#吹奏楽部

改めて自己紹介

優希
中1女子
13歳 B型
吹奏楽部パーカッションパート
同性愛者 先輩に片思い

好きなこと
吹奏楽、打楽器、読書、音楽

人見知り
友達欲しい

叶わないってわかってる
それでも私は
貴方との宝物みたいな思い出を
忘れる勇気なんか持ってない

音楽を愛し
音楽に愛される


































部室に描いてあったものです

自分の音を愛して吹け
そうすれば自然と響く



部室に書いてあった言葉です

私を信じて
先生が託してくれた
この吹奏楽部1年生を
私が守り抜きます

どんなに悔やんでも、願っても
みんなで演奏できる最後だから

「貴方にドラムをして欲しい」
先生が言ってくれたとき
嬉しかった
先生、私が成長したの
ちゃんとわかってたんだって
だけど無理だって思ってたから
「無理です、私は鍵盤しかできないです
私から鍵盤を奪ったら、何も残らないです」
そう言った
だって、私下手だから
鍵盤しか出来ないって
決めつけてきたから
なのに先生は
「大丈夫、貴方ならできる」って
先生は私以上に私を信じてくれた
私がどれだけ無理だって言っても
それでも先生は何度だって
大丈夫って言ってくれた
だから私は
先生がいなくなってもずっと
先生の分まで自分を信じる
先生が納得できるドラマーになる

合奏する度に怒られて
先生全然認めてなんかくれなくて
何度も悔しい思いをしたし
正直はじめは腹立つなとか思ったりして
先生のこと大嫌いだったけど
今は大好き
先生がいなくなることを
こんなに辛いと感じるなんて
夏までは思ってもみなかった
先生が顧問で本当に良かったです

先輩のドラムにも
先生のアルトサックスにも
負けないような
最高の音を奏でて見せます

次のコンクールも
先生の指揮で出られるんだって
勝手に思ってたのに

私が頑張って
この吹部1年が良くなれば
きっと先生は笑ってくれる
私に託して良かったって思ってくれる

どんな未来が待とうと
今努力しないと
なにも変わらない

今日部活に君が来た
体育館からドラムの音が聞こえた
叩き方ですぐ君だって分かった
跳ねるような力強い叩き方
唯一無二の大好きな音
だから他の人よりも早く準備して
チューニングして楽譜の確認のふりして
君の音を聞いてた

すごく短い時間だった
だけど
すごく長い時間だった

先生みたいに
1人1人に寄り添える
誰かの支えになれる
そんな音楽の先生に
吹奏楽部の顧問になれますように

部活終わりに彼と私ともう1人で
3人で彼の自転車置き場まで歩いてた

着いちゃって残念だなって思ってたら
そうだ！っていって私に近づいて
｢バレンタインありがと！めっちゃ美味しかったよ｣
って言ってくれた…！
しかも｢ホワイトデー返すからね！｣
って言ってばいばいしてくれた

初めて好きな人に渡したから
ドキドキしたけど美味しかったって
言ってくれて嬉しかった