はじめる

#君と幸せ。

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全12作品・

Day.5 私たちのこと
燈莉「実はさ、宮川と一緒にいる女子いるじゃん」

瑠夏「あぁ」

結亜「...」

燈莉「でさ、そいつら結亜になにかしてくるかもしれない」

結亜「え、」

瑠夏「はぁ、」

燈莉「気づかれた、もうしょうがないけど、結亜が嫌なことに巻き込まれるかもしれない。だから、」

瑠夏「だから、俺はこいつと一緒にいないようにしてた。でも、学校で一度ふたりで喋った時があった。その時にたぶん、」

結亜「...これまでにも、そんなことあったの、?」

燈莉「これまではないけど、あいつらはやりそうでしょ?」

瑠夏「これからどうするかが問題だな」

結亜「私と一緒に住んでることが知られたら大変なことになる、」

瑠夏「だから、どうするかだな」

燈莉「...まずは宮川を止めなきゃいけないな」

瑠夏「そうだな。」

燈莉「まあとりあえず今は食べよ」

結亜「あ、あの。お手洗い行ってきても、?」

燈莉「いいよ。行ってきなー」
(お手洗いに行く)

燈莉「あの子があれなんだ」

瑠夏「...」

燈莉「可愛いじゃん。あのとき会った時と変わってない?」

瑠夏「一緒だよ、変わってない」

燈莉「もう言ったのか?結亜に」

瑠夏「言うわけないだろ。きっと、あいつ俺のこと女の子だと思ってるから」

燈莉「...」


燈莉「じゃあ、俺こっちだから」

瑠夏「おう」

結亜「また、明日」

燈莉「じゃあね、瑠夏、結亜」

瑠夏「うん」

結亜「またねー」


瑠夏「てか、おまえどんだけ距離、離れてんだよ」

結亜「だ、誰かに見られたら迷惑かけちゃうから、」

瑠夏「こっちがかけてんだよ。いいからこっちこい」

結亜「はい、」

瑠夏「...なるべく近くにいるのはやめるから」

結亜「え、あ、」

瑠夏「いまじゃねーよ」

結亜「はい、」

瑠夏「...あんたさ、」

結亜「なんですか?」

瑠夏「なんて呼んだらいいの?」

結亜「え、私ですか?」

瑠夏「そうだよ。あんたって呼ぶのそろそろ飽きた」

結亜「じゃ、じゃあ結亜で」

瑠夏「わかった。瑠夏でいいから」

結亜「瑠夏くん、?」

瑠夏「呼び捨てでいい」

結亜「...瑠夏、?」

瑠夏「っ、」

結亜「どうかした、?顔赤いけど、」

瑠夏「いや、暑いだけ」

結亜「え、今日寒いよ?」

瑠夏「うるさい、」

結亜「え、?熱でもあるの?」

瑠夏「ねーよ!」

結亜「本当に?」

瑠夏「うるせ。お前のほうが熱あるんじゃねーの!」

結亜「ないですー」

瑠夏「...」
こんなん、いつになっても言えないよな、

Yuzuki.🌸・2024-04-14
君と幸せ。
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Day.3 わからせてやる
真耶「お!おはよ、結亜。今日早いじゃーん」

結亜「あ、あのさ。ちょっと話したいことがあるんだけど、、」

真耶「ん?なに?」

志乃「瑠夏くーーん!おはよ!」

瑠夏「...」
(スルーして通る)

A女子「今日もかっこいいね!!」

B女子「それな?!あの塩態度がね!!いいよね!!」

志乃「瑠夏くんが世界一かっこいいのよ!」

結亜「あれって、、」

真耶「...宮川志乃、上条瑠夏のことが大好きな女子。上条と関わった人は、、バーンッ」

結亜「え、、じゃあ関わったら終わり、?」

真耶「だね。」

結亜「ま、真耶。ちょっと来て」

真耶「うん」


(屋上)
真耶「はぁー!?あいつが家にいる?!」

結亜「シーってば!しょうがないことなんだよ!!関わらないなんてできない!!」

真耶「えでもさ、家なら大丈夫なんじゃない?」

結亜「そうだけど、、」

真耶「よし、今日結亜の家行くわ」

結亜「え?!」

真耶「あいつに伝えたいことがある」

結亜「なんて、?」

真耶「おまえ、結亜になんかしたら、ピーーーーしたりピーーしてピーーだからな!覚えとけ!って」

結亜「真耶それたぶん、全部ピーって消されるやつ。と、とにかく大丈夫。関わらなければ」

真耶「わかった。気をつけてね」

結亜「うん」


(高瀬家)
結亜「気をつけろって言われてもーー、どうしよう。」

瑠夏「...なにが?」

結亜「え?!は?!なに?!」

瑠夏「なにって、こっちのセリフ。さっきからずっとひとりで喋ってる」

結亜「しょ、しょうがないじゃん!!あ、あんたのせいで死ぬかもしれないんだよ?!」

瑠夏「は、?なんで」

結亜「もし、あんたと私が一緒に住んでること知られたら、、あの人に、、あーーー!やだ!死にたくないよぉ」

瑠夏「...あいつって、宮川、?」

結亜「え、あ、うん」

瑠夏「っ、あはは。」

結亜「な、なにが面白いのよ!」

瑠夏「じゃあ明日から話しかけてやるよ」

結亜「はぁ?!なんでよ!」

瑠夏「なんか面白そうだから」

結亜「やめてよね!!」

(次の日・学校・屋上)
結亜「(なんでさ、こんなことになるわけ、?あいつ、お弁当忘れるなんて、、)」

瑠夏「お、居たわ」

結亜「あんたさ!」

瑠夏「シー、」

結亜「え?」

瑠夏「こんなところ、見られたら終わりだな笑」

結亜「や、やめてよね。巻き込まないでね」

瑠夏「巻き込まねーよ、ばーか」

結亜「ばかじゃないから!」

A女子「...?」


志乃「は?瑠夏くんが他の女子と?」

B女子「それで調べたら、1-C組の高瀬結亜だった」

志乃「高瀬結亜、?」

A女子「そう。関係が気になる」

B女子「だよね。」

志乃「...瑠夏に関わったらどうなるか、わからせてやる」

Yuzuki.🌸・2024-04-07
君と幸せ。
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Day.4 応えてよ!
真耶「おはよ」

結亜「おはよ」

真耶「で、どうなの!あいつとは」

結亜「あー、、まあ大丈夫そうな感じ」

真耶「そっか」


志乃「高瀬さん」

結亜「宮川さん、」

志乃「ちょっといいかしら?」

結亜「え、」


志乃「あんたさ、瑠夏くんとどういう関係?」

結亜「え、、」

志乃「一緒にいるところ見た人がいるの!早く応えなさいよ」

結亜「っ、」

志乃「ねぇ、応えてよ!」

結亜「...」

燈莉「なーにしてんの」

志乃「燈莉くん、」

燈莉「こんなことやっちゃだめでしょ?」

志乃「っ、」
(走っていく)

結亜「あ、あの!」

燈莉「ん?」

結亜「ありがとうございます」

燈莉「うんん。あの子には気をつけてね」

結亜「はい、」


結亜「(はぁ、どこで一緒にいるところなんて、見られたんだろ、屋上、?でも見えるのかな、)」

瑠夏「なに考えてんの?」

結亜「あ、」

瑠夏「宮川に絡まれたんだって?」

結亜「え、、どうしてそれを」

瑠夏「燈莉から聞いた」

結亜「燈莉、?あ、あの人」

瑠夏「気をつけろよ、何されるかなんてわかんないから」

結亜「うん、」

瑠夏「あ、そうだ。この後燈莉と食べに行くんだけど来る?」

結亜「え?」


(レストラン)
結亜「あ、あの。本当に私来てよかったんでしょうか、」

燈莉「いいんだよ。瑠夏が誘ったんでしょ?」

瑠夏「まあ、」

燈莉「ならいいよ。来たって、むしろ来て欲しかったし」

結亜「え、?」

燈莉「瑠夏と一緒に住んでる子ってどんな子なんだろって思ってたから」

結亜「そうなんですね、」

燈莉「あ、俺燈莉ね」

結亜「燈莉?」

燈莉「なんか名前だけ聞いたら女の子って感じだけど笑」

結亜「そんなことないですよ。いい名前だと思います」

燈莉「そう?ありがとう。燈莉って呼んでくれればいいから」

結亜「じゃあ結亜って呼んでください」

燈莉「結亜ね、敬語もやめよー」

結亜「うん」

瑠夏「で?なんの用で呼んだの?」

燈莉「あ、そうだった。」

結亜「...?」

燈莉「実はふたりのことで」

結亜「私と、」

瑠夏「俺のこと?」

燈莉「そう。ふたりに話したいことがある」

Yuzuki.🌸・2024-04-14
君と幸せ。
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これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に12作品あります

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Day.8 あの子は今なにしてるんだろう
結亜「私ね、夏祭りの時にはぐれたの。お母さんと、その時に助けてくれて、優しく声かけてくれて、すごく覚えてるの。」

瑠夏「そう、なんだ。」

結亜「...でも、後悔してることがあって」

瑠夏「後悔、?」

結亜「あの子に、お礼言えなかったの。お母さんに話したら、近くに住んでる子なんじゃない?だったらまたすぐ会えるんじゃないかなって言われたけど、結局は会えなくて、、」

瑠夏「...そっか、」

結亜「あの子は今なにしてるんだろう」

瑠夏「え、」

結亜「友達と遊びに行ったりしてるのかな、勉強とかしてるのかな、それとも、好きな人といるのかな、」

瑠夏「っ、...結亜」

結亜「ん?」

瑠夏「俺さ、結亜に話さなきゃいけないことがあって」

結亜「え、...なに、?」

瑠夏「実は、」
(プルルルルルル プルルルルルル)
(電話がなる)

結亜「あ、、お母さんだ。ごめん、ちょっと出るね」

瑠夏「うん、」

結亜「もしもし?」

亜紀「あ、結亜?」

結亜「どうしたの?」

亜紀「実はさ、こうちゃんが帰ってくるって」

結亜「え、?!こうちゃんが、?」

亜紀「そうなの。だから、ちゃんと分からないこと教えてあげてね」

結亜「うん、わかった。」
(電話が終わる)

結亜「ごめんね、瑠夏、話の続き...」

瑠夏「ごめん、燈莉に呼ばれちゃってすぐ行かなきゃ行けなくて、」

結亜「そっか、」

瑠夏「また今度」

結亜「うん、」


燈莉「呼び出してごめんな」

結亜「なんだよ、急に。電話までしてくるなんて、」

燈莉「...瑠夏さ、結亜のことまだ好き?」

瑠夏「は、?」

燈莉「結亜可愛いじゃん、」

瑠夏「まさか燈莉、結亜のこと、!」

燈莉「ごめんだけど、それはない。忠告したくてここに呼んだ。モタモタしてると、結亜もしかしたら誰かにとられると思う。」

瑠夏「っ、...」

燈莉「それに、ある噂があるんだ」

瑠夏「噂、?」

燈莉「瑠夏に結亜と宮川が告るって話」

瑠夏「...あぁ、知ってるよ」

燈莉「っ、知ってるんだ、瑠夏」

瑠夏「たまたま聞いちゃって」

燈莉「結亜よく勝負しようと思ったよね」

瑠夏「だよな、」

燈莉「でも、瑠夏さ最初から決めてんだろ?告られても宮川は選ばないって」

瑠夏「...」

燈莉「まあでも、どっちを選んだとしても俺には関係ないからな、、頑張れよ、瑠夏」

瑠夏「おう、」
(ドンッ)

光希「すいません、」

瑠夏「あ、こっちこそ、」

燈莉「もしかしたら、あのイケメンに結亜とられちゃうんじゃない?笑」

瑠夏「なわけあるか笑」

この予想が、本当になるかもしれないことに


先生「今日からこのクラスに入ってくる転校生を紹介する。」

光希「早川光希です。よろしくお願いします。」

瑠夏「(あいつ、)」

先生「じゃあ早川は高瀬の隣だな。」

光希「わかりました。」

先生「放課後、校内案内してやれよー」

結亜「わかりました!」

光希「久しぶり、結亜」

クラス女子「今、結亜って言った?!」

光希「あー、いとこなんだよね」

クラス全員「えーー?!!!」

瑠夏「っ、」

大変なことになりそうです

Yuzuki.🌸・2024-04-28
君と幸せ。
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宮川 志乃(16) みやかわ しの 結亜の学校で瑠夏のことが大好きな女の子。結亜のことが気に食わない

間庭 綾華(16) まにわ あやか 瑠夏の元カノで超美人。まだ瑠夏のことが好き、?

早川 光希(16) はやかわ こうき 転校生でまさかの結亜のいとこ?!

Yuzuki.🌸・2024-04-07
君と幸せ。

Day.9 俺は昔からずっと好き
高瀬家
光希「...」

瑠夏「...」

光希「君、学校にいた人だよね?」

結亜「あ、こちら、瑠夏!上条瑠夏!お母さんのお友達の息子さん」

瑠夏「どうも、」

結亜「で、改めて、早川光希。私のいとこ」

光希「よろしく。」

瑠夏「よろしく、」

光希「瑠夏って呼んでもいい?」

瑠夏「うん。光希って呼んでもいい?」

光希「もちろん」

結亜「こう、光希はいつ帰るの?」

光希「え、...あぁ、もうそろそろ」

結亜「そっか、ちょっと買い物して来ていい?」

光希「うん」

結亜「瑠夏となんか喋ってて!」

光希「うん」

瑠夏「っ、結亜、」


光希「で、結亜とは本当はどんな関係?」

瑠夏「え?」

光希「本当は付き合ってるとか?」

瑠夏「付き合ってないよ」

光希「そっか、じゃあ瑠夏が結亜のこと好きなの?」

瑠夏「え」

光希「じょーだんだよ、でも、これだけは伝えとく。俺は昔からずっと好き、結亜のこと」

瑠夏「...」

光希「まあ、俺は結亜が好きだし結構くっついたりするけど、そこは許してな」

瑠夏「うん、」

結亜「ただいまー」

光希「おかえり結亜ー」
(結亜にハグする)

結亜「こ、こうちゃん、?!」

光希「やっぱり、こうちゃんって呼んでくれた方がいいな」

瑠夏「...」

光希「じゃあ俺帰るね、ばいばい」

結亜「ばいばい」


結亜「ごめん、大丈夫だった?」

瑠夏「...」

結亜「瑠夏、?」

瑠夏「結亜はさ、光希のこと好きなの?」

結亜「え、?」

瑠夏「...好きなんだ、」

結亜「好きじゃないよ、!こうちゃんはただのいとこ」

瑠夏「...こうちゃん、さっきは光希って言ってたのに」

結亜「あ、それは、高校生にもなってこうちゃんって言うのはあれかなーって、」

瑠夏「前、亜紀さんから電話来たその内容の人ってあいつ?」

結亜「そうだけど、」

瑠夏「そ、あいつなんだ」

結亜「瑠夏、さっきからどうしたの、?なんか変だよ、?」

瑠夏「...」
(壁ドンをする)

結亜「ちょ、瑠夏、!」

瑠夏「俺、あいつのこと嫌い、」

結亜「え、?」

瑠夏「なんか結亜にハグしてるし、変なやつ、ムカつく」

結亜「...そ、それって嫉妬、?」

瑠夏「っ...はっ?!なわけないだろ」

結亜「だよね、」

瑠夏「...嘘だよ、なんかめちゃくちゃ嫉妬してる」

結亜「え、」

瑠夏「じゃ、」

結亜「…」

う、嘘でしょ、?これは、一体、どういうこと?!

Yuzuki.🌸・2024-04-29
君と幸せ。
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【君と幸せ。】
高瀬 結亜(16) たかせ ゆあ 7歳の夏祭りに助けてくれた女の子に憧れている

上条 瑠夏(16) かみじょう るか 結亜と同じクラス。親同士が親しくて、ある理由で結亜の家に住むことにー?!

木下 真耶(16) きのした まや 結亜の親友で結亜を夏祭りに助けてくれた女の子の話をいつも聞かされている

中川 燈莉(16) なかがわ あかり 瑠夏の幼なじみで、よく名前で女の子だと間違われている。

Yuzuki.🌸・2024-04-04
君と幸せ。

Day.1 憧れの女の子
あの日、夏祭りの日。私は迷子になってしまった
-9年前-

結亜「お母さん!どこに行っちゃったのー、、」

私はお母さんとはぐれて、それが怖くて、ひとり座り込んで泣いていた。そんな時に、ひとりの“女の子”が私を助けてくれた。

女の子「大丈夫?」

結亜「え、」

女の子「迷子?」

結亜「うん、」

女の子「そっか。今日は誰と来たの?」

結亜「...お母さん」

女の子「わかった。一緒に探そ」

結亜「うん、」

女の子「名前は?」

結亜「...ゆあ、」

女の子「ゆあ?」

結亜「うん、」

女の子「じゃあゆあ。探しに行こ」

結亜「うん」

女の子「よし、行こう」

亜紀「結亜ー!結亜ー!」

結亜「お母さん、、?」

女の子「あっちにいるみたいだね。もう大丈夫だよ」

結亜「うん、」

女の子「じゃあ行くね。ばいばい」
(走っていく)

結亜「あ、」

-現在-
結亜「それでさぁ、お礼言えなくてさぁ」

真耶「それ、何回も聞いたよー」

結亜「また会えないかな、」

真耶「で、その女の子の名前は?」

結亜「名前、?わからない」

真耶「え?!」

結亜「私の名前は教えたけど、、あの子の名前は聞いてない、」

真耶「そっかぁ、じゃあもう諦めな」

結亜「でも、」

真耶「あんたね、それだから告白されても、降ったりしちゃうんでしょ?その女の子のことしか考えてなくて。結亜、顔は可愛いのにっ」

結亜「...間違ってもなくないです、」

真耶「よし、早く彼氏作って紹介してよね」

結亜「真耶は多すぎなの!」

真耶「3回だけだけど、、って言っても今はいないけどね」

結亜「私は、1回も出来たことないし、、」

真耶「はいはい、頑張って作ろーね」


亜紀「あ、おかえりー」

結亜「ただいま。」

亜紀「ねぇ、結亜」

結亜「ん?」

亜紀「実はね、お母さん友達がね、実家に用があって帰らなきゃ行けなくなっちゃって、うちに来ることになったの」

結亜「誰が、?」

亜紀「その、息子さん。たしか、瑠夏って言ったかしら」

結亜「瑠夏、?」

亜紀「たぶん、学校一緒だと思うけど」

結亜「瑠夏、、もしかして、上条瑠夏?!」

亜紀「そうそう、その子。瑠夏くんが家くるから。あとちょっとでくると思うんだけど、」

結亜「え、」

亜紀「あとね、偶然にも重なっちゃって、出張行くことになったの!」

結亜「え?!」

亜紀「瑠夏くんが来たら行くから」

結亜「ふたりってこと、?」

亜紀「そういうこと!...やらしいことはしないでねっ!」

結亜「し、しないよ!」

亜紀「じゃあ、そういうことで。」
(ピーンポーン)

亜紀「あ、来たよ」

結亜「え、(上条瑠夏って、性格が良くないって噂じゃなかったっけ、?)」

瑠夏「お邪魔します。」

結亜「(なにあの爽やかな笑顔?!)」

大変な日々になりそうです、、

Yuzuki.🌸・2024-04-05
君と幸せ。
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Day.2 仲直りのアイス
亜紀「じゃあ私行くから」

結亜「まってお母さん、、」

亜紀「行ってきまーす」
(バタン・ドアが閉まる)

瑠夏「ねえ」

結亜「はい、」

瑠夏「ひとつ、お願いがあんだけど」

結亜「お願い?」

瑠夏「学校では赤の他人でいろ」

結亜「え?」

瑠夏「気安く喋りかけるな」

結亜「わ、わかってます、(なんだこいつ、めんどくさい)」

瑠夏「めんどくさいとか思ってる?」

結亜「思ってません!」

瑠夏「そ。俺の部屋どこ?」

結亜「え、あ。こっち」


結亜「ここです。」

瑠夏「あんたの部屋は?」

結亜「と、隣です」

瑠夏「そ。」

結亜「はい。」

瑠夏「あとさ、」

結亜「なんですか?」

瑠夏「俺のこと好きになんなよ?」

結亜「は、?」

瑠夏「なに、もうなってんの?」

結亜「なわけないじゃん。あんたのことなんて、好きじゃない!好きになるはずない。初対面で、こんなに言ってくるやつのことなんて好きなるわけない!」

瑠夏「は、?」

結亜「コンビニ行ってくる。」
(バタンッ)

瑠夏「はぁ、...っ、」
(飾ってある写真を見る)

瑠夏「っ...これ」


結亜「あー、やっちゃったなぁ、、私こそ初対面なのにあんなこと、これで仲直りするか、」
(アイスを持っている)

男A「ねぇ、そこのお姉さんっ」

結亜「え、」

男B「今から俺たちと遊ぼうよ。」
(腕を掴まれる)

結亜「っ、い、嫌!」

瑠夏「あいつ、遅いな、」
(時計を見ている)

男A「ねぇってば、遊ぼうよ。」
(腕を触られる)

結亜「やめて!」

瑠夏「なにしてんだよ」

結亜「っ、」

男B「行こうぜ、」

男A「おう、」

結亜「っ...」
(座り込む)

瑠夏「大丈夫か、?」

結亜「うん、」

瑠夏「どっか触られた?」

結亜「...腕だけ、」

瑠夏「そうか、」

結亜「ありがとね、助けてくれて」

瑠夏「別に。」

結亜「あ、これ。アイス、、さっきのお詫び」

瑠夏「え、」

結亜「私こそ、あんなこと言ってごめん」

瑠夏「...俺こそごめん、」

結亜「...」

瑠夏「よし、帰るか」

結亜「うん...あれ、」

瑠夏「どうした?」

結亜「足が、」

瑠夏「はぁ、」

結亜「いいよ、大丈夫だよ!歩けるから!あっ、」
(倒れそうになる)

瑠夏「大丈夫じゃねーだろ」

結亜「...」

瑠夏「乗れよ、」

結亜「え、でも、」

瑠夏「いいから、乗れって言ってんだろ」

結亜「う、うん」

瑠夏「...あのさ、あの写真って、飾ってあった、あれってさ、...おい、聞いてる?」

結亜「...」
(寝ている)

瑠夏「はぁ、」

結亜「なんか言った、?」

瑠夏「なんでもない」

Yuzuki.🌸・2024-04-05
君と幸せ。
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Day.7 憧れ
私、高瀬結亜16歳。もしかしたら、瑠夏に恋したかもしれません、、

真耶「おーい、おーい!結亜!」

結亜「あ、真耶、!お、おはよ」

真耶「どうしたの。もしかして、上条のこと好きになっちゃった?笑」

結亜「...その通りです」

真耶「え、...ええええええ?!!!」

結亜「...」

真耶「え、本当?」

結亜「好きに、なったかもしれない」

真耶「かも?」

結亜「私は、昔から好きとかそういうの思ったことなくて、ただ憧れだけもってて、憧れの女の子...私を助けてくれて、私の好きな子。だから、瑠夏の好きは、憧れなんじゃないかって思って、」

真耶「...つまり、恋愛の好きがわかんないってこと?」

結亜「うん、」

真耶「そっか、、でも、それでもいいんじゃないかな、?」

結亜「え、」

真耶「憧れだって悪いことじゃないんだから」

結亜「そ、そうだよね、!ありがと、真耶」

真耶「うん」


結亜「(なんで、出来ないんだろ、どうして私は、恋愛の好きが分からないんだろう、)」


志乃「ねぇ」

結亜「あ、宮川さん、」

志乃「この前は燈莉くんが居て聞けなかったんだけど、どういう関係なの?瑠夏くんとは」

結亜「それは、、」

志乃「言えない関係でもあんの?」

結亜「言えないのはしょうがないの!」

志乃「なんで?笑もしかして、やっちゃいけないことでもしたの?笑出来るわけないか、瑠夏くんとなんて」

結亜「...宮川さんは、瑠夏のことなんでそんなに好きなの?」

志乃「...は?」

結亜「好きなら、瑠夏が好きなら言えるでしょ?どこが好きなのかって」

志乃「っ、...なんであんたに言わなきゃいけないの?」

結亜「私には分からない、瑠夏のことがどんな気持ちで好きなのか」

志乃「...」

瑠夏「...(結亜と宮川、?)」
(遭遇してしまった)

結亜「でも、私はきっと、宮川さんに負けないくらい瑠夏のことが好きなの!」

瑠夏「っ!」

志乃「なに、それが私に言いたかったの?」

結亜「うん。」

志乃「っ、...宣戦布告ってやつ?」

結亜「もちろん」

志乃「じゃあこうしましょ」

結亜「え、」

志乃「今年の夏祭りに告白するの。それで決着をつける。どっちも振られてもそこで終わりよ。いいわね?」

結亜「うん、」

瑠夏「...」


高瀬家
瑠夏「...おかえり、」

結亜「ただいま」

瑠夏「...」

結亜「どうしたの、?」

瑠夏「いや、結亜に好きな人いるのかなーって、」

結亜「...いないよ、好きな人。恋愛では」

瑠夏「...そ、そうなんだ。」

結亜「なんで?」

瑠夏「いると思ったから、?」

結亜「んー、私恋愛の好きが分からないの。だから、私の好きは、憧れの好きなんだ。」

瑠夏「え」

結亜「そうなるよね、笑」

瑠夏「なんで、恋愛の好きが分からないの、?」

結亜「わかんないけど、ずっと憧れてる女の子がいるからかな、?」

瑠夏「憧れてる女の子、?」

結亜「そう。今でもはっきり覚えてる。あの日のこと」

瑠夏「...」

Yuzuki.🌸・2024-04-26
君と幸せ。
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Day.6 恋してる、?
結愛「え、」
(メモがある)

結亜「なに、これ、」

上条瑠夏とは関わるな
もし関わったらー

結亜「っ...」

燈莉「...結亜どうした?」

結亜「え、あ、なんでもないよ」

燈莉「そ、」

結亜「うん、」

燈莉「...(なにかあったな、)」


結亜「...」

真耶「ーあ、結亜!結亜ってば!!」

結亜「あ、ごめん、」

真耶「何回も呼んだのに、さてはなんかあった??」

結亜「...なんも、」

真耶「それはあるって顔してる」

結亜「え、」

真耶「どうせ、上条のことでしょ?」

結亜「うん、、実は、」


真耶「なにそれ、意味わかんない!酷すぎ」

結亜「...」

真耶「もし関わったら、あんたを許さないって、そんなのおかしい」

結亜「...でも、関わらなきゃいいだけだから」

真耶「っ、そんなのできるの?結亜は」

結亜「え」

真耶「やっぱり、いいや。なんでもない」

結亜「真耶、」

真耶「結亜、なんかあったら言ってね」

結亜「うん、ありがとう」


高瀬家
結亜「...」

瑠夏「...」
(ふたりでソファーに黙って座っている)

瑠夏「...あのさ、家も関わったらだめなわけ?」

結亜「え、?」

瑠夏「燈莉から聞いた。なんか書かれてたんだろ?どうせ、俺と関わったら許さないとか、そんなの書いてあった?」

結亜「...あってる、」

瑠夏「やっぱり、」

結亜「私、瑠夏とは住む世界が違うのかもね」

瑠夏「え」

結亜「誰にでも好かれる人。私はそんなんじゃない。」

瑠夏「そんなことない。俺は結亜が住む世界が違うだなんて思ってない。結亜と仲良くなりたいとかそんなん思ってる自分がいるんだ。なんなら結亜は俺のー」

結亜「私は瑠夏とは居れないみたい」

瑠夏「え」

結亜「瑠夏は私と居ちゃいけないんだよ。」

瑠夏「何言って、」

結亜「...瑠夏、私、瑠夏とは仲良くなれない。じゃあ私上行くね」

瑠夏「結亜、!」


結亜の部屋
結亜「仲良くなりたい、か、...瑠夏があんなこと言うなんて...ずるい、...なんで私、こんなこと思ってんだろ、」


瑠夏「おはよ」

結亜「...おはよ、朝食、作ってくれてありがとう」

瑠夏「別に。昨日結亜に悪いこと言っちゃったし」

結亜「え、」

瑠夏「じゃあそろそろ行くね。じゃあまた」

結亜「まって、」

瑠夏「ん?」

結亜「本当は、私、瑠夏と仲良くなりたかった。あーやって言ってくれてすごく嬉しかった。だけど、私たちが仲良くなったら、瑠夏に迷惑かけちゃうし、だから、あんなこと言っちゃったの。ごめん、」

瑠夏「結亜、」

結亜「本当はもっともっと喋りたい、話したい、一緒に居たい。なんでかわからないけど、そうも思っちゃうの」

瑠夏「...」

結亜「ごめんね、!変なこと言って、!時間やばいよね、気にしないで早くー」
(ハグをする)

結亜「る、か?」

瑠夏「俺も結亜と一緒に居たい。」

結亜「え」

なんなんだろう、この変な気持ち

私、もしかして、瑠夏に、恋してる、?

Yuzuki.🌸・2024-04-21
君と幸せ。
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