「勘違いだよって言ってね。




もしかしてこーくん。




私に会いに来てくれたの?」




沈黙が生まれた。




私は何も言わなかった。




やがて、こーくんが。




「教えないよ」




涙を落として、そう言った。




私が後悔しないように、




告白の返事はしないんだよね。




私、もう後悔してるよ。




生きとけばよかった。




なんで来たの?




君が来なかったら、私は気づかなかったのに。




「せーちゃん。




僕、寂しかった。




でも、生きたいから、僕は行くね」




もう、何も始めることは出来ない。




それでも、




生まれ変わりがあるのなら、




今度は生きたいと思った。




「私の分まで、生きてね」












END

霽月 景・1日前
小説
独り言
変わりゆく人生の中で
好きな人
ポエム
片想い
生きたい
生まれ変わり
1987.
適当だけど許して
幸せの星は











『まま、。』NO.2









「杏ちゃ!杏ちゃ!」



「うー…?」



開かない目を



頑張って開けると



白くんが居た



「白くん。おはよー?」



「お!は!よ!



ほら、立って!ママ見に行こう!」



白くんが張り切っている理由



それは、ママ候補の人達を



見に行ける日だから



「あ、うんっ。



ふぁぁ…ねむむ。」



ふらふら



ゆらゆら



すぴぃ



そんな音がピッタリってくらい



眠たくてたまんなかった



白くんに手を取られ



しばらく歩くと



大きなテレビがあった



「ママを見せて!」



白くんがそう言うと



一瞬透明になって



何人かのママ候補の人が



ズラーっと出て来た



「このママ、可愛いね!」



「だね!見てみよ!」



優しそうなママだった



夢で見た声の人かもしれない



そう思って



そのママの画面をタップした



「この人がパパかなぁ。」



テレビを見ると



優しそうな男の人と



ママ候補の人が



手を繋いで



水族館デートをしていた



「優しそうだねぇ。」



「うーん、でも。」



「でも?」



「私が聞いた、声じゃない。」



優しい声は優しい声だけど



きっとこの人は、私のママじゃない



白くんにそう言うと



うんうんと頷いて



「僕もこの人は



僕のママじゃないと思う。」



そう言って



画面を閉じた



「このママとか、どうだろ。」



金髪の



少しいかつめのママだった



「うーん…。」



「タバコ、吸ってる。」



「うん。」



タバコは、私達にとって



猛毒なのだ



だから、タバコを吸ってるママは



あまり選ばれない



「この人は…??」



「待って、浮気してるよこのママ。」



「えええ…ダメじゃん。」



「うーん…。今日は辞めとく。」



「そうだね、僕も辞めとく。」



少し残念な気持ちで



白くんと私は家に戻った



家に戻ってしばらくして



コンコン



「ご飯届けに来たよ!」



桜木のおじちゃんが来た



「あ!おじちゃんだぁ!」



「おじちゃーん!!」



桜木のおじちゃんは



初めの頃は凄く



やつれた顔をしていたけど



みんなからのありがとうと



みんなからのハグを貰って



顔が優しくなった



今じゃ、みんなの人気者だ



「おじちゃん!今日、何なのー?」



「今日はね、ケーキ!



朝からハードだと思うけどね



俺、今日で、最後だから。」



少し寂しそうにはははと笑う



桜木のおじちゃん



そっか、天使さんになるんだ



「おじちゃん!



一緒に、ケーキ食べようよ。」



白くんが言った



おじちゃんは少し驚いて



「俺のケーキは無いんだよ?」と



困ったように笑った



そんなおじちゃんに私が



「私の!半分こするの!」と言うと



おじちゃんが泣いてしまった



「あ!杏ちゃ!泣かしちゃダメだよ!」



「よしよし、どしたの?おじちゃん。」



他の子がおじちゃんに



沢山沢山よしよしすると



おじちゃんは言った



「嬉しかったんだよ。



初めて、本当の優しさに触れたよ。



杏ちゃん、ありがとうね。」



きゅぅぅと



心が苦しくなった



おじちゃんは



自殺するまで苦しんで



しかも、誰の助けも



受けられずに



その後、自殺して



今、泣いている



当たり前の事で、泣いている



そんなおじちゃんを見ていると



私まで泣きたくなってきて



「おじちゃ…っ。」



等々、泣いてしまった



私から広がった涙のバトンは



いつしかママにまで広まっていて



みんなで泣くって言う



不思議な感じになった



「さ!食べよ食べよ!」



一人の女の子の言葉で



私達は涙をふいて



一斉にケーキを食べ始めた



おじちゃんとケーキを



半分こした人は



私だけじゃなかった



みんな、みんなが



おじちゃんと半分こして



食べ切れないよ、と



おじちゃんは笑った



最後のおじちゃんとの時間



私達は一緒に



お歌を歌った



おじちゃんは



歌っている途中で消えた



きっと、天使になったんだ



分かっていたけど



悲しかった



「白くん。おじちゃ



次は幸せになれるかな。」



ぎゅーと



白くんの手を握りしめて



話しかける



「なれるよ。きっと。



あんなに優しい人だ。



神様も、幸せにしたいはずだよ。」



妙に大人な顔をして



白くんは遠くを見つめていた



「そうだね、幸せになれるよね。」



私も、白くんの見つめる先を



ジーッと見つめた



まだ明るい朝なのに



心が少し、暗くなった



お昼時



コンコン



「すみません、ご飯、です。」



と、新しい



ご飯運びさんが来た



若そうな人だった



「おにーちゃ、名前何ー?」



何気なく



男の子が尋ねる



男の人は



その声に気付いて無いみたいで



とぼとぼと出て行ってしまった



「今日は…ホットケーキか!」



「おいひぃ…!」



「これっ。つまみ食いずるい!」



「七春ちゃんの方が沢山食べたぁ!」



にこちゃんマークが書かれた



ホットケーキ



七春ちゃんと桜ちゃんが



つまみ食いの量で喧嘩を始めた



「黒い神様に連れ去られちゃうよ!」



男の子のその声で



喧嘩は直ぐに無くなった



「いただきまひゅっ!」



パクリ



一口食べると



口の中に甘みが広がる



「ごちそうさまでしたっ。」



美味しいホットケーキを食べ終え



白くんとお皿を片付けて



お外に出た



ふと、上を見てみると



桜木のおじちゃんが



ふわり、ふわり



浮かんでいた



「おーじちゃーん!!!」



今までで一番ってくらいの



大きな声で叫んでみると



「杏ちゃん!!!!白くん!!!」と



返してくれた



天使は、こっちに来る事は出来ない



これから、来世になるものを選び



一度その形になってから



魂になる



その間に、記憶が消える



おじちゃんは次



何になるかは分からない



聞くことは、この世界の禁じで



聞けば、地獄に行く



だから、聞かない



でもきっと



人間にはならないだろうな



そんな事を考えていたら



いつの間にか



桜木のおじちゃんは



消えていた



幸せになってね、と



心から願って



上を見上げ続けた



「杏ちゃん。



滑り台の所見に行こっか。」



「うんっ。そうだね!」



気を取り直すような声に



私も元気を取り戻して



滑り場に向かった



いつもとは違う



ざわめきに



少し、嫌な予感がした



ーContinueー

Raimu・1日前
小説
連載小説
天国
空の上
自殺
幸せ
独り言
片思いまま、。
変わりゆく人生の中で

今、寂しい人


辛い人


泣きたい人


死にたい人


頑張りすぎる必要なんて、


どこにもないよ。


だって君は、生きてるじゃないか。


この、


不平等で理不尽で、


辛いことばかりな


世界の中で


君は生きてるじゃないか。


それだけで、充分すごいことなんだ。


だから、


1人で抱え込む必要なんて、


どこにもないよ。


この世界にいる人すべてに


愛される資格があるんだ。


愛される権利があるんだ。


愛されたいと言っていい。


辛いなら辛いと、叫んでいい。


今、君が抱えることに呑まれて


生きることを諦めないで。


今目の前にあることの先に


必ず幸せが眠っているよ。


そうだ。


今はとりあえず、逃げてみよう。


逃げるのは悪いことじゃない。


逃げる間に、学ぶんだ。


人の気持ち、本当の自分、


自分のしたいこと、


気持ちの付け方。


外に出て、


ほら、下ばかりむいてないで。


今、空には何があるかな?


青い空か、分厚い雲か、


夕焼けか朝焼けか


星と月が輝いているかな?


空は、広いでしょう?


自分はこんなにちっぽけなんだと


少しだけ落ち着こう。


落ち着いたら、考えて、


学んで。


いっぱい逃げて、


いっぱい知ったら、


君のその苦しみの対処法を


きっと見つけられる。


君の周りには、色んな人がいるよ。


中には、いやーな人もいるかもしれない。


そんな人は、今は見なくていいよ。


君を傷つける人は


知らんぷりして、


本当に君が信じられる場所へ行くんだ。


君は生きててすごい。


今日もよく頑張った。


だから、


お気に入りのアイスと


お気に入りの音楽と


スマホを片手にとって


宿題とか仕事とかは置いといて。


自分の好きな物だけで


自分を囲んで、


今は思い切り甘やかしちゃおう。


また、明日が来るから。


生きてる限り、


たくさんたくさん


希望が待ってるから。


とりあえずでも今を乗りきって


生きていこう?


大丈夫。


僕も生きてる。


noteもある。


君は、ひとりじゃない。


ここが、


この場所が、


ここにいる人たちが


僕が、


いつでも愛していると


想っているから。


顔も知らない。


声も知らない。


性別も知らない。


心も知らない。


それでも、


君の頑張りは、知っているから。


大丈夫。大丈夫。


笑って、歌って、


時々泣きながら。


このかけがえのない一瞬を


全力で楽しもうじゃないか。


生きててくれて、ありがとう










霽月 景・1日前
何かを抱える、すべての人へ
僕なりの言葉で。
死にたい人へ
言葉の力
言葉
世界の片隅、僕等を叫ぶ
ポエム
独り言
変わりゆく人生の中で
小説
なんとなく、伝えたかった










《魔法使い》









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さぁぁと柔らかい風が


私の髪の毛を揺らしていく


ぎぃと私の座るブランコが


錆びた音を立てた


揺れる木の枝


漆黒の空に浮かぶ満月


すっと現れる人影


逆光で表情が見えないけど、


きっといつもみたいに


切なく笑っているのだろう


「こんばんは、ナナ」


低くて聴き心地のいい声


「こんばんは、レイ」


「行こっか」


「うん」


差し出されたレイの手を取る


「走りたい気分」


「いいよ」


風を切りながら


レイと手を繋いだまま


息がきれるのも気にせずに


思いのままに走る


銀色にも見えるレイの黒髪がなびく


サッカー部に入っているだけあって


レイは全然息がきれていない


言い出しっぺの私の息を


吸って吐く音だけが


夜の空に吸い込まれていく


レイは、魔法使いだ


死にたい私に


明日生きる理由をくれる


そんな魔法使いだ


死にたくて死にたくて


壊れそうな私の元に来ては


いつも寄り添って助けてくれる


「学校以外で会うのさ、


2ヶ月ぶりだね」


「そうだっけ」


私はこの2ヶ月、


会えなくて寂しかったよ


出かかった言葉を飲み込む


「で、今日はどこに行きたい?」


「んー、どっか高いとこ」


「東都タワー行くか」


そのままレイと電車に乗り、


歩いて、東都タワーに行く


「たっかいねー」


夜の風が吹き付ける


東都タワーの屋外展望台


繋いでいたレイとの手を離して


フェンスから町を見下ろす


「ばかっ、あぶねーだろ」


「フェンスあるのに?」


「お前登りそうじゃん」


「あはははっ」


「笑ってる場合かよ、まったく」


「だってー、別に落ちてもいいっ」


笑いながら軽くいう私


もちろん落ちたら死ぬ


フェンスを超えて一歩踏み出せば


空から真っ逆さまだ


「、そんなこと言うなよ」


さっきとはうって変わった切ない顔


「冗談だから」


なんでそんな表情をするのレイ


わたしのこと、


好きでもないくせにね


わたしなんか、いなくなったって、


そんな自虐的な考えが


いつも私を責めては消えてくれない


レイのほんとの気持ちが知りたい


どうして、


私のことを気にかけてくれるのって


だって私、知ってるよ


レイには、大切な子がいること


その指にひかるシルバーのリングは


大切なあの子とおそろいなんだよね


私には決して言ってくれない言葉


私には決して見せてくれない表情


あの子に言ってるのも


見せてるのも知ってる


私がいなくなっても、


レイにとっては


ただの私のいない生活に戻るだけ


だから別に私は


いなくなってもいいんだ


でもさ、


レイが生きてっていうから


レイが生きているから


私はあの日からずっと


死ぬことに恐れを感じている


「ナナ」


「ん」


差し出された手を私はそっと取る


私が死んだあとでも


レイはこの世界を生きるから


私が、怖いんだ


レイの瞳に映れなくなることが、


レイに忘れられることが、


レイのそばにいれなくなることが


嫌で嫌でたまらないんだ


「レーイ」


「どーしたの?」


「呼んでみただけ」


あーあ、やっぱり無理だ


レイが好き


この気持ちに嘘なんてつけなかった


出会った時から好きだった


だから私が1番じゃなくてもいい


私のことをこうやって心配して


大切に思ってくれることが


不謹慎にも


嬉しいと思ってしまうんだ


「私は悪い子だね」


「ナナはいい子だよ」


もちろん、


ここから飛べば


現実から逃れられる


この世界から消えることが出来る


それでも私は

レイを握る手に力を込める


それに気づいて、


ぎゅっと握り返してくれるレイ


まるで、


まるでもう、


1人にしないとでも言うように


「ナーナ」


「なに?」


「呼んでみただけ」


「そう、」


そんな都合のいい考えが


今日も私を支配する


やっぱり私は

レイがいないと息が出来ない


頭に思い浮かぶのは


レイのことばかり


目を閉じる


思い浮かぶのは忘れもしない


あの日のこと



ずっと、死にたかった


あの日、死のうと思った


半年と少し前のこと


別にいじめられてなんかいない


仲のいい友達だっている


怒るとちょっと怖いけど


しっかりもののお母さんと


無口だけど優しいお父さん


喧嘩ばかりだけど可愛い弟


温かい家族にも恵まれて


わりと裕福だった


でも何故かいつも息苦しかった


答えのない何かを求めていて


なぜか生きるのが辛くて苦しくて


死にたい、逃げたい、消えたい


それでいっぱいだった


朝が来ることが億劫で


夜は長すぎるから嫌気がさして


何をするにも


だるいが付き纏っていた


ご飯もろくに食べないで


眠れない夜が続いて


学校で倒れて迷惑も心配もかけたのに


気にかけてくれる友達や家族さえも


その気持ちが


鬱陶しくさえ思っていた


大丈夫?


その言葉が私をさらに追い詰めた


大丈夫だよ、平気だよ、ありがとう


言い続けるのは、もう無理だった


何もかもに疲れて限界だった


親も寝静まった深夜2時


パジャマにつっかけで海辺を


ふらふらと彷徨い歩いていたあの日


すべてを投げ出そうとしたあの夜


あの場所で私はレイと出会った


「ナナっ!」


初めて聞いた、


レイの切羽詰まった声


「お前、なにやってんだよっ」


その言葉と共に膝まで海に入っていた


私の元まで来てくれて


手を掴まれて


濡れるなんてことお構いなしに


きつくきつく抱きしめられた


死にたいって一言呟いたら


ふざけんなよって


強い言葉と裏腹に


その温もりに優しさを感じた


レイの匂いに包まれて


涙がぽろぽろと落ちていった


咳切ったように溢れる涙を


止めることすら出来ず


子どものように


ただただ声を上げて泣く私に


レイは何も聞かずに、


落ち着くまで抱きしめて


背中をさすってくれた


そして一言、「帰ろう」って


レイだったから、


レイがそういう態度でいてくれたから


私は死ぬことをとどまれたのだと思う


あの時、レイがいなかったら


私は今生きていない


レイはクラスメイトだった


同じクラスになって


初めてレイを見た時から


ずっとずっと好きだった


授業中はわりと寝てるのに頭が良くて、


私が分からない時は


必ず教えてくれるとこ


サッカーの朝練に毎日行ってて


午後の授業はちょっと眠たそうなとこ


問題を解く時考えながら


ペン回しをするクセ


笑うと目が細くなって


優しい表情になるトコ


こんな私にも優しくしてくれるトコ


不器用ながら私が趣味で作ったお菓子


うまって言ってくれて、


また食べたい!って


子供にみたいに無邪気に笑うこと


レイの好きなところは


あげだしたらキリがない


クラスメイトのレイは、


まるで魔法使いだった


死にたい私を連れ出しては話を聞き


抱きしめてくれるレイは


私の生きる意味ですらあった


だけど私の思いは一方通行で


レイと交わることは


これからもずっとない


だから


だから、辛い


レイを好きになってから


苦しいことばかりだ


ねえレイ


なんで私にこんなにも


優しくしてくれるの?


思わせぶりなんてやめてよ


期待しちゃうじゃん


叶うわけないのに、


分かってるのに


「そういえばレイはさ、」


「うん」


「あの夜、なんで海にいたの?」


深夜、海にいるのって


中々あることじゃない


「あの日、ケンカしてさ」


聞かなくても分かる、


レイの彼女とだ


「あいつは俺のこと


好きなのかなとか思って」


「うん、」


「俺の一方通行な


気持ちなんじゃないかって不安で」


「…うん」


「いてもたっても


いられなくなったんだ」


「それって、」


私を見つけたのって


「会いに行く途中だったってこと?」


あの子に


「まあな、」


ああ、一方通行は完全に私だ


あの子とレイの間には


一ミリも私が入る隙間はない


確信した


無理だ


この恋は叶うはずがなかったんだ


なら潔くいこう


「レイ」


「ん?」



「好きだよ」



「、え?」


「ごめんね、私、レイが好き」


深夜の東都タワーの展望台


風が強く吹いて


髪の毛で視界が遮られる


それでも真っ直ぐレイを見つめて


私は好き、ともう一度口にした


レイの髪の毛がなびく


月明かりに照らされるレイ


ほんと、かっこいいな


好きだな、レイのこと


レイの全部を、


私が独り占めしたいのにな


その権利はもう


他の人のものなんだよね


レイの人を幸せにする魔法は


もう私には効かない


だからあの子に


使ってあげないといけないよ


「ナナ、」


「なに、ためらってんの」


そんな苦しそうな顔しないでよ


虚しくなるじゃん


「レイ、彼女いるくせに」


「ナナ、」


「断らないとダメじゃんか」


「無理だって、そんなの」


「じゃあ私と


付き合ってくれるの、?」


「…」


だんまりとか良くないよ、レイ


私、今最高にめんどくさい女だね


「レイ、もう答え、出てるじゃん」


「でも、」


「レイ、私をフって」


「嫌だっ」


レイが声を上げる


「だってそしたらお前、


死ぬじゃんか…!」


「…っ」


レイは分かってたんだ


私がレイを好きなこと


私にとってレイが


生きる意味であること


レイが私をフったら、


私は生きる意味は消えるから


きっと死ぬということ


レイは優しいから選べないんだよね


彼女か私かなんて


レイは優しい優しい魔法使いだね


「大丈夫だよ」


もう、怖くなんてない


「ナナ、


今にも死にそうな表情してる」


「あはは、それ失礼だよ」


「笑ってる場合かよ、」


「レイ、聞いて」


「ナナ、死ぬなよ」


「私、もう充分生きたよ」


「…っ」


「レイが助けてくれてさ、


生きる理由ができて嬉しかったよ」


辛いし悲しかったけど


同じくらい、ううん、


それ以上に幸せだったよ


「私がいなくなっても


なにも変わらないよ」


「そんなこと、」


「生きる理由なんて案外


そこらへんに


散らばってたりするんだよ」


「お前だってっ」


「大切な人が死んだって


普通に眠たくなるし、


普通にお腹だって空くんだよ」


「ナナ、やめろよ、」


「だから、レイは生きてね


これからもずっと


前向いて生きててよね」


ああ、そんな顔しないでよ


最後はレイの


笑った顔が見たいのに、


どうやら無理そうかな


私はレイに近づいて


ぎゅうっと抱きしめる


レイの辛そうな顔を見ないで済む


大好きな、レイの匂いだ


やっぱりちょっと寂しいね


この世界とお別れするのは


レイとさよならをするのは


彼女さん、ごめんね


もういなくなるから許してよ


この後は思う存分にレイを


独り占めしていいからさ


最後くらい、許してね


「じゃあ、ばいばいっ」


とん、と優しくレイを押して


私はフェンスを飛ぶ超えて


空を飛んだ


「ナナっ!!!」


最後に、


大好きな人の声が聞こえた気がした




幸せだった。


苦しかった。


生きたかった。


死にたかった。


生きたくなかった。


死にたくなかった。




__レイが、大好きだった。




全部、私のホンネ




今からとっておきの魔法をかけるね


レイが幸せになれますように

宇涙 伊織/低・2日前
《魔法使い》
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幸せ
伊織*_の物語

小説
"誕生日の憂鬱"
1話

綾斗_「」
湊__『』
柚希_〈〉
________


『綾斗おはよ!』

「おはよう、湊」


俺は綾斗。

16歳の高校1年生。

こっちは幼なじみの湊。



『あれ?』

「どした?」

『今日って…10月14日?』

「そうだね…」

『?!綾斗お前今日誕生日じゃん!』

「そうだね」

『おめでとう!』

「なぁ湊。俺の誕生日は祝うなって毎年言ってるよな…。」


そう、俺は誕生日を祝われる事が嫌いだ。
それには理由がある…。


『まだ、柚希の事気にしてんのか?』

「気にしてるとかそういう問題じゃ
ないだろ。」


そう、さっき湊が言った柚希と言う
女の子。

俺達の幼なじみだった。
11年前の10月14日。

11年前の俺の誕生日に柚希は
天国へ旅立った。

全ては俺の不注意のせいだった。

--------

11年前10月14日

『〈綾斗、お誕生日おめでとう!〉』

「ありがとう!」

この年までは誕生日を祝われる事は嫌じゃなかったむしろ嬉しかった。

〈このケーキ美味しそう!〉

「食べたいね!」

『でも、柚希ちゃんママがご飯の後って
言ってたよ…』

「〈えー〉」

「じゃあご飯まで公園に遊びに行こ!」

〈いいね!いいね!ママいいでしょ!〉

気をつけるのよ!

「『〈はーい〉』」

信号が青になってから
右左を確認して渡る。

きちんとしてた…。
なのに。





柚希は信号無視した乗用車から俺を守って亡くなった。

--------

けれど俺が浮かれずきちんと注意していれば防げたかもしれない。

誕生日という特別感が
俺の心を油断させた。

全ては誕生日だったあの日が…。

その事故がきっかけで
俺は誕生日が嫌いになった。

誕生日なんて生まれてきた記念日に
大切な人を失ったんじゃなんの嬉しさもない。


『柚希も別に綾斗のせいなんて思ってないよ。』

「そんな事わかってる。」


そう、そんなこと分かってるんだ。


きっと柚希は笑って、

綾斗が無事で良かった
って言うんだろう。


でも、それでも俺は俺が許せない。


これは俺が大切な人を…
いや、"好きな人"を守れなかった俺への罰なんだ。


__________
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
2話…あるかもです。

旭・2日前
小説
誕生日の憂鬱
好きな人
幼なじみ
この僕に愛を












小説:大きな桜の下で








――――――――――――――――

消えたがる彼女

消えないで欲しいと願う僕

なら、共に心中を

――――――――――――――――










「ねぇ深月君、私消えたいよ。」



彼女が僕につぶやく。




僕はなんて答えればいいの?





「やだよ。消えないで」

平凡な答え。





言葉を並べただけの文章。




「なんで、だめなの?」



「君がいないと僕はダメになるから」



「大丈夫。私が居なくても」



「だめだよ。」


――――――――――――――――――






(深月)

保健室のベットに横になる。





「お前またサボりか。」



「うるせぇ。」





保健室の先生は僕に冷たい視線を向ける。





「そんで、なんかあったのか」



「よくわかったね。笑」




「大体、深月がここに来るときって
なんか、悩んでる時だからな。」


「笑笑笑」




「そんでどうした?」




先生の優しい目線に心が安らぐ




「僕、彼女いるんだよ」




「うん。知ってる。」




「幸せに出来てんのかな?」





「人それぞれ幸せってのは違うけど、
今付き合えてる。なら、
彼女はお前と居て幸せなんじゃないの?」




「あね。さすが先生。」






年取ってるだけいいのと言うわ。

ボソッと呟いた言葉は先生の耳に届いて。






「あぁ、この荷物重いな。
ねぇ、深月くん。俺年寄りでさ((圧))
運んでくれるかな?((ニコ」


「あ、うす((ヤベ」

―――――――――――――――――




(桜山:保健室の先生)

ベットに横たわる深月は

いつもつらそう顔をする。

彼女さんの話をする時

目を細めて苦笑する。

長いこと保健室の先生として

働いている俺は、

よく生徒の恋愛相談を受ける。

大体の人が別れて終わるがな。

アイツらもそうなるのかな。


―――――――――――――――――






それから5年後。



4月




入学式を終えいつものように仕事が始まる



いつもより早く出勤した俺は



教務室で珈琲を飲む。

『速報です

今朝未明、大きな桜の下で2人の遺体が発見

されました。

遺体と共に遺書が添えられていました

"拝啓、桜山先生へ

僕、彼女を幸せにできたよ。

もう思い残すことないから

サヨナラするな。

じゃーな。"

との事です。』





手から滑り降ちる珈琲カップ。




桜山。俺の名前。




画面に映る、深月と彼女。




頬を流れる暖かい涙。



"人それぞれの幸せ"




そっか、幸せを見つけたのか。


―――――――――――――――――

彼らのニュースは大勢の人に影響を与えた。

家族、友人、教師。

しかし数日が過ぎれば

いつものように元通り普通の日常を迎えた。


――――――――――――――――――



"貴方を一人にさせません"

"私をひとりにしないで"



――――――――――――――――――


これは愛し合った少年少女のお話。

東雲 冬音 (´·_·`)・2日前
小説
大きな桜の下で
独り言
この僕に愛を
➣小説





中学2年生




『あ、そうだお前サッカー部のさー…』

『なんとか先輩…』


「山本先輩?」


『あーそうそう』


『告白されてフッたって』
 


その頃から私は



「あ…うん」


『みんな噂してるな。もったいねーって』

『なんかかっこいい人なんだろ、それ』


「だって興味無いしーそういうの」


『ふーん…そっか』

『ま、だよな』



相変わらずけーちゃんが好きだった



「あ、でも」



ただ

今と違うのは



「告白してきたのが」

「けーちゃんなら付き合ったけどね」



〝こういう事〟が平気で言えた頃



『うっえッ!?』


「うぇ…?w」


『……っ』


「あーははは

 顔赤くない?なんで?」


『あ、赤くない!』

      
「今日もいい杉浦 契だな~…」


「……ねぇ」

「けーちゃんは?あたしと付き合える?」



うん

なんて返事が返って来ないのは分かってた



『……』


「けーちゃんにちゃんと

 聞いた事なかったなって思って」


『 ………。
 
 なんで女同士で付き合うんだよ』


「いいじゃん女同士でも」


『よくねーヘンだろ』


「ふーん、そっかぁ…」




だから別にどうでもよかった


どうでもよかった




「おまたせ~

 今日あっついねー」


『また寝坊!!』

『走るぞ』


『明日は寝坊したら置いてくからな』

『なんで毎朝校門ダッシュしないといけないんだよ』


「あーじゃあ明日だけ

 頑張って早く起きよう」

「はは」


『やっぱ今日置いてきゃよかったコイツ』



どうでもよかったんだそんな事


〝なんで女同士で付き合うんだよ〟


なのに


〝よくねーヘンだろ〟


なんでだろう、

それから

あたしはけーちゃんに



『よこえ!』

『はやく!』


〝そういう事〟を言わなくなった


なんでだろう、ただなんとなく


言わなくなった

湊川 怜 02・2日前
百合小説
スクールゾーン
小説
この僕に愛を
独り言
長い
変わりゆく人生の中で










《題不明の物語》


2,たまたま
























彼女は、冷たく真っ直ぐな瞳で


俺の全てを見透かした後、


柵の向こう側から


こちら側へ。



この時には、馬鹿みたいに


強かった雨が一気に止み始め


ぱらぱらとした小雨。



彼女は、屋上のアスファルトの上に


降り立った。



白い長袖のワンピースは、


びっしょりと濡れていた。



スタスタと何事もなかったかのように


彼女は俺の横を歩いていった。


















俺は、当分、何かに縛れていた。


動けなかった。


動きたくなかった。



たった今起きた出来事。


ほんの些細な出来事。



その全てを全身全霊で


記憶に残そうとしていたのだ。


















何かが始まるのは、


案外、あっさりなのかもしれない。


















彼女との再会は、あの図書館だった。



たまたま、バイトが休みだった。


たまたま、本が読みたかった。



他にも沢山のたまたまが重なった。



沢山の偶然が偶然を呼び、


彼女との再会を呼んだ。






















ある本を探していた。


題名は忘れてしまった。



だから、曖昧な記憶の中の


情報を頼りにその本を探していた。

















一冊の本を手に取り


ぱらぱらと捲った後に


首を少し傾げながら


元の本棚の位置に直す。


そして、また、一冊の本を取る。



その僅かな動作一つ一つに


思わず見とれてしまう。



ロングの髪は


雨の日のストレートとは違い、


ふわっとしている。


たまに、耳にかける仕草が


しなやかである。





















「どうも」


緊張をしながらもそう声をかけた。



彼女は、恐る恐るという感じで


俺の顔を見た。


俺の顔を覚えているようだった。



「……どうも」


彼女の声は、思っていたよりも


暖かかった。



この間は、冷たいオーラが


漂っていたため、


人違いかと一瞬不安になった。



表情も暖かかい。



何でだろう。





















「あの、…この間のことを…」


「あ、誰にも言いませんよ」


彼女が少し言葉を迷っていたので


何となくそれを読み取った。



その何となくはあたっていたようだ。



「ありがとうございます」




















この間の時と何か違う。


彼女の温度差以上に


俺の中の何かが違う。

涙雨 雫玖 🗿<(へっだー)・3日前
題不明の物語
小説
小説☔︎
連載小説
この僕に愛を

私が今言えなかったことは
ちゃんと口に出さないと相手に伝わらない。

分かってはいるけど
言葉にすることが怖い。



「あ…」









「…なんでもない笑」





心の中に、
どんどん良くないものが
積もっていく音がする。



それを吐き出せるようになるのはいつだろうか


今日も私はいい子を演じ続ける。
何かがこぼれ溢れるその時まで____。

𝐑𝐢𝐍𝐚・2日前
この僕に愛を
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自己の身体が


一番頼りなく


一番最低です。


それはもう


何事にも変えられない。


そうやって、


生きてきました。


ある時には


言う必要の


無いことにまで


口は滑り落ち、


またある時は


誰かの言葉を


盗むようにして


自分を偽り、


自分を愛しました。


「然れども


それが人生の


愛し方」


君はそう、


嘘をつきました。



銀杏が


地面に寝ていました。


もう秋も暮れだなあと


思っていたのですが、


同時に


君がいなくなってから


二年が経つと想いだし、


何だか悲しくなって


途中で思うのも


止めてしまいました。



人人は難なく


銀杏やら紅葉やらを


踏んでいきます


その先にまるで


さも価値のある


宝の山が


あるかのように。


僕は出来ません。


そういう性分で


四半世紀を


ねちっこく


生きてきたので、


決して命が


同値でなくとも


早早に足で


踏めたりはしないのです。


君はそんな僕を


笑います。


他人が笑えば


泣きそうになる僕でも、


君の笑顔の


魔法にかかれば


幸せを掴めるのです。


ですがそんな君も


また他人なんて


幸せの矛盾です。


これもまた、


君が遺した


ひとつなのでしょうか。



ベンチで空になった


缶コーヒーをすすって


君が遺してくれた


ひとつにあたる


写真を眺めます。


裸足で砂浜を歩く夏


落ち葉で地面に


顔をつくった秋


新しいブーツを


君が履いてきた冬


ビールに桜を浮かせて


笑った春



色々な季節を


二周半。


小さな紙の上で、


旅をしました。


でも目覚まし時計は


鳴ります。


誰も僕のために


止めてはくれません


気付いたら


公園の子供が


帰ってるなんてのも


良くある話です。
















いつか


その時が来たとき


聞いて欲しいのです。


まだ僕が


君のいる夢を


見れずにいること。













候愛






良迷 彔・1日前
候愛
小説
















人生とかけまして、
空とときます。


その心は??



















色々な空模様の中毎日生きているんだなと
最近よく思いながら生きている。

似たような日はあっても

全く同じような日になることはなくて

似てるなと思った日ですら

客観的に見てみたら、
案外そうでもなかったりする

晴れの日
曇りの日

土砂降りだってあるよ

今日は落雷警報が出てたりもする??

コロコロ天気のように変わる人生

明日の天気を予想しても

当たったり当たらなかったりで

そんな予測不可能な人生って

なんだか毎日楽しいな。

明日も晴れますように‪𓂃 𓈒𓏸

𝐑𝐢𝐍𝐚・2日前
変わりゆく人生の中で
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小説
"誕生日の憂鬱"
2話

綾斗__「」
湊___『』
柚希ママ《》
__________

まぁ、罰と言っても俺に何か嫌なことがある訳じゃないんだけどな。


『あ、そうか今日綾斗の誕生日って事は…柚希の墓参り行くのか?』

「当たり前」

『どうする?直接行く、1回家帰る?』

「1回帰るのめんどくさいから、直接行く予定」

『りょーかい』

----------
放課後

「湊、行くぞ」

『ちょいまち、飲み物買いたい』

「俺も買うわ」

『あ、じゃあ俺が奢る』

「なんで?」

『まぁまぁ』


急にどしたんだ…


あ、誕生日か…


「誕生日とかじゃないよな。ただ気が向いただけだろ」ゴクゴク

ビクッ『あ、あぁ』

『あ、そういえば、』

話そらされた

『綾斗って柚希の事好きだったのか?』

「?!」ゴホゴホ

『あ、むせたw』

「急になんだよ///」

『いや、俺は柚希の事好きだったから』

「え?!」

『まぁさすがに両思いだった二人の間には入れなかったけどなw』

「りょう…おもい?」

『あれ?知らんかったのお前ら両思いだったんだよw』

「なんでそんな事分かるんだ?確証無くね」

『だって俺、柚希に相談されてたもん。綾斗が好きって』

「そう…なのか」

湊はすごいな…
好きな人から恋愛相談されても平気でいられるんだ…。

『ちなみに、結構辛かったからな!』

「?!」

『どうせ、湊平気だったんだぁとか考えてたんだろ。俺マジで泣いたぞw』

「そっかごめn((」

『でも、お似合いだったから、全然勝てる気しなかったしw』

「そっか…」

『ほら着いたぞ』

「あ、あぁ」

『…たく、しゃーねーな』

バチン

「いっっった!」

『行くぞ!笑っとけ柚希が泣くぞ!』

フッ「あぁ」

---------

今村家墓

「柚希久しぶり」

『マジで久しぶりだなw』

「まぁ1年に1回って決めてるし…」

『それがマジで謎』

「だってあんま来すぎるとマジで頭から離れなくなる」

『綾斗らしいわw』

「は?!」

《あら?綾斗くんと湊くん?》

「『?!』」

《久しぶり》

「『お久しぶりです』」

《来てくれてたのね》

「はい、もちろんです。」

《きっと柚希も喜んでるわ》

「『…』」

一気に気まずくなったな…
柚希にも挨拶したし、そろそろ帰るか

「あの僕達そろそろ帰りますね」

《あら、そう。
今日はわざわざありがとうね》

『いえいえ、おばさんもお身体気をつけてくださいね。』

《ありがとう》

「では、失礼します」ペコリ

『失礼します』ペコリ

《あ、そうだった!ちょっと待って》

「『??』」

《これね、柚希の部屋の掃除をしてたら出てきたの。》スッ

「『?!これって』」

《そう、柚希の日記。主人が日記は毎日つけるよう柚希に言ってたから。良かったら綾斗くん達貰ってくれない?》

「いや、でも!」

《いいの。私も読んだんだけど、私達との思い出よりあなた達との思い出の方が詰まってる。貰ってくれないかしら?》

「分かりました。じゃあ貰っておきます。」

《引き止めてしまってごめんなさいね。
またね。》

「『失礼します』」ペコリ


家に帰ったら読んでみるか…
なんだか見たいけど怖いな…。

_________
2話も最後まで読んでくださりありがとうございました。

旭・2日前
小説
誕生日の憂鬱
幼なじみ

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