はじめる

#部活

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全13247作品・




「縁……学校出てきてないんだよ」


「……え」


あんなに学校が好きで


あんなに部活が好きだった縁が


学校に、出てこない……?



襲い来る副作用も


気にならない程


愕然とした私は、


ただ、ただ


縁の身を按じた。





【surgicalmask~第八話 切なる想い】




「う……ぇ、」


もう吐き出す物も残っていないのに


嘔吐きが止まらない。


込み上げた胃液を吐き出せば


口内炎が飛び上がるほど痛む。



涙で霞み続けた目には


もう、青空すら希望には映らない。



それなのに…



「ねえ、結月少しでも食べて?」


お母さんは毎日毎日毎日毎日


同じ台詞ばかり言う。



「…いらない」


「ね、少しでも」


「いらない…無理」


「結月、お願い」



わかってる。


わかってるけど…。



「…何食べても苦いんだよっ!!気持ち悪い!!いらない!!」


目の前の机に置かれていた、


食事のお盆を


私は腕で払い除けた。



「結月……」



「……ごめ」


誰のせいでもない。


みんな必死だ。


わかってる。


私の身体を治そうと


みんな必死になっていた。



だけど


体がだるいのも


嘔吐がとまらないのも


頭が禿げてるのも


口内炎や胃が痛いのも



無菌室に閉じ込められているのも


全部、全部……私だけ。



当たり前のことなのに


やさぐれが止まらない。



苛立ちが止まらない。



コントロールのつかない感情が



心の底から嫌だった。




私の頬に



一筋の涙が流れる。




「……いいのよ、大丈夫」



お母さんはそう言って


床に落ちた食器を片付け始めた。




寛解導入の集中治療はじまって


2週間も経つと


私の舌は味覚を無くした。



何を食べてもざらざらと


砂を噛むような食感と


苦みを感じて


副作用の嘔吐感に拍車をかける。



あと、1週間


長ければ2週間


この治療に耐え


その後も


抗がん剤の治療は続く。




先は見えてる。



治療の終わりも


ちゃんと見えてる。




でも、


「う…ぇ、」



果てしなく、遠い。


独りじゃ……遠すぎる。



辛い治療


自分との闘い


孤独


不安…



ぽろぽろと


涙が溢れて止まらない。





「えに、し……えにし……」



別れを告げられてから


一度も逢えていない。



何を送っても


LINEは未読のまま。



もう、ブロック


されたのかもしれない。


確かめる方法は


知っている。



でも縁との最後の繋がりが


断たれてしまう事が恐くて


確かめられずにいた。





「結月」


食器を片付けて


戻ってきたお母さんが


私に声をかけた。



「お部屋の外に、お友達がきてるよ」


「え…?誰?」


「菅家くんっていう男の子がね」



剣道部の主将


縁の先輩…。


お見舞いに一度も顔を


出した事がない菅家先輩が


どうして。



苦虫を噛み潰すような


予感めいたものを感じて


思わず、息を飲む。



「体調悪いなら今日は、断ろうか」


お母さんは私の身体を気遣って


私の顔色を窺った。



「ううん…大丈夫」



私はニット帽をとると


縁のデートにしていった、


ウィッグを頭に乗せ


先輩を通してもらえるよう


お母さんに伝えた。



ベッド脇のブラインドを


時間をかけて自力であけると


大きなガラス窓の向こう側に


菅家先輩の姿が見えた。



受話器をとりあうと


菅家先輩は躊躇いがちに言う。



「おう、笹部…体調、どうだ」


「お陰様で」


なんて、社交辞令をひとつ吐く。



「先輩……急に、どうしたんですか」


「縁に、様子聞けなくなったからな」


「あー……別れ、ちゃいましたから」


私は、笑ってみせたけれど


口に出すと途端に実感が押し寄せて


小さな世界は涙で滲む。



一方先輩は


唖然として口を開いた。



「は…?別れた…?」


「え…?」


「そうか、お前ら別れたのか…」


「どういう、ことですか?」



問うと、先輩は


しばらく悩んだあと


言いにくそうに告げた。




「縁……学校出てきてないんだよ」


「……え」



あんなに学校が好きで


あんなに部活が好きだった縁が


学校に、出てこない……?



「もう2週間も休んでる」


「2週間……」



ちょうど私と別れた頃…。


どくん、どくんと


鼓動がやけに高鳴る。



「どうして……」


「理由がわからない」


「わからないって…」


「LINEも電話も繋がらない」



私の脳裏に


未読のままの


縁のLINEが浮かぶ。



「高体連も近い。あいつ今年、副将任されててさ……でもこのままだとコーチが縁は外す他ないって。困り果てて笹部なら何か知ってるかと……」



声も出ない。


視界がぐるぐると回る。



襲いくる副作用は


気にもならない。


「縁……」


私はただ、ただ


縁の身を按じた。


流すつもりのなかった涙が


ひとつぶ、落ちる。



私の涙を見た先輩は


バツが悪そうに


「すまん、治療中なのに余計な不安を」


と、受話器から私に


優しい声を届ける。



ひとつでも返事をしたら


みっともなく声を上げて


泣きじゃくってしまいそうで


私は、息を止めて


ふるふると首を横に振った。









先輩が帰ってから


だるい体をベッドに横たえ


スマートフォンを手にする。




血管に沿う様な痛みがひどくて


長時間、持ち上げることが


出来なくなったスマホ画面に


縁とのLINEを映し出す。



まともにLINEしたのは


あの、縁の誕生日前夜。



「楽しみだね」


「俺も楽しみ」


「ドキドキして眠れないかも」


「大丈夫」


「ん?」


「心の手、繋いでてやる」


「笑」


「一緒に寝よ結月」


「うん寝よ、また明日ね」


「うん、迎えに行くよおやすみ」


「おやすみ(o^3(>ω<๑)」


「笑(っ´>ω<))ω<`)」




笑って終えたはずの、LINE。



もう、1ヶ月以上前のこと。



あんなに好きって気持ち


表してくれていた。



どうなるかもわからない、


血液の癌に侵されている私に


結婚しようって言ってくれた。




その縁に


別れを切り出させたのは


きっと私が軽率だったからだ。



学校を休んでいるのも


部活に出てこないのも


全てが私の責任のように感じる。



「このままじゃ……だめだ」



縁には笑ってて欲しい。



例え、私と別れても



例え、私が



病気に負けたとしても。



滲んだ涙を拭い、


縁にLINEを打ち込む。




「話がしたいの」


「今から行くね」



一人相撲。


独りよがり。


未読のままかもしれない。



でも…縁のこと知りたい。


会いたい。


話したい。




スマートフォンを


しっかりと握りしめると


切なる想いを胸に


私は冷たい床に


痩せた足を下ろした。

ひとひら☘☽・2020-04-02
幸介
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涙色の花束・1日前
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Misaki. みー・2020-04-02
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ひなき・2020-04-02
独り言
片想い
目標
部活
同じ
君と見たい景色

中学校最後の定演
延期になった…

ホールも借りてたのに

受験終わったあとにやるとか…
学校の体育館で…
ま、これも出来るかわかんないんだけど

6月に向けて
準備してたのにな…


てか本当に嫌なこと言うんだけどさ
お母さんに
コンクールも無くなるんじゃねって言われました…

最後のコンクールなしで引退すんのかな…
萎える

なんならもう
誰かに届けるために吹くことはないんじゃないかなって思ってるよね…

毎年やってた
病院でのロビーコンサートなんて
多分いやほとんど出来るわけないし…


高校では吹奏楽続けないつもりだからさ…
なんか…なぁ…


部活は好きじゃないけど
バスクラは大好きなんだよなぁ…

違いなに?って思うかもしれませんが
メンバーとか先生が苦手っていう意味です

私バスクラと約束したんに
素敵なステージで一緒に立つって
なのにそれも叶わなくなりそうとか…

瑠海・2日前
独り言
吹奏楽
吹奏楽コンクール
吹奏楽部
バスクラ
クラリネット
部活
コロナ
コロナウイルス

仮面かぶってたの

先生にバレたかもしれない

こむぎーぬ・2日前
独り言
先生
めーぷる
仮面
部活

私が部活を引っ張ってくの?
こんな私が?
ただ偉そうにしてるだけって思われてないかな?
なんであいつがって思われてないかな?
やっぱりこわいな、なんて思うんだ。

らすく・3日前
怖い
部活
部長
吹奏楽

部活のみんなへ
コロナすごいことになっちゃった
曲決めも入学式のも
できなくなっちゃったね
早く部活したいよ
みんなと必死にもがいて
とった金賞
今年もとりたいな♪
いつ部活が始まってもいいように
たくさん練習しとこ!
例えコンクールが不利な状況でも
私たちなら金賞取れるよ
いつも前向きで頑張ろう!
またみんなで青春しよう!

きょうか🍒・2020-04-02
吹奏楽部
吹奏楽
コンクール
コロナ
コロナウイルス
金賞
部活
青春

校舎裏
日陰の努力
実るとき
日向に残る
小さな足跡

ハルコ(最近低浮上)・3日前
ポエム
なんちゃって短歌シリーズ
短歌
独り言
部活
後輩ちゃん達へ
頑張ろう
バレー部
努力
訳あって編集しました

試合も、
練習試合も、
練習も、

なくなったり、
短時間になったりしたけど、

先輩との
残りちょっとの時間を
大切に。

そして、
見たいのは
勝ちの景色。


『頂の景色』

緋月【あかつき】/asuka勉強部屋💎[店員]・2020-04-02
君と見たい景色
バレーボール
部活

まさか休校が伸びちゃうなんて……

コロナさんを許しません!

週1に時差登校か__。

これは先輩に誕生日祝ってもらえない……

そんな未来まで考えなきゃいけなくなるな。

❦ℕᎾℕℕᎾℕ❦(一言読んでくれたら嬉しい!)・2日前
🌺🌸大好きな先輩ヘ🌸🌺
独り言
休校
延長
ゴールデンウィーク明けまで
先輩
会えない
会いたい
コロナ
コロナウイルス
コロナウイルスで学校が休校
コロナを許すな
休校中
時差登校
先生は先輩に会わせてくれない
けち
部活
部活しばらくできないよね?
そしたら土曜日は部活できるのかな?
5月の第3土曜日に絶対部活したい

朝練も放課後練も夜練も頑張ってるのに
学校内ではいつも最下位
それで練習サボってろくにやってない奴が上位にいる

いつまでも上達出来ない俺もムカつくし
練習サボってんのに上位に行く奴もムカつく

早く上位に上がるために自主練もしてた
でも結果がついてこない
真剣に部活やってんのがバカバカしくなる

この間の順位も最下位だった
母に言われた言葉
「あんたには失望してる」
「最下位なんて有り得ない」
「何にも出来ないんだね」
俺だってなりたくて最下位になってるんじゃない
反抗しようと思ったけど言い返す言葉もなかった

〝努力は報われる〟
こんなの嘘。大嘘。
俺はこの言葉を信じることが出来なくなった

どれだけ部活に時間を使っただろうか
どれだけ立ち上がっただろうか
だってこれまでは、その分上達して結果がついてくると思っていたから
いつか報われると思っていたから

才能がないのだろうか
それとも向いてないのだろうか
入る部活を間違ったのだろうか

人生そう上手くいかない
でも、サボってる奴が上位にいるのは
どうしても受け入れる事が出来ない

あれ、何で泣いてんだ?笑
不公平だよな、こんなの
神様なんていないのだろうか

でも嫌いになれないんだ
俺はこの世界が好きなんだ
でもどうしていいか分からないんだ
これまでの努力どうしてくれんだよ
この気持ちどうしてくれんだよ

最後の順位を決める戦いで負けた俺は
肩を震わせて皆の前で泣いていたんだ
ださいよな…本当に

















ここまで読んでくれた人
心の底から感謝します
有難うございますゞ

萩尾 奏叶_病み期( '-' )・22時間前
部活
弱気
辛い
苦しい
気持ち
本当の自分
泣きたい
神様
不公平
イライラ
学校
努力
報われる
って何?
才能
順位
乗り越えたいこと
現実
世界
無理
泣き虫
弱虫奏叶
時間
世界
人生
嫌い
ポエム
贈り物
不公平
ダサい
自分
これから
隠れた言葉
現実

あーあ部活やだなぁ
もう行きたくない
コーチに会いたくない
すぐうちらに当たってきたり
愚痴ばっか吐いてきて
こっちだってもう嫌になるよ

オ レ オ ❤︎・2日前
オレオの愚痴
部活
嫌だ
行きたくない
コーチ
無理

頑張らないといけないのに、どうして頑張れないんだろう。
もっと一生懸命に必死でやりたいのに、どうして『全部どうでもいい』なんて思っちゃうんだろう。
前はもっと頑張れてたのにな。
どんなに辛くても、一生懸命だったのに。
どこで何を間違えたんだろう。
もう、頑張るのも笑うのも疲れた。
感情が消えてしまいそう。
明日は、ちゃんと笑えるかな。

なゆ・3日前
部活
ハンドボール
笑う
頑張らない
頑張る
頑張れない
どうでもいい
全部
疲れた
独り言
ポエム
つらい
辛い
苦しい
死にたい
愚痴

引退試合なくなるかもしれない。
やだよこんな終わり方。

たぴお☀️・1日前
部活
後輩
友達
仲間
バスケ
バスケ部
引退試合

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