書くとココロが軽くなる
はじめる

#短編小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。







『少なくとも僕は

君を必要とするかな』












眩しすぎる太陽に照らされ
程よく僕等を照らす月。
手を伸ばしたって届かないのに
何故か必死に手を伸ばす僕がいる。

冷たい風が頬を撫でた。
体温がどんどん冷めていくのを
静かに待ちながらその場に座る。

ついムキになって出てきてしまったが
流石に何も持ってこなかったことに
少し後悔する。
いや、それでもいいか。
どうせ僕は今から消える。

また静かに立ち上がり
フェンスに片足をかけた。
下はまだ賑やかだ。

というか、この場所に
静かなときなどなかった。

耐えられなかった虐め。
親からの暴言に暴行。
教師から浴びせられる誹謗中傷。

もううんざりなんだ。
だから、消えるしかないんだ。

もう片方の足をかけ
手で支えながらもう一度
じっと下を見た。

ここから落ちたらどうなるのだろうか。
下にいる人たちは
叫んでくれるだろうか。
心配してくれるだろうか。

それとも嗤うだろうか。
写真に撮ってSNSにあげるだろうか。

まぁ、どれでもいい。

さよなら。
この狭すぎる世界に
僕は釣り合わなかったみたいだ。




「...え」

止められた。
腕を強く掴まれ
そのまま元の場所へ引き戻される。

誰かが見ていた。
そこまでは想定内ではあった。

けれど振り向いて
その姿に驚きを隠せなかった。
僕を止めた彼は何も言わず
僕の手に何かを握らせ

その場を去っていった。




彼が渡したのは手紙だった。






僕はこの日、自らの命を

この世から消し去ろうとして

それをやめました。

僕には大切な人がいませんでした。

友達もいませんでした。

親の愛を知りませんでした。

友との絆も知りませんでした。

人生に疲れてしまいました。

もう消えようと思いました。

だけどそれをやめました。

後悔していません。

僕が本当に必要なのは

紛れもない"僕"だったからです。

笑えなくていい。

生きる意味なんてなくていい。

くだらなくていい。

辛くていい。

ただ一歩前に進めば

褒めてくれる僕がいました。

僕の一番の味方は僕です。

勿論、僕の一番の敵も僕です。

己に勝って、己を抱きしめてください。

僕には僕がいれば

きっと笑えるはずです。


過去命を消し去ろうとした僕へ

今笑えている僕より






僕を止めた未来の僕からの手紙。
僕はただ
一瞬過ぎた出来事に
泣くことしか出来なかった。

黑鳩・2019-11-07
独り言
ポエム
短編小説
黒い翼は天を舞う

〝僕は_____でした。〟





























僕は、普通だ。

〝変〟なんかじゃない


そう言い聞かせて生きてきた___




学校の帰り

校門がやたら騒がしかった

気になって僕も行ったんだ


そしたら、女の子がいたんだ

学ラン短髪の女の子。


僕はその子を見て思った


〝可哀想だ。〟


普通じゃないから可哀想


周りと違うから可哀想


白い目で見られるから可哀想


そうやって君を哀れんだ



なのに、君は堂々としていたんだ。

「だから腹が立った」


次の日からいじめが始まった

当然のように僕らは嘲笑った。


「女のくせに」

「オカマみたいだ」

「気持ちわりぃよ」

「変態だ」


僕も君をいじめた


嫌いだった
真っ直ぐ僕らを見つめる目が

腹が立った
自分を突き通す君が


そんな僕らに君が言ったんだ

「可哀想だ」


なんで

どうして

僕の
思ったことを君が言うんだ_____




クラスの皆子供だった

僕はとても弱かった


可笑しいよ

そう君の言う通り


可笑しんだ


分かってるさ、ただ怖いんだ___



僕は君に聞きたがった

「どうして、君は強くいられるの?」

「怖くないの?」

「君は一人で苦しくないの?」


そしたら微笑んで君が言うんだ

「自分らしく居たいだけだよ。」




次の日君は泣いていた

たった1人誰も居ない教室で。



周りにいるのはいつもの彼奴



可笑しいのか

女が男になりたがることが


可笑しいのか

男が女になりたがることが



だったら僕らは『正しいのか_?』



いや
きっと、間違ってるさ



強くなりたがって

座っていた椅子を蹴って叫んだ




〝こんなの可笑しいよ!!〟



そしたら
君はまた笑っていたんだ。




そして、歩み寄って君に言った





「ひとりじゃないよ_____。」
































間違ってないさ



君は女の子
ただ生まれた時女の子だっただけ。


それだけだ。








だって僕は






〝君と同じ___だったから〟

«黒»紅瀬 翔夛_懇願↬低浮上・2019-11-03
短編小説
🐬🌙🎧
オリジナル歌詞
ポエム
性同一性障害
女の子だった。今日までは_____
嘘でもいいから
久しぶりに書いた。良ければ感想…((殴

『秋の道』


少し風が冷たくなり、

木の葉も色づき、秋模様。


舞落ちてきた枯れ葉の上を、

君と並んで歩く。

「少し風が冷たくなったね。」

なんて言いながら。


歩く度に、軽快な音を鳴らす枯れ葉は

まるで、今の私の気持ちのようで___

雨花🌧uka«ていふじょー»・2019-10-22
No.8
小説💌
短編小説
秋の便り
木の葉
紅葉
枯れ葉
ポエム
秋の道
スキ💖✨

私はいつも通り
羽織に袖を通し
刀を持ち
鬼を斬る。
悲しみから
早く解放されますように。

R i t u ...♪*゚(夜桜 雪葉)・2019-10-28
鬼滅の刃
鬼滅の刃...♪*゚
しょーせつ。
短編小説

ー初めての恋が君で良かったー
ストーリー10


「あの…」
「え?」
そこには僕の運命の人、あの人がいた。
俺は唐突すぎて固まってしまった。
「すみません。財布落ちてたんですけど違いますか?」
気づいてるのは俺だけか。少し胸がチクってした。
「あ、それ!私のです。すみません、ありがとうございます」
萌は昔からおっちょこちょいだから。
「いえいえ、これからは落とさないように!‪w」
あの人は笑顔を俺たちに向けた。あの時みたいに…

「では。」あの人は立ち去ろうとし、萌も頭をペコッと下げている。
せっかく会えたのに…。もうチャンスはない!
「遊園地で会いませんでしたか!」
俺は勢いをつけて言ってしまった

「?」あの人は首を傾げてる。
「えっと、俺が荷物を落とした時に」
「あ、あー!あの小銭ぶちまけてた!」
「…はい!そーです!」
俺達は会話がどんどん弾んでいった。
「何?知り合い?」
萌が俺にコソッと言った。
「あ、まぁ。」
ついそっけなく返事をした、
「彼女さんですか?」
「とんでもない!ただの幼馴染です」
その時の萌の顔は一瞬悲しそうな顔をしてた

ーーーーーーーーーーーーー
「また会えるなんて運命みたいっすね」
少し期待して"運命”という言葉を使ってしまった。
彼女は少し困った顔をしたが
「確かに」と笑った。
俺の心はまたあの人のことでいっぱいになった

「じゃあ私はこれで。」
せっかく声かけたのに…これで終わり?
頑張れ、俺、あと一歩踏み出せる
「名前…名前教えて欲しいです」
「私の名前?」
「はい!一応‪w」
「ふふっ。そーですね、美咲です。美しいに咲くって書いて」
美咲。俺はその名前を胸に刻んだ。

「俺は覇っていいます。Instagramでは@ha-ruです」
「カッコイイ名前!はるくんですね。フォローします」
「はい!よろです」
「じゃあ、そろそろ。お話できて嬉しかったです!」
ペコッ

美咲はそう言って人混みの中へ消えていった。
よし。
「萌、どこ行く?」
俺は萌の方を向いた。
萌は手が震えて今でも泣いてしまいそうな顔だ、
「おい、どーした?」
萌の肩に手をかけようとしたら
「覇のバカ!」
そう言って俺の手をはらって走っていった

「おい!めぐみ」

如月 澪@學校✨🍀・2019-11-06
初めての恋が君で良かった
短編小説
10話

「付き合ってくださいっ!」

告白してくれた君との関係
“幼馴染”と言うものだ。
君には迷惑をかけてばかりだったね。
小さい頃からずっと。
なので君からの告白は
とてもとても衝撃的なもの。
もちろん君の事は嫌いじゃないんだよ。
むしろ好きです。

「俺で良ければお願いします。」

そう言うと君の顔は笑顔になった。
見慣れているはずの君の笑顔が
とても愛おしく感じた。

「もー、めっちゃ緊張したっ!
たっくん告白OKしてくれないと思ったもん!」

「緊張するんだ、意外‪w」

「たっくんひどーい‪w
彩葉だからってー‪w‪w」

「ごめん、彩葉ちゃん。」

「彩葉でいーよ。付き合ったんだし。
彩葉も拓海って呼ぶね!」

「わかった、彩葉。」

「ねぇ、拓海、今から用事ある?」

「ないけど…?」

「彩葉ん家来て!」

一瞬迷った。
小さい頃に何度も行った。
だけど最近行ってない。
しかも“彼氏”として家に行く…。
迷いながらも彩葉に着いて行った。
彩葉の家に入るとあの時のことを思い出す。



「ねぇ、たっくん。
彩葉ね、お母さんに叩かれるの。」

「それって、ぎゃくたい?」

「うん、たっくん…助けて…」

「じゃあ彩葉ちゃん家に行く。」

「たっくん、ありがとう。」

俺は彩葉を助けるため
彩葉の家に上げてもらった。

「ただいま。」

「彩葉?ちょっと来なさい。」

「お母さん、どうしたの?」

「なんで、なんでテストこんな点数なの!」

バシッ!

「お母さん…やめて…。」

彩葉の言うことは本当だった。
俺は怖くて彩葉を置いて自分の家に帰った。
次の日顔を合わせるのが怖くて学校を休んだ。
なのに彩葉は俺の家に来て俺に
優しい言葉をかけてくれた。

「たっくん、昨日はありがとう。
怖かったよね。ごめんね。」

俺は彩葉に謝り何事もなかったかのように
普通に接してくれた。




「たくみっ!どーしたの?」

彩葉はジュースとお菓子を持ってきていた。

「ううん、何でもない。」

俺はジュースを飲みながら答えた。

「前はよく遊んだね。楽しかった!
これからもいーっぱいあそぼーね!」

「うん、…」

俺は突然睡魔に襲われた。
そしてその場に倒れた。




目が覚めると
俺は彩葉のベッドの上で寝ていた。

「起きたのー?拓海。」

「うん。急に睡魔に襲われて…」

「うん、知ってるよー。
だってジュースに睡眠薬入れたのよっ!」

「え、…?」

「忘れてないわよね。
私がたくみに相談した時の事。
あんたは私を置いて逃げたよね?
その時のふ、く、しゅ、う💕」

「で、でも、俺たち恋人だ、よね…?」

「は?まじうけるっ!
復習のための告白だよーん!」

バシッ!

それから彩葉に何度も何度も叩かれた。
とうとう俺は意識を失った。


翌日のテレビではあるニュースが話題となった。
『○○町で早野拓海さんが殺されました。
犯人は幼馴染だそうです。』

颯、・2019-11-09
恋の方向
短編小説

"生きる"が解らなかった。



あるところに
親に捨てられた少女がいた。

何も持たない少女は
都会の街並みで独り座っていた。
誰もが少女を気味悪がった。
見るも無惨な少女の姿に
怯える者もいた。

少女は生きる心地などしなかった。
勝手に流れてきた涙にも
気付かないフリをしていた。

ある日少女は歩き出した。
今までずっと座っていた場所を離れ
細く脆い脚で
よろよろと進み出した。

少女が歩いた先には
今までに見たことがない
新しい世界があった。

"新しい"といっても
美しいものではない。

胸ぐらを掴まれて
押し倒されられた。
野良猫に噛まれ
引っかかれた。

これなら前みたいに
座っていて
自分の世界にいた方が
よかったのではないかと思った。

しかしそれでも少女は歩いた。
期待していたのだ。
傷つけられても
まだ信じていたのだ。

その後少女はある青年に出会った。
青年はギターを弾いていた。

耳に残る音色だった。
何処までも響き渡る音色だった。

「あ...の」

少女の言語を話す能力は劣っていた。
それでも震える声で
青年に声をかけた。

『なんでしょうか』

ギターを弾く手を止め
少女に笑いかけてくる青年。

少女はその瞬間不思議なものを感じた。
胸が苦しくてなにかに撃たれたような。

「す...き、で」

"好き"
少女が知っている言葉で
最も感情を表現できる言葉。

青年は驚いたような顔をすると
また笑みを浮かべ
優しく少女の手を弾いた。

『ありがとうございます』

それから少女は
いつも青年と一緒にいた。
青年の家に住ませてもらい
共に時を過ごした。

時が経つとともに
少女も青年も
お互いに惹かれていった。
しかし青年は
自分の気持ちに気付けないままだった。

しかし二人が出会って約一ヶ月。
少女は亡くなった。
不慮の事故だった。
そのとき青年はいなかった。

報告を聞いて
青年は泣き崩れた。
そのときやっと
青年は自分の気持ちに気付いた。

その後青年が
少女の部屋を掃除していると
一通の手紙が見つかった。



わたしのせかいはせまかった。
けれど君はなにもしらないわたしに
"あたらしいしいせかい"
をおしえてくれた。

"うつくしい"じゃあらわせないくらい
とてもとてもきれいなせかい。

このせかいとおなじくらい
君をあいしています。



その手紙を見た青年は
泣きながら手紙を書いた。



僕は貴女に新しい世界を
教えられたのでしょうか。
それならよかったけれど
残念ながら僕の世界も
とても狭いものでした。

貴女と出会ったからこそ
僕も新しい世界を知れた。

二人で切り開いていったのです。

貴女を心から愛しています。



彪瀬 鳳雅・2019-10-22
独り言
ポエム
短編小説
たとえ君がいなくても僕は君を愛している
秋の訪れ



この糸を切ってしまえば

楽になれるのかな。

-------------------‐

「頑張って、」

張り裂けそうな心と裏腹に
必死に応援の言葉を囁いた

『ありがと、鎖杏(さな)』

お姉ちゃんは微笑んだ。

その隣で同じように微笑む男の子。

それはお姉ちゃんの彼氏でもあり、
私の初恋の人でもあった。

愛想笑い、上手くできてるかな。
きっと、
歪んだ笑みをしているだろう。

_はやくこの糸を切らなきゃ。

私の運命の糸。

たったこの細い糸を切る事さえも、
私にはできなかった。

彼は私の運命の人。
…前まではそうだった。

でもお姉ちゃんが来てしまったの。

あっという間に2人は結ばれて、
私の糸は無意味となってしまった。

簡単なことよ、
切ればいいだけだもの。

『鎖杏、どうしたの?』

「…なんでもない」

私は薬指に巻き付いている、
赤い糸を見つめた。

色はだんだん薄くなっていっている。

『ねぇ、鎖杏の運命の人は誰なの?』

お姉ちゃんは、
興味のありそうなで見つめてきた。

「分からない、誰だろうね」

そっと自分の手を後ろに隠した。

お姉ちゃんの糸は綺麗な赤で、
私に比べるととても美しかった。

_何やってるの、早く切らなきゃ。

「でも、この糸は…、最初の…」

初めての初恋の運命の糸。

簡単に切ることなんてできないよ。

『あれ鎖杏、その糸もう
使えないじゃないの』

お姉ちゃんの言葉にビクッと
体を震わせる。

『早く取りなよ、新しい糸を
見つければいいじゃない』

「取るのは…、切っちゃだめなの?」

『何言ってるの、切ることは
運命を捨てることなのよ。
私達はそれがないと、
生きていけないんだから』

そっか、と私は呟いた。

『外せばいいのよ、
私がやろうか?』

「大丈夫」

私は糸をさすった。

外す…。

そのままその夜まで私は
外すことを躊躇っていた。

『まだ外してないの?』

「ごめんなさい、この糸は…」

お姉ちゃんは途端に顔を曇らせた。

『それ○○との糸でしょ』

私は驚いて顔を上げた。

『知ってたよ、
片思いしてたんだよね?
…私が邪魔だったんでしょ』

「っ、違う、お姉ちゃん…」

『もうそんな糸見たくないわ』

お姉ちゃんが私の糸を引っ張った。

「やめて!!」

私はバッと手を払いのけた。

『早く外してよ』

「嫌だ…」

『○○の糸は私と繋がってるの』

「やめて…」

『鎖杏、お願い外して』

「やめて!!!」

私は急いで自分の部屋に逃げ込んだ。

せめて、せめて自分で外したい。

そしてこの糸は宝物にするんだ。

すると、ドンドンと扉が叩かれる。

『捨てなさいよ!!!』

『あんたが早く捨てれば!!!』

思わず耳を塞ぐ。

『あんたさえ、いなければ!!』

私は言葉を失った。

あぁ、そっか。

私だけなんだ。

愛していたのは私だけ。

邪魔者も私。要らないのも私。


もういいや。

ハサミを手に取った。

ゆっくり糸に刃を付けた。


この糸さえなければ。


「さよなら、私の運命」


お姉ちゃんが勢いよく
部屋に入ってきた。

『鎖杏っ…』

その現場に絶句した。


そのには手から赤を流す鎖杏と、

色を失った"糸”が落ちていた。


鎖杏は静かに微笑み眠った。

♡♡

麗苑・2019-11-08
短編小説
失恋
運命
ポエム
片思い
『運命の眠り姫』
__✈
独り言
言葉
好きな人
夜空に浮かぶ君の顔

この馬鹿げた世界から逃げたい
でも、やっぱり独りは心細いな


そう言った私に、君は

『じゃあ、私も一緒に行くよ』


その後、2人の姿を見た人はいない

†月夜野† ❄寒い❄・2019-11-04
独り言
ポエム
短編小説

俺には母、父、妹がいた。
俺の母は俺が中2の時に亡くなった。
うちの家は平和で楽しかった。
裕福ではなかったけど
家族全員でいる時間が1番好きだった。
なのに突然母が亡くなった。
前から病気だったらしい。
俺は母の病気について何も知らなかった。
母が亡くなって家は変わった。
父は暗くなりお酒を沢山飲むようになった。
妹はまだ4歳なので何も分かっていなかった。
妹だけが変わらず家に華を与えてくれた。
当時妹は幼稚園に通っていた。
だから俺が家に帰った時には妹は家にいる。
だがある日帰ると妹は家にいなかった。
スーツを着た知らない男性と父が話していた。
俺が帰ってきたのに気づきたのか
スーツの男性は俺にこんな事を話した。
“父は妹を暴行していた。
証拠はノートに残っていた。
妹は児童保護施設にいる。”と。
父は母の死後180°変わってしまった。、
でも妹を暴行するはずなどない。
そう信じたかった。
でもノートを見せられて真実だと気づきた。
ノートには
“○月○日
今日、パパに叩かれた。
ことちゃんが悪いって言われた。
ことちゃんがいい子じゃないから。
パパ、やめて…。”と書かれていた。
この日だけではなかった。
何日も何日もの記録が残されていた。
俺は信じられなかったが信じるしかなかった。
父は翌日捕まった。容疑を認めたらしい。
俺は児童保護施設に住むことになった。
それから数ヶ月後父が自殺した。
理由は分からない。
もう父の事はよく分からなかった。
大事な妹を傷つけ自殺する
自分勝手でしかないと思った。
それから10年後、俺は24歳妹は中2になった。
母と父の事は言ってなかった。
妹も14歳。言わなければいけないと思った。
言った時妹が泣いた。
妹は落ち着いてから俺に話した。

“私はお父さんに暴行されてない。
お父さんはそんな事しない。”と。

妹が残した記録なのに覚えてない?
違和感を感じながらノートを妹に見せた。
妹は泣きながら俺に全てを話した。

“これ、お父さんに書かされたの。
本当は暴行なんてされてない。
お父さんがこう書けって言って書いたの
お父さんは責任を負ったんだよ。多分
お父さん、自分がいない方がって
自殺したのはお父さんの罪の償いなんじゃ…”

俺は泣いていた。
それから妹と俺たちは生きるべきか考えた。
だが死んだら母も父も悲しむ。
母と父を失った苦しみを背負いながら
俺たちは生きていくべきだと思った。
俺たちは生きている。苦しみを背負いながら

颯、・2019-11-07
残された記録
生きる事
短編小説

ふとカレンダーを目にして気づいた。

『1週間後は伽凛(かりん)の誕生日か…』

伽凛って言うのは 
俺の幼なじみ。

幼稚園も小学校も中学校も、高校の志望校まで一緒だった奴。
いわゆる腐れ縁って言うのかな。

伽凛の誕生日には
毎年必ずプレゼントを渡す俺。

プレゼントって言っても大したものじゃなくて
単なる小さなハンカチ。


〈ほらっ。伽凛ちゃんの誕生日近いでしょ?ハンカチでもプレゼントしなさい。〉
物心が付いた頃、母親に言われてカエルが印象的なハンカチを渡した。

《いいの!?うれしいな、あおいくんからのプレゼントだね!》
素直な君は嬉しそうに
周りに自慢してたっけ。

《いいでしょー?おさななじみのとっけんだよ!》

誰もそんな安くて、どこにでも売ってあるハンカチなんて欲しがらないのにさ。


最初は親から言われて渡しただけのハンカチ。
だけど今では伽凛のあの笑顔が見たくて。
素直に喜んでくれる伽凛を見たくて。
その一心で毎年プレゼントを買うようになった。

俺らしくねぇな、ってつくづく思う。



今年の冬。
君が生まれてきてくれた感謝すべき日。
伽凛が18歳になる日。
初めてハンカチをあげた日から約14年ほど経った今日。

あげるタイミングを見計らっていると
廊下で楽しそうに笑う君を見つけた。

話しかけようとした、その瞬間。

「あ、葵くん!ハンカチは?ハンカチ!」

今か今かと待ち構えるその姿勢は
高校生らしくなくて可愛らしい。

『そんなに急がなくてもちゃんとあるよ。』

伽凛の前にハンカチを出すと嬉しそうに目を細めた。

「わぁ!子犬ちゃんが居るね!」

そう。
右下に子犬が骨を持つハンカチを選んだ。
毎年同じシンプルなプレゼントなのに
こんなに喜ぶ伽凛が可愛い。
可愛すぎる。

『大事に使えよな。』

ちょっとカッコつけて頭を撫でてみたりなんかして。

「うん!当たり前だよ!葵くんからのプレゼントだもん!」

目を見て感謝を伝えられる伽凛も好き。
少しは頭を撫でられて反応してくれても良いのに、なんて思ったけど
所詮俺の片想い。

天然な君の事だから多分気付いてないし
意識なんて全くしてないと思う。

「あ!!!次保体だった…。じゃあね、葵くん!」

ボーと考え事をしている内にチャイムが鳴ってしまったらしい。

『おう!保体の単位ヤバイんだから頑張れよ!』
「げっ、はいはいー。」

サボるつもりだったんだろうか。
苦そうな顔をして生ぬるい返事の後に
ゆっくりと走っていった。

『この関係はいつ終わるんだろうな…』

ボソッと声にした言葉は
神様に嘲笑われたかの様に
空気に溶けて消えた。


[ハンカチで繋ぐ俺らのキズナ]

松村の妹になりたい@ぽてと__*・2019-10-27
ぽてと図書館
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幼なじみ

『シンデレラ・ディスティニー』

「__いいかい?シンデレラ。絶対に、12時までには帰って来るんだよ。そうじゃないと、魔法は全て解けてしまうからね」

魔法使いの叔母様は私にそう言いました。

そして私は、叔母様の言ったことを忘れないよう胸において、静かな夜の先にある、キラキラしたお城へ向かいました。

そこで私は、王子様に出逢いました。王子様は本当に本当に格好良くて、優しくて、素敵な方でした。

でも、楽しい時間はあっという間。
あと少しで、12時の鐘はなってしまいます。

『___王子様。』
「ん?なんだい?シンデレラ」
『私、もう帰らなきゃ。ごめんなさい。本当に、本当に楽しかったです。』
「え、もう帰るのかい?まだまだ遠慮しないで、舞踏会を楽しみなさい?」
『………ごめんなさいっ』

私は、駆け出してお城の外へ出ました。
そして、その長い階段を急いで下って行きました。

途中、叔母様から貰ったガラスの靴が片方、脱げてしまいました。
でも、今はそんな事気にしている場合ではありません。

「シンデレラッ!」
『………』
「なぁ、シンデレラ、待ってくれ……!」

私は思わず、足を止めてしまいました。

そして振り返ると、ガラスの靴を持った王子様の姿。

『__っ!』
「なぁ、シンデレラ、待っておくれ。僕は、貴女の事が好きなんだ。」
『でも………っ』
「誰がなんと言おうと僕はシンデレラの事が好き。なぁだから、待っておくれよ……シンデレラ……」

『……………』





『………王子様』

『___もしも私が、魔法使いのお陰で来れただけの、ただの貧乏人だって言っても、私の事を好きでいてくれる?』

王子様は、少し驚いた顔をして、それから直ぐに言いました。
「ああ__勿論さ」

『ふふ、ありがとう____』

その時、12時を告げる鐘がなりました。
私の服は、また薄汚れたドレスになってしまいました。
でも、王子様のやさしいキスを受けていると、何だか全てがどうでも良くて。

ねぇ王子様。
どうか、これから一生、愛してください____。

彗星∅・*:。✡*:゚・2019-10-21
シンデレラ・ディスティニー
感想くれないと呪っちゃうぞ💕💕
短編小説
誰でもいいから贈り物して
ユメビカリ出版
NOTE小説部

18:57

僕が乗るはずだったその電車。

それは、もう再び、レールの上を走ることもなく、人々の記憶に残ることもなかった。


ーーーーーー


死にたいわけじゃない。

けど、誰かに、お前はいらないんだ、と、そう言われたら、別に消えるのも悪くはないか、とそんなことを思いながら過ごしていた。




あの日も。

ほんとうに、何気ない日常だった。



いつも通りに電車に乗ろうとしただけだった。


急に後ろから手を引っ張られて、


"これに乗るのはやめなさい"



とても優しい声だった。

亡くなった祖父に、とても似ている、安心する声。



後ろを振り返ると誰もいなくて、目の前で電車の扉が閉まった。


『あぁーぁ…次のやつ乗るしかないか』


なんて、そんなことを考えた。



その後、急に、ガコンって鈍い音がして、次の瞬間


…その電車は爆発した。


爆風に吹き飛ばされて背中を打って…、パニックになりながら、救急と消防と…って手当たり次第に電話をした。


乗るのは辞めろ、と言ったその声が頭から離れずに頭がゴチャゴチャになって、号泣しながら。



ーーーーーー


もう少しだけ、生きてみようかと。


そう思った、そんな日だった。

琉・2019-10-27
painful❀story
死にたい
ポエム
短編小説
電車

私はお姉ちゃんが嫌いだった


私は病気で耳が不自由だ


私ばっかり怪我して、病気になるけど


お姉ちゃんは全くない。


だから、いつの日か嫉ましく思っていた



そんな嫌いなお姉ちゃんが死んだ


私を庇って死んだ


お姉ちゃんは友達に言ってたらしい


『あの子は、いつも私に変わって重い病気してるから、私は、あの子を守りたい』って


あーあ


何で私を庇うかなあ


でもね、


今でも、あの時のお姉ちゃんの背中、覚えてるよ___

†月夜野† ❄寒い❄・2019-10-26
独り言
短編小説
短編小説?
短編小説のようなもの
お姉ちゃん
姉妹

〈私ね、がんなんだ。あと3ヶ月で死んじゃうの。〉

そう言った君は僕に心配させまいと
涙を流し下手くそな笑顔で、笑いかけてくれたね。

《嘘だろ…》

信じることが出来ずに僕は
ひたすら泣き続けた。
 
〈もう泣かないで…?私が居なくなったら耐えられないんじゃない?笑〉

泣くことしか出来なかった僕に 
苦しい筈の君が笑ってくれた。



〈あゆむ…。しあわ…せに…なっ…てね…〉

病院の真っ白なベッドに横たわり
残りの力を必死に振り絞って出した言葉。

《おう。可愛いお嫁さんを見つけて、子供を2人作って幸せな家庭を作ってやるよ。》

その言葉に対し
君は目を細めて幸せそうに微笑んでたね。 


約束を果たせてないけど
今幸せだよ。
彼女も居ないし子供も居ないけどな。

杏果(ももか)の命日から丁度1年が立つ今日。

もう2度と杏果の愛らしい笑顔が見れない。
もう2度とバカな杏果と笑い合えない。
彼氏の癖に守ってあげられない僕が情けなくて。

でも、きっと
明るくて優しい君のことだから
暗いことは考えるな、って怒るんだろうな。


杏果の命日だし
杏果が好きだった物でもプレゼントしようと思い
今デパートに来ている。

ブラブラとお店の中を歩いていると
ぬいぐるみコーナーを見つけた。


〈ねえねえ!この猫ちゃん可愛くない?買ってよー。〉

ぬいぐるみを見つける度に
興奮してねだってたよな。

沢山の可愛らしいぬいぐるみが置いてある中に
ピンクのうさぎがちょこんと座っていた。

心なしか雰囲気が杏果に似てて
レジに出しに行こうとうさぎを手に取ったとき

隣に同じように座っていた
茶色のくまが落ちた。

まるで僕も連れてって、って言っているみたいに。

『君もうさぎさんと一緒が良いの?』

落ちたくまを手に取り問いかけてみる。

流石に返事は来ないけど
何だか可愛く見えてきて
くまも一緒にレジに出した。



『ただいまー』

しんとした部屋に虚しく響く僕の声。
おかえり、と笑ってくれる君は居ない。

靴を脱いで手を洗って
早速仏壇の部屋にやって来た。

手を合わせて杏果に話をする。


-元気にしてる?杏果が旅立って1年が経ったよ。
 早いよなー。あ、そういえば天国で浮気してないよね?
 浮気してたらその男をぶっ潰してやる。笑
 いつでも遊びに来いよ。じゃあな。-

ひとしきり話を終えて
買ってきたうさぎとくまを仏壇に並べる。

2つとも手を繋がせて
一生離れることが無いようにと、ぎゅっとくっ付ける。

僕らと同じように
幸せになって欲しいな。なんてね。



〔うさぎとくま〕

松村の妹になりたい@ぽてと__*・2019-10-27
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