#恋

あなたの物語に

わたしは必要であってほしい

光跳ね返す濡羽色が映り

その葉末滴る朝露がただ

格子窓介した絵画の様で

講師の声が夢現の子守唄

命を懸けて　、命を描く

天使を偽り、

今日も偽の翼を広げる。

"ただいま"って言える場所がある

それだけで明日が少し幸せになる

点の雫が線の涙に成る

どうか幸せに

繋がっていますように

弱視のままでよかったのに

嫌な物をも可視する眼鏡を

介しても貴方は綺麗だった

似合うねって笑ってくれた

​誰にも言えない秘密がある。

それは、横顔だけを見つめる恋。
あなたに気づかれぬよう
この気持ちをそっと抱きしめると

​私の小さな世界は
あなたと幸せで満たされるの。

思い出にしてしまうには

まだ 輪郭が鮮やかすぎて

それでも もう

戻る場所じゃないと知っている

今日も息ている

自分の心を吐いて呼吸してる

あとどのくらい

息継ぎをすれば終わりますか

四六時中、君に夢中

募った想いが

揺れて、回って、落ちて、

届くといいな

恋に落ちることはもっと簡単でもいい。

人が人を好きになる理由なんていらない
あなただから好きになったんだもん

蝉の記憶は遠ざかり

秋虫の調べが胸に染みて

それは静けさなのに

どうして こんなにも

騒がしいんだろう

薬指に約束を嵌めてキスしてくれたら

あなたの生涯を半分背負ってあげる

私以外を愛さないって誓ってよ

あなたに会えるのが
楽しみです

同じくらい不安です
どんな顔して会えばいいんだろ

でも嬉しくてしかたないです
心が躍っています