#cliff

気を負いながら生きるより

二等賞くらいが丁度いい

あと一歩が短くなるほど

迫る選択肢は重くなるの

星はそこにあるから

輝かなくていいよって

昔の私の言葉が辛い

二人で空を見上げて明日を語るには

いつしか我慢や葛藤が必要になったの

未来が怖いよって笑う君と

過去に戻りたいって泣く私

気まぐれに流れる空を

見上げればきみがいて

君と僕の空が共鳴する

"頑張らなくていいよ"

そんな言葉が嫌いだった

雨が止んだよって

もう晴れたからって

庇った気で、居たいよ

アイの花を育ててたら

私の哀しみで枯れたの

こねくり回した感情論

返ってくるのは弄れだけ

たかが線一本

されど線一本

必要だったの

君の人生って言うんなら

この皺は自分で飾ったから

全然おかしくないでしょ

治すために多少傷ついても

涙を含んだ空を見上げて

いきたいって手をのばすの

寂しくなったら見上げてよ

僕らが見つけたいちばん星

君の言葉を読みながら

午前零時のお茶が進む