はじめる

#物語

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全2212作品 ・



君の瞳の奥に    僕は居ますか?


 私の未来に    君は居ますか?



私はヒロイン   君はヒーロー


そんな物語が

存在するのでしょうか_

( ˙꒳​˙ りんご) 低浮上極める・2日前
ポエム
独り言
恋心
好き
好きな人
片想い
居る?
未来
君は
居ますか?
私はヒロイン
君はヒーロー
物語
君と僕の物語
存在
存在する?
未来の話
君は私のヒーロー
人生
下手くそ
謎すぎる
謎ポエム
りんごぉぉ
りんごのおすすめ
りんごの一番



「お前、死ぬのか?」


「止めないで下さい、本気なんです」



見知らぬ男は


短くなった煙草を


河に投げ捨てると


こう笑った。



「俺も一緒に飛んでやるよ」





【Looking for Myself分岐~にゃん編~“生まれ変わったなら”第一話】



集団練炭自殺が未遂に


終わってから半年…。



前を向いて頑張ろう


リクとカエルと


約束したのに





「にゃん、最近どう?連絡ないから心配してるよ」


「おーい、連絡寄越せー」



三人だけのグループLINE。


二人が私を心配してる。



「大丈夫、元気だよ♡」



私はそう、嘘の返信を送った。



所詮ね、文字じゃ


人の感情は読み取れないから。



「そう?よかったー」


「なんかあったら相談しろよー?」



ほらね。


うまく騙されてくれたでしょ?




本当は心が軋んでた。


よく、飛び込んだ人を見つけた電車が


キキキキキッと悲鳴をあげて


止まろうとするシーン


ドラマとかで見たことない?


まさにあんな感じだった。


きいきい鳴りながら


無理に運転し続けた心は


壊れた歯車みたいに


もう身体を動かす事もやっと。



鬱病と


起立性調節障害


自傷癖


無気力症候群



母にはいつも


もっとしゃんとしなさい


と言われるけれど


しゃんとしたくても


出来ない


父には学校行けと


言われるけれど


行きたくても


いじめという地獄が


広がっていて


朝だって

体がだるくて動かない。



こんな私は


「不必要」かと聞けば両親は


苦笑いを零すだけだ。


そこに何の救済がある?



その沈黙は


「YES」と言われているも


同然だった。


一緒に自殺しようと思った、


二人の仲間に…


本当の事をいえないのは



せっかく死なずにやろうと思ってる、


彼女たちをわざわざこちら側に


引っ張りたくないからだった。






結局、私はひとりぼっち。




「出ていけ!!お前のような奴はこの家の子じゃない!」



この日


私は父と大喧嘩をした。



不登校に近かった高校


担任の先生から



このままでは留年すると


母の元へ電話があったのだ。



いじめのことは


両親には言えていない。


父は厳格な人だ。


いじめを理由に不登校なんて


許してくれるはずもないし


母に泣かれるのは目に見えていた。


私だって


いじめがなくて


起立性調節障害を


上手くコントロール出来れば


高校に通いたい。


だけど、根本を


両親に話せない私は


それをうまく伝えられなかった。





父はそんな私に苛立ったのだろう。



思いきり頬を張られ


そう言われたのだった。



母は止めたけれど


私は母の静止をふりきって


裸足のまま家を飛び出した。





涙も、出ない。


着の身着のまま出てきた。



お風呂上がり


ノーブラ


白のワンピース


髪は濡れたまま


足は裸足


それでも


深夜だったことが救いだ。


繁華街から


離れているここは


人通りもまばらだった。



どこをどう…


走ってきたんだろう。


いつの間にか私は


鉄橋の中央にいた。


田舎だからなのか


自殺を考える人など


いないからなのか


さしたる柵もない。


ふと見下ろせば、


死はすぐに私を


包み込んでくれそうだった。




「もう、いいかな…」


未練なんてない。


だけど、ふと…


リクとカエルの事が


頭をよぎる。



彼女たちは


泣いてくれるだろうか。



いや、きっと私が今


さよならの言葉を


LINEに入れさえしなければ


彼女たちは私の死すら


知ることもない。


連絡がとれずに


1週間くらいは


心配するかもしれないけれど


きっとあとは忘れていく。


半年も経てば


にゃん?あの子


そんな名前だったっけ?



そんな事言われるに違いない。



「あー…せめて1ヶ月は、にゃんどうしてるかなって思い出して欲しいなぁ……」


そんな独白を呟きながら


私は橋の欄干の上に上がった。



裸足でよかった。


靴を脱ぎ捨てる、手間が省ける。



「あ……遺書……」


書いてない、と思ったけれど


私は、欄干の上から


向こうの街の灯を見て


嘲るように笑う。


「まあ、いいや。死ぬ理由…伝えたい人なんていないもんね」




ヒュウヒュウと風が吹き付けた。



気持ちのいい風だ。



絶対、絶対


この世で生きてるより


ここから落ちる瞬間


私は安らいでいるはずだ。



ほんの少しの恐怖を


心の隅へ追いやるために


そう自分を奮い立たせた。




私の目には


街の灯が虚しく映る。



いつからこんな


冷めた人間になったんだろう。



生まれ変わったら…


街の灯を見つめて


さあ、私もおうちに帰ろうと


スキップなんか踏めるような


幸せな人生を歩みたい。



そんな人生へシフトする為に


私はこの1歩を踏み出して


世界を……飛ぶんだ





目を閉じる。


これを開いたら


飛ぼう。


息を大きく吸った。


と、その時だ。




「おい、そこのお前。パンツ見えてるぞ」


「え!?」


誰も気にも止めないと思っていた場所


ふいに男の声がかけられて驚いた。



ワンピースの裾を押さえて


あちこち挙動不審に見回しても


誰もいない。



「つーか、下乳まで見えてるぞ」


下……乳!?


ということは下!?



思わず視線を下へ


目を凝らせば



橋の下の川べりに人がいた。



彼は足早に堤防を登って


私の居る橋の上まで回り込む。



とても軽快な


ステップを踏んで


私の側に現れたその人は


25、6歳程の


背の高い男性だった。



彼は欄干の上の私を見上げる。



死んだような目だった。


それでも、どこか


強い眼差しに


私の心臓は射抜かれる。




やがて、彼は言った。



「お前、死ぬのか?」




「止めないで下さい、本気なんです」


「そんな格好でそんなとこに突っ立ってたら、さすがにな、遊びだなんて思わねえよ」



見知らぬの男は


短くなった煙草を


河に投げ捨てながら


こう笑う。



「俺も一緒に飛んでやるよ…よっ」


欄干の上に登った彼は


両手を広げる。


鳥にでもなったつもりだろうか。



「え……?」


まさか死ねない

私はタカを括っていた。



「死ぬんだろ?一緒に逝こうって言ってんだ」


だけど、彼の眼差しは


痛いほど真剣だ。


僅かにたじろぐ…。


「ど、どうして見ず知らずのあなたと無理心中みたいなことしなきゃなんないんですかっ」


すると、彼は含み笑って



「へえ、飛ばねえの?じゃあお先」


「え……?」



そう告げたが早いか


まるで兎がぴょんと跳ねるように


私の目の前から姿を消した。



スローモーションにすら


見えたその一瞬の間の後


バッシャーンッッ


物凄い力で水を叩く様な音が

ツンザ
耳を劈いたのだ。


私はその現実を


受け止められるまで


目を剥き


彼が消えた私の隣を


見つめ続けることしか


出来なかったのだった。



【Looking for Myself分岐~にゃん編~“生まれ変わったなら”第一話(終)】




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Looking for Myself
分岐、リクに続いて
にゃんの物語を書き始めました


メインは


Real Meとサージカルマスクの方なので


更新頻度は少しゆるめです


楽しんでいただけますように


( * ॑꒳ ॑*)



幸介

ひとひら☘☽・2020-03-26
幸介
幸介の小さな物語
LookingforMyself
LookingforMyself~分岐にゃん編
死にたい
死にたい人へ
飛び降り
自殺
自殺未遂
小説
物語
見知らぬ男
独り言
ポエム
いじめ
家庭
家族
家庭不和
もしも魔法が使えたなら
辛い
好きな人

【RealMe~性別のない人 第六話 性って、なんだ】




「は!?想!?おま、なんで」


「あー……えっと、その」


口ごもって


どう切り抜けるか悩んだ挙句


俺は愛想笑いを千祐さんに向けた。



それでも千祐さんは


驚いて言葉が出てこない様だ。


沈黙が……痛い。


いたたまれない…。


逃げたい。


額に汗が湧いた。



「あのねぇ」


その時、コウコさんが


俺の肩に触れて笑う。


「千祐と同じ、お手伝いに来てくれたの、ね、想ちゃん」


間近でコウコさんの顔を見ると


ウィンクで目配せ。


話を合わせろって事か。


恩に着る……。



「あ、はい、手伝いに…」


「あーそうか。ご苦労さん。でもな、想」



千祐さんは腰を折って


コウコさんを見つめ


からかうように言った。



「コウコにいい様に扱われんなよ、こう見えて人遣い荒いんだから」


「えっ、そうなんすか」


「最初だけだぞ、いい人なの」


「えー……?」


何と答えていいやらわからず


伸ばした音をコウコさんは


勘違いしてしまったらしい。



「もう、想ちゃんまで…!千祐も紗季も私に何の恨みがあるわけぇ」


「俺にあんのはコッコへの愛情なんだけどな」


紗季さんが言う。


「だったらもっと優しくしてよ」



コウコさんが唇を尖らせると


千祐さんは彼女の前で


四股でも踏むように


大股を開き両手を広げた。



「よし来た!俺の胸に飛び込んでこいっ」


「千祐には言ってない」


コウコさんが

冷たく言い放つと

三人は目を見合わせ


大きく、一笑した。



とても、仲良しだ。



そんな三人を見ていると


緊張もほぐれて



周りを見渡す余裕が出来た。



ふと聞こえてくる会話に


そちらを振り返る。



「あーくん、飲み物♪」


「おー、ありがとな結奈」


「ねー、今度温泉行こうよ温泉、美容に効くとこー」


「いいけど、部屋風呂な。これ条件」


「もー、また変なこと考えてるでしょ?」


「結奈だって変なこと好きなくせに」



普通のカップルに見えるあの二人


注視して見れば背はとても低い。



きっとあの、


髭を生やして彼女と笑う男の人は


元女性なのだろう。




気付けば


あっちの男性同士は


手を繋いでる。



ベンチでは


女性同士が寄り添い合う。



みんな、形が違う。


それでもみんな笑顔だった。




こうして


男と女って概念を持たず


当たり前に人と人が


自由に愛し合える場にいるだけで



不思議なことに


俺が今まで悩んで来たことは


なんだったんだろうと思う。




性って……なんだ?



答えの出ない疑問符が



そこにはあった。











「いいか千祐、ちゃんと想ちゃんのこと送っていけよ」


「わかってるって」


「想ちゃん、もしよかったら来週も手伝ってね」


「うっす、また来ます」



午後八時


「ジェンダーレスの会」は


お開きになった。



皆、それぞれの場所へ帰っていく。



俺は仲良さそうに


繁華街へ消えていく、


コウコさんと紗季さんに手を振る。


このまま車を停めて


食事をしに行くらしい。




ふと、真横を眺めると


千祐さんが泣き出しそうな顔をして


コウコさんを見つめていた。



ちくちくと内部が痛む。


心が蝕まれていく気がした…。



「千祐さん…あの」


「あ、おう、なんだ想」


「千祐さんって…コウコさんの事好きなんすか」


「なっ、そ、そん、そんなわけ、なっ」


しどろもどろの千祐さんの顔は

見る見るうちに赤く変色していく。



あーあ、やっぱりね。


「わかりやす過ぎますよ」


俺は千祐さんを見つめて、苦笑する。


すると千祐さんは


「あー…」


バツが悪そうに唸ると


「なんでバレちまうんだろ」


頭を抱えてしゃがみ込んだ。




バイト先では


いつも飄々としていて


人の意見に左右されない


正義感も責任感もある


呑み屋のフロアで


絡む客にすんなりと


頭を下げられる、


強さも頼りがいもある人。



こんな弱々しい千祐さんを


見るのは出会って一年…


はじめてのことだった。



放っては帰れない。


俺は後を追うようにしゃがみ込むと


躊躇いながらも


千祐さんの頭に手のひらを伸ばした。


そして、ゆっくりと撫でる。


「話……俺でよければ……」


吐き出す息も

告げる唇も

撫でる手のひらも

小刻みに震えた。


感じた千祐さんの温もりは


とても、愛しい。


「想…、俺はさ」


「はい」


「兄貴も、コウコも好きなんだよ」


「はい」


「だから…幸せになって欲しいんだ」


千祐さんの言の葉は


ひらひらと宙を舞う。


切なくて、苦しい。


千祐さんのそんな想いが


胸に突き刺さった。



どのくらいの時間を


そうして過ごしただろう。


やがて千祐さんは


「……想、時間あるか」


「親に、連絡すれば」


「じゃあ、ちょっと付き合え」



俺を、誘った。


【RealMe~性別のない人 第六話 性って、なんだ(終)】

ひとひら☘☽・2日前
幸介
幸介による小さな物語
RealMe~性別のない人
小説
物語
トランスセクシュアル
幸介/性と言う名の鳥籠
ポエム
MTF
FTM
ゲイ
レズ
バイ
LGBT
トランスジェンダー
好きな人
学生
性別違和
悩み
差別のない世界へ
片想い
好き
もしも魔法が使えたなら
独り言
人生



「え……?今なんて…」


「もう、会わない」


「……なんで」


「ごめん」



心の手が離れてく…。


これという理由も伝えず


縁の温もりが


心から離れてく。



「や、やだ、待って…!」


「病気、治るように祈ってる」



そんな悲しい言葉いらない。



「縁ぃ…っ」



こっちを振り向いて


いつもみたいに笑ってよ



ねえ、縁


もう、前も見えないよ…


【surgicalmask~第七話 捨てないで】



「……!」


ふわふわと漂う意識の中で


私は確かに誰かの声を、聞いた。



はっきりしない感覚


記憶を辿る…君は誰……?


私の…大好きな、人……?



「……にし」



重たいまぶたを


こじ開けると


白い天井



そしてガウンを着込み


マスクと帽子をつけた、



お父さんとお母さんの姿があった。






「き…、づき、結月…っ!」



私の名前を呼んでいたのは


お父さんとお母さんだったんだ…。



酸素マスクが、邪魔だ。


よく、前が見えない。


とりたい、けど


体が上手く動かない。




縁はどこ?


キョロキョロと


眼球だけ動かして


私は必死に縁を探した。



いない。



だんだんとはっきりしてくる記憶。



熱があることを隠した



私は縁に嘘ついて



大切な誕生日に



倒れちゃったんだ…




そう思った途端に涙が溢れ出す。




「きょ、何日……?」



「今日は24日よ」


お母さんがゆっくりと


優しく答えた。



「24……日」



縁の誕生日から


三日も経っている。



「あなた転んで大出血起こしたの」



涙目のお母さんは


私の掌をぎゅうっと握った。



「危なかったんだぞ…」



お父さんは私の頭を撫でる。



「ごめ……なさっ」



酸素マスクのゴムに


染みた涙が密着して


頬がヒリヒリ痛む。



「そんなに泣かないで。大丈夫よ」


「無事でいてくれたんだ、それでいいさ」


涙に滲んだのは両親の笑顔。


その柔らかな表情に


私は心底、安堵した。






「えに、しは…?縁に会いたい…」


言葉にすると想いは


大きな風船みたいに膨らむ。


会って伝えたい言葉があった。


「……謝りたい、お母…さん縁、は」


私は途切れ途切れに言葉を送る。


ぐっと躊躇ったお母さんの様子に


私は不安に満ちた視線をむけた。




「あんな男の事は忘れなさい」


いっときの沈黙の後で


思いもよらない言葉が


お父さんの口から発せられた。


「え……?」


体を揺さぶる程の動悸が駆けた。



「ど…ゆ、こと?」


動悸が駆け巡ると


呼吸まで絶え絶えになっていく。


「お父さん、今そんな話やめて」



お母さんは


私の様子に気がついて


お父さんを咎めた。



「お母…さん、何?…縁は?」


思わず縋りついた私の手を


お母さんは両手で握り返し


「結月、今は何も考えずに休みなさい」



そう、話をすり替えて苦く笑った。






それから間もなく私は


一般病棟に戻った。



戻ってすぐ縁に


一言だけ入れたLINE


「元気なふりしてごめんね」


既読がついただけ。



待てど待てど


返信はなかった。



縁…怒ってるんだ…



そう思ったら


しつこくLINEを送ることが


どうしても、出来なかった。





「縁……」


病室の窓から見える空は


どうしてこんなにも


清々しいのだろう。



縁が病室に顔を出さない今


青空はただ、ただ


虚しいだけ。



溢れるのは涙と


逢いたい…


その気持ちだけだった。




逢いたい、逢いたい


逢いたい、逢いたい


願うように何度も思う。



だけど



「ゆーづきっ♪」


その声は、聴こえない。



一目でいい。


マスクに隠れていてもいい。


縁の顔が見たい。



願えば願うほど


元気がなくなっていく気がした。






「結月、先生がね話があるって」


「え……?」



縁の誕生日から三週間後のある日


主治医の先生から打診された、


今後の治療方針…。




寛解導入療法


体の中の白血病細胞を


極限まで少なくするために


大量の抗がん剤の投与を 行う治療だ。



1度目の寛解時


私はこの治療を受けて


自由になったのだ。



今まで


白血球の数値や免疫力低下で


この治療になかなか


踏み込むことが出来なかった。



やっと全ての条件が揃ったという。




死ぬ程辛かった治療を


思い出すと手が震えた。


死ぬ程苦しかった副作用


思い返しただけで涙が湧く。



でも。


もしも、寛解出来たら


学校に通えるようになる。


そうしたら縁に会えるかな


謝れるかな


また……笑い合えるのかな。


そう思って


私は、もう一度


寛解導入療法を頑張ろうと


強く、決意したのだった。




治療開始の、前日


落ち着かない気持ちを胸に


ベッドに横たわる私。


明日からは無菌室だ。


これまで以上に自由がなくなる…。


そんな事を考えていた時


ごろごろと


スライドドアが開いた。


視線をそちらに向けると


ゆっくりと病室に入ってきたのは


マスクをした縁だった。



逢えた……


逢えた……


「っ…」


伝えたい気持ちがあるのに


言葉にならない。



嬉しくて、私の心臓は跳ねるのに


縁はなんだか浮かない顔だ。



縁は無言のまま


私の側のパイプ椅子に座り


スクールバッグを


ボンッと音を立てて


無造作に床へと放る。





そして、息をつくと


やっと私に声をかけた。



「……元気そうで安心した」


「うん……大丈夫だよ」


「うん」


縁の目は笑わない。


「縁…あの」


「ん…?」


「誕生日の日は、ごめんね」


長い沈黙が私の胸を貫く。


眉を顰めた縁の表情が痛い。


やがて、縁は小さく口を開いた。


「こんな事あると困るんだよ……」


「うん……」


「俺……別れたい」


「え……?今なんて…」


「もう、会わない」


「……なんで」


「ごめん」



心の手が離れてく…。


これという理由も伝えず


縁の温もりが


心から離れてく。


あの嘘は……


そんなにいけないことだった?


縁の誕生日、100%


二人で笑い合いたかっただけ。


好きだから。


大好きだから。


口をついた隠し事……。



「や、やだ、待って…縁、元気なふりしたのはっ」


「病気、治るように祈ってる」



そんな悲しい言葉いらない。


弁解も聞いてはくれない。


どうしよう、どうしよう


縁を、なくしてしまう…


両手がぶるぶると震えた。



「縁ぃ…っ」



こっちを振り向いて


いつもみたいに笑ってよ




縁はあっという間に


再びバッグを担ぐと


足早に病室を去った。


1度も振り返ることなく


1度も私の顔を見ることなく


1度も私とこの手を繋ぐことなく


1度も温もりを分かち合う事なく


1度も……微笑むことも無く



縁が勢いよく閉めた扉が


どん、どん、どんどん


と、余韻を残して


やがて完全に閉じられた。



「捨て…ないで……縁……縁っ」



誰もいない、ひとりぼっちの部屋


独白のように呟く。





もう、前が見えない。



未来も見えない。



明日からの辛いであろう治療に


何の価値もないように思えた…。



【surgicalmask~第七話 捨てないで(終)】

ひとひら☘☽・1日前
幸介
幸介による小さな物語
surgicalmask
病気
寛解導入療法
寛解を目指して
白血病
高校生
学生
好きな人
独り言
ポエム
もしも魔法が使えたなら
思春期
青春
無菌室
大好き
失恋
苦しい
副作用
人生
小説
物語
君と見たい景色
小説
物語



【Real Me~性別のない人 第五話 ジェンダー・レス】



それは指定された、


土曜日の夕方だった。



俺が半信半疑のまま、


玄関前の石段に座っていると


ピンクパールの軽自動車が


颯爽と現れた。



コウコさんだ。



「想ちゃん!」


「うわ、ほんとに来た…」


「え、何その反応!」


コウコさんは驚く俺を見つめると


カラカラと笑ってみせてから


小さな軽自動車のドアを


車内から押し開けた。



「どうぞー、乗って、乗って」


「うっす…失礼、します」



コウコさんの甘い香りが


鼻をくすぐる。


「あ…」


思わず声に出た感嘆を


コウコさんは拾い上げた。



「ん?何?」


「あ…いや、コウコさん、いい香りだなって」


「ほんとー?」


「甘くて可愛い匂い…コウコさんにピッタリ」




そう言葉にすると、


コウコさんは嬉しそうに微笑む。




「嬉しい。この間のホワイトデーの時に、彼からもらったの。クリスチャン・ディオールの香水。ダッシュボードに入ってるよ、見てみる?」

「いいんすか」

「もちろん」


弾むような声に促されて


ダッシュボードを開く。


四角い瓶の中には


淡いピンク色の液体。


蓋にはコロンとした、


りぼんがあしらわれている。


「かわい……」


いつも友達と


男性用の香水を見に行くと


いつもその隣の


ショーケースの中で


女性用の香水がキラキラと


輝いている様に見えた。



何度、あの真ん前に立って


テスターの香りを


確かめたいと思っただろう。



まさか自分が


女物の香水の瓶を


手にする日が来るなんて。


俺はコウコさんの香水を


包み込む様に持ち


その重さを両手へと刻む。




「想ちゃん、それ、振ってみてもいいよ」


「え!?そんな、だって、彼氏からのプレゼントだし」

「少しなら平気よ?」


「でも、俺にはこんな甘い香り……」



似合うわけない。



「見せてくれて…ありがとうございました」


曇った表情を悟られまいと


笑顔を取り繕い


俺はコウコさんの香水を


再びダッシュボードの中へ


しまい込んだ。



しばらく


無言のまま車は走る。



やがてカッチカチという音と共に


「着いたよ」と声が聞こえて


俺は顔をあげた。



「ここって…」


そこは隣町に新しく出来た、


多目的ホールだった。



コウコさんは

駐車場に車を停めると


「ちょっとごめんね」


そう言って運転席から手を伸ばし


ダッシュボードを開いて


先程の香水を探し当てる。


ぽん、と蓋をとったかと思えば


しゅっ


コウコさんはそれを


俺の襟元に一度、吹きかけた。



「あっ…」


心地いい甘い香りが


鼻を掠めて心臓が跳ねた。



「想ちゃん」


「はい…」


呼ばれて見上げたコウコさんは


笑顔でこう告げた。


「冒険しなきゃ!」


「冒険……?」


「そう、冒険。少なくてもここにはね、想ちゃんの知り合いもいなければ、想ちゃんが抱えてる問題を笑う人もいないと思う」


「え…?」


「さ、じゃあ行こっか♪」


コウコさんは弾むようにそう言うと


俺の手のひらを引いて


多目的ホールへと入っていく。



ひとつ、動作する度に


女の子の香りが漂う。


これは


俺を包む匂いなんだ。



そう思うと


心が、くすぐったい。





促されるまま靴を脱ぎ


スリッパを履いていた俺の目は、



ホワイトボードに釘付けられた。



そこには


今日、多目的ホールの使用許可の降りた


団体の名前が時系列順に並んである。



今の時間は午後五時…


視線をスライドしていくと


「ジェンダー・レスの集い」


と書かれてあった。



「ジェンダー…レス?」


「うん私がね、高校の頃の友達と立ち上げたの」


「え?」


「行こっか」


コウコさんの優しい手が


俺の背中を押す。



多目的ホールの一室


16畳ほどのフローリングの部屋に入ると


沢山の人がガヤガヤと談笑していた。



俺は借りてきた猫のように


小さくなった。


一体、ここはなんだろう。




コウコさんは


そんな俺の手を握り締めると


勢いよく人混みに入っていって


「こんばんは調子はどう?」


なんて笑顔を振り撒いた。


そこにいる誰もが


コウコさんコウコさんと


彼女を慕っているようだ。


そのうちコウコさんは


一人の男性のところへ


俺を引っ張っていった。



「あ、いたいた、紗季!」


「コッコ、お前遅いぞ」


「ごめんごめん」


紗季、と呼ばれた男性は


とてもスマートに


コウコさんと俺に


ジュースを手渡してくれた。


「コッコ、もしかしてこれが千祐の?」


「これ。とか失礼な言い方しないでよ」


「あーごめん」


バツの悪そうな顔をして


紗季さんは頭をかきながら


俺に優しく笑いかける。


「俺、千祐の兄貴」


「千祐さんの……」


「そ、そんでコッコの大好きな彼氏!」


「変な紹介の仕方しないでよ」


コウコさんは

恥ずかしそうに顔を赤らめたけれど

否定はしなかった。



紗季さんの肩に


自然に触れるコウコさんの指先。


絵になるような綺麗なふたり。


何が綺麗って、

見てくれだけじゃない。


きっと、


強く結ばれた心を感じるんだ。


俺も、コウコさんのように


自分の心に素直に生きられたら


こんな幸せそうな顔が出来るのかな。





そんな事を思いながら


二人の姿に見蕩れていると


コウコさんは口を開く。


「ねえ、想ちゃん、あのねここにいる人たち全員、性別違和を抱えてるの」


「え…?全員?」

「そうなの、レズやゲイやバイって言われる人たちもいるし、私たちのようにMTFやFTMもいるよ」

「こんなに…いっぱい…?」

「男や女、その常識がね、事実に蓋をしてしまうけど、私たちみたいな人間も、世の中にはたくさんいる。みんな言えないだけ。その事を想ちゃんにも知って欲しかったの」


コウコさんの言葉が

心の奥底を震わせる。


まるで心地いいお湯の中に


身を漬け込んだような気持ち。



独りじゃない


そう言われているみたいだった。



「だからね、私は」


コウコさんは紗季さんと


笑い合い、


その場に集まった人達を


そっと見つめる。





「鳥籠みたいに私たちを閉じ込める、性別を無くしたいの」




凛としたコウコさんの表情が


俺の脳裏に、しっかりと焼き付いた。





「俺の彼女、すんげー男前だろ?」


紗季さんは、いたずらっぽく笑う。


だけどなんだかその姿は誇らしげだ。



「もう!また男前とか言う!!」


「かっこいい女ってことだよ」


「絶対うそ!」


じゃれ合うふたり。


幸せそうな二人の姿を


しばらく見つめていると



「ちぃーす」


また誰かがホールに来たらしい。


声の方を向くとそこには


千祐さんの姿があった。


な、なんで!?


俺のこと知ってる人なんか


いないってコウコさん言ったのに!




混乱した俺は


さっとコウコさんの影に隠れる。


コウコさんは

やれやれと息をついて


俺を隠したまま


千祐さんに声をかけた。



「千祐、こっちこっち」


「おーコウコ」


「おい、俺もいるぞ」


「あー兄貴じゃん、コウコと比べてちいせぇから気づかなかった」


「気にしてることをズケズケとっ」


「紗季が言うことじゃないでしょ!さっき私になんて言ったのよ」



千祐さんはけたけたと笑いながら


背負ってきたリュックを下ろし



とうとうコウコさんの


足元の後ろに隠れた、


俺の足に気が付いた。



「あれ?新人?」


「うん、想ちゃん」


「想ちゃん?あー、俺の職場にも“ 想”って……」



コウコさんの後ろを


ひょいと覗いた千祐さんは


あんぐりと口を開けるほど驚く。




「は!?想!?おま、なんで」



どうしよう、


なんて言ったらいいんだ



脳みそがぐるぐる


目の前の千祐さんが


幾重にも重なって見えるようだ。


こんなピンチも早々ない。


泣きそうだ。



ぶっ倒れそうな体を支えて


とりあえず俺は…


千祐さんに愛想笑いを


向けたのだった。


【Real Me~性別のない人 第五話 ジェンダー・レス(終)】

ひとひら☘☽・2020-03-25
幸介
幸介による小さな物語
RealMe~性別のない人
ジェンダーレス
トランスジェンダー
トランスセクシュアル
MTF
FTM
LGBT
幸介/性と言う名の鳥籠
好きな人
願い
もしも魔法が使えたなら
常識
悩み
苦しみ
辛い
性別違和
独り言
ポエム
小説
物語



「アナタニハ 生キル 才能ガ アリマセン」


私の中のAIは


私の価値をそう弾き出した。




私は見事な程


何も出来なかった。




スポーツも


勉強も


文化も芸術も


友達関係すら


上手くいかない。



先生にも


両親にも


努力が足りないと言われ


血反吐を吐く思いでやってきた。



浪人はさせられない。



平凡なサラリーマン家庭。



両親に言い聞かせられて


ギリギリで挑んだ大学受験



たった一度限りの大勝負




私は、競り合いに負けた。



燃え尽きて灰になった気分だった。





帰路、電車に乗らず


二駅分を歩きながら


家に電話をした。



呼出音がプッと切れると同時に



「どうだった!?」



母の先を急かす声が飛ぶ。




母の声は矢のように


私の中に突き刺さって


心ごと凍りつかせるようだった。




「……ごめん、駄目だった」




長い沈黙に、私が死んでいく。



ああ、早く救って。


救済して。


祈るような想いが


電波に乗って


母に伝わればいいのに。




やがて母は、告げた。




「…そう。努力の結果ね」




努力ノ結果……



寝る暇も惜しんで


勉強したつもりだった。


塾だって一度も


サボった事がない。



二年生の途中から


父の言いつけ通りに


一つ塾を増やした。



授業だって、真面目に聞いた。


分からなければ


いくらだって教科の先生に


聞きに行った。



あれだけの努力の結果が


「不合格」なら


「合格者」はどれ程の努力を


しているというんだろう。



血反吐を吐くだけじゃ


駄目だったんだろうか


腕の一本斬り落とす覚悟がなきゃ


医者なんて目指しちゃ


いけなかったんだろうか。



誰も、努力の方法なんて


教えてくれなかったじゃないか。



悲しくて、寂しくて


報われなくて、苦しくて


悔しくって……涙は


とうとう、零れ落ちる。




「アナタニハ 生キル 才能ガ アリマセン」


ああ、また聴こえる…。


私の中の感情のないAIの声。







「確かに、才能……ないかもね」



私は、そう呟いて


帰路を反れた。



合格発表の日に


大学近くをゾンビのように


フラフラと歩く。



傍目から見たら


一発で不合格者だとわかるだろう。



「アナタニハ 生キル 才能ガ アリマセン」



街ゆく人が私の背中に


後ろ指をさしてヒソヒソと


「出来ない子」のレッテルを


貼っているような気がした。



「も……だめだ、私……やっていけない」



そう思った時


私は、突発的にアスファルトを蹴って


車道に飛び出していた。




ビビビビーーーーーー!!




けたたましいクラクションの音


その後に、ドンッ



鈍い音が聴こえて


私の意識は、途切れた…。















「アナタニハ 生キル 才能ガアリマセン」



うるさい



「アナタニハ 生キル 才能ガアリマセン」



うるさいな、わかってる




「アナタニハ……生」



夢の中で鳴り響き続ける、


AIの声に嫌気が差して


私は目を開く。




そこには


「花凛!」


幼なじみの光輝の姿が


ぼやけて見えた。



「こ……うき」


「あー……も、涙出るっ」


光輝は涙を流しながら


恥ずかしげもなく私の手をとる。



光輝と…手を繋ぐのは


いつぶりの事だろう。




「お前……何で車道に飛び出したりしたんだよ」


普通、そんなこと


事故から目覚めたばかりの


人間に聞かない。


こんなところが馬鹿正直で


空気が読めない光輝らしい。




「死に……たかったの」


そして私も私だ。


聞にくい問いかけに


答えにくい回答を


律儀にしてあげるんだから。



「なんで、死にたかった?」


「生きる才能が……ないから」



ずっと耳の奥で


聴こえていた声を


言葉に出した途端


涙が溢れ出す。


光輝は


優しく頭を撫でながら



「花凛さ、ひでえ怪我してんだよ」


と、言葉を繋ぎ始める。



「一時、昏睡状態だぜ?」


ひとつ、言葉にする度


光輝の目から


そして私の目から


零れ出した涙はひとつとなって


シーツの上に水たまりを作った。



「でも目、覚ましてくれたじゃん…」



目を覚まして「くれた」


その言葉が心に春を運ぶ。



そしてもう一言


光輝はこう私に呟いた。




「お前には生きる才能がないんじゃなくて、死ぬ才能がないんだよ」




光輝は、躊躇いがちに私を抱き締める。



「生きててくれて、ありがとう」





その言葉が心の中に


すとんと落ちた瞬間


土砂降りだった心模様は


春一番でも吹いたかのように


さーっと青空に晴れた。





もう、AIの声は聴こえなかった。





生きる才能なんて必要ない


そう言ってくれる人がいる。



ただがむしゃらに


走り続けるだけでいいんだ。


いつか私も胸を張って


そう言えるようになりたい。






「お金は返します、バイトもします、どうしても医者になりたいんです…だからお願いします、一年浪人させて下さい」



身体が癒え、退院を間近に控えたある日



私は両親に、そう頭を下げた。









人生、まだまだ、これからだ。

ひとひら☘☽・1日前
幸介
幸介による小さな物語
短編
小説
物語
独り言
人生
受験
合格
不合格
価値
資格
才能
勉強
スポーツ
大学
高校
受験生
受験勉強
友達関係
幼なじみ
好きな人
もしも魔法が使えたなら
AI
不適合者
努力
ポエム
学生
君と見たい景色
淡々と人生を描いてみる
surgicalmask*番外



「結月、ゆづっ、おい、結月!!」


私を抱き寄せて


縁が、叫んでる。



「お願いしますっ、誰か、誰か救急車!!頼むよ、たす、助けてっ」


そんなに涙浮かべてるくせに


そんなに怖い顔して


……どうしたの?



ねぇ、縁……笑ってよ




伸ばした手のひらは


真っ赤に染まっていた。




【surgicalmask~第六話 チャペル】



タクシーで向かうのは


病院の方角だった。



「ねえ、縁…病院、帰るの?」


「んー…?」


縁はマスクの奥で


微笑むばかりだ。


やがて、車は


病院に向かう道を反れ


上り坂に差し掛かる。



こっちの方って…


こっちって……


もしかして。



とっ、とっ、とっ、と


走り出す鼓動を感じた。



タクシーはどんどん


思い描く方へと走ってく。


思わず、縁と繋ぐ手に力が入った。




「さぁ、着いた」


縁は私の手を引いて


タクシーを降りる。



「ここ……」



そこは、


いつも病室から見えていた、


チャペルだった。


ゴーン、ゴーンと


鐘が鳴る度、ここで世界の誰かが


幸せになる瞬間を感じてた。



私まで幸せで…


心が暖かくなって


そしてほんの少し


羨ましくて悲しかった。




縁は笑う。



「結月、いつか、俺と一緒に来たいって言ってたろ?いいチャンスだと思ってさ」


確かに言ったかもしれない。


独白のように呟いたかもしれない。


きっと普通だったら


拾い上げられることもなかった、


その願いを…縁は受け止めて、


現実のものにしてくれた。



「えに…し…っ」



チャペルが建つ小高い丘は


一面の菜の花。


穏やかな風に揺れる菜の花は


朗らかな香りを鼻先に届ける。



こんな優しい場所で


大好きな人と手を繋ぎ


チャペルの鐘を見つめる…


病気と闘う今、そんな幸せを


感じられるなんて


私はなんて、


恵まれているんだろう。



零れ始めた涙は


止めどない。



でも、病室で


一人流す涙とは違う。


寂しくない。


苦しくもない。


こんなにも幸せだ。



「なあ、結月」


「うん」


縁は私のすぐ側で


凛とした視線を一心に


チャペルの鐘を見つめて


やがて、告げた。



「俺、結婚すんなら結月がいい」


「……プロポーズみたい」


「……プロポーズだよ」


「私、こんな体だよ、いいの?」


「俺だってこんな性格だよ」


「縁の性格は最高だよ」


「結月だって最高の女だよ」



負けじと言い合うと


真剣な目をした自分たちが


なんだかとても可笑しくなって


私たちは噴き出して笑った。


私は泣きながら


縁はお腹を抱えて


一緒に笑った。



一頻り、笑った後で


私たちは向かい合う。



縁はマスクをとって


私のマスクのゴムにも手をかけた。



真剣な眼差しが心を打つ。



「誓いのキス……の予行演習する?」


照れくさそうにそう笑う縁が


心底、好き。


離れたくない。


私も……キス、したい。



「うん…する」


そう呟くと


ゆっくりと私のマスクは


外される。



今は、


ごっこ遊びかもしれない。


口約束かもしれない。


いつ、死んじゃうかもわからない。


本当になるかもわからない。



でも、


信じたい。



いつか、ここで


本当の誓いのキスしたい。




「縁…」


「うん?」


「好き」


「俺も結月が好きだ」



笑い合い

寄り添う。



そして、唇が重なる。



触れるだけのキス。


溶けるような幸せが


そこにはあった。




チャペルでしたキスは


いつものそれとは違う。



幸せだけど


とっても照れくさくて…



「ゆっくり歩いて…帰ろっか」


「うん…帰ろ」


縁も私も、ちょっと他人行儀。


それでも離れない手のひらが嬉しい。



夕暮れが近付く。



伸びる影を踏みながら


二人で歩む、一本道の下り坂。



明日から、また頑張ろう。




そう、思った時だった。


目の前が、揺れる。


ぐるぐると回って


足がもつれた。



そして、私は縁の手も離して


ズザザザッと音を立て


小さな石のごろついた下り坂に


顔から卒倒してしまった。



「結月!?」


心配、させちゃう。


立ち上がろうと

肘を立てたけれど

力が入らない。



誰かが抱き起こしてくれる。


霞む視界をさだめれば縁だった。



「えに、し?」


「あ……あああ」


縁の口から漏れるのは


嗚咽ばかり。


縁が必死に額を押さえてる。



「血が……止まらな……っ」


泣きそうな顔。



「ゆ、結月、ゆづっ、おい、結月!!」


私を一層に抱き寄せて


縁が、叫んでる。



「あ……、おね、願いしますっ、誰か、誰か救急車!!頼むよ、たす、助けてっ」


そんなに涙浮かべてるくせに


そんなに怖い顔して


……どうしたの?



泣かないで



ねぇ、縁……笑ってよ




伸ばした手のひらは


真っ赤に染まっていた。


あ……血……


やだなぁ、白いワンピース


汚れちゃうね



この期に及んで私は


そんな事を考えながら



狭くなる視界を



完全に……閉じた。




【surgicalmask~第六話 チャペル(終)】

ひとひら☘☽・3日前
幸介
幸介による小さな物語
surgicalmask
病気
白血病
生命
支える人
彼氏
彼女
ポエム
健康
チャペル
結婚式
幸せ
好きな人
小説
物語
幸せになりたい
独り言
もしも魔法が使えたなら
人生

今日、トイレで手紙を読んだんだ。

辛くて苦しくてトイレに駆け込んだら

真っ白な手紙が置いてあったんだ。

真っ白だったけど私にはちゃんと読めたよ。

いつも大切に使ってくれてありがとう。

いつも辛くてボクを使ってること知ってるよ。

大丈夫だよ、頑張ってるのボクは知ってるよ。

そう書いてあったんだ。

藍羽(あいは)・2020-03-27
真っ白なお手紙
物語
独り言
トイレットペーパー

「おかあしゃん」

「なぁに?」

「しゃくらのお花、散っちゃったねぇ」

「そうねぇ」

「かわいしょねぇ」

「どうして?」

「だってぇ、踏まれちゃうぅ」


お母さんは

ぽんと華ちゃんの頭を撫で

桜の木を見上げます


「桜は舞ったのよ」

「待ったぁ?」

「お空を飛んで冒険したの」

「冒険しゅるのぉ?」

「そうよぉ」

「しゅごいねぇ」

「地面に落ちても

たとえ踏まれても

大地に還り、根付き

また来年、強く優しく

咲き誇るのよ」

「ちゅよいねぇ」

「また来年キレイな桜

見れるねぇ」

「うん!」


ふふっとお母さんは笑い

華ちゃんも強く優しく

育ってほしいと

願ったのでした




ーーーあとがきーーー

桜の生命も人の生命も

悲しいものと捉えるより

前向きに考えたいですね♪

Mari・3日前
物語&小説/from:Mari
物語
華ちゃんシリーズ
会話
生命
独り言
ポエム
好きな人
人生

私の創り出す物語の主人公が私自身だったなら、

鉛筆ひとつですぐに恋を実らせてあげられるのに

ふ ぇ る ま ー た .・2020-03-26
片想い
物語
理想
小説家
現実は甘くない!
もるもらんど
to.second.brackets

『春の夢』


「あぁ…」

やっとの思いで吐き出した言葉は溜め息と同時で、自分でも驚くほど小さな音量だった。周期的に流れてくる浅瀬の波の音で、その声はかき消されてしまった。
誰にも届かない、届けるつもりなんてさらさらなかったけれど、何だかとても心細くなってしまった。
想い人がいなくなって、どれほど時間が経ったのだろうか。
私はずっと魂が抜けたように、何もかもを投げ出してしまっていた。
本当に大切な人だった。

私の想い人は、とても不思議な人だった。マーメイドラグーンでファッションアーティストを務めていて、自分のデザインに相当の誇りを持っていた。
彼のデザインは、海の世界の仲間たちや波の美しさなどを基調としていた。
テーマは「アクアポップ」。
そんな海好きに比例するように名前だって
「P.A.オーシャン・シーマリン」
なんていう海ばかりの名前だ。
彼の口癖は「ポップ」。
彼の言うポップというのは、「楽しむ」とか「泡のように心が弾ける」事を意味しているらしい。
そんな感じで、彼の性格だってそのポップそのものだった。
ずっと笑顔が絶えなくて。
時に、わがままだったり、
可愛げのあるフェイスに不釣り合いな
腹黒い面がある、なんて事もあるけれど、全てが彼らしくて素敵だった。
私はその笑顔にいつしか惹かれるようになってしまっていた。

初めて会ったのは、海の上で行ったあるファッションショーがきっかけだった。
この海と世界をおさめるミッキーマウスから招待状が届いて、同じショーに出る事になった。彼と私以外に、ほか二名がいて、自分たちのファッションが一番だといがみ合った。
けれど、ミッキー達が良いところを分かちあって皆で一番になれば良い
と教えてくれ、私たち四人はとっても仲良くなれたわ。

そんな幸せな日々のある日、オーシャンが告げた。

「僕は元々海の世界で暮らしていた人魚なんだ。」

と。そして、その後にこう続けた。

「もうすぐ人間でいられる期限が切れちゃうから、人魚に戻らないといけないんだ。」

でもまたきっと会えるから大丈夫だよ。
そう繋げて。
オーシャンがどうしてこんなことになっているのか初め聞いた時はサッパリ分からなかった。けれど、海の事を考えているうちに何となく真相が読めてしまう気がした。

きっと彼はあの海の魔女と
契約をしたのだ。

と。
あの魔女は美しきプリンセスの声を奪った者。願いを叶えられるのは一瞬なんだという現実を押し付けて。
でも彼は自分のファッションを見せたい為にその契約を結んだのかもしれない。

分かち合うのを人一倍嫌がってたイメージがあった。その契約がどんなモノだったのか何もわからないけれど、
それはきっと他の人よりも
このショーにかけるモノが重かったから
なのかもしれない。
でも分かちあってから、彼は私に船上で話しかけてくれた。

「カルロッタ、君の蝶々綺麗だよね」

私のデザインは、現実と幻想が渾然一体となったようなもの。
故郷のロストリバーデルタにずっと籠って自分の中の「マジックリアリズム」を追い求めていた。
春に舞う蝶のような、
夢のような儚いリズム(命)が
とても美しかった。
それをアートにしたのが、
私の想うマジックリアリズムだった。
だから、それを「綺麗」と認めてくれた事が私は嬉しくてたまらなかった。

「カルロッタ・マリポーサ…。君の名前は〝自由な蝶〟って意味なんだね。」

「君らしくていいね。」
「貴方だって随分と貴方らしいわよ。」

私と会話を弾ませる度に優しく無邪気に笑う貴方の笑顔が…

大好きだった。

美しきリズムは、追い求めるほど
そばにある事に気がついた。
そう、貴方の中にだってそれがある、
って。

なのに、

なのに、

この間、泡が一瞬にして消えるように彼は私たちの目の前から姿を消した。

今目の前にある暗闇と
月明かりに照らされてキラキラと光る海面は、命を感じ凄く美しく思えた。
けれど、私の全てを飲み込んで
消してしまいそうで怖くも見えた。
そんなわけないのに。

寒空の中、
目の前の波は私の溢れた涙を
スっと飲み込んでまた戻っていく。

彼の存在は春の夢のようだった、と。

紬。・2020-03-24
小説
好評であれば続きを…
出そうとか期待してる
別で書いて貼り付けたらぐちゃぐちゃで行換えがめっちゃ大変だったことだけ言っとく。
オーカル小説
オーシャン
カルロッタ
ファッショナブルイースター
ナブル
洒落春
物語
ディズニー
洒落春物語

『霊と夏と恋と幸せのキス__」

ーーーーーーーーー

僕は自分が"幸せ"だとは思わない。

でも先生は言う。
『生きていられるだけで幸せなの。ご飯を食べられる事だけで幸せなの』と。

僕の幸せってどこにあるんだろう。












7/14 ー夏休み初日ー

『優~。そろそろおばあちゃんの所行くわよー』

《ミーンミン》
セミの鳴き声の中母の優しい声が僕の名前を呼ぶ

優太 7歳 小学一年生

「はーい。」

夏は忙しい。
いつもこうだ。
夏休み初日は必ず田舎のおばあちゃん家に行く。

僕はおばあちゃん家に行く度に思う。「おばあちゃんは、幸せなのかな」って。僕は今の人生が"幸せ"だと思わない。

それを学校の先生に言ったらこう言われた。
『生きていられるだけで幸せなの。ご飯を食べられる事だけで幸せなの。」と。

僕には納得がいかなかった__

ーーーーーーーーー

『さぁ、着いたわよ。』
『いい、優。おばあちゃんに会ったら先ずは挨拶をするのよ?』

「うん、お母さん。僕もう大人だからわかるよ」

『まぁ。頼もしいわ』

いいえ、でも優は大人びすぎて居るわ。穏やかで成績も他の子と比べて凄くいいわ。いいことなんだけどねぇ。
もう少し可愛さがあって欲しかったなってたまに思うのよねぇ。お母さんのわがままかしらね。

ーーーーーーーー

「おばあちゃん。久しぶり。元気にしてた?」

『やぁ。ゆうちゃん。おっきくなったねぇ。おばあちゃんは元気にしてたさ。ゆうちゃんに会えてばぁは嬉しいよ。』

「そう…。僕もおばあちゃんに会えて嬉しいよ。」

『あらそぉ。良かったわぁ』

「おばあちゃん、僕少し涼みたいからいつもの場所に行ってきていい?」

『えぇ。いいわよ。気をつけるのよぉ?』

「うん。ありがとう。じゃあね。」

『はいよぉ。』

《ミーンミン》《ミーンミン》
セミの鳴き声

《ザザーん》《バシャーン》《ザザーん》
滝の流れる音

《ササー》《ゅら》《サー》
木々のしなやかな音

僕を癒してくれる最高の場所

『ばっ!』

「わ!」
「び、びびびっくりしたぁ」

『あぁ、ごめんなさいね。ふふっ。そんなに驚くとは。』

「…………」

『あら、やだ。黙りこまないでちょうだい。』
『あ、自己紹介まだだったわね』

『私は佐野 玲美。11歳。小学五年生よ。昔からここの近くに住んでるの』

「……そうですか。」

『あら。それだけ?貴方、自己紹介しなさいよ。名前は?』

「……はぁ。………加賀野 優太 七歳。小学一年生。ここには夏休みにしか来ない。」

『あら。そうなの?どうして?』

「おばあちゃん家がここの近くにあるんです。夏休みになるとおばあちゃん家に来る、それが家のルールなんです。だからここには夏休みしか。」

『ふふっ。』

「なんですか」

『いや、面白いなぁって。ルールなのね。』

「?……はい」

『あ、そういえばさ。優太くん?だっけ。』

「はい」

『敬語は辞めてちょうだい。』

「いや、でも一応年上じゃないですか」

『んー。まぁそうなんだけどさ。ぎこちないじゃない』

「はぁ。?まぁ、そうかもですけど…」

『私はね、誰にでも平等に接したいの。だから年とか気にしない人でね。だってそんなの私が早く生まれたってだけじゃない』

「はい、だから敬語を__」

『敬語とかさ、嫌なのよね。だって貴方より早く生まれただけで私の方が偉いとかじゃないもの。』

その女の子は不思議な子だった。敬語を嫌がる?僕は整理が追いつかなかった。

女の子は自由気ままで__

『さ、分かったでしょ?ほら、遊ぶわよ』
『あ、次敬語で話しかけてきたら殴るわよ。これでも私空手、小学生の部、の全国大会一位なんだから。』

「えっ、そうなんで…そうなの?怖いで…怖い。」

『ははっ。やっぱり君面白いね。もう、カミカミ。ははっ。』

「そうで…そうかな」

『あ、また噛んだふふっ。』

『ほらじゃあ、遊びましょ』
『何したい?虫捕まえる?それとも…林駆け抜ける?』

「え、えっ…じゃ、じゃあ__」

『あ!やっぱり滝修行にしましょ!』

「…へっ?」
「滝…修行…ってあの落ちてくる滝(水)を耐えるやつ?!ヤダヤダ、ムム無理!絶対しないから!」

『男じゃないわね~。ほら、行くわよ!』

「え、えー?」

僕はその女の子のペースに振り回されられていた。
でも何故か…嫌ではなかった。

ーーーーーーーー
それから毎年、夏休みにおばあちゃん家に行くと必ず僕の癒し所に行った。当然、女の子は毎年居た。

そんな、夏休みが何年も続き__
気付けば14歳。中学二年生。
ーーーーーーーー

「おい、今年も遊びに来てやったぞ」

『あ、優!いらっしゃーい』

「…いやおい。いらっしゃーいって店かなんかかよ。w」

『んー?店でも何でもないよー?ふふっ』

「何笑ってんだよ」

『いやー。だって初めて会った時は警戒心丸出しのビビり男子だったのに今じゃなんか楽しそうだから』

「…ビビり男子じゃねーよ。警戒心は出すだろ。普通。急に現れてよ。挙句、初対面の奴驚かすとか。変な奴だろーが」

『ふふっ。そうかもねー?』

『今年は何するー?』

俺はこの頃から薄々怪しんでいた。
何をかって?玲美の背、顔などが初めて会った時から変わっていないことにだよ。

俺はこの頃、玲美を"人間"として好きだった。
そう、玲美に恋してたって訳。初恋だよ。

それはともかく、今年の夏に聞いてみることにしたんだ。何故身長も顔も変わっていないのか。

「…」

『あれ?何、珍しい。優が黙り込むなんて。』

「………おい、去年、いや、一昨年くらいから気になってた。」

『……?何を?』

「………何でお前は背も、顔も変わってねぇんだよ」

『_っ!そ、そー?』
『気のせいじゃない?ふふっ。』

「………」

『っ、!…分かったわよ。まぁいいわ。そろそろだと思ってたし。』

「何がだよ!俺になんか黙ってたのかよ…!!」

『…そうね。黙っていたわよ。"優も"離れていくと思ったから。』

「は?だから何がだよ、」

『…私ね、死んでるの。つまり、霊ってことよ。』

「……?!は、?何言ってんだ?だって俺には見えるし…言葉だって話せてる…」

『えぇ。そうね。"優とは"話せてるし見えてるわ。でも他の人はどうかしら。私の事見えてると思う?』

「……………………」

『私はね、私のことが見える人は"限られ"てるの。』

『私を見えるのは子供だけ』

『その上、私は霊だから見た目も死んだ時から何一つ変わってない。勿論、これからも変わらない』

『心が大人になってくると私の事が見えなくなるわ』

「そんな、…じゃあ、俺。ずっと子供でいる。」
「そうすればお前とずっと一緒なんだろ?」

『そうね、でも無理よ。心はね、自然に大人になるの。』

「この際だから言うけど__っ!おまっ、!体が透けてきてるぞ!」

『貴方が…優が大人になってきてるから、ね…ふふっ。楽しかったわよ。私。今までで一番優と居るのが楽しかった。』

「…っ!俺さ、お前のこと好きらなんだよ!なのに…どうしてくれんだよ。お前が居なくなっちゃ、俺とお前付き合えねぇじゃん…」

『…そうね、。私も好きだよ。初恋だったわ。優が大好きだよ。もうそろそろ下半身から見えなくなってきてるでしょ…?』

「…!!お前は俺が初恋なんだろ?」

『うん、そうだよ。優。大好きだよ。』

「…。」

『……んっ。』

「俺が初恋って事はキスも俺が初めてだろ?」

『ふふっ。やっぱり優は面白い。そうよ、ファーストキスね。ありがとう。初めての好きな人が優でよかった。』

「…俺も。恋人…なれ?」

『…えっ、?会えないんだよ?もうこれから』

「あ?何言ってんの?向こうの世界で待ってろ。俺が迎えいくから。わかったか?」

「…それまで待ってろ。迎え、絶対いくから」

『…うんっ!』

「うしっ。お前で最初で最後の彼女だ。」

『ふふっ。私も。』

「…可愛い。消えても俺はお前のことずっと好きだ。覚悟しとけ」

『うんっ!分かっ__』


俺は"人間"じゃなく
"一人の可愛い幽霊"として玲美を好きになった

今日は、一番幸せな日だ。それは
甘い、キスのお陰、かもな__

麗華.໒꒱· ゚__麗華不在中。ヘッダーに贈り物投げろや((殴・2日前
物語
長編
下手注意
麗華の小説
小説
もしも魔法が使えたなら
感動?

人生の物語は私とあなた

今日も私の物語は
世界に読まれるでしょう

私達の物語

紅恋 ヘッダーに好きよろすくです!・2020-03-27
好きな人
物語

想いの冒険を
忘れずに全部言えるかな
君から聞きたいよ
何回目の僕に出会った?
僕は変わりました
新しい君に出会うために
久しぶりだねって
言えたならここで泣こっか
好きとかって
嫌いとかって
何度だって愛を歌う君が
恋しくって
嘘じゃない本当だよ
まあ出会おう

僕ら2を嫌って
1に戻って
何回だって
間違ってきたよ
消えない後悔と
冷めない愛情が
恋を再起動する
ほら1を嫌ってまた
2に戻って
3になって
愛を繋いでいこう
伝えたい感情は
たった一つだけ
「ありがとう」

つぐみ・2020-03-27
歌詞
愛言葉Ⅲ
DECO*27
初音ミク
君と
私の
物語
今までに
ありがとう
伝えるよ

ヒロインじゃなくてもいいから
貴方の物語の出演者でありたい

夜町杏奈・3日前
独り言
ポエム
こころの日記
ヒロイン
物語
出演者
貴方

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