#暖かい

「一緒に頑張ろ！」

綻んだあの子の笑顔が

未だ僕の頭に張り付いていて

いつの間にか何かの魔法に

かかったかのように

僕の心が暖かくなっていく。

暖かいような寒いような
春と冬の間

青が見えそうな見えなさそうな
晴れと曇りの間

まだ冷たさを含む追い風を受け
風の行く先に目を向ける

何になろう、何を目指そう

動きの速い曇、隙間からは何が見えるだろうか
空の青か、日の赤か

夢の中だけでも良いから

君の救いの手となりたい

君の心の支えとなりたい

そうやって空に願い事

幸せってなんだろう
君がいると
心が暖かくなって
世界が明るく見えるんだ

これがきっと私の幸せ。

見つけたんだよ キミに似合う色

明るめの鮮やかな赤紫色。

探したんだよ キミに似合う季節

それは優しさを詰め込んだ季節。

色付けた頬が知らせる

もう君は成長したと

もう君は十分頑張ったと

そうだよたまには

弱音を吐いてもいいんだよ

枯葉でも之は特別な枯葉

年に数回しか見ることの出来ない

散る前に見届けよう

この橙色の世界で

此処に優しい夢を詰め込んで置いたよ

来年には溶けてしまうかもしれない

でも掴んだ雪景色は僕らのモノ。

言葉に温度は無いはずなのに

君の言葉は暖かかった

彼が、私の髪を指に絡めて、口付ける。

たったそれだけの事なのに＿＿＿＿

＿＿＿＿その場所から肌が熱を帯びていく。

無我夢中で走ってた

何処へ繋がるかも分からない人生

でもそんな世界に今日また恋をした

君を想って泣いた夜明けの景色は

暖かな光に包まれていた

偶にはお出かけしよう。

美しい秋空を

この眼に焼き付けたい。

幼い頃 赤とんぼを追いかけてた

何処へ向かうのか

何処に幸せを運ぶのか。

僕の好奇心は月虹の様に。

身体まで冷えきった冷たい体温に

頬を伝う暖かい涙すら

感じとれないくらいに

何も無い水槽に漂う哀しい僕を

探そうとしないでよ。

僕の帰路は何処までも続いて

このトランクに優しい想い乗せて

冬の日まで閉じ込めて

両手に触れた時に煌めく