#自然

暖かいような寒いような
春と冬の間

青が見えそうな見えなさそうな
晴れと曇りの間

まだ冷たさを含む追い風を受け
風の行く先に目を向ける

何になろう、何を目指そう

動きの速い曇、隙間からは何が見えるだろうか
空の青か、日の赤か

こうしていると
別世界にいるみたいだね
生きてる事って
幻みたいな
奇跡だね

風に冷たさを残しつつ
さんさんと光差すひなたは熱を持つ
意識を遠くに持ってみると
冬眠から目覚めた生命の声を感じる
少し寂しい山の色
春の気配はすぐそこに

午後４時半の曇り空
数分おきに車の音だけが寂しく響く
日中は鳥の訪問客で忙しなかった庭も
今はガランとし、息を潜めている
あと少ししたら林に帰るカラスが鳴くだろう
涼しくなり人の温もりが染みるこの時間

空が表現する方角に明日が存在し

月が証明する方位に未来が宿る

常に自然の音を聴きながら育った私は
街の響きにはないものを探し求めているみたい

その場所にしか無い

四季折々の素材の色

季節外れでも僕は

良いって思うんだ

其れが個性だから

目の前が輝いて見えてた

生き物でも無い 自然でも無い

其れは何方にも属さない

唯一無二の色という存在。

。ー涙腺ー。

何も上手くいかず落ち込む時がある

僕の事を何も言わずに察してくれる

。ー太陽ー。

キミが両手で包み込むこの温度が

幾つになっても心地良い

今日も変わらず支えて呉れて有難う

生きづらさを感じる中でまた僕等も

何かを傷付け踏み躙っているのだろう

朧月に隠れながら

波紋が水面に響く様に

君の暖かな優しさが

世にも広がれば良いのに

枯葉でも之は特別な枯葉

年に数回しか見ることの出来ない

散る前に見届けよう

この橙色の世界で

時々思うんだ

10年後 何してるんだろうって

その時も自分らしく居たいなって

夕焼けに願い事

華が無ければ美しく無いと人間は感じる

其れは正しい判断とは言えない

生き物全てに輝く機会は有るから

もっと視野を広げる事に専念しようと思う

キミは宝石じゃなくて原石だ

宝石は近くないが 存在はある

宝石は手に届かないから価値がある

でも

原石は近くにあり遠くには無い

だから 磨けば輝き放ち続ける。

神無月に夜更けに

煌めく桃色の宝石。