#クリスマスツリー

｢キスをして｣


彼は言いました。



｢どうして？｣


私は聞きました。



｢キスをしたら魔法がかかるんだ｣


彼はおどけて笑います。



｢なんの魔法？｣



私は彼を試すように尋ねました。



｢互いを好きになる魔法だよ｣



彼の目は透き通って輝きました。



｢その魔法なら私はもう、かかってるよ｣



私は照れながらも負けじと彼の目を見つめます。



｢俺も…だよ｣



彼は照れくさそうに俯いたあと



やはり思い直したのか



私に向き合い



｢じゃあこんな魔法はどう？｣



そう呟くと私を



すっぽりと包み込みました。




｢どんな…魔法？｣



私は彼の胸の中で安らぎを感じながら


そっと囁きました。



彼はすすっと衣擦れの音をさせながら



私を一層強く抱き締め言いました。





｢この愛が永遠に終わらない魔法｣



｢いいね…その魔法、かけて｣






クリスマスツリーが輝く傍で



私たちは永遠の誓いを交わしました。



宿り木なんて気の利いたものは



なかったけれど



心臓を叩く鼓動



その愛こそが私たちの宿り木です。





幸せを誓い合ったクリスマス。



私にとって今日は



人生最良の日です。

貴女への 好き を飾っていたら

いつの間にか綺麗な

「片想い」のツリーが出来ていた

クリスマスツリーのてっぺんには

君からの愛を飾りたいから

素敵な夜を過ごしてね

メリークリスマス＿＿

ｸﾘｽﾏｽﾂﾘｰに

ｷｬｯｷｬｯ言いながら

家族で飾り付け


それが私の思い描く

憧れの幸せなｸﾘｽﾏｽだったのに


余裕がなくて結局

ｸﾘｽﾏｽﾂﾘｰはないままで


あの頃 無理をしてでも

小さくても

買っておけば良かったと

今更思う

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さぁ　夜がきたよ
出かけよう　星空のお散歩

今日は金色トナカイさんにのって
地上の光をたのしもう

１番大きな星はどれだろうね？
君もさがして　競争

“いっせいの～”で指さそう
僕は負けない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さぁ　用意はいい？
“せ～の”　はい！
ん？　……………　僕の負け…

やっぱり　君には勝てないね
でもいいんだ
君と遊べるのが嬉しいんだ

次は何して遊ぶ？
僕たちだけの　クリスマスツリーを
飾ってみようか
僕たちは空の星を取りに行こう
輝く星を

夜明けまで　　星空散歩

君と月に進む僕らの未来は

光り輝くあのツリーより

素敵なものにしてみたいんだ。

霞むクリスマスツリーの煌めきが

胸をギュッと切なくする

「彼氏」ツリー綺麗だねっ！
「彼女」うん。。。
「彼氏」そんなにきれいじゃなかった？、
「彼女」ち、ちがうの、ツリーは綺麗だよ
「彼氏」じゃあ、どうしたの、
「彼女」ツリーじゃなくて【私】のこともみて
「彼氏」ご、ごめん！ついツリーが綺麗だったから、
「彼女」べつにいいけど…（ちょっと機嫌悪い）
「彼氏」（顔を見つめて）君は誰よりもかわいいよ
だから来年もこうしてツリー、一緒にみられるといいよね
「彼女」そんなん照れるじゃん////ズルいよ！
「彼氏」照れてる君もかわいいよ
「彼女」うるさいっ！（ほんとは嬉しい）
「彼氏」ごめんごめん
「彼女」あ、あのさ…だ、大好きだよ！だからずっと一緒に居ようね！私から離れないでねっ！（彼氏と見つめあって）
「彼氏」当たり前だろ！（顔と顔の距離が近づく）大好き
（その後キスをしてクリスマスは最高の思い出になったみたいです）

今年のクリスマスは

ツリーを見られなかったけど

海上の橋で

あなたと綺麗な船を

見れて良かったな。

今夜の愛してるっていう言葉は
イルミネーションの魔法で
消されてしまいそうだから、、

大きなツリーとか
綺麗なイルミネーションとか
見れなくていいから

ただ君とこの恋を飾りたい。

今年初めて見るクリスマスツリーは


貴方と2人きりの空間で。

小さな幸せを集めて

飾って

大きな輝きを灯そう