#星

離れゆく君を引き止める言葉なくし

溢れる私の涙は空に零れて星に還る

美しいものに見惚れていた
星のような 儚くて美しいもの。

目線を外して ふと鏡が視界に入った
鏡で反射する自分の姿が
あまりにも醜く見えて仕方がなくて



ただひたすらに いなくなりたかった
自分のような 醜いものは

星になることさえ許せない気がした

星が堕ちたら 迎えに行くよ



ーーー


― Lore ―
ロア


空を見上げるあなたに 綺羅星の中の一欠片を。


ーーー

星 宇宙系統の詩を あなたに綴ります
雨夜の星であっても 祈りを織りながら。

時々 それ以外の系統の詩やポエムも綴ります。
願いを込めた 一通の手紙を捧げましょう。

ーーー

しかしながら 私もしがない人間であるために
内情を曝すこともあるでしょう。

あぁ恨めしい。
私が星屑の星1つであるならば
こんなことも無いというのに！　

私は星ではありません。
美しく煌めく星になりたかった
現在を待ちわびる ただの人間です。

ーーー

宵の明星を見つけたら
いつかまた会える日まで。

ーーー

好き返し、好き感謝の贈り物は不要です。
お気になさらずとも きっと
星影があなたを祝福してくれるでしょうから。

星を繋げると
星座になるように




あなたと手を繋いでいられたら
愛になったのかな。

君の隣で空を見上げる

その願い事が叶うように

今は離れ離れの夜だけど

いつかは君と過ごせたら

キラッと光るその一瞬
密かに想う願い事
誰にも話さない内容を
自分中心にできない私は
あの笑顔には敵わない
君が幸せになりますように

ふと見上げた空

君がいるだけで

幸せに感じるの

あの星空が綺麗だったのは

隣で笑う君がいてくれたから

お星様になった
あの人は
今は空で
輝いている
いつか
逢える
その日まで
輝いていて

哀愁

海に揺られる星砂は輝かない

「私も 空に煌めく星であれたなら」と
光を失い 地に堕ちた星

ただ広く蒼い海を漂っている

夜空を見上げて
宝石を散りばめたような
煌びやかな星々を見て

まず最初に思い浮かぶのは
君のこと

夜の帳　澄み渡る空　さらさらと
星も心も　揺られ鳴るかな

よのとばり　すみわたるそら　さらさらと
ほしもこころも　ゆられなるかな

夜の帳が下りてきた。
冬の澄んだ空気で、星たちは鈴の音が
聞こえてきそうに揺れている。
同じように、
私の心も揺れて鼓動が鳴っているよ。

星を紡ぐ天文学者
記憶を紡ぐ写真家
旋律を紡ぐ音楽家

言ノ葉を紡ぐ人の子