#帰り道

無理は言わないからさ

君の隣にいたいです。

ロングスカートはお揃い

校則違反の二人乗り

西日は嗤ってた

えっ？えっ？怖っ
全身黒の服にズボンにマスクの人に
盗撮されたかもしれない…（笑）
明らかカメラこっちに向いてるし
カシャッって聞こえたし
早足でどこか行っちゃうし…

えっ。気の所為だよね…？
たまたまだよね？
別の何かをやってたけど、
たまたまカメラのシャッター音
に似てたっていうだけだよね？
私なんか撮っても価値ないのにな

帰り道の時のこと

？？｢あのー…」

私｢？はい。私ですか？」

？？｢はい。あの、もしかして桜愛先輩ですか？」

私｢…？えっと…名前はあってますが…どちら様です？」

？？｢えっと、○○中学の今3年です。悠人っていいます(偽名）」

私｢おぉ…。私の中学と同じところってことは、後輩…？」

悠人｢そうですね」

私｢ごめんなさいね。全然わからなくて💦」

悠人｢笑いいです！気にしないでください」

私｢ありがとう笑ところで、私に何か用でもあるんですか？」

悠人｢桜愛先輩って、吹奏楽部でフルートやってた人ですよね？」

私｢？？はい」

悠人｢ずっとその演奏見てから気になっていたんです」

私｢？？何を？」

悠人｢え。桜愛先輩のことをです。」

私｢あ。演奏に何か言いたいことがあるのかと…笑」

悠人｢いや！笑俺は全然そういうの出来ないので何も言えません笑笑」

私｢(そういえば、ここ中学の近くだなぁ。それでたまたま何かあって見かけたのかな？）そうなんだ笑」

悠人｢はい！それで、桜愛先輩が気になってて」

私｢おぉ……何故…」

悠人｢なんか、素敵だなって思ったんです！！あのクリスマス発表の時に好きなんだなって確信しました」

私｢クリスマス発表…？」

悠人｢？先輩あれですよね？クリスマスのなんかリボン型の髪留めを両方につけてフルート演奏してましたよね？」

私｢あぁ…笑友達がつけてって言ったからつけたやつか！うん。つけてたね」

悠人｢めっちゃ可愛かったです」

私｢それはどうもありがとう笑」

悠人｢はい！…って桜愛先輩って今付き合ってる人とかいるんですか？」

私｢うん。いるよ？（なんでそんなこと聞くんだろ？）」

悠人｢えっ…」

私｢？？？どうかしたの？」

悠人｢いや､いなければ良かったなと思って…笑」

私｢何故に？笑」

悠人｢桜愛先輩のこと好きなので」

私｢ほう。ありがとう？笑」

悠人｢恋愛的な意味なんですけど。理解してますか！？」

私｢あ。えっ。そういうこと！？笑笑なんで付き合ってる人とか聞くのかなって思ってたけど…。そういうことか！！」

悠人｢桜愛先輩…鈍感なんですか…？」

私｢ご、ごめんね💦鈍感ではない！！分からなかったの。本当にごめんね！！」

悠人｢多分それを鈍感って言うんだと思われます」

私｢そっ、そうなの？じゃあ鈍感でした…笑ごめんね？」

悠人｢いいですよ笑その変わり俺と付き合いません？」

私｢えぇ…。それは無理かな…笑気が付かなかったのは申し訳ないと思ってるけど、それとこれは違うし。」

悠人｢俺はマジなんですよ？」

私｢マジと言われましても。」

悠人｢そういえば、桜愛先輩体育祭来てましたよね？」

私｢う？うん。そうだね(話変わるなぁ笑）」

悠人｢なんか撮ってましたよね？動画を」

私｢う、うん」

悠人｢玉入れ撮ってましたよね？」

私｢え。そうだけど…なに？」

悠人｢誰を撮ってたんですか？明らかに誰かを撮ってましたよね？？」

私｢あぁ！笑笑あれは、なっちゃんを撮ってたの！自分の後輩だから」

悠人｢なっちゃん…。あ。隣の組の。そうなんですか…。てっきり俺かと」

私｢いや。まず今会っても分からなかったのに撮るわけないでしょ笑」

悠人｢でも、話したことありますよ」

私｢え。いつ？」

悠人｢覚えてないんですか？何回かありますが…1番印象に残っているのは荷物運びですね。大掃除のときの」

私｢え。何か話したっけ？笑」

悠人｢話しました。荷物、持ってくれたじゃないですか。『大丈夫？半分持ってあげるよ！』って言ってくれたのは桜愛先輩ですよ」

私｢あー…。えっと…記憶が曖昧です…笑」

悠人｢その時に運びながら話したじゃないですか。いろいろと。」

私｢うぅ…。ごめんなさい…笑覚えがないです…」

悠人｢無意識に手伝ったってことですか！？」

私｢？？うん。多分。」

悠人｢…せめて覚えいられるようにしてください。結構ショックです」

私｢ご、ごめんなさい…笑」

悠人｢いいですよ。彼氏さんとはどのくらいなんですか？」

私｢5ヶ月かな！」

悠人｢つまり、俺が中学の時に告白していれば俺と付き合っていた可能性もあったっていうわけですね？」

私｢あぁ…。どうだろう？笑それはわかんないかな。男子というものにまず興味がなかったし…。（玲とか楓とかの話を聞くので手がいっぱいだったし…）」

悠人｢そうなんですか。」

私｢うん。なんか…ごめんね？その…落ち込ませてしまって(?)」

悠人｢いや。大丈夫です。俺は諦めたりしないので」

私｢いや。諦めてほしいかな！？なっちゃんはどう！？可愛いよ笑」

悠人｢いや。ちょっとわかんないです。」

私｢分かんないって…笑なっちゃん可愛いのになぁ」

悠人｢…次会ったら見てみます」

私｢…！うんっ。是非！あ。でも、意地悪はしないで！嫌がったりすることもダメね」

悠人｢俺…なんだと思われてます？」

私｢いや…。一応！！言っておかなければ？」

悠人｢わかりました。でも、まだ好きなので。桜愛先輩のこと」

私｢…うーん。それは困るなぁ。私は彼氏さんいるし。」

悠人｢大丈夫です。迷惑はかけません。俺の一方的な気持ちなので」

私｢そっか。素敵な恋、出来るといいね！あと、受験頑張ってね笑」

悠人｢ありがとうございます笑」

私｢はーい笑じゃあね！」

悠人｢はい！」


名前と顔は覚えるのが不得意で申し訳なかったな
なんでこんなにも声かけられるのか
不思議でならん

帰り道でクラスメイトの男の子と偶然会った話
（クラスメイトの男の子を勇くんと呼びます）

アルバイト帰り…

私「疲れたぁ…。外暗！！怖いなぁ」

？？「お！あれ！？」

私「うわぁっ。なに！？だれ！？！？」

勇「俺！！勇！！」

私「あ。え！？あれ？（笑）なんで？？」

勇「バイト帰り！！」

私「あ…そうなの？（笑）ごめんね。暗いからびっくりしちゃってつい…！（笑）」

勇「いいよ。別に（笑）」

私「自転車なの？いいなぁ」

勇「そうそう。でも、いいや。漕ぐの面倒だから、引いて歩く」

私「（笑）えぇ？絶対に漕いだほうが楽だよ？」

勇「いいの。歩くから！痩せなきゃね」

私「（笑）（笑）ならいいけど…どっちに帰るの？私ずっと真っすぐだけど」

勇「俺も俺も。じゃないと帰れん（笑）」

私「あ。一緒なのね（笑）じゃ、何か話して帰る？」

勇「いいよ。話して帰ろ」

いろんな話をして…

私「じゃ、またね。勇くん。学校でね」

勇「うん。学校でねって言っても話しかけてこないけどね。君」

私「えぇ？そうかなぁ。それは…ごめんね？（笑）」

勇「別にいいけどさぁ…。たまにはこっちの仲にも入ってきてね？」

私「（笑）（笑）うん！ありがとう」

帰る時の出来事

猫ちゃん｢ニャー…」

私｢あ！朝ご飯ねだってきた猫ちゃん！」

猫ちゃん｢ニャー…ニャー…」

私｢なぁに？拗ねちゃってるの？笑」

チラッとは見るがそれ以外は
気に入らないというような
感じでそっぽを向いている猫ちゃん

私｢怒らないでよ~…。(ちょっと近づいてしゃがむ)」

猫ちゃん｢……ﾆｬｯ」

私｢じゃあ私帰っちゃおうかなぁ？(立ち上がって行こうとする)」

猫ちゃん｢ミャ…(こっちに寄ってくる)」

私｢笑笑朝は相手してもらえなくて寂しかったんだよね？ごめんね？猫ちゃん。許してくれる？」

猫ちゃん｢ｺﾞﾛｺﾞﾛ…(喉を鳴らしてる)」

私｢うんうんっ。そっかそっか。寂しかったのか！可愛いねぇ。猫ちゃん。(撫でてあげる)」

なんか私の周りをぐるぐる回ってスリスリしてくる

私｢猫ちゃーん？？私猫アレルギーなんだってぇ。そんなスリスリされたら後で毛が…笑」

猫ちゃん｢……ニャー…」

私｢嫌がってないから！アレルギーだからっていうだけだよ！そんな悲しそうにしないで~」

猫ちゃん｢ｺﾞﾛｺﾞﾛ…」

私｢懐かれてしまった…。私そろそろ行かないと、猫ちゃん」

猫ちゃん｢にゃあ……」

私｢いつもここ通ってるから、明日またここにおいで？また遊ぼう？」

猫ちゃん｢ニャー」

私｢うんうん！分かってくれてありがとう。じゃあね！猫ちゃん」

猫ちゃん｢ﾆｬｯ…」

何故かついてくる猫ちゃん

私｢ね、猫ちゃーん！？なんでついてきてるのぉ…笑明日だよ！明日！！今日はもうおしまい！」

猫ちゃん｢ニャー…ニャー…」

私｢また明日ね！猫ちゃん」

猫ちゃん｢ニャー！」

今度はちゃんと帰ってくれた

可愛い…笑

遠回りしようよ

君ともっと一緒にいたいなんて
言えないけど

少しの時間だけは
君を独り占め

帰り道、
独りで空を見上げては"消えたい"と願う日々。

あんな時期もあったなと思うが
今も心のどこかでそう願い、死を恐れる私。

明日が憂鬱な暗い帰り道。

街には沢山の光。

特別賑わっている訳ではないけれど
寂しくはない街。

そこへの電車から見る景色は綺麗だ。

少し光が反射した河の水面。

街の夜景。

数秒もしたら河はすぎ、眩しげな街に変わる。

心が沈んでいる時ほど輝いて美しく見えた。

帰り道。
今日も電車からの夜景が美しい。

気持ちが沈んでいた私に、

「一緒に帰ろう」

そう言ってくれた。


またあなたに救われちゃったね。
情けないや、私。

居場所なんてないのに
何を目指して歩くんだろう

帰りを求められてないのに
どうしてこの道を歩くんだろう


何で僕は泣いてるんだろう

本当は君と並んで歩きたい
でも、そんな勇気は出ないから
今日もまた君の背中を見つめて歩く

あ、と思った時にはもう遅くて。

気づいた頃にはもう電車が進んでた。


帰り道

心の中一人で

あぁー、、手振りたかったぁ、
って

少し後悔。

好きな人の条件って

好き勝手言ってるけど、本当は、

そんなものないよ。

結局、好きになっちゃったら、
どうでも良くなっちゃったの。


帰り道、大嫌いな家に帰るのが、
とっても憂鬱でため息をついた時

君が強く背中を押して

「また後で」って

私との約束、

覚えてくれてたの忘れない。


遊びたいねって冗談、叶えてくれてありがとう。







また、下向いて歩いていたら
勇気づけて欲しいな…なんて。



あの時と同じくらい寒い日、

足跡は一人分しかない。