#ひとり

痛みや苦しみがなく

死ねる方法があったらいいのにな


何の痕跡も残さずに

この世界から消えることが

出来たらいいのにな

一人でいて恥ずかしいんじゃなくて

私は一人でも大丈夫だという

アピールが出来たらどれだけ楽か

孤独な自分を誰も

愛してくれないこの世界で

生きるのはもう嫌よ

この孤独で寂しい気持ちは

いつになったら埋められるの

一人でいるって誰とも

関わらずに済んで楽なはず

なのに時々苦しくなるのは

どうしてだろう

いっそ壊れて取り残されたら

幻の貴方が逢いに来てくれたかも

やっと会えたのに

もうバイバイしなくちゃ

ならないなんて…

悲しいな

ずっと一緒にいたいのに

何度ひとりで海を眺めたことだろう

その日の心持ちで海の表情は違って見える

どんな表情の海も好きで

ずっと眺めていたい



私の時間

ひとりの時間も好き


波の音が心地よい


遠くから花火や祭り囃子が聞こえる

ひとり流した涙が

夜を越えて あなたを求めている


ひとりはぐれた影が

夜明けに立って あなたを探している

幸せとすれ違って

声を掛けそびれた私は

ひとり、雨の中

どのくらい前かな

君と2人手を繋いで

肩を並べて笑いあった日々は

振り返ればもう

何も残ってないや

【どうか…】


祝福しよう、あなた達を心から。
いつまでも中睦まじくいてくださいね。

気づけばそんな
デタラメを口ばしっていた

すまない 全て嘘


本当は いつも胸が締め付けられる
苦しい 痛い
涙ぐんでは強がって
頬に伝う前に唱えよう


『大丈夫』の魔法の言葉


すると なぜか 痛みは和らぐ
その都度（つど） 何か 募ってゆく

あなた達を見ると どうしてこんなに
胸が張り裂けそうになるんだ



『あぁ……また…また、だ……
またこの感情に支配されるんだ』



『あぁ……また…また、だ……
消えちまえ、死んじまえ
もう、何もかも ブッ壊したくなる』



こんな汚れ狂った俺は どうすればいい？


たぶん 寂しいんです
たぶん……


浅はかな愛でいい
その場限りの嘘でいいから


俺を、俺をどうか、
せめて その手で握ってくれ


この涙が落ちる前に


どうか、どうか俺に
温もりを教えてくれ


この心が堕ちる前に


どうか…どうかッ、
この哀（あい）を愛に塗り替えて
どうか…どうかッ、
その愛で哀（あい）を塗り変えて



この俺が墜ちぬように

カレンダーが
もう　　最後の　１枚・・・・・・

多忙を　極める　『師走』
なのに　　意欲が　湧かない……


年賀状、　マジで　やばい。。。
プリンターの　インクは　買ってあるのに……


クリスマス
いつもなら　　とっくに　ツリーや　キャンドル
あれこれと　ひっぱり出して　　飾るのに……


主人が　入院していて　　ここに　いないだけで
こうも　　気力が　　奮い立たないとは。。。

ひどく寂しい音がした







果てしないこの世界に私は1人
1人だけなんだって思っても
どうしたって心は埋まらない







なら何なら埋まるんだ
それは私すらも分からないな

街は光を纏って
クリスマスだと騒いでいる

君とあの子は
きらきら光る幸せの中へ

私はひとり
君を想う