#あの日の言葉

ずっと
味方だよ

と

アナタの
最後の優しさ

弟「兄…ちゃん…ごめ…ん
あの時…責めて…ごめん
迷惑ばっかりかけて…ごめん」
俺「迷惑なんか1つも
掛けてねぇ！死ぬな！
俺より先に死ぬな！」
弟「守って…くれて…ありがとう」
俺「守れてねぇだろうが！
馬鹿野郎！！」
弟「兄ちゃんが…俺を…守ろう…としてくれ
たように…俺も…兄ちゃんを…
守りたかっ…た 同じ気持ちなんだ…
兄弟…だから…
辛い…思いを…沢山した…
兄ちゃん…は、幸せ…に…なって…欲しい
俺の…兄ちゃんは…
この世で…1番…
優し…い人…だから…」
俺「頼む！！神様…どうか、
どうか、弟を
連れていかないでくれ！！」
弟「兄ちゃん…あり…が…と…う」

｢負けるな｣

｢泣いた分、お前は弱気になるんだから｣

｢強くなれ。１ミリの可能性を
１０センチに、１メートルにしろ｣

｢人に笑われるような生き方はすんな｣

耳の奥で

まだあの日の言葉が

あぁ

「これでお別れ」

なんて

そんな君の声も

「ねぇ」

あの時の会話
私は覚えてる
あなたは覚えているかな

あの時なにか伝えていたら
未来は変わっていたのかな

「帰らないの？」

「…帰りたくないの」
「だってまた悲しくなるでしょう？」

「……」


ねぇ、その言葉の意味は何だったの？