#さよならなんて

君は言ったよね。




『好きになるのに理由は要らない』

でも、

『嫌いになるのに理由は要る』って。




だったらその理由、私に教えてよ

ずっと見て見ぬフリをしていた
ずっと気付かないフリをしていた


でも、
卒業が近くなるにつれ

自覚していった。
自覚するしかなかった。

　


遅すぎたけど、

“あなたのことが好き“ってことを

何度

戻りたいと思ったことだろう

出会いも

別れも


突然

『別れよう』
冷たく響く俺の声に。
瞳を涙で
いっぱいにした
お前の顔が
今でも忘れられなくて。
できることなら
このまま。
ずっと二人で　
一緒にいたかった。
静寂の中
お前の甘い泣き声が
響いて。
頭の中を
いっぱいにする。
別れた今でも
お前を忘れるなんて
できなくて。
本当はさよならなんて
したくなかった。
でももう、
俺はお前の隣に
いることはできないから。
ごめんな。
愛してたよ
『さよなら…』

｢好きです。｣


｢ありがとう。｣


｢嬉しい！｣


｢最近冷たくない？｣


｢スマホばっかりじゃん。｣


｢別れよ。｣







｢、、、さようなら。｣

いつか名前を呼んでくれますように
そのいつかが来るまで一緒にいられますように
君の笑顔が消えませんように
一緒に笑っていられますように
私がいなくなっても君の幸せが続きますように

あの時のキミの
悲しそうな笑顔が
いまでも
忘れられなくて。
別れた今も
キミのこと、
忘れた日はなかったよ。
ねぇ、キミはどう？
今でも
私のこと、思い出して
くれてたりする？
私は今も。
キミの子とが好きだよ。
大好きだよ。
他の人なんて
好きになれない。
キミじゃなきゃ、
ダメなんだ…。

なんかわかった気がする



『部活に集中しいから別れよ』って