氷花・2023-12-25
もう一度
伝えたい 伝えられない
閉じ込める想い
あの日に戻れたら…
“はじめまして”
名前も知らなかったあの日から
もう一度…
そうしたら
もっと上手に君の近くにいれたのかな…
伝えられたのかな…
もう 会えないね
でもね 叶うなら…
もう一度 君の声が聞きたい
君の心の声
君のわがままも 強がりも
嘘つきな唇が語る 意地悪も
全部 ぜんぶ
僕が一瞬で恋に落ちたひと言
「 ・・・ 」
どこにでもある言葉なのに
君の口からこぼれ出ると
特別
もう一度言わないかな…
勝手に期待しては
あの日を脳内再生
凍っているうちに_。
でも凍らせたくなんてない。
あだ名で呼んでよ
もう一度
恋の終わりをまた
恋の始まりにして
貴女が居る世界で見る景色が大好きで
貴女と電車に揺られる時間が大好きで
貴女との旅行が私のオアシスだった
叶わぬ願いと分かっていても
また抱きしめてもらいたくなる
誰かが考えなくても叶っている簡単なこと
私はどんなに願ったって叶わない
顔から笑顔がなくなって
笑い皺が消えちゃった
そっと触れた指先
伝わる体温
きっと ずっと忘れない
死にたくても死ねなかった
まるで死んだ様に
息を吸えないでいる
私はまだずっと
君を待ってるのだろうか
あの日 あのとき
君を好きにならなかったら
今はこんなに辛くなかったのに
って思うけど
あの日 あのとき
君を好きにならなかったら
今までの時間はあんなに幸せじゃなかった
って思う
もうなにもかもわからないけど
ただひとつだけ
愛してる
会えなくなってから ずいぶんたつね
それでも キミを思い出さない日は ないんだ
キミは今 何を考えてるんだろう
大切な人は いますか? 幸せですか?
ときどき 無性に キミの声を聞きたくなる
だけど もう あの頃のように
話すことはないんだろうな
ボクは あの頃の ボクじゃないし
キミも きっと 変わったんだろう
話したくなるのは
あの頃 とても 幸せだったから
思い出が懐かしいだけ
ただそれだけ
そう 思わないと
心が苦しくなって
気持ちが 溢れそうになる
キミは 変わった
ボクも 変わった
もう 戻れない 戻らない
元気でね
幸せでいてね
貴女との旅行が好きだった
貴女と見る都会の街並みが好きだった
貴女の存在と貴女が生きている世界が
私の癒しだった
『だった…』
嗚呼、全てが過去になる
心の中で生きる思い出たち
しかし、もう更新されることはない
それはもう認めるしかない現実だ
それならば…空に向かって
ひとつだけ言わせてくれ
『優しい貴女に涙は似合わない
ねぇ…もう泣いてないよね』
強がっちゃった、、
君の好きより
私の好きの方が遥かに大きくて
それが悔しくて 強がってた
ほんとは誰よりも弱いのに
会いたい
もう一度会いたいよ