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勝手に好きになって

勝手に勘違いして

勝手に不安になって

勝手にヤキモチ妬いて

勝手に期待して

勝手に裏切られた気になって


昨日の夕方返信したっきり

丸一日以上鳴らないスマホに

寂しさが込み上げてくるけど

寂しいなんて、会いたいなんて

声が聞きたいなんてそんなこと

言えるわけないんだよ

私はあなたの何でもないから


それが言えるのは無条件で側に

いられる“彼女”という存在だけ

藍の空に淡く光った
6等星 死んだことも知らぬまま

誰かの人生が
一生を終えて星になる
星は流れ また生まれた

夜空に舞散った薄明かりを結ぶ
祈りを込めて空に想った

何光年 何万光年
光は届く 離れていても
時を超えて 巡り巡って
また出逢えた

誰かに埋めてほしいんだ

この空っぽの心をさ

さよならは寂しいものだけど

新たな何かに出会うためには

必要な痛みで誰もが必ず一度は

通る道

何かを始めるためには

何かを終わらせる必要があって

終わりがあるから始まりがある


人は一生の内に何度出会いと

別れを繰り返すんだろうね

その中で心友という唯一無二の

存在に出会える確率はどれくらい？

好きで好きで別れたくなくて

泣いて縋ったりもしたけど

今なら別れてよかったって思えるよ


さよならを告げることはとても

苦しくて悲しくてあの人のいない

明日からをどう生きていこうか

途方にくれたりもしたけど

ちゃんと時間が解決してくれた


痛みは時間と共に思い出に


心の傷は時間と共にカサブタに


流した涙は心をほんの少し強く

そして優しくさせた


出会えてよかったかと聞かれれば

二つ返事でうんとは言えないけど

反対に出会わなければよかったかと

聞かれればそれもまた頷けないんだ

どうしてキミは

私なしで平気で

いられるの


キミにとっての私って

一体なんなんですか

肌に感じる海風も

踏みしめる砂浜も

窓の外に映る景色も

寄せては打ち返す波の音も

なにもかわらないはずなのに


何もかもが違って見えるのは

私自身があの頃とは変わって

しまったから


もう二度と訪れることは

ないと思ってた大好きな場所

思い出が沢山詰まった大好きな場所

私はキミを見つめているけど

瞳が交わらないのはキミが

見つめているのは私じゃないから

"ごめんね" って謝るから戻ってきてよ

意地はらないで素直に謝ればよかった

そうしたらまだ君は隣にいてくれた＿？

少ない恋愛経験の中で

記憶にあるのは想って

追いかける恋ばかり


想われて追いかけられる

恋ってどんなものなのかな


“自分が好きな人か”

“自分を好きでいてくれる人か”


次の恋は前者じゃなくて

後者がいいな

もういいかいって聞いても全く返事がないの
だからねかくれんぼは終わりにしよう

いっこうになる気配すらない連絡を待ち続けるのも

誰もいない部屋を訪ねるのも疲れちゃった



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿バイバイ

友達でも恋人でもない

名前のないこの関係に

名前が付くのはいつですか

今さら"すき"だなんて

もう遅いよ＿＿。

会いたいもLINEも

電話も全部私から


話し合ってもその時だけで

私はいつまで我慢すれば

いいですか

だいじょうぶ

あたしは今日も生きている