#流れ星

淡い恋心を抱く小娘の行く末を奪って

私の幸せを願うことが

そんなに悪いとは思わないさ


だってそれも実力の内だろう。

愛してるじゃ足りないくらい

私は貴方に溺れている

私を必要としてくれる人は

本当にいるのかな？

大勢じゃなくてもいいの

１人でも私から

離れないで

側で支えてくれる人に

出会ってみたい

もう恋をしないって決めても

私はまた恋に落ちてしまうんだ

貴方の赤い糸を私の

小指だけに繋いでて欲しいの

お願い…。

もぅ、

私は

耐えられないよ。

もし、

これが運命の

イタズラなら

この命が

終わるまで

我慢し続けないといけないの？

全てに疲れたよ。

いつになったら

解放されるの…

三日月の綺麗な

満点の星空の下

一筋の光りが流れて

そっと、願いを

三日月の上を滑る君が見えた気がする

この体に翼があれば


君の手を取り共にこの翼で飛び、


この翼で共に逃げられただろうに。


何度そう考えただろう

夜空を駆ける流星を眺め

「死んでもいいわ」気付かないでね

産まれなきゃ
死ぬほど嬉しいことなんてない

何時も柔らかな時が流れ星になってゆく

果てなく　広がる　　宇宙の　片隅で

ふたりの　永遠が　　始まる　その時



神話を　織り成す　　星座たちの　間を　抜けて

ひとつの　碧い　星が　　流れた

星に願いを託す

君の幸せを願い

独り言が星に届き

その輝きが未来を照らす

満月の一夜前
君の声を聞きたくなって
電話をした