川崎病を知っていますか。
コロナウイルスとの関連性が
指摘されている原因不明の病です。
動脈の血管炎を伴う急性熱性疾患です。
通常、この病は三歳未満に大変多く
罹患ピークは乳児期ですが
コロナウイルスの蔓延と共に
年齢層の高い子供の罹患率が
多くなっています。
イタリアにこんな症例報告があります。
過去五年間に渡り、
川崎病罹患者はわずか19人だったのに対し、コロナウイルスの蔓延が示された1ヶ月の間に、10人を越える人がこの川崎病に罹患しました。
この数字がわかりますか
通常の30倍にあたります。
10人のうち8人が
コロナウイルスに感染しており
年齢層も7・5歳
従来の川崎病より重篤化しやすいのです。
このような症例報告は
世界に拡がっています。
米国ではコロナウイルスが
流行病し出してから
やはり年齢層が高くなり
14歳以下の罹患者が80パーセント
しかし、更に驚くべきは
子供に多いこの病気を
最高年齢21歳の方も
発症しているということです。
コロナウイルスを発症しても
若者は大丈夫
こどもは大丈夫
そういった考え方は捨てましょう。
コロナウイルスとの関連のある病で
生命を落とす可能性があるのです。
パンデミックを起こした流行病は
幾重もの型に
枝分かれしていく可能性があります。
急性増悪するものもあれば
比較的緩やかなものもありますが
あなたが今後
どのコロナウイルスを発症するかは
誰もわかりません。
未知のウイルスです。
どう変化していくか予測がたちません。
更なる驚異となるような
変化をさせない為には
我々ひとりひとりが
自覚を持って行動し感染しないことです。
人は、群れなして生きる生き物です。
無人島にでもいない限り
少なからず人と接して過ごします。
大切な者から順にチョイスし
共生をはかる生き物です。
恋人、伴侶、友達、こども、親類、同僚、クラスメイト
感染症はうつります。
動物から動物へ
動物から人へ
人から人へ
そしてこのコロナウイルスや
それに関連した病は
簡単に人の命を奪います。
経済発展も大切なことですが
その国で働く多数の人の命が亡くなっては
どんなに経済政策をなしても
何の意味もなさなくなります。
今一度、このコロナ期間の
ご自身の在り方を見つめ直して下さい。