はじめる

#小説書いてみた

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全691作品・




嘘と星とアガパンサス
ーーーーーーーーーー


“新しい出逢いばかり 探してた頃は

明日が遅くて 苛立ったけど

別れが近づくほどに 時間の流れが

焦るほど速く 僕らを急き立てる”



僕には、

「先生」と慕う人がいた。



「先生」は、

自分が幸せになることを

遠慮する人だった。


幸せそうに笑う人達の

その輪の外で

それを見ていることが

私にとって幸せなんだと

静かに笑う人だった。




『恋、したことある?』

「先生」が僕に尋ねたことがある。

『一度だけ』

僕は素直に答える。

『そっか、付き合ってたの?』

『まさか、片想い止まりです』

『そうなんだね』


僕は知っている。

「先生」が過去に2度、恋をしたことを。


1度目は、学生時代の恋人。

そして、2度目は結婚相手。


結婚相手とはうまくいかなくて、

子どもが産まれる前に離婚。


だから、子どもは私一人で育てている。


「先生」はかつて僕に

寂しそうに話してくれた。


「先生」が寂しがるから、

僕もそれ以上聞かなかった。




“何故だろう 今になって

言い忘れたことばかり 溢れ出してくる”




『死にたいと思ったことある?』

「先生」が僕に尋ねる。

『そりゃ毎日思いますよ』

「先生」は一呼吸おいて、

『私もあるよ。自分に価値なんて無いって

思ったこともある』



「先生」に価値が無かったら、

僕はミジンコかもしれないな。


どうしてそう思ったのか、

今ではもう聞けないけれど。






“目に見えるものだけを信じ過ごしてたら

悲しみも少しは 減るのかもしれない”




『私、空好きなの』

とある日、「先生」が言った。

「先生」は他にも、雲だとか花だとかが

好きだと言った。

『なんだか綺麗じゃない?』

そう尋ねてくる。

「先生」のほうが綺麗なのに。

『あ、入道雲…』

窓から見える入道雲を指さした

「先生」の指は、白くて細かった。






『あ、あの!』

声が震える…

僕から話しかけるのは久しぶりだ。


『今、お急ぎです…よね』

『まぁ、うんちょっと』

「先生」は優しい。

今忙しいって突き放してくれたら

今度でいいかってなるのに。


『来週…お伝えしたいことがあって

お時間頂きたいんです』

「先生」はいつものように静かに笑った。

『分かった』


『どうしたの?』

『あ…実は』

言わなきゃ…いけないのに…

今まで嘘をついて誤魔化してきたこと。

唇が凍りつく。

『ちょっと、言いづらくて…』

『私は君に何言われてもいいよ。

迷惑だなんて絶対に思わないし』

「先生」は優しい。

この世に絶対は無いと

分かっていながら

「先生」が口にすると

それは本当に【永遠】のように思える。



『また…今度でいいですか…?』

相変わらず、綺麗な笑顔で

『いつでもどうぞ』って。




「先生」と会えている間、

弱い僕はそれを伝えることが

できなかった。


これが

今僕をたまらなく後悔させていることの

ひとつだ。

僕があの時、

「先生」に言いたいことを伝えてたら

「先生」はどんな顔をしたんだろう。




“愛してるの響きだけで

強くなれる気がしたよ…”




「先生」と逢える最後の日だった。

人混みの中で、「先生」を見つけた。

「先生」はスーツ姿で遠くを見ていた。

楽しそうに盛り上がる人達を

優しい目で見ていた。

自分の大好きな雲を指さした

あの白くて細い指を

自分の小さな膝の上で

綺麗に絡ませていた。



この時、「先生」が

何を考えていたのか、

僕は今でも分からない。






『君はいつも幸せそうに笑うね』

僕が笑うと、

「先生」はいつもそう言って

優しく微笑んだものだ。


僕が笑う時は決まって、

「先生」が幸せそうに笑う時なのに。



「先生」はいつだって

他人の幸せを

【幸せ】と感じて喜ぶ人だった。



“どんな願いでも一つだけ 叶うのなら

君以外の全員を幸せにして こう言うんだ

『あとは君だけ 僕の力で 幸せに』”




「先生」が今何処にいるのか、

僕のことを忘れているのか否か、

分からないけれど…



僕はあの時…

僕はあの時、

「先生」に恋をしていた。


そしておそらく、

今でも気持ちは変わっていないのだ。


「先生」が気づいていたのかは

分からないし、

僕も一度も言わなかったけれど。




『君は、私のこと好き?』

『もちろんです』



あれは小さな花が運んだ

「先生」と僕の小さなお話。



僕には、

「先生」と慕う人がいる。

月ヶ瀬 燈理・2022-03-22
嘘と星とアガパンサス
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宝物の日々へ
如何なる時も君想ふ
いつか見たあの色は
卒業記念
想いの暁の里



“思い上がった心情の先に”



「おやすみ」

就寝の挨拶を交わしてリビングを出ると

俺が席を外したことを確認して、

夫婦の会話が始まる。

「アイツの体調は?」

「今のところは、服用していれば

何も問題は無いみたい。

あの子が楽しく毎日生活できれば、

それでいいのよ。見守りましょう」

「そうだな」

壁の向こう側で、短時間でも

その話を聞いていた俺は唇を噛む。

(ごめんな、こんな体で生まれてきて

ごめんな)

俺には、“てんかん”という脳の疾患が

あって、生まれた時からずっと

それに苦しんできた。

元気で明るく、勉強優秀、スポーツ万能、

眉目秀麗で、所謂なんでもできる兄の下に

生まれてしまったこの俺は、

きっと両親にとっては心配の種でしか

ないんだろうな。



俺って、なんで生まれてきたんだろ…






高校での三者懇談。

「体調はお変わりないですか」

「はい、今のところは…」

「何か困ったことあったら、

いつでも相談してくださいね。

お母さんの方からは何かありますか?」

「いつもご心配お掛けしてすみません」



担任が優しいことは充分分かってる。

けど、相談したいけど…できないんだ。

俺の闇を知ったら、俺のこと嫌うだろ?



ガキの頃から、

体育の授業や図工の授業など、

色んなところで人に迷惑かけてきた。

通院もして、MRIとって、

医者にも看護師にも迷惑かけてきた。



生きることで、

人に心配や迷惑かけるくらいなら

もう生きなくていいよ……




そんなある日。

長い間同じ薬の量で服用していても

体調が悪くならないので、

薬を減らしてみようということになった。

俺は正直不安だった。

いつ壊れるか分からない体だぜ?

薬で誤魔化してきたけど…

それ減らしたらどうなるんだよ…ってな。



両親も医者の考えに賛成して、

薬を減らしてみた。






夜。

具合が悪くなった。発作が起こったのだ。

目の前が真っ暗になって、

その場に倒れ込んだ。息ができない。

苦しくて、体も硬直していた。

久しぶりに味わう、体の痛みとともに。





だから言ったじゃねぇか……


これだから人は信じられねぇ…







高2の夏休み。

「今日、午前11時頃、

○○市の県道を自転車で走行中の

市内の高校に通う○○さんが

大型トラックと衝突し、病院に搬送後

死亡が確認されました」

高校の友人が死んだ。大切な人だった。

そう思っていたのに……


もう俺は、人間不信に苛まれていた。


友人の葬式には、

あの優しい担任も来ていた。

クラス替えがあったから、元担任だけど。

元担任は、友人の担任だったから。




今まで見たこともない、青ざめた顔で

遺影の前に立っていた。






それから__________





精神的に不安定になってしまった俺は

誰にも本音を吐けず、

自分自身も誤魔化して

作り笑顔で過ごしてた。





もう限界だと思ったその時に、

元担任が三者懇談で言っていた、

あの言葉を思い出したんだ。




「先生、今度お時間ありますか」

振り絞ったその声に、元担任は

「明日いいよ」と言ってくれた。


これでもう救われる……



その次の日、

俺は自分の体のことで精神的に不安定な事

友人の死や体調不良のことで、

人間不信に陥っている事、

生きている意味がわからない事、

全部元担任に話した。



「理人にしか分からない辛さがある。

理人にしか分からない悲しみがある。

私にはそれを無闇に受け止めることは

できないけど、でもね、

その体で生まれてきたのは

理人のせいじゃないんだよ」




その言葉はストンと胸に落ちていき、

何故だかとても救われた気がした。


「私に本音が話せるんだったら、

また私のところへ話においで。

いつでも待ってるからさ」



俺には過去に一度も芽生えなかった感情が

元担任に向けられた。


一人、信じてもいいかなって

思える人ができた。



薬の量は元に戻され、服用しつつ、

俺は今を生きている。



そして、この夏は、

友人の一周忌、新盆を迎える________













※主人公の名前は特に決めなかったので

自分の名前にしちゃいました。

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

短編だったけど、感想贈り物で

言ってくれると嬉しいな。

フィクションかノンフィクションかは、

ご想像におまかせしてます。

では、待ってまーす!

宮浦 理人#せんせ、こっち見て・2021-07-18
小説書いてみた
白紙ページに愛言葉
できれば
感想欲しいです
フィクションかノンフィクションか
ご想像にお任せします
期待させないで





泉の森
ーーーーー




君と空を見て、


「空って本当に綺麗だね、

まるで飛べそうなくらいに」って

僕が呟いたら

君は静かに笑って、

「空は飛ばなくても綺麗だよ」って

優しく言った。



君は、僕では到底気がつかない

ほんの小さな生命の輝きにも気がつく

そんな人だった。








「私、死にたいと思ったことがあって」

突然言われた。

透明な唇から信じられない言葉が

発せられた。

驚いて、何も言えなかった。




「そんな…死なないでよ?

僕は君に生きていて欲しいから」




そう言うのが精一杯で、

死にたいと考えた人に

生きていて欲しいということが

どんなに酷なことなのか、

その時の君と同じ思いを

あとになって感じるまで、

その時の僕は知らなかった。







生きたいと思っても、

生きられない人がいるのだから…



貴方が死にたいと願った今日は、

昨日死んだあの人が

死ぬほど生きたかった明日なんだ。



何も心に響かなくて、

目の前が真っ暗で、

自分のことが大嫌いで、

僕もその時、

あぁ、君はこんなことを思ってたんだ

って思ったよ。







優しくて可愛くて、

頭も良くてスタイルもいい。

そんな、僕からしたら完璧な君が

陰でこう言われていた。




“完璧すぎて近寄り難い…”


陰でそう言っている人にも、

それを言うのを止められなかった僕にも

腹がたった。



君を見ていると、

自分が汚く思えた。




それでも僕は、

君のことが好きだった。


誰より誰より好きだった。





だから、

僕は君がいいんだよ。





僕が死にたいと言った時、

君は心の底から心配して、

僕が死にたいと言った君に対して

思ったことと全く同じことを言った。



そして、僕の病気が悪化した時、

君の笑顔が消えた。



優しく笑っている君の顔が。



君が笑ってくれないなら、

君に心配をかけている原因が僕なら

僕は消えてもいいのかもと思った。





それでも、君は僕に言った。


“君の笑った顔、私本当に好き”

“君が毎日幸せに、

楽しく生活できるなら私はそれでいい”



僕の大好きな君が

そう言ってくれるなら

僕は何時だって笑い続けるよ。

月ヶ瀬 燈理・2022-05-05
涙は傷とかす
君のそういうとこ好き
あの時、時間を止められたのなら
希望
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小説書いてみた

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#君は1人ぼっちじゃないよ。





「死にたい。」

そう呟くだけの僕がいた。

死ぬ勇気なんてない。

空気に溶けて、

『消えてしまいたいだけ。』

別に僕だって、痛いのは嫌だ

ただただ

"生きてるって証明したかった"














宰田 笑涙 サイダ エル 16歳 女

高校生 帰宅部

好きな食べ物は辛い物。

なんで、さっき、

僕なんて言ったかって?


"私はいわゆる、LGBTだった。"


『理解者を増やして、
みんなが尊重し合える世界に。』


こういったことは、よく耳に入る。

実際、私の友達の一部の人たちも

驚きながらも理解してくれている

多分そう思う。

心の奥底で…なんて分からないから。

今は友達の優しさに浸っておこう。









ある日転校生がきた。

その人はとても物静かで、

みんな話しかけずらいようだった。











ある日その人に話しかけた人がいた。

クラスの人気者。





先生からはそう見えている、

クラスの女王。








その日からいじめが始まった。













『痛い!』

「痛い!」


『やめてください』

「お願いやめて…」





今までの自分を見ているようだった。

クラスのみんなが、

見て見ぬふりをした。


"こんなの駄目だよ…"

"今までより酷くなってる。"

友達もみんな、

上辺だけの偽善の言葉を発した。




僕は昔つけられた痕が

ズキズキと痛んだ気がした。








この気持ちをわかるのは僕だけ…?




そんなことを思ったって、

行動にはできやしないさ。











果たしてこれは、

何もできない悔しさからか。

何もできない無能さからか。

僕ってなんで生きてるんだろ_

痕になった傷に

さらに傷をつけた。

「あぁ、今日も生きてた。」

そんなことをポツりとつぶやきながら。













泣きながら助けを求める君の声が。

頬を伝う大粒の君の涙が。

悲しみを訴える君の目が。

ぐしゃぐしゃになって耐える君の顔が。

蹲って今にも気絶しそうな君が。









怖かった。

また、あんな風になるのではないかと。

また、誰も助けてくれない世界に。

また、涙で何も見えない世界に。

また、叫んでも叫んでも届かない世界に

また、痛くて寒くて地獄よりももっと
辛いような世界になるのではないかと。












僕はいつの間にか、

君の前に立っていた。









まだ話したことすらない、

クラスの女王を目の前にしていた。









「やめてください。」

『君には今までの僕みたいに
なって欲しくないんだ。』



































"いつかこんな風に僕が
誰かを救える日が来るかな"






僕は傷だらけの腕をさすって、

いつかヒーローになる夢を見ながら、

現れてはいけないヒロインを作りあげ、

独り、冷たい冷たい学校へ向かった。

霓薔 宙誚 ニジシキ ソラセ・2022-02-06
君は1人ぼっちじゃないよ
小説
小説書いてみた
小説投稿
リスカ
リスカ痕
贈り物ください
俺にしては
頑張った
いじめ
想い出の欠片
ほっと一息

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
♯空に咲いた雫、地上に降りて



『好きです。』

それは出会ってすぐのことだった。

閑野 琉愛 シズノ ルア。

名前ですら知っていた。


『はじめまして。好きです。』


なんだ、なにかのゲームか。

僕はきっと遊ばれてるんだ、。

この人は学年、、

いや、多分、

この町一番の美少女だから。

でも彼女からは

そんな声色ひとつ感じなかった。

「あの、なんで僕なんですか_

てか、僕のことを知ってるんですか」



『当たり前じゃん。』



そういった彼女は、

今にもふわりと消えそうな、

優しい笑顔で僕を見た。

なんだ、そういうタチか。

理解した。

多分この人はこういう性格なんだ。

みんなの名前を覚えていて、

みんなに話しかける。

そしてみんなに好かれる。






僕は彼女が少し気になった。






彼女は笑っていた。

僕にかけた笑顔と同じように。

沢山の友達と。

でも、

中心人物だろうと予測した

彼女はどこにもない。



なにかあったのだろうか。

いや、僕には関係ないだろう…







僕には忘れなれない人がいた







大切で

大切で

とても大切で

大好きだった









でもある日

彼女の口から

『別れよう。』

の言葉を聞いた。

僕は今でも信じられない。

信じたくない。

貴女が遠くへ引っ越してしまった。

遠距離恋愛が嫌だったのだろうか_

いや、

僕が聞いても

何も答えてはくれなかった。

どれだけ僕が嫌だったのだろうか。

天使のような笑顔からは、

そんな素振りがわからなかった_










「もっと君になにかしてあげたかった」











『ねぇ、君。』











なんだ、また君か。

も僕を呼ぶ時にはそう呼んだ。

"ねぇ、君。"

と。

僕を呼ぶのが嫌だったのだろうか


















『 "
ね ね
ぇ ぇ
君 君
。 。
私 私
の の
話 話
聞 聞
い い
て て
る よ
? 。
君 君
が が
好 好
き き
で で
す す
』 "











なにかの間違いかと思った。




本当であって欲しかった。





でも、本当だとしたら、





何故 は戻ってきたのだろう_




『やっと気がついた?笑』





透き通った目



透き通った声



考えて見ればそうだった。



全部

全部


好き通った君と比べるには


十二分過ぎた。



思わず を抱き締めた。



この人が じゃなかったらどうしよう。

この人が じゃなくて、

琉愛だったら_


そんな普通なら考えられない


馬鹿げた考えは二の次、


いや

三の次、


十の次くらいだったかもしれない。













抱き締められなかったんだ。












琉愛を。














を。













『今までごめんね。そして、

ありがとう。』


彼女はそういった。


"大好きでした。"

"幸せになってね…!"




















あれから2年が過ぎた_

僕は幸せだろうか。

君が琉愛として現れて。

君のせいで僕は

君を忘れられないのではないだろうか_

僕の幸せは、

君を幸せにすることだろう。

でも今ではもう、

そんな話は

夢のまた夢。

その夢のまた夢の夢。

くらい。いや

それ以上の話だと思う。



『僕は君を幸せにできましたか_』

"私は幸せだったよ_"














数ヶ月前、

私は彼と別れた。


大好きだった。

大好きで大好きで大好きで。




だけど別れた。



私は病気だった。

こんな話、

恋愛漫画とか、

ちょっと感動する物語とか、

そんな話。

私には関係ない話。

私は逃げた。

君に打ち明けることなく。

遠くへ。

遠くへ。


そして死んだ。


私は後悔してなかった。










はずだったけれど、

君にありがとうくらい伝えればよかった。






私はいわゆる、

幽霊とやらになった。


君に会いに言った。




どうやら君は、

私が見えていたらしい。


君に気づいて欲しくて。

君ともう一度恋がしたくて。

私は名乗った。

閑野 琉愛と。

私の名前に少し寄せた。

君は鈍感だから。

なのに君はすごく鈍感だ。

私は2週間も頑張った。

私が告白したあの言葉を言ってから

君はようやく気づいたみたい。

私の言葉、

覚えててくれて嬉しかった。



抱き締められた。

抱き締め返した。

もちろん、

触れられなかった

君の温もりを感じて、

蒸発するように消えた。

"大好きでした。"

"幸せになってね…!"





ごめんねって言えてよかった。



ありがとうって言えてよかった。




大好きって言えてよかった。




君には幸せになって欲しいよ。












これが本当のさようならだね_

♯大空仰いで愛叫ぶ

霓薔 宙誚 ニジシキ ソラセ・2022-01-30
空に咲いた雫、地上に降りて
大空仰いで愛叫ぶ
小説
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好きでした
さようなら
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おすすめに載ってたら教えて欲しいです
おすすめ載ってたら言ってほしー
めちゃめちゃ頑張ったよ
まじ俺にしては。
一人になると











【溢れたのはアイの雫】




















妹から勧められたアプリ










思ったことやポエムを投稿したり



アプリ内で友達をつくれたりする










私がこのアプリを入れてもう1ヶ月










時が経つのは意外と早いものだ










最初はただ思ったことを


投稿するだけだったのだが


今となってはポエムを投稿したりと


すっかりハマってしまった










「誰かいい人いないかなぁ」










最近は友達探し没頭してしまっている










トーク募集のタグ欄を漁っていると










ふと気になる人を見つけた










藍原 律 …










雰囲気イケメンさんだ










早速コメントしてみる










〝気になりです〟










ブブッ










〝気になりありがと〟










〝いえいえ、えとトークしませんか〟










思い切って送った1文










ブブッ










〝いいよ、話そ〟










彼はすぐ受け入れてくれた










そこからトーク画面に移って


何気ない会話を交わす










最初はぎこちない会話だったが


彼も漫画が好きだと知り、


言葉のやり取りが軽快になっていった










それから毎日のように話し


いつの間にか彼を律と呼び


彼は私を愛夢と呼ぶほどの


仲になっていた




















律と出会って2ヶ月ほど経った日










彼の病気の事について聞かされた










重い病気で治療は不可能










残り半年の命だというのだ










ショックだった










律が病気なんて想像もしていなかった










こんなに元気そうなのに…










私は相槌を打つことしか出来なかった










そんな私を見て律は











〝なんか暗くなっちゃったね


楽しい話しよ〟










そう言って場を明るくしてくれた




















律と出会って3ヶ月程経った日










しばらく反応が無かった彼から


久しぶりの返信が来た










どうやら手術を受けていたらしい










私は心配で心配で


堪らなかったというのに










律はケロッと帰ってきた










そんな彼に少し怒りを覚えたが










帰ってきてくれた嬉しさで


そんなことは吹き飛んでしまった




















律と出会って4ヶ月










律が自殺未遂を起こした










〝また来世巡り会おう〟










そう投稿を残して










その2日後










〝死ねなかったや〟


と笑って帰ってきた










何が律を殺そうとしたのか










何が律を苦しませているのか










私は何も知らない、分からない










所詮、ネット内だけの関係なのだ










そう思うとものすごく虚しかった




















律と出会って5ヶ月が経った










いつもの様に律にメッセージを送る










しばらくしても返信は無かった










その次の日










律の恋人さんから連絡が来た










昨日律が倒れ、今夜が山場だと


医師に診断されたことを


知らされた










私は神に願った










『律が生きて帰ってきますように』










神なんて今まで信じてなかったが










居るか居ないかも分からない神とやらに


縋り付いてでも律に生きて欲しかった










次の日










律がこの世を立ったと告げられた










突然過ぎて泣きたくても泣けなかった










律の恋人さんが


律のメモ帳に書いてあったという


私宛の手紙を送ってくれた










〝愛夢へ










これを読んでるってことは


俺死んじゃったのかな?










これ言ってみたかったんだよね(笑)










最後って言うのに


手紙って形になってごめんね〟










律らしい文に泣きそうになる










〝愛夢には何度も救われた










本当に本当にありがとう










何となくで始めたこのアプリで


君に出会えてよかった










幸せだったよ










空から愛夢の事見守ってるな










大好きだよ、大好き〟










私も大好きだよ










〝俺の事忘れんなよ?〟










忘れられるわけないじゃん










〝幸せになってね〟










なれないよ、君のいない世界でなんて










〝今日も生きててくれて


頑張ってくれてありがとう


明日も気ままに生きてけよ










愛夢が大好きな律より〟










…ははっ










思わず零れた乾いた笑み










律らしい手紙










律からの最後の手紙










もう話したくても話せない










もう手の届かない場所まで


いってしまったから










あぁ、今、


どうしようもなく君と話したい










目から零れ落ちる透明な雫










あれ、止まんないや










「…っ、り、つ…ぅっ」










ただのネット内だけの


関係だったはずなのに


いつからか私の中で


大きな存在になっていたようだよ










そんなこと今更気づいても遅い










だってもう、律は居ない










泣いたって泣いたって律は戻ってこない




















だから最後に君に言えなかった言葉を


空の上にいる君に_




















「愛してるよ、今もこれからも」




















来世、また出会おう










君が何処に居たって










君がどんな人だって










必ず君を見つけ出すから

桃薇 兎楼_ばいばい・2021-06-17
溢れたのはアイの雫
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別れ
来世
会おう
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独り言
勝手に書いちゃったよ
中々の出来だと思うんだけど
あー、怒られちゃうかなぁ
ごめんね、
大好き












【青い春に君と2人_】(下)






























「ねえ、れいちゃん。今日空いてる?」










放課後、一ノ瀬くんに話しかけられ



読み途中だった小説に栞を挟む










「んーと、うん、空いてるよ」










今日の予定を頭に浮かべ



用事がないことを確認する










「よかった。じゃあ俺とデートしよ」










「へ?」










いやいや、


今日初めて会ったばかりだというのに



デートは抵抗がある










1人で混乱していると



頭上からクスクスと笑う声が聞こえた









「ごめんごめん、冗談だよ



れいちゃんと行きたい場所があるんだ」










どうやらからかわれただけのようだ



むっとしたが私と行きたい場所という



ワードが気になり



そんな気持ちはどこかへ行ってしまった










「私と行きたい場所って?」










「ないしょ」










くだらない会話をしながら校舎を出て



一ノ瀬くんに着いて行った






























「ここだよ」










着いたのはごく普通の公園










_のはずなのに










「ここ、知ってる気がする」










なぜかそんな気がした










ブランコ、滑り台、鉄棒…










見慣れた風景のように映るのはどうして?










「…れいちゃん、ブランコ乗ろ」










もう既に乗っている一ノ瀬くんの



隣のブランコに座った










「ちょっと俺の昔話をしようかな」










昔話…?










一体この公園と彼の昔に



何の関係があるのだろうか










「…俺、幼稚園児くらいの歳まで



この町に住んでたんだ



その時にこの公園で



よく一緒に遊んだ女の子がいた



その女の子が…れいちゃんだよ」










は、彼はなにを言っているのだろう










私と一ノ瀬くんは今日初めて会ったんじゃ…










ズキズキと痛む頭を抑えながら彼の話を促す










「ある日、いつものように



君とこの公園で遊んでた



その日はボールで遊んでたんだ



俺の投げたボールが



道路の方に飛んでいっちゃって



道路側に居たれいちゃんが取りに行った」










ズキズキと頭痛が激しくなる










まるで彼の話を聞くことを拒否するかのように










「ボールを追いかけていたから



きっと車道に出ていたことに



気づかなかったんだろうね



君は…走っていたトラックに轢かれた」










ふっと頭の痛みが消え、体が倒れる感覚










最後に見えたのは雲一つない青空と



焦ったような一ノ瀬くんの顔だった






























…あれ、ここは?










あ、そうだった



りょーくんと遊んでるとこだった










りょーくんが投げたボールが



公園の外に飛んでいく










もうっ、飛ばしすぎだよ










追いかけて追いかけてやっとボールを捕まえた










りょーくんのとこに



戻ろうと思って顔を上げたら



今まで感じたことの無いくらいの衝撃と痛み










あれ、体動かないや










『…れ、いちゃん』










りょーくん?










なんで泣いてるの?










声を出そうとしても空気を吐くだけ










『れいちゃん、れいちゃんっ』










もう、泣かないでよ










なんでかな、りょーくんの顔が霞んで見える











『りょ、くん、だいじょぶ、だから』










力を振り絞って出した声とともに



意識を手放した






























…ん、あれここは










重い瞼を開けると真っ白な世界










ここ病院か










さっき倒れちゃったんだっけ










「れいちゃん?」










あぁ、思い出したよ、全部



君は一ノ瀬くんじゃない










「りょーくん」










「…れいちゃん、思い出したの?」










「思い出したよ、君はりょーくんでしょ?



おっきくなったなぁ」










体もがっちりしてるし背も伸びた



あの頃の君からは想像できないな










「…ごめんね」










少し震えた声で呟いたりょーくんの目は



濡れている










「…何に謝ってるの?」










純粋に分からなかった



君は何を謝っているのか










「俺のせいで、



顔に一生残る傷も出来ちゃったし



それに記憶も…」








傷…



顔の傷に手を当てる










今まで気持ち悪く感じていた傷跡も



今は何も思わなかった










「許すよ」










出来るだけ優しく呟いた










私は君を恨んでない、大丈夫だよ



という思いを込めて










「っ、なんで。ずっと後悔してた



あの日俺がボールを遠くに投げなかったら



あの日れいちゃんじゃなくて



俺がボールを取りに行ってたらって」










苦しげに叫んだ言葉はきっと



りょーくんの本音










「ばかだなぁ



りょーくんが記憶を失くして



顔に傷がついちゃったら



私の方が何百倍も辛いよ」










もしあの日、轢かれたのがりょーくんだったら



想像するだけで苦しくなる










「だから、いいんだよ



もう後悔はしなくていいんだよ



私が全部許すから」










だから










「もう、私の事で苦しまないで」










そう言った私の目の前で君は










一粒の雫を流した










その雫はただただ綺麗だった

桃薇 兎楼_ばいばい・2021-07-03
青い春に君と2人_
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【青い春に君と2人_】(上)




















「気持ち悪」



やめて、言わないで










「名前と顔、全然違うじゃん」



お願い、もうやめてよ










「あっち行けよ」



誰か、助けて…










「_れいちゃん」










さっきの刺さるような声とは違う










陽だまりのような温かい声










その声は微かに震えている










「れいちゃん、ごめんね」










君は、誰?






























「れーい、いい加減起きなさい



遅刻するわよ」










遅刻というワードで一気に目が覚める










「やっと起きたわね」










少し怒ったような顔をして



こちらを見てくるお母さんの口調は



いつも通り優しい










「おはよ、お母さん」










「おはよう、早く準備しなさいよ?



お母さんもう行くからね」










そう言うお母さんは



ビシッとスーツを着こなしている










お母さんは私が中学生の頃、



お父さんの浮気が原因で離婚した










シングルマザーとなったお母さんは



朝から夜までほとんど仕事だ










「うん、行ってらっしゃい」










「行ってきます」










そう言ってお母さんは部屋を出た










私は布団から出て洗面所で顔を洗う










目の前の鏡に映るのは醜い顔










まだお母さんとお父さんと



一緒に暮らしていた頃



車に轢かれて顔に大きな傷が残った










_らしい










私は事故の時の記憶がない



事故に遭ったことはもちろん、



事故に遭う前の



幼い頃の記憶まで失ってしまった










長く伸ばした前髪は醜い傷を隠すため



と言っても



さすがに髪だけで傷を隠すのは難しく



どうしても見えてしまう部分があるのが難点だ










軽くくしで髪をとかす










学校へ行く支度をして家を出た






























「おはよー」










「おはよ」










飛び交う挨拶が私にかけられることはない



高校に進学してから



友人と呼べる人はいないから










中学生時代、傷が原因で虐めに遭った



それ以来傷を見られるのが怖くて



人との関わりを極度に避けていた



その結果だろう










1番後ろの窓際の席で1人黙々と小説を読む



小説は好きだ



現実ではただの空気と化している私も



まるで物語の主人公になれた



ような気になれるから










「HR始めるぞー」










はぁ、もうそんな時間か










読んでいたページに栞を挟み小説を閉じる










「今日は転校生が来ている、入れー」










こんな中途半端な時期に



転校生が来ることは珍しい



まあ、私には関係ないことだ










「一ノ瀬 陵です。よろしくお願いします」










「一ノ瀬の席は、、神崎の隣だな」











げ、よりによって私の隣とか運が悪い










「…れいちゃん」










「っえ?」










今なんて言った?



私の名前はまだ知らないはずだ



それなのに彼は躊躇いなく私をれいと呼んだ



何処かで会ったことがある?



記憶の中をくまなく探したが


一ノ瀬 陵なんて名前は見つからなかった










「ではHRを終わる。



一ノ瀬、分からないことは


俺か神崎に遠慮なく聞けよ」










「はい、分かりました」










いつの間にかHRが終了していた



先生が教室を出たのを合図に



一ノ瀬くんの席の周りを囲むように人が集まる










「ね、何処から来たの?」










「東京」










「好きな音楽あるー?」










「ある」










一ノ瀬くんは次々に出される質問に



戸惑うことなく淡々と答えていった










簡潔すぎる彼の回答に



彼の席を囲っていた人は



興味を失ったかのように



自分の席に戻って行った










「…れいちゃん」










まただ



彼はなぜ私の名前を知っているんだ



この際、聞いてしまおうか










「なんで名前知ってるんだって顔してるね」










図星を突かれ目を見開く










え、そんなに顔に出ていただろうか



…と言うか今、彼は私の顔を見たのか



醜く大きな傷を見たというのに彼は



そんな傷は見えていないかのように


私に話しかけた



普通なら気まずい顔をしたり、


怯えたりするのに










「…私の顔の傷、


見たのに普通に話しかけてくれるんだね」










気づいたら口から漏れていた



そんな自分自身にびっくりする










「顔の傷なんて気にする方が変だよ



大切なのは見た目だけじゃないでしょ?」










当然のように言い切った彼の言葉が



傷だらけの心に滲んだ










「そっ、か。



そう言ってくれたの一ノ瀬くんが初めて



私自身もこの醜い傷が怖いくらいなの」










お母さん以外、初めてだった



私の傷を受け止めてくれた人は



私自身でも受け止めきれないほどの醜い傷を










「れいちゃんは醜くないよ。



それにその傷は、____」










「では授業を始めまーす」










最後の言葉が周りの声に


掻き消され聞き取れなかった



聞き返す前に授業が始まってしまい、



聞くタイミングを見失ってしまった



なんて言おうとしたのだろう



授業はその事を考えるので終わってしまった

桃薇 兎楼_ばいばい・2021-07-01
青い春に君と2人_
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【不条理な世界に終止符を_。】(下)




















プシュー










…着いたようだ










この時間帯は人が少なくて助かるな










彼と会う約束をしたのが2日前










この駅で待ち合わせだ










と言っても顔も声も知らない他人を


見つけ出せるか正直不安なところもある










しかしそんな不安も杞憂に終わった










「あの、もしかして…」










「あ、このアプリの?」










話しかけてきた男性にアプリを見せる










「そうですそうです、


よかった合ってた」










柔らかく微笑むその顔は


暴力を受けている人には見えなかった










「とりあえずカフェでも行きませんか」










そんな彼の提案を受け入れ、


駅の近くにあったカフェに入った




















注文したアイスミルクティーで喉を潤す










「えと、お名前聞いてもいいですか?」










あぁ、そういえば


お互い名前も知らないのか










「亜美です。貴方は?」










「あみ…。可愛い名前だね。僕は奏汰」










可愛いなんて言われたのは


小さい頃ぶりで少し照れくさい










「かなたさん、」










「あ、呼び捨てでいいよ」










「…かなた」











「ん?」










自己紹介は済んだ、


さっさと本題に入ってしまおう










「かなたは本気で死にたい?」










ずっと疑問だった










彼は本気で死にたがっているのか










それともただ興味本位で


会いに来ただけなのか










「死にたいよ」










さっきよりも遥かに


かなたの声のトーンが下がった










あぁ、本気なんだ










たったその一言で決意の重みが分かった










「逆にあみは本気で死ぬ気ある?」










そう聞かれて今までを思い返すが










私に生きる理由なんかないし










私が死んで泣いてくれる人もいない










私はいつだって指図されて生きてきた


壊れた人形のような存在なのだから










こんな虚しく無情で


不条理な世界にもう用は無い










「死にたい」










「…そっか」










彼は一瞬俯き悲しげに微笑んだが










すぐに顔をあげ


「じゃあさ、海行こうよ」


と言った




















海に来たのは私もかなたも


生まれて初めてだった










「あみ、見て。シーグラス!」










太陽の光を反射して


キラキラ輝くシーグラスを


かなたは満面の笑みで私に見せてくる










「これあげるよ。プレゼント!」










私の手を優しく取りシーグラスを握らせ


満足気に笑った




















ふと上を見ると


茜色に染まってた空が見えた










もう時間だ










「そろそろ逝こっか」










私が言うとかなたは


「そうだね」と寂しそうに笑った










_死に場所はこの海にした










私とかなたの唯一の思い出である


この場所で










「怖い?」










かなたと手を繋いで


海の底に向かって歩く










「ちょっとね」










正直に答えた










「ほんとに死ぬの?」










かなたが問う










今更止めるなんて薄情なことはしないさ










少し微笑みながら










「死ぬよ、かなたとなら天国行けそう」


なんて冗談を言ってみる










「かなた」










「ん?」










「ありがとう」










主語のないありがとう










その一言だけで十分だった










かなたは、今までの中で


1番柔らかく笑って呟いた










「こちらこそありがとう」




















片方の手をかなたと繋いで










もう片方の手はかなたに貰った


シーグラスを握って










さあ別れを告げようか










_さよなら、不条理な世界

桃薇 兎楼_ばいばい・2021-06-14
不条理な世界に終止符を_。
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心中

はじめましてっ! 

というか、裏垢なんてすが…

これからSnow Man、
    SixTONES、
    King & Princeを
中心として、物語を書いていこうと思います!

私の担当ばかり出てくると思いますが、
ぜひぜひリクエストしてください!
(♯ジャニーズリクエスト から自分のアカウントで投稿してください!)

(渡辺、目黒、森本、神宮寺)

基本ラブコメ、学園物が多いかなと考えています。

ぜひ読んでください!

ジャニーズ 妄想物語・2021-08-22
ジャニーズ
SnowMan
SixTONES
King&Prince
深澤辰哉
佐久間大介
渡辺翔太
宮舘涼太
岩本照
阿部亮平
向井康二
目黒蓮
ラウール
髙地優吾
京本大我
田中樹
松村北斗
ジェシー
森本慎太郎
岸優太
平野紫耀
神宮寺勇太
永瀬廉
髙橋海人
妄想物語
小説書いてみた
小説
ジャニーズリクエスト

[俺の前から消えるなよ]

ある日突然君は、、いなくなった。
はぁはぁと、息を荒くしながら君を探し回った。
-----------------------------


「やっと見つけた」











結翔は、1人学校にとぼとぼと行っていた。
よっ

結翔の肩をポンと誰かが叩いた。
――遥香だ…
遥香は、小さい頃から幼なじみで、幼稚園の頃からずっと一緒だ。まぁ、仲良しってことかな?

「ねぇ、結翔。好きな人いんの?」
急に言われて、ドキッとした。
「えっ…いないけど?な、なんで?」
と、とっさに聞き返した。
「んーん。なんでもー!」
遥香は、そう言って早歩きで学校に行った。
「ちょ、ま、待てよ…」
俺も早歩きで遥香を追った。



授業中も、遥香に聞かれたあの質問を考えていた。
なんで聞いたんだろう。疑問でしかない。
そう考えていると、いつの間にか、4時間目が終わろうとしていた。――あっという間、、、。


給食が終わり、昼休みになった。俺は、比較的、外で遊ばないタイプ。だから、教室で、本を読んだり、勉強したりしている。
逆に、遥香はというと、俺と真逆で、外でガンガン遊ぶタイプ。すごいな、、、。
┈┈┈┈┈┈┈って、なんで俺遥香の事考えてんだ?
顔が真っ赤になった。
そう、遥香の事を考えていると、ちょうど華が、
「ゆーいーとー」
俺を呼んでいた。ガタガタッと、椅子から離れて、遥香の所に向かった。そしたら急に、
「はい!」
と、封筒をもらった。薄ピンクの封筒だった。
「…これ何?」
驚いている俺に遥香は、
「まぁまぁ。12月24日になったら開けてよ。」
なんの事だか分からず、お、おう…としか言えなかった。

結翔は、気づかなかった。この日に何が起こるということを。


遥香は、封筒を渡して以来、俺を呼びに来なくなった。時々、すれ違うけど、少し暗い顔をしていた。

「┈┈┈┈┈遥香…」



そして向かえた12月24日...。

遥香は、突然いなくなった。
俺は、はぁはぁと息を荒くしながら、遥香を探し回った。
ふと、気づいた。遥香から、もらったあの封筒を。
俺は、あのまま、ポケットに入れたままだった。
震える手で、ぐしゃぐしゃになった封筒を静かに開けた。


結翔へ

やっほー!結翔!ちゃんと約束守ってくれたんだね。ありがとう。
あのね、結翔、私、もうすぐ、転校するの。
ごめんね?今までずっと黙ってて。だから、結翔に言っとく。


結翔、私、結翔の事、好きだよ。ずっと、好きだった。手紙で、伝えたくなかったけど。好きだよ。
ありがとう。これまで。遠くに行くけど、忘れないでね?


ありがとう。


             遥香より


涙がでてきた。どうしてだろう、、、。
そうか、俺、遥香が好きなんだ!
俺は、また、走り出した。
遥香が幼稚園の頃からずっと好きだった場所。


キリンが目印の公園。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈居た…!

「あ、結翔!やっぱり、来てくれたんだね。」
俺は、遥香に抱きついた。そして、
「遥香、俺も好きだよ。ありがとう。」
遥香は、「私も嬉しい!」





その後のことは、覚えていない。
遥香は、遠くに行ってしまった。
今では、時々、遥香と会ったり、デートしたりしてる。


俺は、今でも忘れない。遥香との思い出を。


























感想良かったら、下さいm(_ _)m

羽澄・2021-11-07
小説書いてみた

~白い死神~ 第0話 プロローグ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私が彼に出会ったのは
今から半年ほど前のこと…




私の名前は森本未来(もりもとみらい)
中学2年生だ。

友達の岩倉舞(いわくらまい)の誘いで
私はバレーボール部に入った。
練習は辛いが、楽しいこともたくさんある。
舞とも上手くいってる。


ある日曜日のとこ、、、、
この時は何も気づいてはいなかった。
この日が私の人生にとって
忘れられない日になることを…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後まで読んでいただき
ありがとうございましたm(_ _)m
また、続きが書けたら
続きもぜひ読んでみてください。

しんしん・2022-02-25
小説書いてみた
フィクション

~白い死神~ 第7話 天空神ウラノス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後、サーブ練、スパイク練
などを終え、12時となった。


「あー、舞、、また朝ごはん食べてないの?」

「ええっ、何!?なんで??
未来、エスパーでも手に入れたの!?」

「ふふーん!!エスパー手に入れたんだー!!」

“まぁぶっちゃけの話、マスク越しに舞の
笑みが漏れてただけなんだけども…
まあ、黙っとくか笑”

“今日はゆっくり男子のゲームでも見ながら
お昼ご飯食べるかぁ、、、”


…それからギャラリーへ登り、
みんなでご飯をたべる…


そこで、未来達が目にしたのは、
とんでもない光景だった。


「ボールが…全く落ちてない…」


まるで、そこのコートだけ、
“重力”がなくなったかのように

しんしん・2022-04-06
小説
小説書いてみた

小説をこれから書いていこうとおもいます。

恋愛小説なので苦手な方は、ご遠慮ください。

不未(低浮上)・2021-08-26
小説
小説書いてみた

「初めまして幸せさん」








あのね、幸せさん私ね


ママ大好きなんだ。


前はね絵本を読んでくれたり


してくれたの


でもね、家にねパパじゃない男の人


が来るの。


ママは男の人が来ると、


私をお外に連れて行っちゃうんだ。


寒く暗くて怖かったんだよ


ママの言うことを聞かないとね、


とっても怒った顔をして私を叩くの。


本当はママはそんなこと


したくないんだよ。


私が悪い子だから叱ってくれてるの


今日だってママを困らせたくないから


お外にいるの。


ねぇ幸せさん、幸せって何だろうね


ママは今幸せかなぁ


幸せさん、寒くて眠くなってきちゃった


おやすみ幸せさん


明日はママが絵本をまた読んでくれます


ように。

翼姫・2022-03-02
小説書いてみた
初めまして幸せさん
読んでくれると嬉しい
虐待

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