灰野 ラスタ・2025-04-14
詩
【草原の鳴く孤独】
にじんだ涙が空に浮かぶ
光がさして肌を照らす
時が止まり心が踊る
忘れた喜びの匂いがする
立ち止まった交差点に
クラクションが襲いかかる
次々と立ち去る人々は
顔のない仮面をつけたピエロだった