はじめる

#短編小説

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全1338作品・

『Happybadend』

ーハッピーバッドエンドー




長編小説






「子を愛さない親は居ない」



自分の意見が絶対だと思ってる



そんな馬鹿な大人に



叱られた



女子高生相手に



手を挙げるのはどうかと思った



でもこんな事実でさえ



無かった事にされるんだよな



始まりは



古典の先生が



「初心に帰る為の事をします」



何て馬鹿な事を言った事だった



その内容は実に残酷



親への感謝の気持ちを



手紙にして届けよう



何てものだった



「質問ある人居ませんか?」



そう聞かれて私は手を挙げた



「…はい、白石 萌音さんっ」



授業に関心を持っている



熱心な生徒だとでも勘違いしたのか



須田先生は



ニコニコな笑顔で私を当てた



「…感謝してない人は



どうすればいいんですか」



そう質問した時



先生の笑顔と



その場の和やかな空気が



一瞬にして壊れた



「…白石さんは…その…



ツンデレ、なのかな…?」



何とか明るくさせようと



必死な須田先生に言う



「いえ、違います



一度捨てて来た親に



感謝も何もありません」



そこまで言った時



何故か連れ出された



そして、今に至る



「子を愛さない親が



この世の何処に居ると言うのですか!



心が無いのですか?可哀想に」



理不尽な罵倒でさえ



どーでも良かった



早く家に帰れる事ばかり



願っていた



須田先生に掴まれた腕は



赤くくっきり



手の跡が残ってた



先生に叩かれた頬にも



同じように残ってた



ママも、パパも



お互い浮気相手と遊び呆けてる



洗濯、皿洗い、部屋の片付け



その他全て



私が一人、こなしてた



バイトに家の事に親の事



忙しくて友達とすら遊べない



「死にたい」



ポトリ落とした言葉を



拾ってくれる人は



残念ながら、此処には居ない



Twitterに呟いたとて



在り来りな綺麗事を



送り付けられて



余計病んでしまうだけ



それを学んでからは



呟く事すら忘れていた



適当にtweetを眺めてた



そんな中、一つのtweetに



目が止まった



「共に死を選びませんか?」



同い年、男の子



一人



家庭問題あり



重なる点が幾つかあった



「よければ」



たった一言だったけど



送るのに20分はかかった



無視されるかな



嘘だわばーかって言われるかな



迷惑かな



色んな想いが重なった



五分後、ピロリ通知が鳴った



「共に死にましょう」



リプ返だった



直ぐにDMにいった



「何時にします、死ぬの」



そんな話から始まったのに



いつしか



「勉強だるいー、助けてー」



こんなにも緩い話になっていた



何でかって



お互いがお互いを



あっという間に受け入れたから



名前も教えあった



朱里 玲於斗



カッコイイ名前だと思った



顔も教えあった



何処か中性的な顔立ちをしていた



「カッコイイ」よりか



「可愛い」が似合っていた



通話もした



可愛い顔からは感じられない



低く、安定した声だった



住んでる県も教えた



私が東京、玲於斗が群馬



近かった、嬉しかった



1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月



5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、



9ヶ月、10ヶ月、11ヶ月、12ヶ月、



出会って1年記念の日



告白された



そこには確かな



「幸せ」があった



微かだけど



「生きたい」もあった



そんな夢に溺れてた私達を



現実に引き戻したのは



「パパ、もう帰って来ないから」



ママのこの言葉だった



真冬の一軒家



オシャレなコートを来た



チャラそうな人が家に沢山来た



汚らしい手で頭を撫でられた



"吐き気がした"



ママが



チャラそうな人達と



楽しそうに話してた



"吐き気がした"



チャラそうな人の一人が



私の方に向かって来た



「遊ばない?」と



そう言われた



"吐き気がした"



充電器と、元から少ない服と



お金、スマホ



大好きなぬいぐるみを抱いて



私は家から飛び出した



WiFiのあるコンビニ前



玲於斗に連絡した



「死にたい、死なせて」と



コンビニ前で泣き崩れた



夜の街、誰も居ないコンビニ前



一人、ずっと泣いていた



「何があったの?」



そう聞いてくる玲於斗に



上手くまとめられないけど



精一杯で話した



「今何処に居る?」と聞かれ



「コンビニ前」と言った



それから数分後



「今から行くから動くな」と



強めの口調で言われた



今からって…会った事も無いのに



「来なくていいよ」と送った



だって来られたら



"生きたくなってしまうから"



群馬から東京って



どれくらいかかるんだろ



まず何処のコンビニかも



教えてないじゃない



私はしぶしぶ



コンビニの場所を



Googleマップで示したものを送った



何時間待ったんだろ



辺りが明るくなっていた



来る人来る人に



訝しげな目で見られたけど



それでも待ち続けた



そして



「…萌音!!」



「…玲於斗だ…っ」



玲於斗が来てくれた



思い切り、抱き締めてくれた



私より背が高い玲於斗は



写真で見る何倍も



カッコよくて、可愛かった



ふわり、優しい匂いに包まれる



止まらない涙が



私の我慢の証だとでも思っておこう



「寒かったでしょ、これ、着て」



しばらく抱き締めた後



大きなバックから



可愛いコートを出して羽織らせてくれた



「これ、途中で買ってきたんだ



似合いそうだなって思って」



えへへと頭を掻きながら



玲於斗は言う



そんな玲於斗への好きが溢れて



また抱き締めてしまう



「寒かったし、怖かったよ」



「大丈夫、俺が居るよ」



「うんっ」



どんなに在り来りな言葉でも



私には世界一の言葉だった



「一緒に死のっか」



「…うん」



前の私は多分



"うん"なんて言えなかった



でも今なら言える



この人と共に最期を迎えるんだって



本気で思えるから



「死ぬ前にさ、デートしようよ」



そんな玲於斗の提案で



最初で最後の



デートが始まった



最初に行ったショッピングモール



「わ!これ美味しそー!」



「朝ご飯これにしよっか!」



そう言って一緒に



少し高めのステーキを食べた



幸いにも



バイトで稼いだお金



全て持って来たから



少しの願望は叶えられる



カチャン



ナイフと皿がぶつかる音



ゴクン



誰かがジュースを飲む音



そして何より



玲於斗が目の前に居る



だから待ち時間も苦では無かった



「楽しみだね」



「うんっ!」



しばらくして



運ばれて来たステーキが



本当に輝いて見えた



「…わぁ…!」



「おぉ…!」



「お待たせしました



鉄板大変お熱くなっておりますので



お気おつけください」



定員さんの言葉を聞いて



「頂きます!」



二人同時に言って食べ始めた



噛めば噛む程



染み込んだタレが溢れ出す



美味しそうに食べる私に



カメラを向けた玲於斗の目は



何処か寂しそうだった



ステーキを食べ終えた私達は



プリクラを撮りに行った



ハグをして撮った一枚目



変顔をして撮った二枚目



一緒にハートを作って撮った三枚目



撮影数秒前に



玲於斗が驚かしてきたせいで



私の顔が凄い顔になった四枚目



少し拗ねてる私の頬に



玲於斗がキスしてくれた五枚目



少し照れながら



口にキスした六枚目



そして最後



二人、ピースで撮った七枚目



デコレーションをする時間



お互いの顔に落書きをしたり



「大好き!」と書きあったり



これから死ぬなんて



他の人が見たら思わないだろう



それくらい、幸せな顔をしていた



プリクラをハサミで切って



お互い財布に入れた



それから、そこにある



大きなゲームセンターを見た



「久しぶりにこれしない?」



「え、いいじゃん!しよ!」



そう言って



太鼓のゲームを一緒にした



レベル 普通でも



案外難しいんだなって思った



「やったっ!フルコンボ!」



「萌音つっよ…ゲーマーじゃん」



「えへへ、そうかもね!」



当たり前のように手を繋いで



ショッピングモールから出た



気付けばもう



日が暮れ始めていた



「もう夜だね、次何処行きたい?」



「夜だね、んー、夜景が見たい」



玲於斗の提案で



夜景が見える所に行く事になった



時間的に多分



これが、最後



「いっそ、東京タワー行ってみる?」



「…そだね、行ってみよっか」



最後くらい、って思いで



東京タワーに行った



下を見たら怖くなるから



ずっと前だけを見ていた



「…綺麗だね」



「…うん、綺麗」



流れ溢れる涙に



気付かないフリして



私は静かに



夜景を楽しんだ



そして…



「…死のっか」



「…うん」



最後に、東京タワーで



お土産を選びあった



それを持って、死ぬんだ



遠くに見える東京タワー



さっきまで居たとは思えない



苦しいのは嫌だから



一瞬で死ぬ方法にしようと話した



迷惑、迷惑だって



それくらい分かってたけど



私達二人は、駅に立った



そう、電車に轢かれて死ぬのだ



あと10分で、来てしまう



「…ね、死ぬの怖いね」



「怖い…けど、楽になりたいね」



「うん…っ」



どちらともなく、キスをした



長く、永遠に続くようなキスをした



嗚呼、辛い、辛い辛い辛い辛い



神様、私何かしましたか



頑張りましたよ、ずっと



必死に頑張ってましたよ、ずっと



お母さんとお父さんが



浮気してるって知っても



泣かないで我慢しました



どんなに死にたくたって



リスカも何もしませんでした



理不尽です



親から叱られるのすら羨ましい



だって叱られるのって



"親が子を見てる、証拠じゃないですか"



見ていたから



悪い事をしたのが分かって



見ていたから



叱る事が出来て



見ていなかったら



叱る事はまず無いよ



羨ましい、羨ましいよ



「う…っ」



「…来る…よ」



少し先に、電車が見える



足が竦む



体が震える



手を握る力が



より一層強くなる



「…い…こ」



「…幸せになろ」



その瞬間、その時



時間が止まったようだった



"バイバイ、この世界"



しっかりと玲於斗と手を繋いで



飛び降りた



【Happybadend】



二人が消えた世界は



何ら変わる事は無かった



クラスメイトに



萌音が自殺した事が知らされた



「嘘…でしょ」



親友だった心美は



その場で泣き崩れた



ふざけていた男子でさえ



その瞳を揺らしていた



クラスメイトに



玲於斗が自殺した事が知らされた



ザワつくクラスメイト



涙を流す男子達



好きだったと言う女子は



呆然としていた



親に、萌音の死亡が伝えられた



母親は痩せこけた



父親は絶望の末



酒に溺れた



親に、玲於斗の死亡が伝えられた



何もしてあげられなかったと



自分を責めた母親は腹を刺した



でも、死ぬ事は出来なかった



父親は、そんな母親を捨て



女遊びを続けた



二人は幸せに



周りは不幸に



そんな人生の終わり方が



此処に一つ、ありました



とある日、神は二人に聞きました



「自死を選んで、幸せかい?」



二人は答えました



「幸せでも、不幸でもないです」



「だって俺達」



【Happybadend】ですから_。

秘密さ・2020-08-22
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『アンダンテ』


















『ねぇ、アンダンテって言葉知ってる?』





彼女はそう僕に問う。





「知らない。なにそれ?」





僕がそう言うと

彼女は少し寂しげな笑顔を見せた。







『なんでもない。』





そう言って笑った。




そして、彼女が言葉を紡ぐ。









『私達、_______。

別れましょ。 』





そう言って、僕等は関係をきった。



彼女は頑固だから何を言っても聞かない。

だから復縁を求めはしなかった。





"愛しているからこそ_"












数ヶ月後。一通の手紙が届く。









アンダンテは音楽用語

意味は "歩くような速さ"











僕等は"歩く速さ"つまり


"生の速さ"が違ったのか。



そう気づいた。





一人ひとり、歩く速さが違うように


生の長さも人それぞれなのだ_。



変えられないものだった"時"が少し憎いな。



そして毎年、彼女に手向ける花は


必ず彼岸花だった。



《想うのはあなた一人》



花言葉に言伝を任せて_












誰かの足音が時を刻む音だけが残る。






何気ない明日に僕は


また一歩踏み出し地に時を刻んだ。

釉・2020-09-02
何気ない明日に僕は
アンダンテ
小説
短編小説
的な謎((
感想欲しいとか言いたいけど
貰えるレベルにも達してない事件







君には届かないから_













「おはよう!今日天気よくて最高だねぇ」







あぁ、朝から元気だな。








と思い 彼女に返事を返す







[相変わらず朝から騒がしいなお前は]







彼女は少しも悲しくなさそうに







「えぇ!酷い。悲しいじゃん、!」







笑いながら言う。






「はぁ、つれないなぁ。」






[うるさいな 俺は眠い。]






「はぁ?いっつも寝てるじゃん!?」







お日様が出てると眠くなるだろ







彼女が俺の顔を覗き込んだ







「じゃあ、またね!」







俺は彼女の背中を見送った








俺は君には、届かない








でも、







明るい彼女に恋をした







ずっとそばに居れたらいいのに








[俺も人間だったら_。]

琇 樹・2日前
短編
小説
短編小説
独り言
ポエム
好きな人
日常
片想い
恋したっていいだろう
恋する黒猫。
心のドア
叶わない恋
切ない
僕と君と私の物語。
誰にも言えない
助けて
終わらぬ想いに花束を
君への想いは溢れたままで
君との、日々を
𓆈𓈒𓏸

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【夕日が綺麗に沈んだ夜は、
       恋人を待つ霊が出る】




「あぁ、やっぱり」


今日も、“いる”。



『何故…何故あの時、私を置いていったの…っ』


海に反射して見えるのは、独りだけ。


「…ごめん」


僕の声は、もう、君には届かない。


同じ言葉を、淡々と、君はただただ繰り返す。


“何故、私を独りにしたの”と。



君を置いて此処を離れた僕がいけなかったのだ。

あの日は、風が強かったから。







「ここで待っていて。すぐに戻るから」

そっと君の頬に触れる。

『うん、分かった』


風に吹かれたワンピース。

儚い笑顔。

僕が戻ると信じてやまない、君の声。


…それが、最後だとも知らずに。


あの後、僕は戻った時には、君はもういなかった。



「もっと早く、君に会いに行くべきだった」

君が嘆く。

あの日、僕等が別れた場所で。

『私が引き止めていたら。行かないでと縋っていら…』

何かが変わってた…?


分からない。

だってもう、此処に過去の僕らは居ないから。



「仕方がない…」

なんて言葉で纏めたら、君は怒るだろうか。


『もう一度、君に会いたいよ…』

近くに居るのに、触れられない。

こんなにも、残酷で、もどかしい。


















あの日の風は、初めは心地良かった。


僕らを切り裂くような風に襲われたのは、僕等が別れた後だった。





とても、強い風だった。





バランスを崩したトラックが、

倒れてしまう、それほどに。


















ねぇ

もう、僕に会いに来なくても大丈夫だよ







































夕日が綺麗に沈んだ夜は、
        男の霊が出るらしい。

琉・2020-09-06
夕日が綺麗に沈んだ夜は、恋人を待つ霊がでる
ポエム
星巡り
書き直すかも…!
涙の意味
小説
短編小説
創作

短編小説


『嘘の世界で本物の恋を』



6歳までは


幼なじみとして


手を繋いで、


沢山話して、


ずっと笑って


一緒に帰るのが“当たり前”。


15歳からは


また別の意味で


私たちは手を繋いで


帰り道を共にした。


学校でもいつでも一緒。


何かあったら1番に話したい。


一緒に泣いて笑って


ずっとそうやって《恋人》をやってきた。


友達も親も公認カップルで


沢山遊んで沢山遠出もした。


私の初めては


全て君に捧げた。


永遠だって誓った。


『仮』の結婚指輪だってある。


「本物も、絶対俺が茉麗にやるから。」


そう飛翔は約束してくれた。


朝日が昇れば飛翔を想い、


夕日が沈んでも飛翔を想い、


月が光る夜も飛翔を想った。


また明日が来れば


当たり前に私は飛翔のそばにいる。


そう思っていた。


「ごめん。今日休むわ。
 見舞いもいい。心配すんなよ。」


君からのLINE。顔を見たいけど


見舞いはいいって言うなら


行かないでおこう。


本当は心配で仕方ない。


飛翔は昔から体が弱かった。


その割に運動ができて、負けるのが嫌で


無理をする。今回もそうだろう。


部活で1番になりたかったんだろう。


飛翔らしい。あとで電話をかけてみよう。


私は不安な自分の心に


そっと言い聞かせた。



プープープー


電話が繋がらない。


どうしたのだろう。


不安だ。


LINEだって既読すらつかない。


何かあったんじゃないか。


母なら知っているかもしれない。


「ねえ、お母さん、飛翔が学校休んでて、
 電話もLINEも繋がらないんだけど、、、」


母は、心配もせず、


「どうしたんだろうね。」


寂しそうに呟いただけだった。


次の日も、その次の日も、


そして、一週間飛翔は学校にこなかった。


私のLINEは既読スルー。


不安と心配。そして、飛翔に会えない辛さで


私は壊れかけていた。


二週間がたった日、


母が私の部屋をノックした。


私が飛翔について


聞こうとしたその時、


母が何も言わず、一粒、そして、また一粒


涙を流していった。


何が起こっているか分からないけど


嫌なことがあった。辛いことがあった。


それだけは伝わってきた。


「ねぇ、どうしたの、、、?」


不安で掠れた声は


私の部屋で響き、


母と私の耳にだけ届いた。


母は飛翔がよく入ってきた


大きな窓を見つめてこう言った。


「飛翔くんがね、亡くなったの。」


驚きとショックで


言葉が出なかった。


そして、母は、静かに話を続けた。


「飛翔くん、一年前に大きな病気、、、
 癌が見つかってね。去年辺りから
 学校を休んでいたのは知っているでしょう?
 あれはね、検査と、手術だったの。」


「手術をしたのに、なんで、、、?」


母は、その後


一回目の手術は成功。


転移で二度目の手術は失敗したとの事だった。


ふと思い出した。


君はプールや海を嫌がった。


そして、最近は


遠出をすることも無くなっていた。


もしかしたらそれは


手術の跡を見せたくなかったのかもしれない。


ここ最近元気がなかったのも事実だ。


でも、死んだなんて嘘。


飛翔が死ぬなんて有り得ない。


いつも笑って


いつも優しくて


面白くて


かっこよくて


可愛くて、天然で、


何よりも愛していた飛翔が


もうこの世にはいない。


そんなのは嘘だ。


その時は涙、一滴すら零れなかった。


しかし、


次の日の学校には


私の隣の君の席には


白い百合が置かれていた。


クラスメイトは


私に「大丈夫?」


と聞いてきた。


答えのわかる質問をして、


何が良いのだろう。


私はいつの間にか


怒りと憎さで


学校に行く気力を失っていた。


葬式も、通夜も


私は行くだけ行き、君を見なかった。


信じたくないから。


信じられるわけがないから。


そんな時


飛翔のお母さんから


一通の手紙を貰った。


私宛、飛翔からの“最期”の手紙だった。


「茉麗へ

 元気?笑ってますか?

 この手紙は俺が死んだ後、

 母親に茉麗に渡して欲しいと

 頼んだものです。

 茉麗のことだから

 飛翔が死んだのは嘘だ。

 とか言って、毎日泣いてるんだろうな。

 俺は茉麗が笑ってる方が好きだけど。

 幸せになれよ。

 茉麗は周りの人を

 幸せにできるから。

 幸せにして、幸せになれ。

 体が弱いのは良くなった。

 俺は良好。

 そんなのは全部嘘でした。

 茉麗を守るために

 俺を犠牲にした。

 ごめんな。ホントのこと言えなくて。

 ただ、こんな俺の嘘だらけの世界で

 本物だったもの、それが

 茉麗への愛だよ。

 いつかまた会えたら

 感謝の思いと君への愛を

 語らせてね。

 大好きです。

 また逢う日まで。」


君の言葉、


私の大好きな字。


私は涙が止まらなかった。


震えも涙も


今までないようなくらい


私は苦しかった。辛かった。


飛翔は嘘の世界で生きていた。


私もそう。嘘の世界で本物の愛を見つけた。


私がもし天国に行けたら


今度こそは私をお嫁さんにしてね。


大好きだよ。


永遠の愛を願って。

雛鶴_元叶恋・2020-08-24
短編小説
嘘の世界で本物の愛を
彼氏
幼なじみ
感情の波
あなたのそばに

【君の影】







『私はずっと貴方の側にいるから』

微笑んだ君の笑顔を、僕は未だに忘れられない。


         サソ
あの日、妖艶な蝶に誘われて
      イザナ
鈴蘭の音色に誘われ、


僕は、君に呪われた。



恋という甘い蜜が全身を巡り、麻痺させる。



好きだと言う言葉は君を亡くし余計、僕に付き纏う。



もういいだろう…?




「これ以上、僕の中に居るのは辞めてくれ…」


未来を見たい、忘れたい。

けれど、君がそうさせてくれない。








君は毒花だ。











僕を蝕み、脳内を犯す。





















君の影が、狂い咲く。

琉・2020-08-18
君の影
星巡り
ぴったり200文字で小説書いてみようチャレンジ
ポエム
創作
短編小説
あなたのそばに
雰囲気小説

お母さんが死んじゃいそうらしい。

でも、別に関係ない。

だって育てられたこともないし

最後に会ったのだって3歳とか。

顔も覚えてない。

「病院に行こうね」

おじさんが車に乗せてくれた。

車に乗っている間、

ずっとずっと頭を撫でて、

頬を撫でて、背中をトントンして。

おじさんの顔をちらりと見ると

眉間に皺を寄せて、

下唇をぎゅっと噛み締めていた。

「おじさん、悲しい?」

「あぁ。でも大丈夫だよ」

大丈夫じゃないんだろうな、と

おじさんの歪んでいる顔を見つめる。

おじさんは"お母さん”の弟だから、

「おじさんはお母さんと家族だもんね」

家族だから悲しいのは当たり前だね。

「...愛優ちゃんも家族だよ」

おじさんはもっと泣きそうな顔で

私の頭をくしゃっとした。


でもそれは間違ってる。

家族はいつも一緒にいるもので、

一緒にお料理とか、旅行とか、公園とかに

連れていってくれる人だから。


多分"お母さん"だけど家族じゃない。



病院の中は消毒とかご飯とか混ざった

変な匂いで、

私はおじさんの背中に顔を押しつけた。



真っ白なベッドの上に、

細くて綺麗な女の人が眠っていた。

「もう死んじゃったの?」

「まだ生きてるよ。ほら声を聞かせてあげて」


お母さんって、呼ぼうとしたけど

声が出なかった。


この人がお母さん。

私のお母さん。

「あ、ゆ?」

女の人が声を出した。

少し掠れてたけど、綺麗な声で

私の名前を呼ぶ。


「あゆ。大きくなったね」


"お母さん”の手が私の方へ伸びる。

後ずさった私の背中をおじさんが

トンと押した。


"お母さん”は私の顔を撫でて

にっこり笑った。

「あゆの目はお母さんそっくりね。」

「おかあ、さんに、似てるの?」

「うん。でも愛優のほうがずっと可愛い。
寂しくさせてごめんね。」

お母さんの目から涙が溢れる。

お母さんが私のことをぎゅっと引き寄せた。

細い身体は思ったより力強い。

「これはね、会えなかった分の大好き」

「痛いよ」

「そのぐらいずっと大好き。
あゆのこと世界で一番大好き」


ふっ、と腕に込められた力が抜ける。


「おかあ、さん?」

ピーッと高い音が鳴って

おじさんが泣いて、お医者さんが

お辞儀をして部屋から出ていく。




あぁ、死んじゃったんだ。



お母さん、あゆのお母さんが死んじゃった。

「お母さん、あゆのこと好きなんだって」

「あぁ。知ってるよ。」

おじさんは私の頭をわしゃわしゃする。

私はお母さんの手にゆっくり手を伸ばす。

まだ温かい。


「お母さん。」

呼んでももう起きてはくれない。


「あゆとお母さんは家族、だよね」

「あぁ。だから、我慢しなくていいんだよ。
大好きな人がいなくなったら泣いていいんだ。
生きている人達に出来ることはね
たくさん泣いてあげることだけなんだよ。
そしたらあゆのお母さんはあゆの心に入って
同じ景色を見るんだ。」


「あゆの、中にいる?」


「あぁ」


「あゆのこと、怒ってない?」


「怒ってないよ。」


「あゆがお母さんのこと家族じゃないって、
思ったの。お母さん。泣いてる?」



「あゆのこと撫でて大好きって言ってる」


鼻がツンとする。


「今は泣いていいんだ。」

おじさんの、声が優しくて

泣きたくないのに

涙がポロポロ零れて。

「わがまま言っていいんだ
今はいいんだよ」


「おがあ、ざん。うあ゛あ゛あぁん。
あ、ゆもおがあさんのごど、好きって
言え、なくてごめんなさい。おかあざ、んって
ちゃんと呼べなくてご、めんなざい。」


おじさんはずっと、背中トントンして、

私はずっと涙が止まらなくて。

お母さんは私のお母さんで。

一緒にいられなくてもちゃんと家族だった。






部屋からふわりと

お母さんの匂いがした気がした。


"大好き、あゆ”

陽雨 ひさめ.*・゚.・*.・2020-08-20
小説
短編小説
お母さん
駄作
辛い
独り言
ポエム
好きな人
あなたのそばに

短編小説


『優しい嘘を今この世界へ』



空が青い夏


君は優しい嘘を残して


この世界から消えていった__



『誹謗中傷』


この言葉は世間を賑わせている。


「SNS」


使い方を考えろと言われる。


私も穹もSNSが嫌いだった。



「望雫~今日もいつもんとこなぁ」


「りょーかい」


これが日常会話。


私たちのいつもの場所。


それは屋上だった。



春も終わり初夏の頃、


君がふと呟いた。


「俺さ、死のうと思って」


声が出なかった。


なんで?そう聞くことすらできなかった。


だけど穹は答えてくれた。


「家族が死んで生きる意味がわかんない」


君は遥か彼方を見つめてこう続けた。


「感謝を伝えたいんだ。
  もう一度会いたいんだよ。」


私はただ頷くことしか出来なかった。



それから二週間後


汗が止まらないあの夏の日に


穹は星になった。


大好きで大切な君が


いなくなった私の心は


ぽっかり穴が空いていた。


クラスの人は


「虐めじゃね?」


「親が死んだとかでしょ。」


「どーでも良くね?死んだやつだぞ‪w」


などと、噂をした。


だけどその正しいとされる


噂は私の知っていた事実と異なっていた。


「望雫~穹が自殺した理由って
  誹謗中傷らしいよぉ」


仲の良い千凜が言った。


「え?誹謗中傷ってSNSでの?」


千凜は小さく頷いた。


私は息が出来なくなった。


君はSNSをやっていない、


やらないと言っていた。


なのに、SNS上での誹謗中傷?


そんなわけない。


だけど千凜が見せてくれた


あるSNSを。それはおそらく穹のものだろう。


だって私たちの会話が


日常が描かれていたのだから。


だけど信じたくなかった。


君はなぜ私に嘘をついたの?


君に会いたい。


穹に会いたい。


そう思ったのは


君が死んでから一ヶ月後の事だった。



穹の命日の前の日に


私は君との思い出の場所にいた。


そう。私は今日この日


死のうと思う。


穹、穹が死んでから


私は沢山考えたんだ。


君がなんで嘘をついたのか。


それは私の大好きな優しさだったんだね。


君は私に『優しい嘘』をついたんだ。


私を苦しめないように


嘘をついてくれた。


私はそんな穹が大好きで


憧れていたんだ。


だから、私も最期に


嘘をつくの。


誰も傷つけない優しい嘘を。


『誹謗中傷をやめてね。
  誰も傷つかない世界を目指してね。』


その言葉だけを残し


私は一粒の汗と涙を流して


大好きなこの場所から


足を外したんだ___

咲夢 潤琶🍨🦖活動休止、出戻ります。・2020-08-17
誹謗中傷
短編小説
優しい嘘を今この世界へ
あなたのそばに


短編小説 たった一言。





あの日、一言の後悔を。





「久しぶり。」


自分の発した声は、

目の前の海に溶けて消えていく。


その最後の反響を

何処か他人事のように耳に入れ、

僕は笑った。


蒼空の彼方で眠る彼女の墓に向かって。


僕の声を包み込んだ波の音は、

彼女のいる空に吸い込まれていく。


僕はため息をついて、独り呟いた。


「冗談だって、笑ってよ。」


誰も怒らないから、お願い___。


彼女が世界から消えた、

十年前のエイプリルフール。

あれから、

僕はいつも思い出してしまう。


あの日伝えられなかった、

たった一言の後悔を。






「ずっと好きでした。」


真っ白な清潔感溢れた病室と、

同じ色の百合。

そして、ベッドの上の君。


そんな風景に似合わない僕の言葉が、

病院の壁に虚しく反響した。


「えっと…。」


「なんてね、ごめん。嘘だよ!」


今日、四月一日だし。



そうだよね、と彼女が笑う。


照れ隠しなのだろう。

季節外れの帽子の上から頭を掻いている。


また、先延ばしにしてしまった。

(明日、絶対に伝えよう。)

返事を聞く勇気すらなく、

四月一日に甘えてその日を先延ばしにした

あの日の僕をぶん殴ってやりたい。


彼女の容態が急変したのは、その日の夜だった。




最期のお知らせって、

案外突拍子もなくやってくるもんで。



「何でだよ…。」


例外なくその一人だった僕は、

冷たくなった彼女の前で

崩れ落ちるしかなかった。


明日、明日と先延ばしにしていた

「付き合ってください。」

のたった一言は、

誰に渡すあてもなく

心の中にしまうこととなった。


全部嘘だって笑ってほしかった。

仕返しについた嘘だって。


ドッキリ大成功の札は

誰も上げてくれないまま、

ネタバラシの一つもなく、

気付けば十年が過ぎていた。




ピーンポーンパーンポーン

という間延びした音で、

僕は思い出から現実に引き戻された。


「こちらは、〇〇市、防災無線です…」


落ち着き払った男性の声が後に続く。

内容は、今日の二時から始まる

集まりの事だった。


此処に来たときはまだ朝だったはずなのに、

いつの間にか昼を過ぎていたらしい。


僕はもう一度彼女の墓に手を合わせると、

その場を立ち去った。




「悪いわね、毎年。」


命日には絶対に彼女の家を尋ねる僕を、

おばさんは今年も迎えてくれた。


「いえ。」


親友、でしたから。


自分で発したはずの親友の一言は、

僕を心臓を掴まれるかのように苦しくさせる。


あの時、「嘘だよ」の一言を言わなかったら。

あの時、彼女の一言を聞けていたら。


今更どうしようも無いことだ。


「お昼、食べていきなさい。」

どうせ何も食べてないのでしょう?


そうやって笑ったおばさんに、

僕も微笑んだ。


「それなら、お言葉に甘えて。」


おばさんの作ってくれた親子丼を、遠慮なく平らげた。




「ジュースでも飲んで、座っててね。」


そう言ってキッチンを出て行ったおばさんを見送ると、

僕は目の前に置かれたソーダを眺めた。


恋の味を例えるなら、

何になるのだろう。


甘いケーキだろうか。

珈琲だと例える人もいるかもしれない。


僕のこの恋は、宛らソーダのようだった。


苺のように甘酸っぱい。

でも、色付く間もなく終わってしまった。


コップに並々と注がれた炭酸を飲み干す。

シュワシュワと口に残る刺激がもどかしい。


僕がまだ君を好きだと言ったら、

君は笑うだろうか。



「ごめんね。遅くなって。」


おばさんがゆっくりと戻ってきた。


「これ、手紙。」



あの子からの。




「え?」




「ーーへ。


まずは、ありがとう。


十年経ってもまだ、

私を忘れないでいてくれた事。


忘れずに此処に来てくれたこと。


私をそうやってずっと思い出してくれる人がいたことが、

すごく嬉しかった。


だからこそ、

貴方には幸せになってほしい。


好きだよ。

ずっと、ずっと好きだった。


だから、もう来ないでいいよ。

私が確かに存在したってこと、

覚えててくれたらそれでいい。


誰か彼女でも作って、幸せになって。

ごめんね。ありがとう。」



「あの子は、思い詰めていたの。」


そう前置きして、

おばさんは十年前の出来事を淡々と話した。



彼女は余命幾許もなく、

医者にはいつ死んでもおかしくないと言われていたこと。


そんな自分が人に告白してはいけないと考え、

思いを隠していたこと。


だけど、あなたが本当に自分のことを思ってくれているのなら、

思いを伝えたいと思った。


だから、

「十年経ったら渡して」

と、手紙を預けられた。



「あなたが十年も此処に来ているなら、

きっとまだ私のことを引きずっているからって。

だから、もう来ないでって言ってほしいって

言われたの。」



手紙についた滲んだ跡が

僕のものか、彼女のものか、

もう分からなくなっていた。


彼女の最期のメッセージを

大切に胸に当てたまま、

僕は嗚咽を堪えた。



「大好きだったよ。」



僕の最期のメッセージは、

君に届いただろうか__。

美桜 低浮上・2020-09-12
たった一言
短編小説
今週のタグで小説書いてみた。
あの日、一言の後悔を。
小説
ポエム
独り言
桜色小夜曲
エイプリルフール
失恋



魚たちに見とれていたら

君とはぐれてしまった


白いワンピースを目印に

人の流れに逆らって探す



やっと見つけた君は

優雅に泳ぐ熱帯魚を

静かに見つめていた



その後ろ姿が

今にも消えてしまいそうで

怖くなった



反射的に取った手を掴み

そのまま腕の中に閉じ込める


人肌の温もりを感じて

密かに僕は安堵する



君は何も言わずに

僕の背を優しく撫でた




たった一言でいい


「ここにいるよ」


そう言ってほしかった

律夏❀.*・゚(低浮上)・2020-09-07
たった一言
水族館
恋人
好きな人
ここにいるよ
小説
短編小説
ポエム
独り言




〈嘘つきに、愛言葉を〉



「ねぇねぇ、悪魔くん」



やわらかな君の声が響く。



僕はゆっくり振り返った。


「…なに?天使さん」



さらさらと君の髪が揺れる。



天使】今日は空が綺麗だね!

悪魔くんは、
こんな綺麗な青い空、好き?



太陽のように眩しい、

君が僕の隣に座った。



僕は頷いた。



悪魔】きらいだよ



君は少し間をおいて、
にこっと笑った。



天使】だよね!私もだいすき




そのあと、いつものように

君と色々話した。



僕は相槌を打ったり、
君の話に笑ったりした。




天使】…悪魔くんは優しいね


急に君が、

どこか悲しそうに呟いた。



僕は えっ、と声をもらした。



悪魔】うん、優しいよ


君は首を振った。


天使】否定することないよ

だって本当だもん



君は僕の瞳をじっと見つめた。



天使】私なんかより…何倍も


優しくなんか…ない。

僕は最低で気味の悪い失敗作。



天使の様な君に

1番似合わない存在だ。


天使】貴方と仲良くなって分かったの

君は…"悪魔”なんかじゃないよ



君の目は真剣だった。



天使】そして私も…

…天使なんかじゃない



僕は俯いた。


悪魔?】君はとても優しくない


天使?】それは、本心?


君はくすりと笑った。


僕はぐっと下唇を噛んだ。

・ ・ ・ ・♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
僕がこんなんじゃなかったら、

君と当たり前に話せたのにな。



君にも伝わったのか、

くしゃりと顔を歪ませた。



天使?】私…貴方の名前を知りたいな


名前…。

もうずっと呼ばれてないな。



僕はメモ帳を取り出して、

名前を書いた。



天使?】…素敵な名前ね



君は?と書くと、

君もメモ帳に書いた。


少し照れくさかった。


天使?】…絶対に忘れない

貴方の、本当の名前


君は僕の手を掴んだ。



天使?】だから、私の事も忘れないで


君は、いつものように
笑っていたけど

その裏に悲しみを感じた。


天使?】貴方だけが…私の光だから




僕は無意識にペンを握った。


君は不思議そうに僕が
書いたものを見つめた。


『今だけ、嘘をついてもいいかな』


君は驚いた顔をした。


僕達はずっと、
嘘をつかない関係だった。

〇〇がそれを望んでいたからだ。


天使?】…いいよ


少し戸惑っていたけど、

僕を見て、頷いた。


僕の言葉を待つように

微笑んだ君は美しかった。



僕は息を吸った。


今、伝えないとダメだと思うんだ。


ほんとは言うべきではない。


でも、君が僕を望んでくれるなら…




君が_



‪悪魔?】君が、好きです



この嘘だけは、本物だ。




君は優しく笑って、

大きく、頷いた。


end.
♡♡

柊杏・2020-09-19
ポエム
短編小説
世界一優しい嘘の行方
タグ、使わせていただきました。
NOTE小説部
__✈
独り言
心のドア
好きな人
大切な人

小説

『束縛』


まただ… 

今日もまた、あいつを見てる君を見てる。


幼なじみに恋をするのは、誰が見てもベタである。

誰よりも側に居る。

誰よりも君を知っている。

誰よりも君を想ってる。


近くに居るから好きになる。


俺は、ある幼なじみが好きだ。

可愛くて、優しい。

『おはよう。何かついてるよw』

『宿題した?教えてあげようか?』

他愛のないその会話が、嬉しかった。

それだけで、幸せだと思い込んでた。


いつからか、それじゃ満足できなくなった。

『好きだよ!』

『!?』

『友達として。』

゛友達〝と言うレッテルがいつも邪魔をする。


そんなある日、彼女に好きな人が居る事を知った。

隣のクラスのチャラい奴。

そんなイメージ。

俺が関わる事は、きっとない。

そう思っていた。


彼女は、いつもあいつを見てる。

俺は、いつも君を見てる。

奥手な君は、話す事すらできないくせに。

俺に、しておけばいいのに。


それから、3ヶ月ぐらい経った時に、あいつに彼女ができた。

影で泣いている君をみて、悪いと思いつつ嬉しかった。

すごく嬉しかった。作戦がうまくいった。



こんなにトントン拍子に良いことなんて起こるはずない。

すべては、計画通りだった。

彼女が恋に落ちたと知ってから、あいつのタイプを調べまくった。

それっぽい女を見かけては、話しかけて…

偶然を装ってあいつに話しかけさせた。

あいつのデート場所に彼女を呼んで、わざと見させた。

そして今、泣いている彼女にする事は一つ。

優しく寄り添って、慰める。

『俺が側に居るから。』

これから先もずっと。

『ありがとう。優しいんだね。』

君にだけね。

『大好き。』

俺もだよ。

待ちわびていたこの瞬間。

きっと俺は、この先もずっと一緒にいるよ。


初小説!
めっちゃ短いし、内容薄いけど…
次頑張る!!
感想あったらくださいな!
待ってます!

ゆーりんちー( ^ω^ )・2020-08-25
短編小説
小説
小説?
束縛
小説書いてみた
幼なじみ

今日は花火大会に来ていた
見知らぬ少女が涙を流していたから
放っては置けるはずがない。

少し世間話をして笑っていたら
花火が上がる瞬間
少女は俯いてしまった。

(隣にいるはずの彼はもう居ないの。)
(あたしを置いて上で花火を見てるんだ。)
寂しげに自嘲気味に微笑んだ
(やっと一緒の場所へ帰れる…)

彼女の心が感じとれた気がした。
生ぬるい風が髪をすくう。
まるで誰かの体温からとったように
温かかった

隣を見ると少女はいなくなっていて
終わりが解り決心がついた私は
どこかへ繋がる階段へと
あるはずのない足を弾ませた。

無名・2020-08-18
短編小説
花火
独り言
ポエム
オリジナル

小説

あまりにも儚い恋でした。

君を愛した日々を繰り返しすぎて。

たくさんの後悔が尽きなくて。



今世こそ明日を変えてみようと

試みたけど僕には無理だったよ。



この感じ。まただね。

来世は双子かな。



君から貰った21本の薔薇

嬉しかったけど苦しかったよ。



僕と居たら君は幸せになれないのに

今世も君に惹かれてしまったよ。



さようなら。

来世こそは何か変わると信じてる。







__________________







目の前には苺の乗ったケーキ。

隣にはケーキを頬張る君。




僕と君の誕生日。

やはり今世は双子だったね。



君は良い奴なのに

まだ彼氏とか出来てなくて。



少しホッとしてる僕がいて。




前世の記憶があるのは僕だけかな。



結ばれなかった運命の人と

来世は双子になる。


そんな迷信本当だったなんてね。




もう何十回と生まれ変わっているのに

同じ運命しかたどれない。




この虚しい思いは何処に

ぶつけろと言うのだろうか。






きっとこれが僕と君とが

共に過ごす最後の誕生日。




明日から君は遠い学校へ行く。










僕は今日運命に抗ってみるよ。









双子が結ばれるなんて

聞いた事ないけれど。










伝わらないかもしれないけれど。











抗ってみる価値はあるよね。














君への誕生日プレゼントは

101本の薔薇を贈ります。













1本だけ萎れた薔薇を隠し入れて。











儚い恋だったと分かち合いたかったから。













君に前世の記憶は無くとも。
















これ以上ない程に愛してる。













今までずっと伝えたかった思い。












双子になった今でも












前世でも














来世でも


















双子だからなんて言わせない。














愛してるよ。

逢翠。🌙'・2020-08-30
前編あり
前世から薔薇の贈り物を
薔薇
花言葉
独り言
ポエム
儚い
小説
短編小説
好きな人
失恋
結ばれない愛
愛してる
切ない
辛い
〜HappyEnd〜を探して
双子
感情の波
来世
萎れた薔薇
後悔
幸せ

二百文字短編小説 


《アリスの末路》



解説編



クライン・レビン症候群

数日から数週間にわたり連続した睡眠状態となる睡眠障害の一つ。
その病状から、「眠れる森の美女症候群」と呼ばれることもある。



世界観

クライン・レビン症候群を患っている少女を「アリス」に例えている。




目を閉じた薔薇の木の下。

アリスは兎を追いかける。



本の中では、アリスは薔薇の木で眠り、
兎を追いかけて夢の中に行きました。



血塗られた花咲く道。

ハートの女王と死の行進。

「私を此処から帰して」



お話の途中で、アリスは「帰りたい」と泣き出します。
トランプ兵が塗った赤い薔薇と女王の行進は悪夢の象徴。



いっそ劇薬を飲み干して、

ユメ
旅に行きましょうか。

「今度は楽しい旅にして」



難病に苦しむ少女の葛藤。
劇薬を飲み干して、旅に「逝きたい」んです。

お話の中に登場する体が縮む薬をモチーフにしました。




忌々しい迷路を走る。

果物ナイフで一突きに

私を眠りから覚まして。

出来ないなら、

ユメ
「此処で夢を結ぶから」



女王に追いかけられる迷路は悪夢の象徴。

命を落とすほどの大怪我を負ってでも
夢から覚めたいと言う願望。

出来ないなら、
夢を結ぶ=命を絶つ




目を覚ましたベッドの上。

一ヶ月早いカレンダー。


迷路を抜けると、そこは現実の世界だった。

カレンダーは一ヶ月速くなっている。
それは自分が一ヶ月眠っていたことを示している。



枕元に光るナイフ。

「このまま追われ続けるなら」

夢を結んだのは、

眠れる森の美女。


最後、眠れる森の美女症候群を患った少女は
悪夢に耐えかねて命を絶ちます。




初めての二百文字チャレンジ、いかがだったでしょうか?

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こんな狂気じみたやつ私のだけで、
「性格出るなぁ」と思ってました笑

美桜 低浮上・2020-09-04
アリスの末路
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解説
ポエム
独り言
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眠れる森の美女

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