#無邪気

素足ではしゃぐ無邪気な笑顔に

心が波打つひと夏の恋。

大人のあなたは
子供みたいに笑う

だけど

子供の私は
大人にはなれない

君の無邪気に笑うあの顔も
今はもう何処か遠くへ

大胆な"ありがとう"も

曖昧な"ごめんね"も

少し経てば想い出になるの

君にぴったりの花を1輪

想いを託すには頼りないかな

景色を楽しむ君の横顔を
もう君の隣で見れないんだ＿

観覧車を子供が無邪気に楽しむ姿を見て
僕は何度も君を想い出す

あの頃の無邪気な

子供心を忘れなければ

重い現実さえ知らなければ

私はこの空の下で笑ってますか

幼き頃の特有の景色は味わえなくとも

自由な大人になってからの楽しみもある

大人になりたくない


特に何も深く考えていなかった


子供の頃に戻りたい

外を見渡しても

心を覗いてみても

あの日の君はもう居ない

『無邪気でなくても素直でなくても
笑顔はちゃんと耀くよ』

そばにいるのを望んだのに
近くなれば離れるのがこわくなって
そんなのとんだわがままだって分かってるのに

無邪気にはしゃいで笑い転げたり
素直になれずに言い争った日々も
今は愛しくて

大人になりたくなかった訳ではないんだよな

大人の真似事をしなければ生きられなかった

だから、素直に泣けたあの頃の君が恋しいよ

君がもし他の誰かと結婚するなら

私は君を諦めなきゃいけないね

カスミソウを横目に君を眺めると

君は幸せそうな顔をしてるんだ