はじめる

#謎

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全1783作品・

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|             |
|             |
| 愛されたいですか? |
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|     はい      |
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◆死神さん◆・2020-05-30
苦しい
辛い
嫌い



「もう俺のことなんか、放っておけ!」


「せ、な」


ようやく呟いた言葉に


世名は自嘲して私を睨んだ。





「……世名じゃ、ねえよ」




やがて煙草を吹かし始める世名は



私が知るどんな彼より


冷たい目を……していた。



「残念だったな…嘘つかれてて」



「……嘘?」


私が、震える声を絞ると


全てを諦めたように


世名は……こう言った。



「俺の名前は、すぎうらともき、世名は……親友の名前だ」




【Looking for Myself 分岐にゃん編~愛した人】





「世名、ねえ!世名、待って、速いよ、待って」




楠木さん、と呼んだ男性と会ってから


転げるように先を急ぐ世名に追いつけず


私は彼に向かって


声を投げ掛けることしか出来ずにいた。




「世名っ、ねえ、待って」



赤信号で、やっと追いついて


腕を掴んでも


あえなく振り払い


信号無視を繰り返した。




意味も理由もわからない。



ただ尋常ではない何かが


世名を取り巻いている感覚だけはあって


世名を1人にしたくない


その一心で駆けるようにして


彼に食らいついた。




ガタガタと震える手で


鍵を開け


家に入って行った世名に


息を切らせようやく追いついた時



彼は、あの服を抱き締めて



泣いていた……。




女物の黒のパーカーを


ぎゅっと握り締め


子どもより小さくまるまって




「六花……六花っ、六花……っ」



確かに、そう呟き続けていた。




世名の後ろにずっと


見え隠れしていた女の姿。



六花さんって……言うんだ。



心が引き裂かれるように


痛かった。



その人を想いながら


声を抑え込んで泣く世名に


胸が切なさで満ちていく。



それでも、放っておけなかった。



私は、世名が好きだから。




「大丈夫…?」


大丈夫じゃないことくらい


わかるのに


そうとしか声がかけられない。



何を言っても


きっと無駄だとわかるから。


でも


ただ突っ立っている事も出来なくて



「世名……大丈夫、だよ」


世名に寄り添う。



だけど世名は


そんな私を受け入れては


くれなかった。



「もう俺なんか放っておけっ」


世名は手近にあったグラスを


手で勢いよく払い落とした。


ガシャン、グラスは一直線に飛び


壁に当たると砕け散る。



凄まじい音が耳を劈いた。


今まで見たどんな世名より


その姿は荒んでいて


私は、言葉を無くしてしまった。




「せ、な」


ようやく呟いた言葉に


世名は自嘲して私を睨んだ。





「……世名じゃ、ねえよ」




やがて煙草を吹かし始める世名は



私が知るどんな彼より


冷たい目を……していた。



「残念だったな…嘘つかれてて」



「……嘘?」


私が、震える声を絞ると


全てを諦めたように


世名は……こう言った。



「俺の名前は、すぎうらともき、世名は……親友の名前だ」



杉浦、友紀



それが、世名の本当の名。


打ち明けられてもすぐには呼べない。


頭の中が爆ぜてしまいそうな程


混乱していた。



何故だろう


涙が溢れるのは……。



「どうして、親友の名前、語ったの……?」


「……面倒だったから」


「めん、どう?」


「だって…そうだろ?自殺志願者にわざわざ本名…教えるか馬鹿」


「嘘!」


「嘘じゃ、ねえよ」


「おうちに、連れて帰ってきて……くれたじゃない」


あの時、世名は


私を助けてくれた



身を呈して


橋から飛ぶ事がどういう事か


教えてくれた



ずぶ濡れになった私を


1晩泊めてくれると言った



濡れた私を誘う工口オヤジを


一喝して


手を結んでくれた……



「面倒だったら、あんな事しない」


信じたかった


例え、名前は親友の名を


借りたのだとしても


あの優しさは


あの温もりは


本物だと。




「六花さん、のこと…聞かせて」



「なんで……お前なんかに」



「お前なんかな私だから…聞けることもあるよね」



お前なんか


その言葉は辛いけれど


近しい誰かより


心の側にいられる、


“お前”で在りたかった。



真っ直ぐに


彼を見る。


彼はソファの上で


膝を抱える様にしながら


ひと言ひと言


呟き始めた。



「六花は……俺の妻だ」


「奥さん……」



抱き締めた彼女の服の裾を


見つめながら彼は眉間に皺を溜め


涙をひとつぶ、零した。




「4年前の、事件……覚えてるか」



「4年前、前?」


「さつ人鬼が、逮捕された事件」


「……あ」



そこで私は思い当たった。



“黒須世名”


その名を初めて聞いた時


何処かで聞いた名だとそう思った。



あれは四年前の……


事件の報道を見たからだ。




20人もの男女をころした、


犯人を逮捕の際


警官の兄妹が


反撃を受けて重体。



彼らの名は


黒須世名巡査
黒須六花巡査




俄な焦点が合致する。



「せ、……友紀さんも……警察官、なの?」



「……もう、辞めた」



項垂れた彼は


そう蚊の鳴くように呟いた。




きっと……


彼は重体になった二人と


一緒に行動していたんだ。


だけど、何か、があった。


世名が毎晩自傷行為をする程の


何かがあった。



繋がろうとしている、点と点。





「六花とは事件の後に結婚して」


「……うん」


「癌が見つかった」


「え……?」


「事件で怪我を負った時…犯人の男は、六花の腹の中を散々いじくった挙句、腹の中に農薬をぶちまきやがった。手術をしてダメになったもん全部摘出したが……結局その時の損傷が元で、細胞が癌化したらしい」


彼は、涙に暮れながら


次第に怒りを露わにしていく。



「たった、たった1年だ、たった1年で癌になって……、10ヶ月で死んだ……っ」


何度も、何度も、力一杯


足を叩く彼の拳に私は縋る。



「世名っ、世名、やめて。ねえお願い」



半月間、呼び続けた名前…


必死に呼びかけても


彼には届かない。



「俺が……、あの時気付いていれば。六花もクロも……俺が……っ、俺の、俺の!」




ずっと、世名は


四年間ずっと


苦しんできたんだ。



私が考えていたより


ずっとずっと深い傷を


たったひとりで抱えて。





「大好きだったのに……っ」





我を失ったように


彼らしからぬ言葉を吐く彼が


涙を落とし続ける彼が


ひどく辛くて……愛しくて


思わず涙が零れ落ちた。

ひとひら☘☽・2日前
幸介
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"ずっと一緒だよ"

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揔灑 綟榎 ゚・8時間前
ストロベリームーン
大丈夫
こんな僕を受け入れてくれますか




本投稿は幸介による小さな物語内の
ForGetMe続編、六花の章になりますが

刑事小説の性質上
残酷、残忍、グロテスクな表現を
多々使っています。


苦手な方は迷わず
読まないという選択をなさって下さい。



あとは自己責任でお願いします。
それではどうぞ



↓↓↓↓






【ForGetMe~クロとユキ~六花の章Ⅱ 第十三話*屠られる花】



















「……っ、ん」


茹だる様に


蒸し暑い室内とは裏腹な


冷たい床の上で目覚める。



辺りは真っ暗だった。


明り取りの窓はあるものの


外は夜……


雲に隠れた月はない。






身を起こせば


ひどい頭痛がした…。



一体ここはどこ?



刺すように痛むこめかみを


片手で支えながら懸命に考えた。






徐々に……はっきりしてくる記憶。




***



今日は昼過ぎから忙しかった。



兄や友紀から何度か


電話が入っていたけれど


通話出来る暇もない。



帰宅してから折り返そうと


思っていたのに



20時半


仕事を切り上げようと思っていた矢先


住宅街に自転車が乗り捨てられている、


との情報があった。





夜間は同僚の男性職員が


現場に向かう事になっていたが


あいにくその日は…私と


一期下の後輩、田島愛花しか


交通課にいなかった。



ストーカー男のことも頭をよぎり


放置自転車は明日取りに伺うと


情報提供者に二度


断りを入れたけれど



三度目の電話でとうとう



お叱りを受けた。




結局、愛花と二人パトカーで


出かける事になったのだ。





「あ、あった、あれかな」



「たぶん…、そうですよね」



「よし、じゃあ、私自転車乗って戻るから、愛花は帰ってていいよ」


「え、いいんですか?」


「うん、大丈夫!」




まさか後輩に


自転車乗って戻れとは言えない。



私はパトカーを降りると


笑顔で愛花に手を振って


放置自転車をひき歩き始める。





堤防脇の道は街灯もなく


不気味なほど静まり返り


車通りも全くない。




ふいに


昨日、玄関先に置いてあった、



茎の手折られた白薔薇を思い出す。






あなたの、死を望む







ふいに湧き上がった恐怖に


思わず身震って、私は光を求め


堤防の上を歩く事にした。




堤防の上なら


向こう岸の街の灯が


よく、見えるはずだ。





「よいしょ、っと」



放置自転車は折りたたみだった。



階段をあげるのは一苦労。



階段脇のアプローチに


自転車を乗せてみたけれど


重たくて、動かすのも大変だ。




埒が開かずに


まごついていると







「手伝いましょうか」






後ろから、突然声をかけられた。




肩が震えた。



驚いて振り返った瞬間


バランスを崩して、



あわや大惨事になるところを


男の大きな身体に


私の身体だけが抱き止められる。




ガラガラガッシャンッッと



大きな音を立てて自転車は



階段の下へ落下していく。




「あ……、も、申し訳ありませんっ」



慌てて踵を返し、頭を下げて謝った。



「いえいえ、怪我がなくて良かった」



男を覗くと、


その顔はにっこりと笑む。




釣り人の様だ。


魚臭い……。




夜釣り……?河で……?


昔、父がよく夜釣りに行っていたのは


海だったなあなんて、思う。



自転車へ駆け寄って


それを抱え起こそうとすると


先んじて男が手を出した。





「あ、いえ、私の職務ですので……!」


「いいんですよ、遅くまでお疲れ様です」


男は笑み顔のまま


軽々と抱え上げた自転車を


堤防の上まで運んでくれた。




「……申し訳ありません。御協力ありがとうございました」


「いえ」


そう言って歩み出すと


男も1歩遅れて並び歩む。



普段


男性と並んで歩くなんて


兄か、友紀くらいだ。




ぴったりと張り付かれている様で


落ち着かなかった。





「ここで、結構ですので」



そう言ってはみたけれど


男は未だ笑顔でこう言う。




「いえ、僕もこっちなんですよ」



その笑顔が次第に……


能面のようで不気味に思えた。








堪らず河川の方へ視線を逸らすと


そこは兄たちが必死に調べていた、


ホームレス変死事件の現場の近辺だった。







「あ…」


思わず声が出た。



すると男は饒舌に語り出す。



「ああ、ここ、この間事件があったばかりですね。ホームレスがころされていたんだ、とか?」


この情報は、まだ大々的な発表は


なされていないはずだ。




まして、ころされた、なんて。





私の中で何かが音を立てる。



どく、どく、っと


鼓動は急いて駆けた。




「知ってます?そこね、結構ホームレスが多いんですよ。警察は取り締まれないものなんですか?ああいう輩、目障りでしょう?ああ、お姉さんは交通課の警察の人だから知らないか」



私……交通課だなんて、言った?


放置自転車を取りに来たから?



だから、交通課だと?




眼球だけで男を注視する。


探っている事を


悟られないよう


私も言葉を投げかけた。



「あなたは、ここで……何を?」


「僕ですか?……魚の解体のようなもんです」


解体……その言葉に戦慄を覚えた瞬間


私の目に飛び込んできたもの。






それは、男の手に


こびりついた血痕だった。




少し怪我をしたなんて


そんな量じゃない。



手の甲、側面、爪の間


見える範囲が全て


血まみれだ。



どうして…


気付かなかったの……?



自転車のハンドルも血だらけ。


僅かに手を浮かせると


その血はべったりと


私の手に移っていた……。



思わず声が出そうになって


慌てて口を塞ぐと


男はゆっくりと私を覗き込んだ。





「……ねえ、六花ちゃん」


「え……?」


「僕のこと覚えてる?」


「お、覚えて……?」



眼球があるのかないのか


わからないほど瞼を細め


口角が裂ける程に笑う男の顔。



そしてその血だらけの指先を


べろりと舐める男の異常さ。



向こうの街の灯が照らす…


血を舐めとった男の微笑と


嘘のように赤い舌先。






「か、柏沖……りょ」



「あー……嬉しい、覚えてたんだね僕のこと」




柏沖亮は……ちょうど


執拗な電話やメールが


来はじめる直前に


違法駐車で私が切符をきった


交通法違反者……



第一印象から


気味悪く笑う男だった__。






「たすっ」






叫ばんと口を開いた瞬間



後頭部に衝撃を感じたかと思うと



私の視界は完全に暗転した。



***


柏沖亮に捕まったんだ……。


とにかく、誰かに連絡を


そう思い


ポケットを探ろうとして


愕然とした。



「私……っ」



上も、下も下着しか


身につけて居なかったのだ。


床がとても冷たく感じたのは


きっと、そのせいだ。



感覚は正常。


いたずらは…


されていないはずだ。


その部分に痛みはない。



頭は触れる度、鈍痛が走った。


ぬるっとした触感が身を凍らせる。



もしかしたら出血が


あるのかもしれない。



真っ暗な中で


ひとつひとつ


感じ取れる情報を探っていく。




床を手探りで進むと


こつ、指先に何かが触れた。



丸みを帯びた…何か。



ちょうど、その時だ。




上部にある明り取りの小窓に



月明かりが差して



部屋の様相を



うっすらと窺い知る。



ドッドッドッドドドドド


まるで和太鼓の乱れ打ちの様に


鳴り響く、動悸。



見えたもの……



人の、頭蓋骨。



転がるは錆び付いた、


斧や包丁、ナイフ、鋸





「や、いや、……なに、これ」





常軌を逸脱した光景を


目の当たりにした瞬間



ギギギギギィ



……と、扉が開いて


鉄製の階段を


下る柏沖の姿が見えた。



結束バンドの束を


持って柏沖はニヤニヤと笑う。




「あーあ、やっぱり六花ちゃんは警察官だねぇ。普通の女より目覚めるのが早いや。ちょっと結束バンドをとりにいっただけなのにね」



柏沖は私に歩み寄り


結束バンドで手足を痛い程に締め上げる。



「まさか、親父やった後に六花ちゃんと会うなんて……やっぱり運命かな」


柏沖は気疎い笑み声をあげた。


あの血は、父親のものだったんだ…。



やばい男に……動きを封じられた。



どうする、どうする?


考えろ、考えろ六花…。



ひどい頭痛のする脳を凌ぎ


回転させて考える。


見つからない答えに


考えあぐねた私は


時間を、稼ぐことにした。




「この……頭蓋、骨は、誰の……」



「母さんの、だよ。母さんはやるつもり無かったのに、自首とか……うざいこというからさ」


「自首、って……あなた、何をしたの」


「人を3人やった。それで母さん、それからはもう覚えてないなぁ……なんなら数えてみる?」


「え……?」



私の手足を縛り上げた柏沖は


慣れた手つきで暗がりの中から


大きな段ボールを持ってきて


私の頭の上でそれをひっくり返した。



バサバサと落ちてきたのは


幾束もの……女性の髪の毛。




「ひっ」


「母さんから剥ぎとり始めたんだ…ああ、そういえばさっき親父のもとったけど、リュックに入れっぱなしだったなぁ……。俺さ、最初の三人の髪の毛、とり忘れちゃったのが今も悔やまれてさ、痛恨のミスってやつ?あの時ちゃんととっておいたら、こんなにやらなくてすんだのかもね。難しいんだよ、ちゃあんと、きれいに剥がすのってさ」



どうしよう



どうしよう





「ああ、大丈夫だよ」





お兄ちゃん



友紀……っ





「六花ちゃんのは絶対失敗しないから。最後には綺麗に剥ぎとってあげる」



にっこりと笑う柏沖。



もはや正常な判断を欠いた脳内が



友紀の言葉をこだまする…



“六花の事……守りてぇし”



“危なくなったら、助けてやるよ”



“そろそろ俺たち結婚、しないか”





数日前に照れくさそうに告げられた、


友紀からのプロポーズ…。





まだ、返事……私、して、ないのに。


まだ、伝えてないこと……あるのに。






友紀…私、私ね






恐怖で、声も、出ずにただ


私は海老のように背を丸めた。

ひとひら☘☽・2020-05-26
幸介
幸介による小さな物語
ForGetMe~クロとユキ~
グロテスク
事件
刑事もの
恐怖
ホラー
ストーカー
被害者
加害者
プロポーズ
返事
事件
失踪
放置自転車
釣り人
恋の沼
ポエム
独り言
閲覧注意
許可
辛い
恋人
家族
好きな人

本作は閲覧注意小説になります。
先日ファイナルを迎えた、
ForGetMeの自供報告書編2


本作で起こった事件の全容小説です。


ForGetMe本編とは
関係のない内容となっております。


柏沖という人物を知りたい方のみ


お進み下さい。



なお残酷、残忍な言葉
またはそれを想像させる表現が
多く出てきますので

苦手な方
年齢的に相応しくないと思われる方は
迷わず読まない選択肢をとって下さい


あとは自己責任です。




↓それではどうぞ↓

















【ForGetMe 番外*自供報告書編~柏沖亮・第二話 両親さつ害の謎(楠木目線)】



柏沖の異常性は、尋常ではない。


サイコパスなんて言葉があるが


そんな生半可なものでもなかった。



柏沖が起こした事件は


身勝手な我欲を


満たすだけのものに過ぎない。



更には自己顕示欲


独占欲が非常に強いようだ。





「冴ちゃんをやって、二年経った頃さ、大二郎先生が仕事を辞めて、ホームレスになったんだよね。何かに感づいて俺から離れようと仕事を辞めたんじゃないかと思ったんだ。だから親父を監視のために家から追い出して大二郎先生のすぐ側でホームレスをやらせた。仕事を失くしたばっかりだったからさ、失踪するにはちょうど良かったし」


「磯辺大二郎もお前がやったのか」


「大二郎先生は6年も経ってさ、真相に感づき始めた。俺と親父の匂いが同じ事に気がついたんだ。冴ちゃんが遺した言葉?それと結びつけちゃった。だから……親父にやらせた」



「実の、父親に……やらせたのか」


「だってバレちゃったのは親父のミスだもん。誤魔化すようにあんなにスルメイカ買ってあげたのに、臭いのこと、突っ込まれた時、口ごもっちゃったんだって」



柏沖はまるで子どものように


口を尖らせ怒ってみせる。



つくづく、気味の悪い男だ。



「どうして、父親はお前に従った?」


父親まで利用して


罪の沼に引きずり込むとは…


いつも冷静にと取り調べに臨むが


柏沖を前にすると


どうも、眼光が鋭くなってしまう。



まあ、当たり前のことか。


こいつのおかげで身内が二人も重体だ。



「少し凄んだら了承してくれた。快諾に近かったよ。親父はいつも俺に怯えてた。あの時のことがあってから、俺の事異常だと思っていたみたい。ビクビクしてたよ、いつかやられるとでも思っていたのかな。男に興味はなかったのに」


忍び笑いを一頻り。


拳を握り締めて、柏沖を見やる。



「そうは言ってもな柏沖…お前結局、父親のこともやってるじゃないか」



すると柏沖は興奮気味に


パイプの椅子と拘束されてある体を


ぐっと持ち上げ


俺の目を食い入って凝視し言う。





「無能だからさ!親父はやられて当然だ」


血走った眼が、目の奥を焼く。



俺は


24の年に念願の刑事になった。



それから14年間ずっと


事件と顔を付き合わせてきたが


平気な顔をして


何十人もの人間をやったと


吐けるホシはそう居るものじゃない。


少なくても俺は初めての経験だった。



人をやる事になんの躊躇いも持たない。


自分より優秀な人間などいないと思っている。



人様を舐め腐った態度に


いちいち腹が立つ。



「懇願してきたよ、最後の時。助けてくださいって、息子にさ。でも親父は杉浦さんと黒須さんに勘づかれた。大二郎先生にバレた時次はないといったのに。うまくやれと言ったのに…っ。きっと親父は俺を警察に売ったんだ。だから、生きながらにして剥いでやった!頭の皮をひんむいてやったんだ」



柏沖は精神状態を乱したのか


「んんーー、んんー」


と、濁った唸りをあげながら


取り調べ室の事務机のヘリを


一心不乱にガジガジと噛んだ。



その様は、異常、という言葉が


もっとも相応しいのだろう。



常軌を逸脱していた。




「……母親はどうした?」


充分に間を置いて


そう問い正せば柏沖はまた


気を取り戻したかのように


質問に応じる。


「親父がいなくなってすぐに、家に女の子連れ込んだ時に、母親にバレちゃった。部屋を見た途端、青ざめて自首しろとか言うから」



「たったそれだけで……やったのか?仮にも母親だろう?」


「あの女は親としての本分を忘れたゲスだよ。だって、刑事さん……親はさ、何があっても我が子を守らなきゃなんないものでしょう?」


目を細め、

唇が裂けるのでは無いかと思うほど


口角をあげた柏沖が不気味だった。




「……子どもの間違いを正すことも親の役割だ。お前の母親は、自首させる事でお前を守ろうとした。多くはそれが普通のことだ」



「間違い?普通……?まさか」


柏沖は笑った。


鼻で嘲るように。


「俺はねずっとそんな温室で育ってきたよ。あの時だってそうだったんだから。だから冴ちゃんの時もほかの女のことも話したら、守ってもらえると思ったのに……なのに」



今度は血が出るほど唇を噛み締めると


柏沖は長い長い、独白に興じた。



***


「亮ちゃん……なんてこと、したの……」


急に、部屋に入ってきたお母さんは


息絶えたばかりの女の子を見つめて


呆然としてた。


血だらけのベッド



俺の好きな女の子の


抜け殻だった。



冴ちゃんを失った悲しみを


癒してくれた子だった。


名前は……ああ、忘れちゃった。




「お母さん、これからこの子と遊ぶんだ。恥ずかしいから出ていってよ」


せっかくの興が削がれちゃう。


俺は我慢できずにベルトを外した。



お母さんは俺に泣きすがった。



「だめ、だめよ亮ちゃん、こんな事をしてはだめ」


「どうして?」


「人の命を奪うことも亡骸をそうして弄ぶ事もしてはいけないこと」


「お母さんなら俺の事、守ってくれるでしょ?」


「当たり前じゃない…ずっと守るから、だから自首、しよう?」




自首。


守ってくれると思った母親が


そんなゲスだったとは思いもしなかった。



「自首……?親父は俺を守る為に出ていったのに、お母さんは息子に自首、すすめるんだ?」


「お、とうさん、?出ていった……?どういうこと?」


今にも泣きそうな


皺に満ちた肌


ひどい顔をした母親に


嫌気が差した。




「あー……めんど、お母さん、いっかい死んどく?」



「え……?」



持っていたハンマーをスイングして


お母さんの頭をぶん殴った。


一瞬でごとん、と落ちた。



「どうして自首なんかしなきゃならないんだよ」



もう、お母さんの返事は還らない。



「今の俺を咎めるなら……どうしてあの時……見て見ぬふりしたの?俺……あの時、言ったよね?」


お母さんは俺の手で葬った。



「なのに、どうしてあの子は今も、あそこで」






……眠ってるの?




一瞬……ざらついた感覚があったけれど


すぐに言いようのない支配感が


快哉を呼び覚ました。





***


「ああ、そうだ、刑事さん」



「……なんだ」



「誤解しないでほしいんだ」


「何を」



「俺、母親とは遊んで、ないからね」



高笑いを響かせながら


目を剥き出した柏沖に


吐き気すら、催した。





ホシは大抵、嘘をつく。


嘘をついては


己の罪を軽くしようと


悪知恵を働かすものだ。



だが柏沖は


ペラペラとよく喋る。


良くも悪くも


真実しか語らない。



職務としては楽だが、


柏沖の闇が俺の心にも


とりつく様だった。






この闇は、一体何処から来るのだろう。



生まれついてのものか


それとも……。




「なあ、柏沖、ひとつ聞いていいか」



「なぁーにぃー?」



蛇の様な視線を向けられながら


俺は核心と思われる部分に触れた。




「あの子って……誰だ?」



柏沖の眉がぴくりと動く。


ビンゴか。



「あの時、ってなんだ?」



顔色が変わった。



一度闇の中へ追い詰め


一気に引きずり出してやる。



「何があったんだ、柏沖」



俺はゆっくりと、笑った。

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事件
助けて
好きな人

もしあの時

僕がもっと素直だったら

君の隣は僕でしたか_?

蘭 彩葉。ほぼ無浮上・2020-05-25
ポエム
恋の沼
謎い
もしあの時
僕がもっと素直だったら
君の隣は僕でしたか
独り言

泡沫のような儚いものでも

君が隣に居てくれるのなら

一時でも傍で笑ってくれるのなら

それだけで幸せだと思える恋だから

楪 伊織・2020-05-27
ポエム
片想い
独り言
届かない

この恋が


いつか愛に変わるまで__

愛湖 ▶▶▶ ねる・2020-05-28
創作
『愛の告白』

嫉妬する分だけ


貴方が好き_

@yuko テスト期間中の為低浮上・2020-06-01
独り言
ポエム?







恋が叶ったら
それで終わり?












いや、むしろ叶ってからが本番。


辛いこと苦しいこといっぱいあるよね。
我慢することだって、あるよね。

それでも
ぶつかっても
喧嘩しても
すれ違っても

その分だけ
仲直りして
元に戻って、、
いや、前よりも仲良くなって

そんな風に二人で一緒に生きていけたら
幸せだよ。 '-' )

とるるとるとーる・7時間前
ストロベリームーン
何言おうとしてたんだろねこの人(

変わったんだね

話さなくなってから

どれくらいたったんどろう?

分かんないや


恋ってやっぱり

人を変えるんだね

君に大切な人

が出来たなら

私はもう要らないよね

カッコイイと思うよ

今の君

君の大切な人を

守ってあげてね

大切にしてあげてね

少し寂しさはあるけど

幸せなら

それでいい






バイバイ
















































の時かな
話しかけてくれないよね…

コル・2020-05-27
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男性
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