#ふぇるまーたworld予告

君の隣を歩いた日々はもう
夢ということで構わないから

夢の続きを見せてほしい
不完全睡眠のままなんだ
夢の続きを見せてほしい
あの時君が言いかけた言葉だって
わからないままだからさ

ねぇ

いつもの時間に電車を降りたって
君の姿は見当たらない

後ろからのおはようも
もう聞こえないってわかってるから
諦めてイヤホンを差し込んだ

流れてくる音楽はかつて
君のことを想って聴いたものばかりで
なんだか惨めになるから
ベースの音に耳を傾けることにするよ

ほら、やっぱりね
君はあいつに夢中でした
線香花火が儚いことと
同じくらいわかってたはずなのに

待ち構えてた切なさが
僕の胸を満たそうとした時
線香花火の黄色い雫が
涙の代わりになってくれたから

あの時泣かずに済んだんだろうな

私の線香花火は
すぐに落ちてしまって
あの子の側だけで
パチパチ弾ける

嬉しそうなあの子を
微笑ましく見つめる君に
胸が苦しくなって
｢早く燃え尽きて落ちろ｣と
願ってしまった私は最低

バラが色褪せた時
あたしは過ちに気づいた
｢ちゃんと時間に戻って来るから｣
そう言った君の笑顔の
奧に感じた寂しさと愚弄

もしも何事も無かったように
君が帰って来た時は
きっと首を跳ねてやるから

もう顔も見たくない
ねぇ、私への憎しみ以上に
あの子を幸せにしておやり

music magic
｢音楽を奏でる姿は
誰でも格好良い｣
例え普段ぼーっとしてる
君だって同じなんだ

｢50秒遅れ｣
まるでどこかの女王みたいに
言い放っていた
もしも過去に行けるなら
あの頃のあたしを殴りたいや

君があたしにくれた
綺麗なバラの赤さは
今にしてみれば不自然で
やっぱり嘘だったんだね

異体みたい辞退したい

未来自体期待しないの！

苦い時代 視界に藍

あぁ ご自愛ください！

曖昧なままのこの関係

名前をつけたら消えそうだ

きづいてほしいけど
きずついてほしくはない
「なんでもない」
どうでもいい思い掘り起こし紛らわし

心臓はおちつかない
緊張は解けぬまま
ちゃんとした私はお留守

盲目なんて言われる恋はいらない
「こい」のひとことで片付けないで
きみなんて呼びたくない 呼べないよ