#心

心の壊れてゆく音は静かで

手遅れになるまで人は気づけない

本当に伝えたい言葉ほど

口に出せないまま終わるの

大丈夫じゃない人ほど、
『大丈夫。』

そう言って笑うんだ。

たった一言で簡単に

心は脆く砕けていく

人間として愚かな部分のその余るほどの苛烈さ。

自分に優しい言葉を

かけてくれる人はいない

だから自分自身で自分を褒めなきゃ

そうしないと心が壊れる

心が哀しい時に笑うのは何故？

泣きたい時に笑顔を作るのは何故？

見える物が全てではない
見せる物も全てではない
心の持ち主は、分析者に適していながら
解読者にも伝達者にも適さない時がある
１番の理解者になれない時もある

視線と同じように

君の心と私の心も

見つめ合えたらいいのに

私は貴方が居てくれたから
強くなれた
貴方が居ない今では
心に塞がらない穴が空いたまま

心に雨が降っていた私に
君は太陽を照らしてくれた

容赦なく時間が進み
花溢れる季節になろうが
空に見える太陽が熱を増そうが
あの日の笑顔も涙も
私たちの心から消えはしない
何度、時計の針が回ろうと
私の心は変わらない

二人、背中を合わせて座ろう

口を閉じて

生きている熱を感じながら

同じ時を過ごそうよ

心に言葉で触れるのは

お互い、もたれかかれたらね

俯く君を力いっぱい抱きしめるから

どうか君を襲うもの全て潰れてくれよ

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# 心の水準値


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