#やったね！

俺だけの恋 Part10







学校が始まってしばらくたった今。

俺は…どうすればいいのだろうか…

クラスの陽キャ達に絡まれる毎日。

リア充って大変だなぁ…(泣)

｢昨日一緒にいるの見たよー？｣

｢ラブラブじゃーん‪w｣

小学生か！？からかうなよ！！

｢ｱ､ﾊｲ…｣

俺はただの陰キャなんだよ…

もうやめてくれぇ…(泣)

｢やめてやれよ｣

蒼真！！！グットタイミング！！！

｢お！彼氏さんの登場か！｣

｢ハイハイ｣

相変わらず冷静な対応！！好き！！

｢悠ビビってるから、ね｣

蒼真が俺の頭を撫でる。

嬉しくって思わず笑みが零れる。

マスクで見えてはない…よな…？

｢優しいねー！さっすが彼氏さん！｣

｢だろ？｣

いや、｢だろ？｣じゃねぇよ！

どうしたら絡まれなくなるのか…

誰か助けて…

チャイムがなってみんなが席に着く。

実はちょっと前に席替えしたんだけど、

斜め後ろが俺が殴っちゃった

5人組のうちの1人なんだよなぁ…

とてつもなく気まずい…そして怖い…

謝る勇気もないや…ごめんね…

俺は授業中は眼鏡をかける。

これはただの伊達メで、

モチベを上げるためにつけている。

眼鏡って賢そうなイメージあるじゃん。

(めっちゃ単純)

チラッと蒼真の方を見る。

すっげぇ真剣だ…

あんなイケメンがすげぇ変態とか…

むしろギャップ萌えなのでは？？？

そういえば、俺ら付き合う前よりも

かなり仲良くなったよなぁ…

何をするにも一緒だし、それに…

…いやいやあれは蒼真の趣味なだけ。

俺は純粋な男子高校生だ。うん。

いや、だって普通思うだろ。

付き合って1番に求めるものが

体とは…とてもHENTAIDA。

あぁあぁあダメだ！

気づいたら蒼真のこと考えてるし！

今授業中だぞ！しっかりしろ！

うわぁあぁあぁ(キャパオーバー)

てかおい。ちょっと。

隣の女子、スマホの音うるさいよ。

授業中いじっちゃダメだろ！

先生も注意しろや！聞こえないの！？

てかここの問題わかんねぇや。

蒼真に教えてもらおっかな。

…！！また俺蒼真のこと考えた！！

どれだけ蒼真のこと好きなんだよ！

ま、普通に大好きだけどさ。

蒼真は授業中とか何考えてんのかな？

気になるわー…

そして授業が終わると、いつものように

蒼真が俺のところに来る。

蒼真は俺よりかなり背が高いから、

話す時に少し屈んでくれるんだけど…

ちょ、顔が近いデス…

コロナコロナ(苦しい言い訳)

｢ね、キスしていい？｣

は！？今！？

｢最近してないじゃん｣

｢そうだけど…｣

｢いいでしょ？｣

うぅ…でもダメ！ここ学校！

蒼真が俺のマスクを取る。

｢ちょ、マジで！だめ！｣

『ちゅーーーっ』

長い長い！てか力強！？

みんなは…

おぉっと見事にスルー！

絶対気づいてるよね！？ねぇ！？

気遣ってくれてありがとう！！

｢悠｣

ふぇ…

｢皆の反応なんて気にしなくていいから｣

よく気づきましたこと…

いやでも普通気になるだろ！

俺だってしたいよ？ずっとしてたいよ？

でもね、みんな見てんのよ！

恥ずかしいとかないんですか！？

せめて2人の時に…

…いや、2人っきりだと何されるか

わかんねぇな。怖い怖い。

やっと離してもらった時に

周りを見てみると

ほらねやっぱり！

何人かの人がガン見してんの！

はっっっっっっっっず！！！！

もう…俺限界…







Part11 お楽しみに

学校で使うからマックブック買ってもらったよー
お兄ちゃんが黒で私とお姉ちゃんはピンクゴールドの買ってもらったよー
ヘッドホンと同じ色だよー‪w‪w

無事に内定もらえました！！！

マジで嬉しい
枠実は埋まってたらしいんだけど
特別に開けてくれて本当にいい企業に出会えたわ

マジでこれから頑張って働こう
んで、お給料溜まったら機材かって
夢叶えるんだ！