#悲しい

優しい切なさは強がりで

別れと前向きが同居して

笑顔で涙が乾くのを待ったのは、

笑顔が君への贈り物だったから。

泣けない夜は壊れる寸前の静けさで

痛みさえ愛の証に変わるから

無感覚のフリをしてまだ君を想ってる

君がいるから暑いのか、

夏だからときめくのか。

この季節に恋してる

それだけは確かだった

霧が覆い被さり見えなくなった君

その残像だけを眺めて輪舞の音が

波紋の様に広がっては消えてゆく

散らばった雨粒の繋がりに君と私

仲良くなってもいつの間にかいなくなっちゃう
だったら初めから友達なんてつくらなきゃよかったのにね

夏の暑さも彼岸まで

よく言われた昔話

夏祭りの太鼓囃子に

夜空に咲かせた線香花火

どれもこれも一瞬で切ないよ。

あんなに暑かったこの火照った体は

この夏の暑さのせいなのかな…

もう会えない笑顔だとしても

好きになってしまうの何度でも

暮相に染まる哀しみの欠片

滲む痛みに拍動が泣き頻る

大事なやつのためなら、
頭なんて何度でも下げてやる

勝てる気は全くしないけど、
絶対に負けない自信があった

あなたの心に
まだ私はいますか
答えてよ
夢の中でもいいから

目の前にいるはずの君の心は

夢ですらこの手で触れられない

眩しいと思う日が無くなったら

少しはこの世界の空も

綺麗に見ることが出来るかな

何も知らないくせに

膨らんだこの想いを逃がしたら

少しは楽に息が吸える気がしたの