浅黄・2025-06-04
推し
ないものねだり
手に入らないって
分かっているから
安心して欲しがれる
行動を起こさないと始まらない
成功する君は失敗をも恐れないから
思い切りがとても良いの
愛に始まり憎悪を得、そして愛に終わったあの人は幸せだったのだろうか。
沈む、沈む。
俺の宝箱。 宝物たち。
真っ二つに割れた俺たちの“帰る家"。
ぼんやりとそれを見る。
俺は、いつも自分の大切なもの一つ守れない。
あなたが私に生きる理由をくれたように
いつか、
私も誰かの生きる理由になりたい
君の隣に立てる人間になりたかった。
お前を超えれる存在になりたかった。
私は/俺は
勝手に失望して望んで、手を出してはいけないものに手を伸ばした。
自分の為だけに走った先にあったのは、世界を破滅に導く船頭役。
そうやってみんなに迷惑をかけて。
それでも泣きながら、或いは笑って手を伸ばしてくれた。
そんなみんなの為に。
これ以上、ただの1人だって殺させてなるものか。
『俺のこと、忘れないでね』
そう言って、風船が割れるように消えたあいつの居場所は未だにしれない。
「死体をまだ見てないんだ」
言い訳のようにそういう俺を、彼らは好きにさせてくれている。
それが何よりありがたい。
これは、俺があいつの死を認めたくないだけだとわかっている。
それでもーー。
推しとして好きだったけど
今は恋愛的になのかも
とか思ってしまって
でも怖いから推し
って事にして
逃げてる自分がいる。
今日 推しくんが死ぬ夢を見た
Xには
『僕が最期まで想ってたのは 君のことだった』
みたいな 文言だけが残っていた
目覚めて Xを見て
「おはよう」の投稿を見たとき
推しくんが 生きていることを実感して
もっと 愛おしくおもった
燕が幸せを運んでくれる鳥ならば、あの人の幸せの全てを詰め込んでいたあの黄色の燕が壊れてしまった今、誰があの人の幸せを運んでくれるんだろう。
でも、きっと彼らのことだから燕がなくてもあの人の元へ戻るのだろう。
燕の意思を心に秘めて、愛するあの人のところに。
今日の夜、推しが 配信で
「高校生の頃、
ビッグマックが好きだった」
と 言ってた
偶然にも 今日の昼
私(現役高校生)
初めてビッグマックを食べた
幸せ
新曲のMVで
推しくんが食べていた
グレープ味のシャーベットは
私の 今年の夏の証
担降りするなら 静かに降りて欲しい
わざわざ「担降りします」とか
本人が見えるところで 言わないで欲しい
推しに気づかれないうちに
静かに去って欲しい
「彼女にするなら年上の女性」
「未成年は恋愛対象じゃない」
推しくんが何度そう言っても
私の想いは変わらない
推しくんの「特別」になりたいの
同じ空の下にいるって
どれだけ手を伸ばしても届かない存在なのにね