#これほどの苦しみを前にしても

僕が首に紐をかけている今も

君は何処か知らない場所で

不器用に生きているのだろう

悲しみの最期に何が見えるのか

生きている限り誰も知り得ない

『自殺します』

って通告する勇気があるなら

まだ生きたいんじゃないの

夜に紛れ込み朝に怯える僕

深夜25時ひたすらに歩き続け

やがて来る暁に後退りする

遠い過去の記憶を遡っては

苦しむ日々に終止符を打ちたい

出来れば記憶ではなく過去という名の

現実もろとも全て消し去って

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♯これほどの苦しみを前にしても

解釈自由です

耐え難い苦しみ悲しみ
どうしようもない辛さを前に
人は時に何もできない。
よろしくお願いします。

自らに銃口を向けられない僕は弱虫

熱視線を感じて君は振り返る

僕の合図に気付かないふりをして

君は僕から視線を逸らした

君が好きなのは僕じゃないから

愛されたいならまず自分を

愛せと言うけれど

そんな事出来たらこんな苦しみ

知らずにすんでるだろう

助けての四文字にどれだけの

重みがあるか分かりますか

僕は言葉に出して言えないから

いつも言葉を飲み込んで

夜を待ち侘び咽び泣くのです

「もう生きていたくない」と

嘆く夜があって


「あぁ、また生きている」と

絶望する朝がある

孤独を交えて慟哭する

何が辛い何が苦しい

救いを求めてもいないのに

何故涙する何故嫌悪する

響かぬ声と届かぬ想いに

振り回される滑稽な僕は抜殻

悲しいサヨナラは嫌だから
どうか君だけは
またねって言ってよ。