#秋恋

秋の涼しい海辺は

夏の頃の静寂を残して

哀風を一つ吹かせた

コスモス畑で笑うあなた

どんぐりを拾い見せてくる無邪気なあなた

木から降る楓とあなたの背中


秋は寒いけど大人っぽいあなたが

子供になるから心が温まるんだ

君の忘れ物を届けに行ったら

もう一度会えるけど

それ以降は口実が無くなってしまう

誰かを好きになると

寂しさも

もれなくついてくるみたい

恋しさよ胸に釘打つ

哀愁漂う秋の暮れ

汝の面影をただ想ふ

秋恋。

涼しい風の吹くこの秋に
アネモネの花が咲いていた
私の心を見つけてください。

君の唇の感触を

思い出しながら

煙草に火を灯す

あなたの好意と

わたしの好意

同じ種類ならいいのになぁ

なんて

哀した証を投げ捨てて

愛した証を受け入れて

夏の蝉は
次第に鳴りをひそめ
赤とんぼの群れや
虫の音が耳にとまる

袖を抜ける風は
心地よくて
秋の愁いに
もの寂しさを覚えながら

暮れ泥む空に
日の短さと
悔恨の想いを馳せる

あなたがいない

寂しさを

体感中

偶にはお出かけしよう。

美しい秋空を

この眼に焼き付けたい。

幼い頃 赤とんぼを追いかけてた

何処へ向かうのか

何処に幸せを運ぶのか。

僕の好奇心は月虹の様に。

彼氏欲しい

ぼっちが寂しくなる季節に
なってきた。

木葉散るこの季節。
私は貴方を想い続ける。
涙の意味など、気にも止めずに