#笑う

君と過ごした景色を

忘れぬようにシャッターを切る


「イルミネーション好きなん？」

笑って問いかける君


光ってる街に興味はない

「まあね」不器用な私の返事

「また春が来るね」

桜吹雪の中で笑う貴方は


僕の瞳に儚く映って

手を掴んで置かないと


誰も知らないどこか遠くへ

独りで消えてしまいそうで

君が笑う目線の先は、僕じゃないけど
君が泣く理由の元は、僕じゃないけど


君を慰めるのは、
僕だけであってほしいと思うのは、

我儘ですか＿＿？

バカみたいに笑って、

馬鹿みたいって嗤った

みんな〝同じ〟になれないから
〝違い〟を憎み、笑い、憧れる

見上げた高い鉄格子

鉄格子の先には君がいる

困ったように笑いながら


君の後ろに広がる景色を

なんと言うのか僕は知らない

苦手が露呈して注目されるのではなく

得意が成功して注目される人生を歩みたいものだ

成長する都度に思うこと

平凡になるのって難しい

でも君の心が緩むのなら、ぶきっちょな自分でもいいや

朝、「おはよう」って君が笑う

　　　　　・・
放課後、「またね」って僕が誓う

　　　・・
明日もまた会える約束を＿＿

「大丈夫」って嗤えば、
みんなは「よかった」って笑うの

もっと笑って、涙して、

感情を表現したかった


でも、本当は＿＿

＿＿もっと、愛されたいと願ってる

幸せって笑える日は、来るのだろうか

あの時の涙も

あの日の別れも

全部、無駄じゃなかったよ


哀しい淋しい夜だって乗り越える、

　 ﾐ ﾗ ｲ　　　　　　　　
『　私　』があるのだから


だから、いいんだよ

今はまだ哀しくて淋しくとも、

明日の私が笑ってくれる＿＿

冬に泣いて、春に笑う

偽りじゃなく本音で笑える日がくるよね_

涙が溢れないように
空を見上げて笑うんだ

君が何処へ逝っても、
心配しないように＿＿