#壊れた古時計

“待ち合わせ”


時間に来ない君を探して

僕は君の元へ走ってゆく。

縛った身体を眺めた

僕の歪んだ愛情

震う舌を絡め

夜の中に堕ちていく

壊れた古時計のように

僕の人生は狂った

でも、直してくれた

君という魔女に

あの日から僕の世界は止まったままで

もう一度、君が触れてくれなきゃ

動かないまま錆びれてしまうよ

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# 壊れた古時計

解釈自由です。

是非とも使ってくださいな( '-' )

あの日までは友達だった。




お互いぶつかって

本音を言いあって



偽りなく言葉を投げあった。



どの言葉も

お互いが好きだから出る言葉だった。





なのに、

全て壊れてしまった。



なんで...

なんで....?




また、

戻りたいよ。




壊れてしまった関係は

そう簡単には戻らない＿。



大好きだったのに...

興味もないのにやらされて


やりたくもないのにやらされて


できないのにできると言われてやらされて


勉強 勉強 勉強


と毎日のように言われ


誰がひいたかも分からない


人生という名の電車に乗って


終わりが見えずに


同じ場所をぐるぐる回り続け


ずっと苦しみから解放されないままなんだ

思い返せば鳴らない筈の音が

いつまでも脳に響き渡っていて


壊れたものを治せば

君も視える気がしてさ

これが最後の手紙。

孤独を生きていた僕には
もう何も残っていない。
だから君には幸せになって貰わなくてはね。
だって君が幸せになる代わりに僕が消えるんだから。
じゃぁ元気でいてね。


そう手紙を残して僕は去った。
夜明けが来る前に君が目を覚ます前に
君の前から居なくならないと。
そう思うと実感する。
僕の時間はやっぱりあの時から止まったままだったということに

雨降る夜に飛び出した午前零時

泪で溢れた心を掴み

孤独を抱えた君に接吻を

脆く儚い所詮は空絵事

魘され飛び起きた午前零時

「今日だけ俺の彼女になれ」

貴方を愛すべき時間は
"一瞬"という名の時で

たった一度きりの約束のはずだった＿

貴方を愛した時間は
"一生"という名の日で


貴方を好きになったまま
棺の中で独り。

丁度貴方を好きになった年に
買ったこの時計。
貴方を愛し続けた私が
二度と覚めない夢に落ちた時間で
もう、止まったまま動かない。

ト まるで幽霊のように

リ 幻覚かと思うぐらいに

ッ 君が滲んで揺らめいて見える
オ
ク
ア あぁ
ト
僕はまだ
リ
真実の君に逢うことは
ー
できないんだね＿＿
ト

私(短針)だけ動かない...
貴方(秒針)の背中が遠のいてく
それだけを刻んでいた