#短詩（フウマ）

私は私でありたい

どんなに変わってしまっても

私なのだから

忘れたくない人が居たはずなのに

いつの間にか忘れてしまった

それでも心は温かいまま

桜のように美しく散れなくていい

表面を着飾るのは仮面と同じだから

ちゃんと私の黒い部分も見てよ

人の優しさを忘れたくない

いい天気だな

と言って今日も過ぎていく

生きることがルーティンになっている

広い世界を見たいと
空想を描きながら

狭い部屋で身を守っている

なぜ、こんなにも
一歩が困難なのか…

取り残されたまま

雨の中、佇んでる

抱きしめたら雨は止むかな

現実に直面した時

人は眠りにつくことを忘れる

人助けで幸せが広がる

肌が荒れてきたら

心の荒れのサイン

あの頃の夢は泡沫となって彷徨い

今になって見つかる

もう一人の私の亡骸

自然と戯れてたい
夢を見すぎている

水は冷たい、心地いいね
そんな単純な生き方をしたい

人を寄せ付けない人は

誰にも傷つけられたくなくて

誰も傷つけたくないのだろう

【慣れの果て】


慣れほど恐ろしいものはない

それが
〝 当たり前 〟になるのだから