書くとココロが軽くなる
はじめる

みかん箱の隅っこで
誰にも気づかれず
腐ってしまった様な

まるで美味しくなく
売れ残ってしまった
商品みたいに

僕は何か臭い発してる?
人に迷惑かける程

僕は ただ
僕なりに生きている
そう言ってるだけなんだ

僕の心の声なんだ

弱いかも
ただ弱いだけかもしれないけど

差し伸べてくれる手を
探していたのかもしれない

そういう場所じゃない

人はそう言うでしょ

でも
僕が見つけた場所なんだ

誰にも迷惑なんて掛けてない

僕らしく
生きる術を探してるだけ

僕が口ずさんだ歌は
少しずつ少しずつ
誰かに届くんだ

僕なりのメロディーで
凸凹でボロボロで

飛べない羽は
立派な翼をつけた人を
見つめながら

僕の羽もいつかは
翼になるんだって

僕の歌声は
少しずつ 少しずつ
虹をかけてくんだ

何も分からない人は
黙っていて

僕の邪魔はしないでくれ
僕はここに居るんだって
心の声上げてるだけなんだ

小さな貝がら・2023-12-05