書くとココロが軽くなる 貴方しか知らない私を…
ずっと閉じ込めたまま
離さないでいて
火照っていく身体と
泣きながら懇願する私
優しいぬくもりとは
正反対な貴方の声
余裕のない私を
可愛いがる貴方
また
貴方しか知らない私を
作り出して…
耳元で囁かれる声は
誘惑するように
導いてくれるのに
肝心な言葉はいつだって
言ってはもらえない
欲しいと言わせたい
貴方は意地悪な人だから
その指先で撫でるように
触れられたら
その口で痕をつけるように
噛まれたら
弱いところまで全て
見透かすように
いつだって狂わされ
溺れさせられる
貴方の鼓動と私の鼓動
重なり合って溶けて
ひとつならいいのに
ねぇ、あれはどっちからだっけ？
いつの間にか君は私の心の中にいて
人を好きになる事が苦手なのに
いつの間にか当たり前のようにいて
毎日君と話すたびに笑って泣いた
悪戯に笑うからどこか憎めなくて
拗ねるたび優しく撫でてくれる手は
いつだって温かくて
妬くたびに喜んでくれる君は
どこか私と似てて
寂しいだけだったのかもね
お互いに
それでも今は違うでしょ？
君の代わりなんていらなくて
触れて欲しくて
いつものように抱きしめて
一番だよって言って欲しくて
君と過ごせる日を待ちわびて
その言葉に一喜一憂して
喜んだり苦しんだり泣いたり…
いつだって私は忙しい
そうさせるのは君だけだって
知らないでしょ？
『俺だって男なんだよ。』
その言葉を
貴方に言われたい。
早まっていく鼓動は
私の為だけに動かして
貴方を満たせるのは
他にいないって
ちゃんと教えてよ
意地の悪さ競い合って
貴方を見下ろす私と
私を見下ろす貴方
ただ溺れていくだけ
その鼓動に魅せられた
あの日から
私を変えたのは
ただひとり
貴方だけだった
壊れてしまえば欲が増して
いつまでも君の一番でいたい
そう思ってしまうのが
怖かったんだよ
どこか気を張ってごまかして
余裕なフリして知られないよう
必死で耐えてたのに
絶え間なく押し寄せる衝動に
狂わされ乱れてく
こんな日がいつか来るって
知っていたはずなのに
身体が離れてしまえば
その声が聞こえなくなれば
ひどく恋しくて寂しくて
２人きりの夜が
ずっと明けなければいいのに
解いてはくれないのでしょう？
縛りつけられて押さえつけられて
それでも逃げない私が悪いって
愛はいつだって
いつかは消えてしまうものだから
求める事も期待する事もやめたのに
結局変わらないまま、変われないまま
呪いのようなあの人の言葉は
いつだって離してはくれないの
あとどのくらい
許しを乞えば解放されるのでしょうか
ねぇ、どうして君は
僕の心を見透かして
喜ばせ泣かせ時には
苦しくなるくらいに
心を締めつけてくるの？
夜へ逃げた僕と君
誰にも言えない秘密を
増やすたびに
もう戻れないんだって
思い知らされる
始まりは君から
終わりなんてないって
そう言ったのも君だった
僕は…
いつの間にか
こんなにも泣き虫で弱くて
臆病になった
君を失う怖さに
いつだって怯えては泣き
どんな罰だって受ける覚悟で
気持ちに嘘は吐かなくて
ただ…君を愛してるだけ
余裕なんてなくて
突き動かされるまま
貴方の腕の中にいる私は
その瞳にどう映っているの？
必死にしがみついて
声をあげ泣きながら
貴方の声に反応する私は
その心にちゃんと残ってる？
この夜が続くなら
貴方の為に鳴き何度も求めて
甘えてはこっそり泣くのだろう
貴方が私を忘れないように
離れている時間も
ちゃんとその心の中には
私だけを入れておいて
欲しいと願いながら
激しいキス
混ざり合う口紅の色
夜はまだ明けない＿＿＿
仕掛けるのはいつも君からで
私はいつも通りの台詞を吐く
焦らされて火照る身体
我慢させられ漏れてく声
まるで褒美をくれるように
君が私を満たすから
支配されているかのように
君の思い通りの私になる
探るように悪戯する子供のように
弱いところを見つけて試す君に
私はどこまでも溺れ
君だけに反応するのだろう
心も身体も君だけに
君と僕の距離＿＿15cm
少し手を伸ばせばすぐ触れられる
でも心の距離は＿＿
こんな寒い冬の夜は
無意識に
君を探す
君の温もりを求めて
温めて欲しくて
お前にはトゲが
あるよ
そう言う男がいた
褒め言葉なのか
私を馬鹿にした
言葉なのか
少なくとも
世間では
お高くとまった
危険な女のこと
まあそうなのかも
しれない
トゲだけなら
いいけど
私の場合は
綺麗なものには
毒がある
そう解釈して
欲しいわ
ベッドの上で交わる汗と体温
まだだめだよ？我慢して
早くして､急に止めると
君は止めないでって
可愛い声で鳴くから
もう止めないよ
君が望んだんだよね？
君が壊れるまで
俺しか考えられなくなるまで
俺に溺れるまで
この夜は続くから｡
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
