#向日葵

蝉の泣き声

手を繋ぐ

走馬灯を見に

ロングスカートはお揃い

校則違反の二人乗り

西日は嗤ってた

『もしいつか生まれ変わる時が来てもまた私がいい』

そうやって迷いもなく

答えてしまうあなたが好き

ああ

向日葵のように咲いて

天を仰いで笑って

ただ真っ直ぐな

あなたのようになりたい

臆病な私も

少しだけ背伸びして

光の差す方へ歩いて行こう

存在が周りを明るくする
頼られ好かれる君はまるで日を浴びる向日葵のよう
その明るさに何度救われたことか
枯れかけた心に染み込む優しさ
向日葵のような君が一瞬見せた暗い顔
真っ直ぐな姿勢に疲れたのなら
そのまま私にもたれてほしい
分けてくれた優しさを精一杯注ぐから

初めて会った時

幼いながらも

きみのことを好きになる

そう感じました。

正直ね、忘れられない恋なんて

したくなかった。

最近よく見る、貰うプレゼントが

どこかの有名なコスメ商品やお財布。

私はきっとそれを貰っても

心から喜べないような気がする。

お金で愛を測りたくなんかないわ。

私なんかにお金で貢がなくたっていい。

ただ隣でたわいもない話が出来て

おいしいねって好きな食べ物を

共有出来たらそれでいいの。

“名前なんて言うの？”

そう私の親友が聞いてくれて

始まった私と君の友達という

近くて遠い関係。


初対面の私にも分かりやすく

勉強を教えてくれたね。

君の優しさを近くで知れて

もっと好きになりました。

太陽見て輝く向日葵
だけど
太陽が輝き過ぎて
眩し過ぎて
そっぽ向く
そんな向日葵も
居ていいんじゃない？
と思う私は天邪鬼？

さわさわと
風に吹かれて
揺れてゐる

匂い立つ夏に
舞い落ちる花びら

憂愁に沈む黄昏に
向日葵がよく映えて

そのもの哀しさは
夕風のメロディーに揺らぎ
心の情緒に触れる

絵本から飛び出た向日葵を撫でてくれた

本当は
向日葵より蒲公英が好き。

大きな幸せ一つより

小さな幸せ
たくさん欲しいから。

ああ向日葵のような愛を


枯れる事ない時を


ただまっすぐな


貴方がくれたから


敏感な性格の私も


少しは笑顔になれたよ


光の指すほうへ歩いて行こう

ひまわりの種を空に撒いて
夏が咲くように太陽が積もる