ハルユー・2024-09-05
いつか見た遠いそら
小さな灯り求めて
辿る暗闇の中
夢だろうか
この虚しささえ
夢のようにしか感じられない
それでも
知らず知らずのうちに
亡くしかけたものを
壊してしまった心のカケラを
探し回っている
ポケットに手を入れて
何かを握りしめて
ひとり頷きながら…
明日は会えるだろうか
明日にはみつけられるかな
いつか見た
何もない透き通るようなそらに
蒼く滲んだ文字が
あの頃の
幼さを思い出させる
それでも
そこには捨て去ったはずの
純情が照れくさそうに
笑って見えた
あなたも見てるの?
九月の月を
わざと嫌われたくて
嫌な女を演じたあの夜
ほんとは知ってたって…
友達から聞いた
あなたにはやっぱり
嘘はつけなかったんだね
でも 自分に嘘をつきながら
私は今も生きてます
私の嫌いな女を演じながら…
捨てられない日記を
月明かりの下で時折開いては
涙することだけ
許してね
あの頃と同じくらい まだ
あなたが好きだから
背中に羽根をつけて
心に羽根を持てないから
たぶんそれは飛べない羽根
なんだろうけれど
見た目だけでも
変われたならば
翔べる!
そんなキモチになれるかもってね
希望的観測…
勇気という名の
やけっぱちという名の羽根を
私の背中にどうか…