小さな貝がら・2024-10-28
飲みなれない
ほろ苦いコービー飲んだ
なんか無理した
何故かあなたに合わせた
私が苦くて
しかめっ面してたからか
キョトンとあなたは
私を見てた
ニコッと笑って
頭撫でてくれて
なんか温かくなった
そのあなたの胸に
頭を寄せた
だけどもっと
温かさ欲しがった
あなたの優しいキスで
消えてく苦味は
そこに少し加えた
はちみつみたい
私の頬は
少し色づく葉と同じ色
あなたの優しさに
溶けてく音は
優しい秋も連れてきて
少し肌寒くて
余計に温かさを求めた