#つわり

私は、皆さんに
隠していたことがあります。
ごめんなさい。

実は、2週間前に
妊娠していることが発覚しました。
相手は、元カレです。
心友が、手助けをしてくれて、
きちんと産婦人科にも行きました。
産婦人科では、2ヶ月と言われました。
つわりが結構辛いですが、
お腹の赤ちゃんのために
頑張ろうと思います。

【ForGetMe～クロとユキ～第十七話 杉浦の章*兆し】



きっと、終結の時は


数分の出来事だったのだろう。





だが、あれは俺にとって


途方なく長い、


地獄の様な時間だった。





明り取り窓から覗く小さな空


無数の赤色灯が闇夜を切り裂き


サイレンが静寂を割った。




｢重傷者が二名居ます、犯人は確保しました…！早く、早く助けて下さい……っ｣


俺は脱いだＹシャツを


クロと六花の傷口に突っ込んで


圧迫しながら


無我夢中でそう叫び続けた。



無数の足音が


ばたばたと駆け下りてくる。




やがて、柏沖亮が



足元をふらつかせ


廃人のようにブツブツと


何かを呟きながら


連行されていく様を


横目に見た。





俺の視線は



二人の生命に



釘付けられていた。






｢杉浦…！｣



楠木さんが螺旋階段の上から


声をかけてくれた時


張り詰めていた糸が


プツリと、切れる。





｢杉浦、もう大丈夫だ｣


｢でも……でも｣


｢救急がいる｣



肩を叩かれても尚


まるで、ぐずつく子どものように


頭を振って俺は抵抗し続けた。




手を離したら


今手を離してしまったら


二人は死んでしまう。



歪んだ強迫観念に囚われた俺は


我を忘れて叫んだ。



｢嫌です…絶対に二人は、俺が、俺が助けます｣



｢杉浦……しっかりしろ……っ｣




楠木さんは、破れ鐘の様な声を響かせ



俺を力強く羽交い締める。




汗が滴る程暑いのに


なんだ


どうして楠木さんの体が


こんなに温かく感じるんだ…。




一筋の涙が



目頭から零れ落ちた。





｢杉浦、大丈夫だ、もういいんだ、後は救急に任せろ｣



その言葉に自我を引き戻した俺は



ようやく……二人から、離れる。






六花の腹から


手を引き抜いた瞬間のこと


指先から血が滴った。



腕まで真っ赤に染まった身体


俺の血じゃない


俺は痛くない


クロと六花の血だ……



どうして、俺じゃない？



どうしてこんな事になった？



どうして。






昨夜、六花の異変に気付いた時


彼女に寄り添えていたら。



もっと早く


地下室に潜んでいた、


柏沖に気付けたなら。






俺の……





俺の、せいだ。








溢れる後悔が


俺の喉を細く締め上げる。



クロと六花の血に塗れた両手で


顔を覆った……。





｢杉浦……、よくやった｣


｢う……あ、ああ｣



楠木さんの言葉に俺はもはや


声にすらならない音をあげる。







一体、何が“ヨクヤッタ”、だろう。







崩壊した堰。


だくだくと流れ続ける涙。


止まぬ、自責。



｢柏沖の事は俺たちに任せて、お前は二人の病院へ行け｣



こんなクソみたいな俺に


楠木さんはそう、慈悲をかけた。





***


二人の手術は12時間以上にも及んだ。



クロの首の根元を斬り裂いた斧は


頸動脈を切断し


鎖骨、更には


頚椎の損傷を来たしていた。



不幸中の幸いだったのは


強い力で投げつけられた斧が


刺さったままの状態で


大量出血を免れた事だった。





あと僅かでも反れていたなら


中枢神経の通る脊椎は


完全に断裂し、即死だった。



幸が重なり、死は免れたが


執刀医の顔は依然として浮かない。


意識は……生涯

ｺｳﾍﾞ
戻らないだろうと、頭を垂れる。





六花はといえばこちらも重症で


下腹部が真一文字に切り裂かれ


内部はまるでこどもが


泥遊びをしたように


ぐちゃぐちゃに


かき混ぜられていたという。





その結果


子宮と卵巣を全摘出した。





子宮の中には



4センチ程度の胎児が



存在していた、らしい。



大きさから見て



三ヶ月程だという。




思い出す……。


あんなに好きだった煙草の香りを


毛嫌いするようになった。



つわり、か


それとも母性の芽生えだったのか



六花が必死に


守ろうとしていたものが



失われてしまった。




やり直しすら、利かない。







その現実に、愕然とした。





規則的な機械音が響く中


ただ、祈るように


その細い手を握り締めた。





六花の意識は戻らない。




戻ったとしても


どう声をかけたらいいのだろう。




ごめん、六花



ごめん




俺は、苦悩の中で大きく息をついた。






***




｢柏沖亮だがな｣



病院に顔を出した楠木さんが言う。



｢素直に取り調べに応じ始めたぞ｣



｢よかった｣



｢六年前の件も、衛の件もやったのは自分だと吐いたよ。何人やったか覚えてないっていうんだが、柏沖家にあった髪の毛の束……衛のものも合わせて17束あったらしい｣


｢磯辺家の事件も合わせたら20人ですね……｣



｢今、不明者届けから被害者の身元の割り出しに当たってる｣


｢早く御家族に知らせられるといいのですが｣


｢それも骨が折れるがな。全く、とんでもない奴だよ。まあ、ここまでひどいと疑いようもなく数年後には死刑だ。被害者へのせめてもの手向けだな｣




不精に伸びた髭面を


楠木さんに向け


上辺の笑みを向ける。



｢随分、疲れているようだな、眠れているか｣



｢いえ……クロと六花の事を思うと｣



｢あれは杉浦のせいじゃない｣



｢……俺のせいです｣



｢杉浦……｣




二人の意識が戻らないまま


五日が過ぎようとしていた。



取り調べは着々と進んでいる。



それだけが救いだった。




｢ちゃんと、寝ろよ｣



楠木さんは


そう念を押して笑うと



俺を病院に残し


署へと帰っていった。




息をついて、


六花の病室へと戻る。



病室には、西日が差し込んで


無機質な部屋をそっと彩っていた。



｢六花……｣



配線だらけの身体が


やけに小さく見える。



｢なあ……六花｣


何度呼びかけても返事はない。


おずおずと指先を絡めると


六花の懐かしい温もりを感じた。



｢また、抱き締めてくんねえかな…｣



呟いてから六花が目覚めたら


抱き締められるより先に


俺が抱き締めるだろうと思い直し


ひとり、失笑した。





六花の手のひらを


両手で包み込む。


元々頼りなかった掌が


益々痩せていて


心は締め付けられた。





ずっと考えていたこと。


結婚しようと伝えた時


六花は幸せそうな顔をして


｢保留にさせてね｣と笑った。



｢保留ってなんだよ｣


拗ねっ返って言葉にすれば



｢私の為に煙草やめられる？｣


と、茶化した。


いつかの子どものために、と


俺に抱きついた。



俺はあの六花の言葉を


真剣に考えただろうか。



六花の“いつか”は“今”だったのに…。




俺が煙草に手を伸ばす度


六花はこの俺を父親には


相応しくないと


そう、思っただろうか。




絶望に目を閉じても


六花の笑顔ばかりが瞼に浮かぶ。



涙が数珠のように溢れた。



｢六花……ごめん、六花頼むから……目ぇ開いてくれよ、なあ｣



クロの意識は


一生戻らないと言う。



その上


六花まで失ったら俺は…。



｢くそ……っ｣



六花の眠るベッドを


堪らずに拳で殴った。




ベッドがギギッと


激しい音を立てた、その時だ。



絡めた六花の指先が



ぴくりと、動いた＿＿。

10代で妊娠した人、初めての妊娠したへ


妊娠おめでとうございます！


どんな状況だろうと

お腹に赤ちゃんがいるのは凄いことだよ



妊娠してる時って

ちょっとのストレスを感じただけでも

お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまう



妊娠の時は浮き沈みが激しいから

感情が嬉しかったり辛かったりする



妊娠の時は辛いから一人だと感じてしまう

でもあなたは一人じゃないよ

あなたにはお腹の赤ちゃんや

赤ちゃんのお父さん両親がいる


決してあなたは一人じゃないよ



辛いことたくさんあるかもしれない

周りの視線とか批判とかあるかもしれない

その中でもお腹の赤ちゃんはすくすく育ってる




周りの目とか関係ないよ

一番大事なのはあなたが元気な赤ちゃんを産むこと


ただそれだけなんだよ



母親になるその覚悟は簡単なんかじゃない

辛いこと苦しいこと悲しいことたくさんある

それを覚悟した上であなたは母親になる決意をした


母親になるその決意は凄いことだよ



お腹の赤ちゃんもあなたに会いたいはずだよ



お腹の中に赤ちゃんがいる時も

生まれた時も精一杯赤ちゃんを愛してあげてね



そして妊娠の時は無理しないこと

そうは言っても無理してしまうよね



そしてつわりが酷い時は横になってね

そして無理しないでね




酸っぱい物や辛いものや甘いもの食べたくなる

前好きだったものが食べれなくなる

食べれなかったものが食べれるようになる

食べれるのもにおいも無理になる


そいう症状が現れるかもね




お腹が大きくなると

座るのも立つのも大変だと思う

それでも赤ちゃんはすくすく育ってるからね




色々と大変だと思うけどあまり無理しないでね




何よりお体を無理しないこと


お体と元気な赤ちゃんが

生まれますことお祈り致します！




最後にこれは私が思うことですので

違っていたらすみません( ˊᵕˋ ;)💦

精一杯だ！
🍖肉にく肉にく肉にく肉🍗
作るも地獄 食べるも地獄
作るだけで精一杯なんじゃ～(ToT)

なのに～
亮平が手に持つと手羽元が…
小っさく見えるのよねぇ～

悪阻中は揚げものは辛いのん

赤ちゃん私の栄養いっぱい吸ってね

大きくなるの嬉しいんだもん

頑張って成長してくれてるんだね

力強く生きてるんだね

だって今はあなたに出来ること

これくらいしかないから

考えたってわからないし

体の言うこと聞けばいい

横になりたきゃなればいい

力を抜いてリラックス

気持ち悪いままでいい

クラクラするままでいい

あなたが成長すらならこれでいい

私の体もありがとう

ほんとによく頑張ってる

辛ね、苦しいね

でも大丈夫だよ

二人とも大切な体だよ

人間の体は私が思うよりよく出来てるから大丈夫。

　進路を決めるときに妊娠が分かってたら

ちゃんと仕事探してたのに…

　正社員で働けるところを探しておけばよかった。

　でも、新入社員で妊婦だったら会社から辞めてくれって言われてたかもなぁ～

　結局今と状況は変わらなかったかも…

結果的にどんな選択をすれば良かったんだろう。


　…卒業前に今の彼と別れなければ良かったんだよね。

バカだ…自分は本当にバカだ(T_T)

　もっと慎重になるべきだった。。

つわりに気がつくべきだった。。

　生理の日数を記録しておくべきだった。。

　今更反省しても、あの日には戻れないし、今の状況を変えることも出来ない。

あぁ。。。

横になってると、戻しそうで。怖い。

めっちゃ眠たかったから
寝てたらもうこんな時間やった。
学校終わって帰ってた旦那が
心花と遊んでくれてたみたい。

そろそろご飯の準備できるかな？
あっ でもご飯の炊けた匂い無理だしなぁ

旦那に作ってもらおう‼
拓馬‼お願いします💕

お昼食べれんかったから今ゼリー食べてる。

ゼリーおいしい。
まだ吐き気はないけど、1週間したら来るって女医さんが言ってた。

まだ気持ち悪いのと眠気。
でも夜はねれない。

もう無理もう嫌
吐いて吐いて吐いて
ずっと具合悪いつらい

赤ちゃんも頑張ってる、
わたしも頑張らないと
って思うけどつらい
いつおわるの、、

妊娠して幸せなのに、、
いつか終わるからがんばれ自分

あはは…旦那起こしちゃった。

わざわざ下のリビングまで降りてきてくれた。
「大丈夫か？」って…。

まぁ、大丈夫じゃないけど…、寝れる時に寝るよって言った。

3連休なんだからしっかり休んでください。

月曜日は旦那の実家に妊娠報告へゴー！

つらいなー　
２回目のつわり　
こんなつらいんだったけなー　
はじめてのつわりなんて子供がかわいくて忘れちゃったよー　
２回目も元気なこがうまれてきてくれればそれでいいかー　
パパ子供みてくれてありがとー

あとちょっとだから
もう少しの我慢だから
終わったら嘘みたいにハッピーだから

毎日自分に言い聞かせてる。

吐かないで食べれたご飯は
いつが最後だったかな
もう覚えてない

でもあなたが元気に
うまれてくることを信じて
母も頑張るから
あなたも頑張って大きくなってね

ふふふ

最近は調子がよくて

1日3食で大丈夫に

なってきた〜

生まれてくるはずだった命が消えたということ、

そんな天使のママが私だったということ、

4ヶ月間君のママで幸せだったということ、

あれからもう9ヶ月の日々が経とうとしていること

生まれてきてくれていたら…と泣く日があること

全ては変わらない事実だということ。

いつかまた戻ってきてくれると信じているということ。

今でもあの日のことを思い出して過呼吸にもなる

他の人の妊娠,出産を素直におめでとうと言えない。

羨ましくなって苦しくもなってしまう。

なんで自分だけ…と思い悩む日も未だにある

けれど、
いつまでも私自身が悲しみに浸って泣いていても
君がちゃんとお空に行けないね。


どうか、
ずっと見守っててね。
つらくても苦しくても、頑張るよ。

ずっとずっと忘れない。ずっとずっと宝物

生きる意味を見いだせなかった私に

生きていく意味をくれたのは君だったよ

苦しくて泣いた日々も、

嬉しくて笑い泣きした日々も、

辛くて周りに当り散らした日々も。

沢山迷惑をかけて、沢山周りを傷つけてきたけど

周りの人に誕生を心から楽しみにしてくれていた人が君の周りにはこんなにもいたんだよって、いつか伝えてあげたい。

君はこんなにも愛されていたんだって。

いつかまた戻ってきてくれるのを待っている。

もう君のことで弱音を吐くのは最後にする

今までもこれまででもいっぱいいっぱいありがとう

4ヶ月間、ママのお腹にいてくれてありがとう

産んであげられなくてごめんね。

幸せにしてくれて、ありがとう。

またいつか、会おうね。

陽葵、大好きだよ。