夏野 星空・2025-06-28
私は幼い頃から治癒の力と魔物の声をきく力を持っていた
この世界では人と魔物が争っていた。
だけど私には関係ないと、そう思っていた。
そんなある日、私の前に勇者と名乗る男が現れ私に要った。
「貴方の傷を癒す力をかしてくれないか?。」
そんなの私じゃなくて薬草とか買ってなんとかすればいいでしょ、と私は勇者に言おうと思った。
それなのに勇者の真っ直ぐな眼差しに引かれたのか私は仲間になることにした。
「よし、そうと決まればまずは魔物たちを倒して経験をつまなきゃね。」
勇者に倒される魔物たちはみな魔王さまという名前を呟き倒れていった。
そんな時、ある魔物が光輝く玉を落とした。
私はそれに降れるとある光景が頭に浮かんできた。
大きく恐ろしい姿をした魔物がさっき倒した魔物と話している。
「もうこれ以上仲間たちが殺されるのを見てはおれぬ。ここは私が出る。」
大きな魔物は玉座から立ち上がろうとする。その時魔物は言う。
「ダメだよ魔王様。魔王様が倒れれば僕らは終わりだ。僕が行くよ。この命貴方のために使えるのら本望だ。」
魔王と呼ばれた魔物は説得を続ける。
「お前の命はお前の物なんだ。こんな戦いに使うものじゃないだろう。」
しだいに景色は真っ白に変わる。
気づけば元の野原に立っていた。心配そうに勇者は言った。
「そんな悲しい顔をしてどうしたの?」
私は大丈夫。先を急ごうと言い勇者の手を引いた。