☆ひろまさ・2023-08-10
ポエム
五行歌
「好き」
だから、
好きなんだよ
他に理由なんて
いらないよ。
音符から
生まれる言葉
音は
わたしたちに
何を語りかけているの
死ぬときは、
ちゃんと
死ぬ
だから 今は、
生きてて大丈夫。
小さなことにイライラしていると
大きな悩みになる、
いいじゃない、
そんなこと気にしなくても
やさしく澄んだ秋の空も
そう、言ってくれているよ。
足りない言葉
違いすぎる
体感温度
それでも ふたり
同じ屋根の下
弱った蟻を
指で押し潰す
弱った僕を
社会が、
押し潰すように・・
あなたに
会えると
分かったときから
毎日
夕轟きがやってきて
愛は歳をとらない、
だから
永遠に老けない
寿命もないんだよ。
泡のように
ちいさな僕の命を
思い切り抱きしめて
夏の空へ
ダイブする。
わたしはいつも
息を止めてる
肺に溜まった
空気を一気に
住みなれた街に吐く
もう
文だけでは
足りないのです
あなたに あなたに
会いたいのです
五行歌
「闇に輝く羽根をくれ」
闇色 漆黒 翼は堕天使
ぼくの憧れ 暗みの影
恐れるな 堕落の天使達
手に入れたのは
穏やかな片道切符
鱗みたいに
剥がれ落ちていく
わたしの
過去の
輝く思い出
きみに
会いに行くために
カボチャの馬車を
運転する
わたしは強い女です
何にもない
日々を
後 何日と
指折り
数える