美桜・2024-09-28
親友
さくら色回顧録
そう、
帰り道に見た夕日も
制服きたあなたも
全部全部おわりのはじまりだったのね
私が何したって言うの
ああ、色々したか
あなたのこと、ほんとに好きだったのかな
そう疑う瞬間が一番嫌い
相対性理論の音楽はあなたを思い出させる
あなたとカラオケに行った時は
特になんとも思わなかったのに
あなたが居なくなった今、
よく聞くようになりました。
もちろん音楽自体も好きだけど、
それ以上に、あなたのことを思えるから。
あなたのことを思い出せるから
音楽に縋っている。
相対性理論はね、あなたに似てるの
聞くと顔が思い浮かぶ
あなたが好きな音楽だったからじゃない、
それ自体があなたに似てるの。
それでね、私は今日も聞いてしまったの
心が苦しいよ。
最近あなたを思うことが減ってしまったし
たまに思い出すと、どうしてこんなに
たまにしか思わないんだろうかと
自分のことが嫌になってしまうよ。
大好きなはずなのに
もういっそ、全部無かったことにならないかな、なんて、そんなこと。
恥ずかしがり屋で、
あんまり好きとか言ってくれない
いつも私ばかり好きだよって抱きついて。
でもたまにね、
いつも言えないけどほんとに好きだからねって
わざわざ伝えてくれたの。
彼女も覚えてるかな
私との思い出も、今も思い出してるのかな
私だけじゃないよね?振り返ってるのは
学校帰りにたくさん笑ったね
笑いすぎて声が出なくなって
お腹を抱えて道の途中立ち止まったね
それで目の前で電車を逃したりしたね
ああ、だめだ、だめだ、なんで
あなただけが頼りだった。
何度夢で会えるように願っても
私の中であなたは復活しなかった
遠い場所に行ってしまった。
分からない、もうなにも
二人で海辺を歩いたのも
灯台を眺めたのも
手を繋いで、波に吸い込まれたのも
全部全部、
古い思い出になってしまった。
日常は終わってしまったの
思い出が更新されることはないの。
私はずっと、想ってるのに
あなたと最後に会った日の匂いがした
じめじめしてる感じ
ほんと、大好きだよ、今も。助けて
髪を伸ばすのを怠がってたあなたの髪が、どんどん伸びていった。
私のロングヘアに憧れたらしい。
いつかポニーテール見せてって言ったのに
まだ見れてないよ。
1年経った、
早かった、速かった
9がつ4か
【私が学年主任と貴方の担任から密室に呼び出された日。】
あなたが学校をやめること、
もう会えないこと、
スマホが使えないからもう連絡も何も取れないこと、
つたえられた
帰ってくるかなって思ってた
帰ってこなかった
最後に見たあなたが1番かわいい
かわいかったじゃない、かわいい
まだ私の中で現役ナンバーワンだよ
私を見て憧れて伸ばした髪は、
今も伸ばしていますか
ロングヘアになったかな。
私の中で彼女はいつまでも16さいで、
ずっと時が止まってて
いつかその時が動き出す可能性を待つ
ほんとにそれだけ。
あ、私は来月末18になります
なっちゃいます
だったらもう死んじゃったことにして
もう二度と会えないと思った方が
楽なのかもしれない。どう思う?
叶わない期待するほど馬鹿なことない
私はもう諦めたい
もうこの世にいないと、
もういっそのこと、そう言って欲しい
そう、最後の線香花火が落ちた時が私とあなたの関係のおわりだった
全部あれで最後でした
貴方に会いたいと強く願った日に夢で会い
そこから毎日あなたを想い続けていたけど
二回目に夢を見たその日から、
あなたのことを考えなくなった。
考えはするんだけど、
毎日思い出すことはなくなってしまった。
それが辛くて、なんというか
辛くなくなったことが辛くて。
あなたを失った悲しみを忘れたんじゃないかって、ずっと思ってて、
そんなわけないはずなのに、
あなたの存在が分からなくなって。
私なんて高校卒業できるか分からんからな
と笑って言ったその1週間後に。
そうだったなぁ、
あれは貴方に会えた最後の日だった。
本当に本当に私は馬鹿だね
もっともっと、そばにいたら
もっと支えてあげられたら
もっとちゃんとあなたを見てれば
もっと大切にしていれば
もっと、もっと
もっと一緒に居たかった、もっと
桜、儚いね
あなたが学校に植わってる桜の前で微笑んでる写真を見返してたよ。
今年も綺麗な桜が咲きました
新クラスで、桜の前で、写真撮れたの
嬉しかったなぁ。
私の名前にも桜が入ってるからね