如・2025-06-17
春過ぎてゆく
短歌
Thx2u
初恋の終わったように風は吹き
途切れる雨は夏のはじまり
可愛いと
つい手を伸ばし
触れたがる
それが危険な
恋のはじまり
花嵐 平熱のような まどろみに
悠久願えど 散るのはやまず
夢の夜に
気持ちかよわせ
ランランと
踊るカラダに
まじわるココロ
死にたいと弱音を吐けば蔑まれ
それでも君と生きてゆきたい
彦星に
逢えないけれど
いつまでも
隣にいられるように
星に祈る日
この空を見上げる時に君もまた
見上げる魔法を最後にかける
あの頃の 思い出すべて 君がいて
二度と戻れぬ 儚き過去よ
『# 君と恋夜』
雨止まぬ
持つ手をくるり
朱の傘に
隠しし頬で
虹を告ぐ君
雨が止まないようなこの恋慕を告げると君は染まった頬を手に持った赤傘で隠すようにして私も同じ気持ちですと応えてくれて
夕暮れに 思い出すのは 君の顔
別れの時の 切なき笑顔
『# 君と恋夜』
翌 尽 終
醒 る き る
め 愛 し ぬ は
ぬ ま ち 願 夏
夢 で せ い
と ` き を
す へ
肩留まり
追う恋仄か
露吸いの
君は知ってか
十と四日
終電を
見送ったまま
ぼんやりと
帰りたくなる
街を見ていた
想う気持ち
強さとなりて
前を向く
好きはいつでも
無敵の光
空眺め 蘇るのは 甘き声
乙女であった あの日の私
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『# 君と恋夜』 紹介↓
思いを五七五七七に乗せて。
短歌にはまったので短歌用の🏷️作りました。
短歌出すときに使います。
使いたい方いればご自由に。